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かた・い【難い】🔗⭐🔉
かた・い [0] 【難い】 (形)[文]ク かた・し
〔「堅(カタ)い」と同源〕
(1)なかなかできない。むずかしい。困難だ。「守るに易く攻めるに―・い」「言うはやすく行うは―・し」
(2)ほとんど存在しない。めったにない。めずらしい。「女の,これはしもと,難つくまじきは,―・くもあるかな/源氏(帚木)」
→がたい(接尾)
難く
ない🔗⭐🔉
難く
ない
(「…にかたくない」の形で)…することがむずかしくない。…することがたやすい。「想像に―
ない」


がた・い【難い】🔗⭐🔉
がた・い 【難い】 (接尾)
〔形容詞「かたい(難)」の接尾語化。形容詞型活用([文]ク がた・し)〕
動詞の連用形に付いて,その動作の実現がむずかしいことを表す。容易に…できない。…しにくい。「動かし―・い事実」「筆舌に尽くし―・い」
かたみ・す【難みす】🔗⭐🔉
かたみ・す 【難みす】 (動サ変)
困難に思う。できかねる。難(カタ)んずる。「白たへの袖の別れを―・して/万葉 3215」
かたん・ずる【難んずる】🔗⭐🔉
かたん・ずる [4] 【難んずる】 (動サ変)[文]サ変 かたん・ず
〔「かたみす」の転〕
難しとする。むずかしいと思う。「割愛を―・ずる/青年(鴎外)」
なにわ【難波・浪速・浪花・浪華】🔗⭐🔉
なにわ ナニハ 【難波・浪速・浪花・浪華】
(1)大阪市の古名。上町(ウエマチ)台地北部一帯の地域をさした。また,一般に大阪のこと。((歌枕))「―気質」「津の国の―の葦の目もはるにしげき我恋人知るらめや/古今(恋二)」
(2)(「浪速」と書く)大阪市中央部にある区。
なにわ=の葦(アシ)は伊勢(イセ)の浜荻(ハマオギ)🔗⭐🔉
――の葦(アシ)は伊勢(イセ)の浜荻(ハマオギ)
物の名や風俗・習慣などが,地方によって変わるたとえ。
なにわ-え【難波江】🔗⭐🔉
なにわ-え ナニハ― 【難波江】
大阪湾,旧淀川河口付近の入り江の古名。古く,葦(アシ)が群生していた。難波潟。((歌枕))「夕月夜潮みちくらし―の葦の若葉にこゆる白波/新古今(春上)」
なにわ-がた【難波潟】🔗⭐🔉
なにわ-がた ナニハ― 【難波潟】
「難波江(ナニワエ)」に同じ。((歌枕))「―潮(シオ)みちくらしあま衣たみののしまにたづ鳴きわたる/古今(雑上)」
なにわ-きゅう【難波宮】🔗⭐🔉
なにわ-きゅう ナニハ― 【難波宮】
古代,難波に営まれた宮城。大阪市中央区法円坂町付近にあった。遺構は四期にわたり,孝徳朝の難波長柄豊碕(ナガラノトヨサキ)宮,天武朝の陪都としての難波宮(二期),聖武朝から平安初期にかけての陪都としての難波宮にそれぞれ比定されている。仁徳朝に置かれたとされる難波高津宮は,遺構の上の確認はなされていない。なにわのみや。
なにわ-でら【難波寺】🔗⭐🔉
なにわ-でら ナニハ― 【難波寺】
四天王寺(シテンノウジ)の別名。
なにわ-ばし【難波橋】🔗⭐🔉
なにわ-ばし ナニハ― 【難波橋】
大阪市北区西天満と中央区北浜を結ぶ橋。堂島川・中之島・土佐堀川をまたぐ。
なん【難】🔗⭐🔉
なん [1] 【難】
(1)わざわい。災厄。危難。「水火の―」
(2)とがめられるべき点。欠点。弱点。「―をいえば,少々体が弱い」
(3)むずかしいこと。困難。「団結して―に当たる」
(4)なじること。非難。難癖。「京童部が申候はん事,後日の―にや候はんずらん/平家 1」
なん=に臨(ノゾ)んで遽(ニワカ)に兵(ヘイ)を鋳(イ)る🔗⭐🔉
――に臨(ノゾ)んで遽(ニワカ)に兵(ヘイ)を鋳(イ)る
〔「晏子春秋(内篇雑上)」による。「兵」は兵器の意〕
危急に迫られてあわてて準備をしても間に合わないことにいう。
なん=を付・ける🔗⭐🔉
――を付・ける
けちをつける。欠点をあげる。
なん-い【難易】🔗⭐🔉
なん-い [1] 【難易】
むずかしいこととやさしいこと。困難さの程度。「問題によって―の差がある」
なんい-ど【難易度】🔗⭐🔉
なんい-ど [3] 【難易度】
(1)物事のむずかしさとやさしさの程度。
(2)体操競技・フィギュア-スケートなどの採点競技で,演技する技のむずかしさの度合。難度。
なんい-にどう【難易二道】🔗⭐🔉
なんい-にどう ―ダウ [1] 【難易二道】
〔仏〕 難行(ナンギヨウ)道と易行(イギヨウ)道。
なん-か【難化】🔗⭐🔉
なん-か ―クワ [0] 【難化】 (名)スル
(入試などが)難しくなること。「最近―した大学」
なん-かい【難解】🔗⭐🔉
なん-かい [0] 【難解】 (名・形動)[文]ナリ
わかりにくいこと。むずかしくて解釈に苦しむこと。また,そのさま。「―な文章」「―な数式」
[派生] ――さ(名)
なん-かん【難関】🔗⭐🔉
なん-かん ―クワン [0] 【難関】
(1)たやすくは通過できない関所。また,そのような場所。難所。「コース中最大の―にさしかかる」
(2)簡単には切り抜けにくい場面・状態。「競争率一〇倍の―を突破する」
なん-かん【難艱・難堪】🔗⭐🔉
なん-かん [0] 【難艱・難堪】
〔「なんがん」とも〕
困難。艱難。「―のあまりに有りのままに申しける/平治(上)」
なん-ぎ【難義】🔗⭐🔉
なん-ぎ [1] 【難義】
意味のわかりにくいこと。また,その語。
なん-ぎ【難儀】🔗⭐🔉
なん-ぎ [3][1] 【難儀】
■一■ (名)スル
苦しむこと。苦労。「借金で―する」「雪道に―する」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
(1)むずかしいこと。めんどうなこと。また,そのさま。困難。「―をかける」
(2)容易ならぬこと。一大事。「宮は此事何(イズ)れも―也と思召て/太平記 5」
〔現代では「なんぎやなあ」などの形で,主に大阪地方で用いられる〕
[派生] ――さ(名)
なん-きつ【難詰】🔗⭐🔉
なん-きつ [0] 【難詰】 (名)スル
欠点を挙げ,厳しく相手を非難すること。「失態を―する」
なん-きゅう【難球】🔗⭐🔉
なん-きゅう ―キウ [0] 【難球】
球技において,処理するのがむずかしい球。
なん-きょう【難境】🔗⭐🔉
なん-きょう ―キヤウ [0] 【難境】
困難な状況。むずかしい境遇。
なん-ぎょう【難行】🔗⭐🔉
なん-ぎょう ―ギヤウ [0] 【難行】
(1)〔仏〕 浄土教で,易行(イギヨウ)である念仏に対し,自力で行う修行。
⇔易行
(2)転じて,芸道などで非常につらい修業。「―を積む」
なんぎょう-くぎょう【難行苦行】🔗⭐🔉
なんぎょう-くぎょう ―ギヤウ―ギヤウ [5] 【難行苦行】 (名)スル
いろいろな苦難に耐えてする修行。転じて,ひどい苦労をすること。「―の末,やっとたどり着く」「―を重ねる」
なんぎょう-どう【難行道】🔗⭐🔉
なんぎょう-どう ―ギヤウダウ [3][0] 【難行道】
〔仏〕 阿弥陀仏の本願の力ではなく,自力の修行で悟りの境地に至ろうとする教え。浄土宗から,他の宗派をさしていう語。聖道門(シヨウドウモン)。
⇔易行道
なん-ぎょう【難業】🔗⭐🔉
なん-ぎょう ―ゲフ [0] 【難業】
困難な事業。「―に取り組む」
なん-きょく【難曲】🔗⭐🔉
なん-きょく [0] 【難曲】
演奏するのがむずかしい楽曲。
なん-きょく【難局】🔗⭐🔉
なん-きょく [0] 【難局】
重大な問題がせまっていて,処理のむずかしい事態。困難な局面。「―に直面する」「―を乗り切る」「―に当たる」
なん-く【難句】🔗⭐🔉
なん-く [0] 【難句】
(1)意味のわかりにくい文句。むずかしい詩句。
(2)(連歌で)付けにくい句。
なん-く【難苦】🔗⭐🔉
なん-く [1] 【難苦】
苦しみ。苦難。艱難(カンナン)。
なん-くん【難訓】🔗⭐🔉
なん-くん [0] 【難訓】
読み方のむずかしい字訓。
なん-け【難化】🔗⭐🔉
なん-け [0] 【難化】
〔仏〕 仏教を信じさせがたいこと。また,そういう性質を有する者。
なん-けん【難件】🔗⭐🔉
なん-けん [0] 【難件】
処理の困難な事件や事柄。
なん-けん【難険】🔗⭐🔉
なん-けん [0] 【難険】
非常に険しいこと。また,その所。
なん-ご【難語】🔗⭐🔉
なん-ご [0] 【難語】
意味のわかりにくい言葉。「―集」
なん-こう【難航】🔗⭐🔉
なん-こう ―カウ [0] 【難航】 (名)スル
(1)強風・激浪などのため船がはかばかしく進まないこと。「台風のため―する」
(2)障害のため物事がはかどらないこと。「工事が―する」
なんこう-ふらく【難攻不落】🔗⭐🔉
なんこう-ふらく [0][5] 【難攻不落】
(1)攻めるに困難で容易に陥落しないこと。「―の要塞」
(2)いくら働きかけても,こちらの思いどおりに承知してくれないことのたとえ。
なんごしゅうい【難後拾遺】🔗⭐🔉
なんごしゅうい ―シフ
【難後拾遺】
歌論書。一巻。源経信(ツネノブ)著。平安後期の成立。後拾遺和歌集から八四首を抜き出し,批判を加えたもの。勅撰和歌集に対する最初の論難書。

なん-ざん【難産】🔗⭐🔉
なん-ざん [1] 【難産】 (名)スル
(1)分娩に通常以上の困難が伴うこと。
⇔安産
(2)物事が困難などにあい予想以上に長引いて成立すること。「―の末,法案が国会を通過した」
なんざん=色(イロ)に懲(コ)りず🔗⭐🔉
――色(イロ)に懲(コ)りず
〔難産で苦しんだ女が,懲りもしないでまた色事にふける意〕
苦しんだことを忘れ,懲りもしないで同じことを繰り返すたとえ。
なん-じ【難字】🔗⭐🔉
なん-じ [0] 【難字】
字画が複雑でむずかしい漢字。
なん-じ【難治】🔗⭐🔉
なん-じ ―ヂ [0][1] 【難治】
(1)病気がなおりにくいこと。なんち。「―の病(ヤマイ)」
(2)治めにくいこと。治まりにくいこと。
(3)むずかしいこと。難儀。難題。「かれといひ是といひ,かたがた―の様に候/平家 1」
なん-じ【難事】🔗⭐🔉
なん-じ [1] 【難事】
処理や解決のむずかしい事柄。「協力して―に立ち向かう」
なん-じゅう【難渋】🔗⭐🔉
なん-じゅう ―ジフ [0] 【難渋】 (名・形動)スル[文]ナリ
(1)物事がすらすらと運ばない・こと(さま)。「交渉が―する」「悪路に―をきわめる」
(2)苦しむこと。困ること。また,そのさま。難儀。「病気がちで―する」「殺しはてては―なり沈鯨(シモリクジラ)と仕なしては引き揚げ難し/いさなとり(露伴)」
(3)出し惜しみすること。惜しみ渋ること。「生俄に欲念おこつて,褒美のかねを―せしめんがため/仮名草子・伊曾保物語」
なん-しょ【難所】🔗⭐🔉
なん-しょ [3] 【難所】
〔「なんじょ」とも〕
道が険しく,通過するのが困難な所。「―にかかる」
なん-しょう【難症】🔗⭐🔉
なん-しょう ―シヤウ [0] 【難症】
なおりにくい症状・病気。難病。「痘瘡は人間一世の―にて/新聞雑誌 19」
なん-しょく【難色】🔗⭐🔉
なん-しょく [0] 【難色】
賛成できないというような態度。むずかしい顔つきやそぶり。「―を示す」
なん・じる【難じる】🔗⭐🔉
なん・じる [3][0] 【難じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「難ずる」の上一段化〕
「難ずる」に同じ。「不誠実を―・じる」
なん・ずる【難ずる】🔗⭐🔉
なん・ずる [3][0] 【難ずる】 (動サ変)[文]サ変 なん・ず
他人の欠点・過ちをあげて非難する。「相手の非を―・ずる」
なん-せん【難船】🔗⭐🔉
なん-せん [0] 【難船】 (名)スル
荒天その他で船体を傷め,航海を続けることが困難になった船。また,難破すること。「宛(アタカ)も大海に―し死する外なき水夫等が/鉄仮面(涙香)」
なん-せん【難戦】🔗⭐🔉
なん-せん [0] 【難戦】 (名)スル
苦しい戦い。不利な戦い。苦戦。
なんだ【難陀】🔗⭐🔉
なんだ 【難陀】
〔仏〕
〔梵 Nanda〕
(1)釈迦の異母弟。のち出家し,感官を統御する力において仏弟子中の第一であったという。孫陀羅難陀。
(2)釈迦の弟子の一人。牧牛難陀。
(3)「難陀竜王」に同じ。
なんだ-りゅうおう【難陀竜王】🔗⭐🔉
なんだ-りゅうおう ―ワウ 【難陀竜王】
八大竜王の一。跋難陀(バツナンダ)竜王の兄弟。摩伽陀(マカダ)国の守護にあたる。難陀。
なん-だい【難題】🔗⭐🔉
なん-だい [0] 【難題】
(1)むずかしい問題。(ア)試験などで,たやすく解けない問題。難問。「―を出す」(イ)作りにくい詩・歌・文章などの題。
(2)無理な注文。いいがかり。「―を吹っかける」「無理―」
なんだい-むこ【難題婿】🔗⭐🔉
なんだい-むこ [5] 【難題婿】
昔話の一。婿が嫁方から課された難問を解決することによって幸福な結婚を勝ち取るというもの。「物ぐさ太郎」「梵天国」など。
なんたいへいき【難太平記】🔗⭐🔉
なんたいへいき 【難太平記】
史論書。一巻。今川了俊著。1402年成立。今川氏の家系と父祖以来の事績を子孫に伝えるために書き残したもの。文中「太平記」の誤りを指摘し,修正を加えている。
なん-ちゅう【難中】🔗⭐🔉
なん-ちゅう [0] 【難中】
困難のさなか。難しい事柄の中。
なんちゅう=の難🔗⭐🔉
――の難
難しい事のうちでも最も難しいもの。
なん-ちょう【難聴】🔗⭐🔉
なん-ちょう ―チヤウ [0] 【難聴】
聴力が低下した状態。音波の伝達路(外耳・中耳)に障害が生じた時(伝音性難聴),聴覚神経系が冒された時(感音性難聴)にみられる。中耳炎・メニエール病・ストレプトマイシンの副作用などのほか,遺伝・外傷・老化によっても起こる。
なん-ちん【難陳】🔗⭐🔉
なん-ちん [0] 【難陳】
(1)互いに言い争って意見を述べること。
(2)歌合(ウタアワセ)で,判者が勝負を決する前に,左右の方人(カタウド)が相手方の和歌を批判し,それに対して陳弁・反駁(ハンバク)すること。難陳歌合。
(3)昔,改元の時学者が集まって,年号の吉凶・典拠を協議したこと。
なん-てき【難敵】🔗⭐🔉
なん-てき [0] 【難敵】
打ち勝つのが困難な相手。手ごわい相手。「―にぶつかる」
なん-てん【難点】🔗⭐🔉
なん-てん [3][0] 【難点】
(1)非難すべき点。欠点。「値段が高いのが―だ」「―を言えば音がうるさいことだ」
(2)処理・解決の困難な箇所。「―を克服する」
なん-ど【難度】🔗⭐🔉
なん-ど [1] 【難度】
(1)むずかしさの度合。
(2)
⇒難易度(ナンイド)(2)
なん-どく【難読】🔗⭐🔉
なん-どく [0] 【難読】
文字の読みがむずかしいこと。また,読みにくいこと。「―地名」
なん-ねん【難燃】🔗⭐🔉
なん-ねん [0] 【難燃】
もえにくいこと。「―性」
なんねん-かこう【難燃加工】🔗⭐🔉
なんねん-かこう [5] 【難燃加工】
可燃性の物をもえにくくするための加工。建築材料などに施される。防炎加工。
なん-ば【難場】🔗⭐🔉
なん-ば [0][3] 【難場】
苦難する場所・場合。難所。
なんば【難波】🔗⭐🔉
なんば 【難波】
大阪市浪速(ナニワ)区・中央区にまたがる繁華街。道頓堀の南から難波駅にかけて広がる。
にく・い【難い・悪い】🔗⭐🔉
にく・い 【難い・悪い】 (接尾)
〔形容詞「にくい」の接尾語化。形容詞型活用([文]ク にく・し)〕
動詞の連用形に付いて,…するのがむずかしい,なかなか…できないなどの意を表す。「読み―・い」「歩き―・い」「話し―・い」
にく・し【難し・悪し】🔗⭐🔉
にく・し 【難し・悪し】 (接尾)
⇒にくい(難)
むずかし・い【難しい】🔗⭐🔉
むずかし・い ムヅカシイ [4][0] 【難しい】 (形)[文]シク むづか・し
〔「むつかしい」とも。「むずかる(むつかる)」と同源〕
(1)理解するのが困難である。難解である。わかりにくい。
⇔やさしい
「―・い問題」「内容が―・い」「教頭丈に野だより―・い事を云ふ/坊っちゃん(漱石)」
(2)実現が困難である。容易でない。成功しにくい。
⇔やさしい
「登頂は―・い」「優勝することは―・い」
(3)現状を打開することが困難だ。解決しにくい。
⇔やさしい。
「―・い事態になった」「―・い立場」
(4)煩雑である。わずらわしい。めんどうだ。「操作が―・い」「―・い手続きを簡略化する」
(5)気むずかしくて扱いにくい。好みなどがうるさい。「―・いおやじ」「食べものに―・い人」
(6)機嫌が悪い。不快そうである。「―・い顔をして考え込んでいる」
(7)病気が重くて回復が困難である。「旦那様が―・くなりましたから/真景累ヶ淵(円朝)」
(8)不愉快だ。うっとうしい。「世の中の腹立たしう―・しう/枕草子 277」
(9)気味が悪い。恐ろしい。「あな―・しと思ひける心地みなさめて/源氏(夕顔)」
(10)むさくるしい。いとわしい。「いとせばく―・しうもあれば/源氏(手習)」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
むつかし・い【難しい】🔗⭐🔉
むつかし・い [4][0] 【難しい】 (形)[文]シク むつか・し
むずかしい。主に西日本での言い方。
かたい【難い】(和英)🔗⭐🔉
なん【難】(和英)🔗⭐🔉
なんい【難易】(和英)🔗⭐🔉
なんかん【難関】(和英)🔗⭐🔉
なんぎ【難儀】(和英)🔗⭐🔉
なんこう【難航する】(和英)🔗⭐🔉
なんこう【難航する】
have a rough voyage (船が);get into a difficult situation (事件が).
なんこうふらく【難攻不落の】(和英)🔗⭐🔉
なんこうふらく【難攻不落の】
impregnable.→英和
なんざん【難産】(和英)🔗⭐🔉
なんざん【難産】
a difficult delivery.〜する have hard labor.
なんじ【難事】(和英)🔗⭐🔉
なんしょ【難所】(和英)🔗⭐🔉
なんしょ【難所】
a dangerous place;a rough path.
なんしょく【難色を示す】(和英)🔗⭐🔉
なんしょく【難色を示す】
show disapproval;hesitate(ためらう).→英和
なんせん【難船】(和英)🔗⭐🔉
なんせん【難船】
a shipwreck.→英和
⇒難破.
なんだい【難題(をふっかける)】(和英)🔗⭐🔉
なんだい【難題(をふっかける)】
(make) an unreasonable demand.
なんちょう【難聴である】(和英)🔗⭐🔉
なんちょう【難聴である】
be hard of hearing.難聴地域 a blanket area (ラジオなどの).
なんてん【難点】(和英)🔗⭐🔉
なんなく【難なく】(和英)🔗⭐🔉
なんなく【難なく】
⇒難.
なんねんせい【難燃性の】(和英)🔗⭐🔉
なんねんせい【難燃性の】
flameproof.
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