複数辞典一括検索+
えい【穎】🔗⭐🔉
えい【穎】
①イネ科植物の小穂の基部にある鱗片状の小片。内側から護穎・内穎・包穎(通常二つある)と言い、かつては包穎のみを指したこともあった。
②稲の穂先。律令制の田租は穎稲(稲の穂)で納める規定になっていた。
③錐きり・筆の穂先。
えい‐か【穎果】‥クワ🔗⭐🔉
えい‐か【穎果】‥クワ
痩果そうかの一つ。成熟後、護穎および内穎が乾燥し、種皮と合着して離れず1枚のようになり、中に1個の種子を含む。稲・麦などのようなイネ科植物の果実の類。穀果。→穎
穎果

えい‐ご【穎悟・英悟】🔗⭐🔉
えい‐ご【穎悟・英悟】
才知がすぐれてさとりの早いこと。さとく賢いこと。
えい‐さい【英才・穎才】🔗⭐🔉
えい‐さい【英才・穎才】
すぐれた才能。また、その持主。
⇒えいさい‐きょういく【英才教育】
えいさいしんし【穎才新誌】🔗⭐🔉
えいさいしんし【穎才新誌】
投稿雑誌。1877年(明治10)穎才新誌社創刊。週刊。青少年を対象とした和漢詩文の修練の場として明治30年代半ばまで続いた。
えい‐だつ【穎脱】🔗⭐🔉
えい‐だつ【穎脱】
[史記平原君伝]袋にいれた錐きりの先がつき抜け出るように、才能が群を抜いて秀でること。秀でた才能がすぐに現れること。錐脱すいだつ。
えい‐てつ【英哲・穎哲】🔗⭐🔉
えい‐てつ【英哲・穎哲】
すぐれてさとくかしこいこと。英俊。
かい‐わり【卵割り・貝割り・穎割り】カヒ‥🔗⭐🔉
かい‐わり【卵割り・貝割り・穎割り】カヒ‥
①卵や貝の殻が二つに割れて開いたさま。また、それに似た形。かいわれ。
㋐植物の発芽したばかりの双葉。
㋑貝割り形に両端を結んだ帯。
㋒袖口を真中で括って上下を貝割り形に分けたもの。
②〔動〕アジ科の海魚。
⇒かいわり‐な【貝割り菜】
かい‐われ【貝割れ・穎割れ】カヒ‥🔗⭐🔉
かい‐われ【貝割れ・穎割れ】カヒ‥
「貝割れ葉」の略称。かいわり。
⇒かいわれ‐だいこん【貝割れ大根】
⇒かいわれ‐ば【貝割れ葉】
かび【穎】🔗⭐🔉
かび【穎】
穂のままの稲。穂。祝詞、祈年祭「千―八百―に奉り置きて」
[漢]穎🔗⭐🔉
穎 字形
〔頁部7画/16画/1747・314F〕
〔音〕エイ(漢)
[意味]
①稲などの穂さき。のぎ。鋭くとがった物のきっさき。「穎脱・禾穎かえい」
②ぬきんでる。ひいでている。才知がすぐれている。「穎才・穎悟・俊穎」
▷もと、禾部11画。[頴]は異体字。

広辞苑に「穎」で始まるの検索結果 1-12。