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るり【瑠璃】🔗🔉

るり [1] 【瑠璃】 〔梵 vairya の音訳「吠瑠璃(ベイルリ)」の略〕 (1)光沢のある青い宝石。七宝の一。ラピス-ラズリ。 (2)ガラスの古名。「沈(ジン)の箱に,―の坏(ツキ)二つすゑて/源氏(梅枝)」 (3)「瑠璃色」の略。 (4)「瑠璃鳥(ルリチヨウ)」の略。

るり=の光も磨(ミガ)きから🔗🔉

――の光も磨(ミガ)きから 素質のある者でも修練を積まなければものにはならないことのたとえ。

るり=も玻璃(ハリ)も照らせば光る🔗🔉

――も玻璃(ハリ)も照らせば光る 物は違ってもすぐれたものは光をあてると同じように輝く。

るり=も玻璃(ハリ)も照らせば分かる🔗🔉

――も玻璃(ハリ)も照らせば分かる よく似ている物でも,方法次第によってその違いが分かる。

るり-いろ【瑠璃色】🔗🔉

るり-いろ [0] 【瑠璃色】 (1)紫がかった深い青色。古くは薄青色。 (2)襲(カサネ)の色目の名。表裏とも空色。四季通用。

るり-かけす【瑠璃懸巣】🔗🔉

るり-かけす [3] 【瑠璃懸巣】 スズメ目カラス科の鳥。全長約35センチメートル。背と腹が栗色,他は濃い瑠璃色で,くちばしが白い。原生林やその周辺にすみ,木のうろに巣を作る。昆虫やシイの実などを食べる。日本特産種で,奄美大島と徳之島にのみ生息。天然記念物。 瑠璃懸巣 [図]

るり-がわら【瑠璃瓦】🔗🔉

るり-がわら ―ガハラ [3] 【瑠璃瓦】 釉(ウワグスリ)をかけて光沢を出した瓦。

るり-かんのん【瑠璃観音】🔗🔉

るり-かんのん ―クワンオン 【瑠璃観音】 三十三観音の一。手に香炉を持ち,蓮華に乗って水面に浮かぶ。香王観音。

るりこう-じ【瑠璃光寺】🔗🔉

るりこう-じ ルリクワウ― 【瑠璃光寺】 山口市香山町にある曹洞宗の寺。山号,保寧山。1471年に陶(スエ)弘房を弔って建立された安養寺をもととする。五重塔(国宝)が残る。

るりこう-じょうど【瑠璃光浄土】🔗🔉

るりこう-じょうど ルリクワウジヤウド [5] 【瑠璃光浄土】 〔仏〕 薬師如来の仏国土。東方浄瑠璃世界。

るりこう-にょらい【瑠璃光如来】🔗🔉

るりこう-にょらい ルリクワウ― 【瑠璃光如来】 「薬師(ヤクシ)瑠璃光如来」の略。薬師仏の別名。

るり-こん【瑠璃紺】🔗🔉

るり-こん [0] 【瑠璃紺】 紫を帯びた紺色。

るり-しじみ【瑠璃蜆】🔗🔉

るり-しじみ [3] 【瑠璃蜆】 シジミチョウ科のチョウ。開張3センチメートル内外。はねの表は青藍色で外縁は黒い。早春から秋まで連続的に発生する。幼虫はマメ科・ミズキ科・バラ科などの植物のつぼみや実を食べる。日本各地とユーラシア北部に広く分布。

るり-そう【瑠璃草】🔗🔉

るり-そう ―サウ [0] 【瑠璃草】 (1)ムラサキ科の多年草。山中の林下に自生し,観賞用に栽培もされる。全体に毛がある。根葉は広倒披針形。春,高さ約30センチメートルの花茎の頂に二分する総状花序を立て,花冠が五裂した青色の花をまばらにつける。 (2)ホタルカズラの異名。 瑠璃草(1) [図]

るり-たては【瑠璃立羽・瑠璃蝶】🔗🔉

るり-たては [3] 【瑠璃立羽・瑠璃蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張6センチメートル内外。はねの表は藍黒色で,瑠璃色の幅広い帯が目立つ。幼虫の食草はサルトリイバラ・オニユリ・ホトトギスなど。日本各地と東南アジアに分布。

るり-ちょう【瑠璃鳥】🔗🔉

るり-ちょう ―テウ [0] 【瑠璃鳥】 オオルリ・コルリ・ルリビタキの俗称。特にオオルリの称。るり。[季]夏。

るり-とう【瑠璃灯】🔗🔉

るり-とう [0] 【瑠璃灯】 (1)ガラスの油皿を中に入れた六角形の吊灯籠(ツリドウロウ)。「亭(チン)に雪舟の巻竜銀骨の―をひらかせ/浮世草子・永代蔵 3」 (2)歌舞伎・文楽で用いる照明具。面に直角な板をつけた四角い小板にろうそくを立てたもの。大道具に打ちつけたり,並べて下げたりする。多分に装飾的。

るり-とらのお【瑠璃虎の尾】🔗🔉

るり-とらのお ―トラノヲ [5] 【瑠璃虎の尾】 ゴマノハグサ科の多年草。切り花用に栽培される。茎は高さ約80センチメートル,狭卵形の葉を対生。夏,茎頂に数個の長い花穂を立て,青紫色の花を多数つける。

るり-はた【瑠璃羽太】🔗🔉

るり-はた [0] 【瑠璃羽太】 スズキ目の海魚。全長約30センチメートル。体は楕円形で側扁する。体色は濃紫色で,吻(フン)から目を横ぎり,背びれに沿って尾に達する太い黄色の縦帯がある。本州中部以南の沿岸岩礁域に分布。

るり-びたき【瑠璃鶲】🔗🔉

るり-びたき [3] 【瑠璃鶲】 スズメ目ツグミ科の小鳥。全長約14センチメートル。雄は背面が美しい瑠璃色,脇はオレンジ色で腹面は白。鳴き声も美しい。雌の背面は地味な緑褐色。ヒマラヤからアジア東北部に分布。日本では北海道・本州の亜高山帯で繁殖し,冬は低地に移る。

るり【瑠璃(色)】(和英)🔗🔉

るり【瑠璃(色)】 lapis lazuli.

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