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えい【穎】🔗🔉

えい [1] 【穎】 (1)イネ科植物の花序にある小形でうろこ状の苞葉(ホウヨウ)の総称。花を包む内・外花穎と小穂を包む二個の苞穎(ホウエイ)より成る。 (2)稲の穂を田租とするときの呼び名。

えい=を脱・す🔗🔉

――を脱・す 「穎脱(エイダツ)」に同じ。

えい-か【穎果】🔗🔉

えい-か ―クワ [1] 【穎果】 乾果の一種。果皮は薄い皮質で種皮と密着し,熟しても裂開しない。イネ科の果実。穀果。

えい-ご【穎悟】🔗🔉

えい-ご [1] 【穎悟】 (名・形動)[文]ナリ すぐれて悟りのはやいこと。賢いこと。また,そのさま。「資性―」「その才思の―なると専精勉強の力とに由り/西国立志編(正直)」

えい-さい【英才・穎才】🔗🔉

えい-さい [0] 【英才・穎才】 すぐれた才能。また,その持ち主。秀才。

えい-せん【穎銭】🔗🔉

えい-せん 【穎銭】 穀物の代わりに税として納めた銭。永銭。

えい-だつ【穎脱】🔗🔉

えい-だつ [0] 【穎脱】 (名)スル 〔「史記(平原君伝)」による。袋に入れた錐(キリ)の先が袋を突き抜けて表に出るように〕 才能が群を抜いて,すぐれていること。脱穎。「―した才」

えい-びん【穎敏】🔗🔉

えい-びん [0] 【穎敏】 (名・形動)[文]ナリ 「鋭敏{(2)}」に同じ。「改革家は―にして進て取るものなり/文明論之概略(諭吉)」

かい-わり【貝割(り)・卵割(り)・穎割(り)】🔗🔉

かい-わり カヒ― [0] 【貝割(り)・卵割(り)・穎割(り)】 (1)二枚貝が開いたような形。また,卵が二つに割れたような形。 (2)「かいわれ」に同じ。 (3)端を{(1)}のように結ぶ帯の結び方。 (4)広袖の袖口を真ん中でくくったもの。十六ささげ。 (5)スズキ目の海魚。全長30センチメートルほど。アジ類の一種。体は卵円形で,著しく側扁する。体色は青みを帯びた銀白色。食用にして美味。本州中部以南に広く分布。ヒラアジ。

かい-われ【貝割れ・穎割れ】🔗🔉

かい-われ カヒ― [0] 【貝割れ・穎割れ】 (1)芽を出したばかりの頃,貝殻を開いたように二枚の子葉を開いている幼い植物。かいわり。 (2)貝割り菜のこと。

かいわれ-だいこん【穎割れ大根】🔗🔉

かいわれ-だいこん カヒ― [5] 【穎割れ大根】 ダイコンの種子を容器などに密に播いて徒長させたもの。子葉が開いた頃に収穫。辛みがあり,サラダや汁の実などにする。

かび【牙・穎】🔗🔉

かび 【牙・穎】 (1)植物の芽。「葦―の如く/古事記(上訓)」 (2)〔「かひ」とも〕 植物,特に稲の穂。また,穂先。「初穂をば千―八百―に奉り置きて/祝詞(祈年祭)」

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