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広辞苑の検索結果 (56)
うず【珍】ウヅ🔗⭐🔉
うず【珍】ウヅ
(神や天皇に関して用いる)貴く立派であること。尊厳なこと。祝詞、祈年祭「―の幣帛みてぐらを」
うず‐はた【珍機】ウヅ‥🔗⭐🔉
うず‐はた【珍機】ウヅ‥
貴い織物。→うず(珍)
ちん【珍】🔗⭐🔉
ちん【珍】
①めずらしいこと。めずらしいもの。貴重。「―とするに足る」
②奇妙なこと。異様なもの。「―なことを言う」
ちん‐い【珍異】🔗⭐🔉
ちん‐い【珍異】
変わって珍しいこと。また、そのもの。
ちん‐か【珍花】‥クワ🔗⭐🔉
ちん‐か【珍果】‥クワ🔗⭐🔉
ちん‐か【珍果】‥クワ
めずらしい果物。
ちん‐か【珍菓】‥クワ🔗⭐🔉
ちん‐か【珍菓】‥クワ
めずらしい菓子。
ちん‐か【珍貨】‥クワ🔗⭐🔉
ちん‐か【珍貨】‥クワ
めずらしい品物。
ちん‐がら【珍柄】🔗⭐🔉
ちん‐がら【珍柄】
織物などのめずらしい柄。
ちん‐がん【珍玩】‥グワン🔗⭐🔉
ちん‐がん【珍玩】‥グワン
①めずらしい玩具。
②めずらしがってもてあそぶこと。
ちん‐き【珍奇】🔗⭐🔉
ちん‐き【珍奇】
めずらしく、奇妙なこと。「―な動物」
ちん‐き【珍稀】🔗⭐🔉
ちん‐き【珍稀】
めずらしく、まれなこと。
ちん‐き【珍貴】🔗⭐🔉
ちん‐き【珍貴】
めずらしく、貴重であること。
ちん‐き【珍器】🔗⭐🔉
ちん‐き【珍器】
めずらしい器物。珍具。
ちん‐きゃく【珍客】🔗⭐🔉
ちん‐きゃく【珍客】
珍しい客。ちんかく。「―を迎える」
ちん‐きん【珍禽】🔗⭐🔉
ちん‐きん【珍禽】
めずらしい鳥。
ちん‐く【珍句】🔗⭐🔉
ちん‐く【珍句】
①めずらしい句。まれに見る句。
②奇異な句。珍妙な句。
ちん‐げい【珍芸】🔗⭐🔉
ちん‐げい【珍芸】
めったに見られない珍しい芸。一風変わっていておもしろい芸。「―を披露する」
ちん‐こう【珍肴】‥カウ🔗⭐🔉
ちん‐こう【珍肴】‥カウ
めずらしいさかな。めずらしいごちそう。
ちん‐じ【珍事】🔗⭐🔉
ちん‐じ【珍事】
①珍しいこと。「前代未聞の―」
②おもいがけないできごと。一大事。椿事。
⇒ちんじ‐ちゅうよう【珍事中夭】
ちんじ‐ちゅうよう【珍事中夭】‥エウ🔗⭐🔉
ちんじ‐ちゅうよう【珍事中夭】‥エウ
(「珍事中庸」とも書く)
①非常な災難。義経記2「―にあふ事つねの事なり」
②珍しいこと。
⇒ちん‐じ【珍事】
ちん‐しゅ【珍種】🔗⭐🔉
ちん‐しゅ【珍種】
珍しい種類。珍しい品種。「蘭の―」
ちん‐しゅう【珍羞】‥シウ🔗⭐🔉
ちん‐しゅう【珍羞】‥シウ
(「羞」は食物をすすめる意)めずらしくてうまい食物。珍膳。
ちん‐じゅう【珍什】‥ジフ🔗⭐🔉
ちん‐じゅう【珍什】‥ジフ
めずらしい什器。珍器。
ちん‐じゅう【珍獣】‥ジウ🔗⭐🔉
ちん‐じゅう【珍獣】‥ジウ
数が少なく、外見や生態が珍しいけもの。
ちん‐しょ【珍書】🔗⭐🔉
ちん‐しょ【珍書】
めずらしい書籍。珍本。
ちん‐せき【珍籍】🔗⭐🔉
ちん‐せき【珍籍】
めずらしい書籍。珍書。
ちん‐せつ【珍説】🔗⭐🔉
ちん‐せつ【珍説】
①めずらしい話。珍談。
②風変りな意見。「―を吐く」
ちん‐せん【珍饌】🔗⭐🔉
ちん‐せん【珍饌】
めずらしい料理。めずらしい食物。
ちん‐ぜん【珍膳】🔗⭐🔉
ちん‐ぜん【珍膳】
めずらしい美味な料理。
ちん‐ぞう【珍蔵】‥ザウ🔗⭐🔉
ちん‐ぞう【珍蔵】‥ザウ
珍しいものとして秘蔵すること。
ちん‐だん【珍談】🔗⭐🔉
ちん‐だん【珍談】
めずらしい話。転じて、滑稽な話。「―奇聞」
ちん‐ちょう【珍重】🔗⭐🔉
ちん‐ちょう【珍重】
①珍しいとして大切にすること。「―に値する品」
②めでたいこと。祝うべきこと。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「それは先づ―」
③手紙文などで、人に自重自愛をすすめる語。
④俳諧で、点者の評点の一つ。
⑤禅僧が用いる辞去の挨拶。ごきげんよう。
ちん‐とう【珍答】‥タフ🔗⭐🔉
ちん‐とう【珍答】‥タフ
変わった答え。見当はずれの答え。
ちん‐ぴ【珍秘】🔗⭐🔉
ちん‐ぴ【珍秘】
珍物として秘蔵すること。珍蔵。
ちん‐ぴん【珍品】🔗⭐🔉
ちん‐ぴん【珍品】
めずらしい品物。「―を入手する」
ちん‐ぶつ【珍物】🔗⭐🔉
ちん‐ぶつ【珍物】
①めずらしいもの。珍品。
②特に、めずらしい食物・おかず。
⇒ちんぶつ‐ぢゃや【珍物茶屋】
ちんぶつ‐ぢゃや【珍物茶屋】🔗⭐🔉
ちんぶつ‐ぢゃや【珍物茶屋】
江戸時代、珍しい鳥獣を集めておいて見せた茶屋。
⇒ちん‐ぶつ【珍物】
ちん‐ぶん【珍聞】🔗⭐🔉
ちん‐ぶん【珍聞】
めずらしいうわさ。めずらしい話。
ちん‐ぷん‐かん【珍紛漢・珍糞漢】🔗⭐🔉
ちん‐ぷん‐かん【珍紛漢・珍糞漢】
(陳紛漢・陳奮翰とも書く。もと儒者の用いた漢語をひやかした語に始まるとも、また、長崎の人が紅毛人の語のわからないことから言い始めたともいう)わけのわからないことば。また、それを言う人。ちんぷんかんぷん。浮世風呂4「言語を通めかさず妄に―を吐かず」
ちんぷん‐かんぷん【珍紛漢紛・珍糞漢糞】🔗⭐🔉
ちんぷん‐かんぷん【珍紛漢紛・珍糞漢糞】
(→)「ちんぷんかん」に同じ。「言うことがまるで―だ」
ちん‐ぽう【珍宝】🔗⭐🔉
ちん‐ぽう【珍宝】
(古くはチンボウ)めずらしいたから。
ちん‐ぽん【珍本】🔗⭐🔉
ちん‐ぽん【珍本】
なかなか手に入らない、めずらしい本。また、内容上も類のない本。珍書。
ちん‐み【珍味】🔗⭐🔉
ちん‐み【珍味】
めずらしい、味のよい食物。「山海の―」
ちん‐みょう【珍妙】‥メウ🔗⭐🔉
ちん‐みょう【珍妙】‥メウ
①めずらしくてすぐれていること。
②かわっていておかしいこと。奇妙。「―な格好」
ちん‐むるい【珍無類】🔗⭐🔉
ちん‐むるい【珍無類】
非常にめずらしく他に例のないこと。非常にかわっていておかしいこと。「―な人物」
ちん‐もん【珍問】🔗⭐🔉
ちん‐もん【珍問】
変わった質問。見当はずれの質問。
ちん‐ゆう【珍優】‥イウ🔗⭐🔉
ちん‐ゆう【珍優】‥イウ
おもしろおかしい演技を得意とする俳優。
めずら【珍】メヅラ🔗⭐🔉
めずら【珍】メヅラ
めずらしいさま。愛賞すべきさま。紫式部日記「これよりおいぼれてはた―とぞ」
⇒めずら‐か【珍か】
めずら‐か【珍か】メヅラ‥🔗⭐🔉
めずら‐か【珍か】メヅラ‥
①めずらしいさま。目新しいさま。伊勢物語「京の人は―にやおぼえけむ」
②あやしく、不可思議なさま。源氏物語橋姫「夢語り、巫女かむなぎやうのものの、問はず語りすらむやうに、―に思さるれど」
⇒めずら【珍】
めずらし・い【珍しい】メヅラシイ🔗⭐🔉
めずらし・い【珍しい】メヅラシイ
〔形〕[文]めづら・し(シク)
①目新しく、愛すべきである。清新な印象にもとづく賛美の情をいう。かわいい。すばらしい。万葉集11「煤すしてあれど己が妻こそ常―・しき」。枕草子3「正月一日は、まいて空のけしきもうらうらと、―・しうかすみこめたるに」
②見ることが稀である。めったにない。万葉集19「大宮の内にも外にも―・しく降れる大雪な踏みそね惜し」。天草本平家物語「今日よりのちは―・しい東男子あずまおのこをこそごらうぜられうずれ」。「―・い人に会う」「―・く早く帰る」
③特別である。源氏物語葵「常の事にもあらず、―・しき行幸の折のわざなるを」
めずらし‐が・る【珍しがる】メヅラシ‥🔗⭐🔉
めずらし‐が・る【珍しがる】メヅラシ‥
〔他五〕
めずらしく思う。珍重する。枕草子33「―・りて近うゐより物いひうなづき」
めずらし‐びと【珍し人】メヅラシ‥🔗⭐🔉
めずらし‐びと【珍し人】メヅラシ‥
まれにたずねて来る人。珍客。宇津保物語国譲中「―を待つとこそ」
めずらし・む【珍しむ】メヅラシム🔗⭐🔉
めずらし・む【珍しむ】メヅラシム
〔他四〕
めずらしいと思う。住吉物語「人々―・みあへる中に」
[漢]珍🔗⭐🔉
珍 字形
筆順
〔玉(王)部5画/9画/常用/3633・4441〕
〔音〕チン(呉)(漢)
〔訓〕めずらしい (名)うず
[意味]
①貴重。たやすく得られない。めったにない。「珍とするに足る」「珍重・袖珍しゅうちん・珍味・珍品・珍客」
②普通と変わっている。奇妙。おもしろい。「珍な話」「珍芸・珍談・珍妙」
[解字]
形声。「玉」+音符「
」(=たくさん)。きめ細かく充実した貴重な玉の意。[珎][
]は異体字。
[下ツキ
七珍・袖珍・朱珍・繻珍・別珍
筆順
〔玉(王)部5画/9画/常用/3633・4441〕
〔音〕チン(呉)(漢)
〔訓〕めずらしい (名)うず
[意味]
①貴重。たやすく得られない。めったにない。「珍とするに足る」「珍重・袖珍しゅうちん・珍味・珍品・珍客」
②普通と変わっている。奇妙。おもしろい。「珍な話」「珍芸・珍談・珍妙」
[解字]
形声。「玉」+音符「
」(=たくさん)。きめ細かく充実した貴重な玉の意。[珎][
]は異体字。
[下ツキ
七珍・袖珍・朱珍・繻珍・別珍
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うず【珍】🔗⭐🔉
うず ウヅ 【珍】
尊く珍しいこと。尊厳。高貴。「天皇(スメラ)朕(ワレ)―の御手もち/万葉 973」
ちん【珍】🔗⭐🔉
ちん [1] 【珍】 (名・形動)[文]ナリ
(1)めずらしい・こと(さま)。めずらしいもの。「―とするに足る」「山海の―」
(2)他と変わっていること。奇妙なこと。また,そのさま。「成る程,これは―な獣ですな/象(潤一郎)」「一寸―だね/平凡(四迷)」
ちん-あん【珍案】🔗⭐🔉
ちん-あん [0] 【珍案】
珍しい案。変わった思いつき。
ちん-い【珍異】🔗⭐🔉
ちん-い [1] 【珍異】 (名・形動)[文]ナリ
珍しくかわっている・こと(さま)。「―の徴候現れければ/西国立志編(正直)」
ちん-か【珍花】🔗⭐🔉
ちん-か ―クワ [1] 【珍花】
珍しい花。形や色が珍しい花。
ちん-か【珍果】🔗⭐🔉
ちん-か ―クワ [1] 【珍果】
珍しいくだもの。
ちん-か【珍菓】🔗⭐🔉
ちん-か ―クワ [1] 【珍菓】
珍しい菓子。
ちん-か【珍貨】🔗⭐🔉
ちん-か ―クワ [1] 【珍貨】
珍しい財宝。
ちん-かく【珍客】🔗⭐🔉
ちん-かく [0] 【珍客】
⇒ちんきゃく(珍客)
ちん-がん【珍玩】🔗⭐🔉
ちん-がん ―グワン 【珍玩】
珍重して楽しむこと。また,珍重している愛玩物。「金銀―の蒙恵なほ報謝す/正法眼蔵」
ちん-き【珍奇】🔗⭐🔉
ちん-き [1] 【珍奇】 (名・形動)[文]ナリ
非常に珍しく変わっている・こと(さま)。そういうもの。「なんとも―な出来事」「人の性質たる―を好むに切なるから/小説神髄(逍遥)」
ちん-き【珍稀】🔗⭐🔉
ちん-き [1] 【珍稀】 (名・形動)[文]ナリ
珍しくまれである・こと(さま)。「―な出来事」
ちん-き【珍貴】🔗⭐🔉
ちん-き [1] 【珍貴】 (名・形動)[文]ナリ
珍しく貴重である・こと(さま)。「―な品々」
ちん-き【珍器】🔗⭐🔉
ちん-き [1] 【珍器】
珍しい器物・器具。
ちん-きゃく【珍客】🔗⭐🔉
ちん-きゃく [0] 【珍客】
珍しい客。ちんかく。
ちん-ぎょ【珍魚】🔗⭐🔉
ちん-ぎょ [1] 【珍魚】
珍しい魚。
ちん-げい【珍芸】🔗⭐🔉
ちん-げい [0] 【珍芸】
変わっていておもしろい芸。
ちん-ご【珍語】🔗⭐🔉
ちん-ご [0] 【珍語】
珍しい言葉。奇妙な言葉。
ちん-こう【珍肴】🔗⭐🔉
ちん-こう ―カウ [0] 【珍肴】
珍しい酒のさかな。「美酒―」
ちん-じ【珍事】🔗⭐🔉
ちん-じ [1] 【珍事】
(1)珍しく変わった出来事。「前代未聞の―」
(2)「椿事(チンジ)」に同じ。
ちんじ-ちゅうよう【珍事中夭】🔗⭐🔉
ちんじ-ちゅうよう ―エウ 【珍事中夭】
思いがけない災難。「―に逢ふ事常の事なり/義経記 2」
ちんし-ばい【珍至梅】🔗⭐🔉
ちんし-ばい [3] 【珍至梅】
バラ科の落葉低木。中国原産。庭木とする。高さ3〜5メートル。羽状複葉を互生。六〜八月,枝先の大形の円錐花序に白色の小花を密生する。雄しべは多数で長く目立つ。ニワナナカマド。
ちん-しゅ【珍種】🔗⭐🔉
ちん-しゅ [0] 【珍種】
めずらしい種類。めずらしい物。特に,動植物についていうことが多い。
ちん-しゅう【珍羞】🔗⭐🔉
ちん-しゅう ―シウ [0] 【珍羞】
〔「羞」は食べ物の意〕
珍しい食べ物。珍しい料理。珍肴(チンコウ)。「世の書籍を骨董視する人々の朶頤(ダイ)すべき―であらう/伊沢蘭軒(鴎外)」
ちん-しゅう【珍襲】🔗⭐🔉
ちん-しゅう ―シフ [0] 【珍襲】 (名)スル
めずらしいものとしてしまっておくこと。「長持の底深く―して/生(花袋)」
ちん-じゅう【珍獣】🔗⭐🔉
ちん-じゅう ―ジウ [0] 【珍獣】
姿や生態のめずらしいけもの。
ちん-しょ【珍書】🔗⭐🔉
ちん-しょ [1] 【珍書】
珍しい本。珍本(チンポン)。
ちん-せき【珍籍】🔗⭐🔉
ちん-せき [0] 【珍籍】
めずらしい書籍。珍書。珍本。
ちん-せつ【珍説・椿説】🔗⭐🔉
ちん-せつ [0] 【珍説・椿説】
(1)めずらしい話。珍談。
(2)めずらしい意見。また,風変わりな,ばかばかしい意見。
ちん-ぜん【珍膳】🔗⭐🔉
ちん-ぜん [0] 【珍膳】
めずらしい料理。珍肴(チンコウ)。
ちん-ぞう【珍蔵】🔗⭐🔉
ちん-ぞう ―ザウ [0] 【珍蔵】 (名)スル
めずらしいものとして大切にしまいこむこと。「古器を―し今に伝える」
ちん-だん【珍談】🔗⭐🔉
ちん-だん [0] 【珍談】
めったにありそうもない滑稽な話。
ちん-ちょう【珍重】🔗⭐🔉
ちん-ちょう [0] 【珍重】 (名)スル
(1)めずらしがって大切にすること。「舶来物として―される」
(2)自らを大切にすること。主に書簡で,相手に自重自愛をすすめる意で用いられる。「願わくは―にせよかしとて/妾の半生涯(英子)」
(3)めでたいこと。祝うべきこと。「まずはご無事で―/浄瑠璃・二つ腹帯」
(4)連歌や俳諧で用いるほめ言葉。至極結構の意。「月の御発句,花の御脇,あふそれながら―/咄本・昨日は今日」
ちん-ちょう【珍鳥】🔗⭐🔉
ちん-ちょう ―テウ [0] 【珍鳥】
めずらしい鳥。
ちん-とう【珍答】🔗⭐🔉
ちん-とう ―タフ [0] 【珍答】
見当違いの滑稽な答え。
ちん-ぴん【珍品】🔗⭐🔉
ちん-ぴん [0] 【珍品】
手に入りにくい珍しい品。
ちん-ぶつ【珍物】🔗⭐🔉
ちん-ぶつ [0] 【珍物】
珍しい物。珍品。
ちんぶつ-ぢゃや【珍物茶屋】🔗⭐🔉
ちんぶつ-ぢゃや 【珍物茶屋】
江戸後期,江戸で繁昌した,珍しい鳥獣を見せ物として出していた茶屋。
ちん-ぶん【珍聞】🔗⭐🔉
ちん-ぶん [0] 【珍聞】
珍しい変わった内容の話。奇聞。
ちん-ぷん-かん【珍紛漢・珍糞漢・陳奮翰】🔗⭐🔉
ちん-ぷん-かん [3] 【珍紛漢・珍糞漢・陳奮翰】 (名・形動)
〔儒者の用いた難解な漢語に擬した造語。あるいは外国人の言葉の口まねからともいう〕
人の話している言葉や内容が全くわからないこと。話が全く通じないこと。また,そのさま。ちんぷんかんぷん。「きょうの話はとてもむずかしくて―だ」
ちんぷん-かんぷん【珍紛漢紛】🔗⭐🔉
ちんぷん-かんぷん [5][0] 【珍紛漢紛】 (名・形動)
「ちんぷんかん」に同じ。「ロシア語は全く―だ」
ちん-ぽう【珍宝】🔗⭐🔉
ちん-ぽう [0] 【珍宝】
〔古くは「ちんぼう」〕
珍しい宝物。
ちんぽう-とう【珍宝島】🔗⭐🔉
ちんぽう-とう ―タウ 【珍宝島】
中国とロシア連邦の国境をなすウスリー川にある川中島。領有をめぐり1969年中ソ両軍が衝突。91年,東部国境協定が結ばれ,中国の主張にそった境界確定が行われた。ダマンスキー島。
ちん-ぽん【珍本】🔗⭐🔉
ちん-ぽん [0] 【珍本】
めったにない本。珍書。
ちん-み【珍味】🔗⭐🔉
ちん-み [1][0] 【珍味】
めったに食べられない,珍しくおいしい食物。「山海の―」
ちんみ-かこう【珍味佳肴】🔗⭐🔉
ちんみ-かこう ―カウ [1] 【珍味佳肴】
珍しい味の食べ物とよい肴(サカナ)。たいそうなごちそうをいう。
ちん-みょう【珍妙】🔗⭐🔉
ちん-みょう ―メウ [0][1] 【珍妙】 (名・形動)[文]ナリ
(1)風変わりでおかしい・こと(さま)。奇妙。「―ないでたち」
(2)珍しくてすばらしい・こと(さま)。「天より―之花雨(フ)り下り/私聚百因縁集」
[派生] ――さ(名)
ちん-むるい【珍無類】🔗⭐🔉
ちん-むるい [1] 【珍無類】 (名・形動)[文]ナリ
ほかに類のないほどひどく変わっていること。滑稽きわまりないこと。また,そのさま。「―の服装」「―な発言」
ちん-めい【珍名】🔗⭐🔉
ちん-めい [0] 【珍名】
珍しい名前。珍しい,人の名前。
ちん-もん【珍問】🔗⭐🔉
ちん-もん [0] 【珍問】
見当ちがいの,滑稽な質問。「―珍答」
ちん-ゆう【珍優】🔗⭐🔉
ちん-ゆう ―イウ [0] 【珍優】
変わった演技をする俳優。
めずら【珍】🔗⭐🔉
めずら メヅラ 【珍】 (形動ナリ)
「めずらか」に同じ。「豊のあかりぞいや―なる/宝治百首」
めずら-か【珍か】🔗⭐🔉
めずら-か メヅラ― [2] 【珍か】 (形動)[文]ナリ
普通とは違っているさま。めずらしいさま。めずら。「空気に―なるよきかほりをそへ/浴泉記(喜美子)」
めずらし・い【珍しい】🔗⭐🔉
めずらし・い メヅラシイ [4] 【珍しい】 (形)[文]シク めづら・し
(1)見たり聞いたりすることがまれだ。(ア)見なれないさま。「―・い動物」「―・い形の家」(イ)あまり例がないさま。「今日は―・く帰りがおそい」(ウ)めったになく貴重なさま。「―・いものを見せていただきました」
(2)賞美するに足りるさま。心ひかれるさま。すばらしい。「常に見れども―・し我(ア)が君/万葉 377」
(3)いつもと違って清新だ。目新しい。「常に,同じ事のやうなれど,見たてまつるたびごとに,―・しからむをば,いかがはせむ/源氏(賢木)」
〔動詞「愛(メ)づ」から派生した形容詞〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
めずらしづか-こふん【珍敷塚古墳】🔗⭐🔉
めずらしづか-こふん メヅラシヅカ― 【珍敷塚古墳】
福岡県浮羽郡吉井町にある装飾古墳。横穴式石室に,鳥のとまる舟,盾を持つ人,靫(ユギ),ひきがえる,同心円文の彩画がある。
めずらし・む【珍しむ】🔗⭐🔉
めずらし・む メヅラシム 【珍しむ】 (動マ四)
めずらしいと思う。珍しがる。「人々―・みあへる中に/住吉(千種本)」
ちんき【珍奇な】(和英)🔗⭐🔉
ちんきゃく【珍客】(和英)🔗⭐🔉
ちんきゃく【珍客】
a welcome visitor.
ちんしょ【珍書】(和英)🔗⭐🔉
ちんしょ【珍書】
a rare book.
ちんせつ【珍説(を吐く)】(和英)🔗⭐🔉
ちんせつ【珍説(を吐く)】
(advance) a strange view[theory].
ちんだん【珍談】(和英)🔗⭐🔉
ちんちょう【珍重する】(和英)🔗⭐🔉
ちんちょう【珍重する】
make much;prize[value]highly.
ちんぴん【珍品】(和英)🔗⭐🔉
ちんぴん【珍品】
a rare[priceless]article;a curio.→英和
ちんぶん【珍聞】(和英)🔗⭐🔉
ちんぶん【珍聞】
a curious[funny]story.
ちんぽん【珍本】(和英)🔗⭐🔉
ちんぽん【珍本】
a rare book.
ちんみ【珍味】(和英)🔗⭐🔉
めずらしがる【珍しがる】(和英)🔗⭐🔉
めずらしがる【珍しがる】
be curious(知りたがる).
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