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るり【×瑠×璃・×琉×璃】🔗🔉

るり【××璃・××璃】 《梵vairyaの音写「吠瑠璃(べいるり)」の略》七宝の一。青色の美しい宝石。赤・緑・紺・紫色などもあるという。ラピスラズリのこと。「瑠璃色」の略。青い羽色のオオルリ・コルリ・ルリビタキのこと。《季 夏》「―啼いて青嶺(あをね)(ひらめ)く雨の中/不死男」ガラスの古称。玻璃(はり)。「―、さんごじゅの餝(かざ)り銀の鎰(かぎ)、金の輪」〈浮・織留・一〉

瑠璃の光も磨きがら🔗🔉

瑠璃の光も磨きがら 瑠璃が美しいのも磨くからである。素質があっても修練を積まなければ大成しないことのたとえ。

瑠璃も玻璃(はり)も照らせば光る🔗🔉

瑠璃も玻璃(はり)も照らせば光る すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。瑠璃も玻璃も照らせば分かる。

るり‐いろ【×瑠×璃色】🔗🔉

るり‐いろ【××璃色】 紫色を帯びた濃い青色。(かさね)の色目の名。濃い浅葱(あさぎ)色。

るり‐がい【×瑠×璃貝】‐がひ🔗🔉

るり‐がい【××璃貝】‐がひ アサガオガイ科の巻き貝。貝殻は紫色で球状、殻口が広く、殻高約二センチ。海面を浮遊しながらクラゲ類を食う。

るり‐かけす【×瑠×璃懸巣】🔗🔉

るり‐かけす【××璃懸巣】 カラス科の鳥。全長三八センチくらい。頭・翼・尾が瑠璃色のほかは栗色。奄美(あまみ)大島と徳之島にのみ分布し、天然記念物。

るり‐がわら【×瑠×璃×瓦】‐がはら🔗🔉

るり‐がわら【×××瓦】‐がはら 瑠璃色の釉(うわぐすり)を施した瓦。

るり‐かんのん【瑠璃観音】‐クワンオン🔗🔉

るり‐かんのん【瑠璃観音】‐クワンオン 三十三観音の一。水上に浮かぶ蓮華(れんげ)に乗り、手に香炉を持つ姿をとる。

るりこう‐にょらい【瑠璃光如来】ルリクワウ‐🔗🔉

るりこう‐にょらい【瑠璃光如来】ルリクワウ‐ 《「薬師瑠璃光如来」の略》「薬師如来」に同じ。

るり‐こん【×瑠×璃紺】🔗🔉

るり‐こん【××璃紺】 光沢のある紫がかった紺色の瑠璃。また、その色。紺瑠璃。

るり‐しじみ【×瑠×璃小=灰=蝶】🔗🔉

るり‐しじみ【××璃小蝶】 シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張三センチくらい。翅は青藍色で、前翅は雄では外縁がやや黒っぽく、雌では側縁に黒帯がある。裏面は灰白色に黒点が散在。幼虫はフジ・クズなどのつぼみを食う。

るり‐そう【×瑠×璃草】‐サウ🔗🔉

るり‐そう【××璃草】‐サウ ムラサキ科の多年草。山地の林内に生え、高さ約三〇センチ。全体に細かい毛があり、長卵円形の葉を互生。四、五月ごろ、茎の先が二またに分かれ、淡青色の花を総状につける。《季 春》ホタルカズラの別名。

るり‐たては【×瑠×璃=蝶】🔗🔉

るり‐たては【××蝶】 タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張六センチくらい。翅の表面は黒色で、外縁近くに淡青色の太い縦帯がある。裏面は褐色。幼虫はサルトリイバラ・シオデなどの葉を食う。

るり‐たまあざみ【×瑠×璃玉×薊】🔗🔉

るり‐たまあざみ【××璃玉×薊】 キク科の多年草。高さ約一メートル。葉はアザミに似る。夏、淡青色または白色の頭状花を球形につける。南ヨーロッパ・西南アジアの原産で、観賞用。エキノプス。

るり‐ちょう【×瑠×璃鳥】‐テウ🔗🔉

るり‐ちょう【××璃鳥】‐テウ ヒタキ科ツグミ亜科の鳥。全体に紫青色で、白っぽい斑点がある。南アジアに分布。オオルリのこと。《季 夏》「―の色のこしとぶ水の上/かな女」

るり‐とう【×瑠×璃灯】🔗🔉

るり‐とう【××璃灯】 黄檗宗(おうばくしゆう)で、仏殿内につるす六角形の灯籠。周囲を絹で張り、中に瑠璃製の灯器を置いたもの。歌舞伎・文楽の照明具。四角い小板や丸缶にろうそくを立てたもの。大道具に打ちつけたり、並べて上からつり下げたりする。

るり‐とらのお【×瑠×璃×虎の尾】‐とらのを🔗🔉

るり‐とらのお【×××虎の尾】‐とらのを ゴマノハグサ科の多年草。山地などに生え、高さ約一メートル。卵形の葉が対生する。夏、青紫色の花を多数穂状につける。観賞用に栽培。

るり‐はこべ【×瑠×璃繁=縷】🔗🔉

るり‐はこべ【××璃繁縷】 サクラソウ科の一年草。暖地の海岸付近に自生。茎は枝分かれして地をはい、卵形の葉が対生する。春、青紫色の花を開く。

るり‐びたき【×瑠×璃×鶲】🔗🔉

るり‐びたき【×××鶲】 ヒタキ科ツグミ亜科の鳥。全長約一五センチ。雄は頭から尾まで上面が青色、雌は緑褐色で尾だけ青色をし、ともに腹は白く、脇が橙黄色。日本では亜高山帯で繁殖。《季 夏》

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