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きょう-きん【頬筋】🔗🔉

きょう-きん ケフ― [0] 【頬筋】 頬(ホオ)の部分の筋肉。

きょう-こつ【頬骨】🔗🔉

きょう-こつ ケフ― [1] 【頬骨】 頬の上方の突出部を占めている星形の骨。左右一対ある。顴骨(カンコツ)((ケンコツ))。ほおぼね。

つら【面・頬】🔗🔉

つら [2] 【面・頬】 (1)顔。おもて。「顔」よりもぞんざいな言い方。「そんなことをいうやつの―が見たい」「おめおめとどの―下げて」「泣きっ―」「ふくれ―」 (2)物の表面。「上(ウワ)っ―」 (3)(「づら」の形で)名詞の下に付いて複合語として用いられ,そういう顔をしている,そういう様子である意を表す。相手をののしる気持ちを込めていう語。「馬―」「紳士―」 (4)ほとり。あたり。かたわら。「払ひ出でたる泉の―に,をかしき程の巌立てり/宇津保(俊蔭)」 (5)ほお。「かの翁が―にあるこぶをやとるべき/宇治拾遺 1」

つら-づえ【頬杖・面杖】🔗🔉

つら-づえ ―ヅ [3][2] 【頬杖・面杖】 「ほおづえ」に同じ。「其膝に慵(モノウ)げなる―(ツ)きたり/金色夜叉(紅葉)」

つら-ぬき【貫き・頬貫】🔗🔉

つら-ぬき [0] 【貫き・頬貫】 毛皮で作った乗馬用・狩猟用の浅沓(アサグツ)。縁に緒を貫きとおし,足の甲の上で結ぶようにしてある。つなぬき。「―ぬいではだしになり/平家 4」 貫き [図]

つら-ぼね【頬骨】🔗🔉

つら-ぼね [0] 【頬骨】 ほおぼね。

ほお【頬】🔗🔉

ほお ホホ [1] 【頬】 〔「ほほ」とも〕 顔の両側の目の下から耳にかけての柔らかな部分。ほっぺた。

ほお=が落・ちる🔗🔉

――が落・ちる ⇒ほっぺたが落ちる

ほお=がゆる・む🔗🔉

――がゆる・む にこにこする。口元がゆるむ。

ほお=を染・める🔗🔉

――を染・める 顔を赤くする。

ほお=をふくらま・す🔗🔉

――をふくらま・す 不満を顔に表す。ふくれつらをする。

ほお-あか【頬赤】🔗🔉

ほお-あか ホホ― [0] 【頬赤】 スズメ目ホオジロ科の鳥。全長約16センチメートル。ホオジロに似るがやや小さく,頬は茶色。日本では山地や寒冷地で繁殖し,冬期は温暖地に移動する。

ほお-あて【頬当】🔗🔉

ほお-あて ホホ― [4][0][3] 【頬当】 鎧(ヨロイ)の付属具の一。顔面を護(マモ)るもの。鉄または革で顔に当てる部分を作り,多くは喉(ノド)を護るために鉄板などを下げる。顔全体をおおう総面,目から下をおおう目の下頬,顎(アゴ)にあてる越中頬など。

ほお-がえし【頬返し】🔗🔉

ほお-がえし ホホガヘシ 【頬返し】 (1)口に入れたものを舌で回してかむこと。ほおばったものをかみこなすこと。 (2)なすべき手段。うまく処理する方法。

ほおがえし=が付かない🔗🔉

――が付かない なすべき手段がない。どうしようもない。「経済が紊乱して―ない/付焼刃(露伴)」

ほお-かぶり【頬被り・頬冠り】🔗🔉

ほお-かぶり ホホ― [3] 【頬被り・頬冠り】 (名)スル 〔「ほっかぶり」「ほおかむり」とも〕 (1)防寒やほこりよけのため,手ぬぐいなどで頭から頬にかけて包み,顎(アゴ)のあたりで結ぶこと。[季]冬。 (2)知らぬふりをすること。「面倒なことには―する」「―を決めこむ」

ほお-がまち【頬輔】🔗🔉

ほお-がまち ホホ― 【頬輔】 頬骨からおとがいにかけての骨格。頬桁(ホオゲタ)。「―,踏付け/浄瑠璃・天の網島(上)」

ほお-かむり【頬被り】🔗🔉

ほお-かむり ホホ― [3] 【頬被り】 (名)スル 「ほおかぶり(頬被)」に同じ。「自分のまちがいに―する」

ほお-げた【頬桁】🔗🔉

ほお-げた ホホ― [4][0] 【頬桁】 (1)頬骨。また,頬骨あたりの頬。「―を張り飛ばす」 (2)相手の口先。また,ものを言うことをののしっていう語。「―斗(バカリ)の腕なしめ/浄瑠璃・菅原」

ほおげた=を叩(タタ)・く🔗🔉

――を叩(タタ)・く ものを言うことを卑しめていう語。口をきく。「事をこらへぬ法師共,まだ―・くかと/浄瑠璃・都富士」

ほお-ざし【頬刺(し)】🔗🔉

ほお-ざし ホホ― [0][3] 【頬刺(し)】 イワシの口からえらのあたりを竹串または藁(ワラ)で刺し連ねて干した食品。頬通し。

ほお-じろ【頬白】🔗🔉

ほお-じろ ホホ― [0] 【頬白】 スズメ目ホオジロ科の鳥。全長約17センチメートル。背面は赤褐色で暗色縦斑があり,腹面は一様に褐色。眉線・頬(ホオ)・喉は白色で,眼の後方は黒い。留鳥であるが春の繁殖期の鳴き声に特徴があり,「一筆啓上仕候(ツカマツリソウロウ)」と聞こえる声で長くさえずる。[季]春。 頬白 [図]

ほおじろ-がも【頬白鴨】🔗🔉

ほおじろ-がも ホホ― [5] 【頬白鴨】 カモ目カモ科の水鳥。全長約45センチメートル。雄は頭部と背および翼の大部分が黒緑色,腹面が白色。雌は全体褐色で,腹面は白。潜水が巧み。冬鳥として全国の内湾・河口などに渡来する。

ほおじろ-ざめ【頬白鮫】🔗🔉

ほおじろ-ざめ ホホ― [4] 【頬白鮫】 ネズミザメ目の海魚。サメ類の中でも大型で,全長5〜8メートルに達する。体は紡錘形で,背面は青灰色,腹面は白色。大きな三角形の鋭い歯をもつ。性質は狂暴で「人喰い鮫」とも呼ばれる。練り製品の材料。本州中部以南の温帯から熱帯にかけての沿岸の表層に分布。ホホジロザメ。

ほお-ずり【頬摺り・頬擦り】🔗🔉

ほお-ずり ホホ― [3][4] 【頬摺り・頬擦り】 (名)スル 頬を人の頬にすりつけて親愛の情を示すこと。「子供に―する」

ほお-だて【頬立】🔗🔉

ほお-だて ホホ― [4] 【頬立】 「ほうだて(方立){(3)}」に同じ。

ほお-づえ【頬杖】🔗🔉

ほお-づえ ホホヅ [0][3] 【頬杖】 (1)ひじを立て掌(テノヒラ)で頬を支えること。つらづえ。「―をつく」 (2)「方杖(ホウヅエ)」に同じ。

ほお-つき【頬付き】🔗🔉

ほお-つき ホホ― 【頬付き】 顔つき。[和名抄]

ほお-ば・る【頬張る】🔗🔉

ほお-ば・る ホホ― [3] 【頬張る】 (動ラ五[四]) (1)口の中いっぱいに食べ物をいれる。「すしを口いっぱい―・る」 (2)物をぎっしり詰め込む。「薪をかまの下の―・る程取くべて/浮世草子・立身大福帳」 [可能] ほおばれる

ほお-ひげ【頬髯】🔗🔉

ほお-ひげ ホホ― [1][0] 【頬髯】 頬に生えたひげ。

ほお-ぶくろ【頬嚢】🔗🔉

ほお-ぶくろ ホホ― [3] 【頬嚢】 ニホンザル・アカゲザルなど狭鼻猿類やシマリス・ハムスターの口の中にある,食物を一時ためておくふくろ。

ほお-べた【頬辺】🔗🔉

ほお-べた ホホ― [0] 【頬辺】 頬のあたり。ほっぺた。

ほお-べに【頬紅】🔗🔉

ほお-べに ホホ― [0][3] 【頬紅】 頬に付けるべに。

ほお-ぼね【頬骨】🔗🔉

ほお-ぼね ホホ― [0] 【頬骨】 頬の上部にあり幾分高く突き出た骨。顴骨(カンコツ)。「―の張った人」「―が高い」

ほお-ゆが・む【頬歪む】🔗🔉

ほお-ゆが・む ホホ― 【頬歪む】 ■一■ (動マ四) (1)顔のかっこうが変わる。「夏昼寝して起きたるは…―・みもしぬべし/枕草子 109」 (2)話が事実とくい違う。「―・むこともあめればこそ,さかしらに書き紛らはしつつ/源氏(朝顔)」 ■二■ (動マ下二) 事実を違える。「少し―・めて語るも聞こゆ/源氏(帚木)」

ほ-げた【頬桁】🔗🔉

ほ-げた [3][0] 【頬桁】 〔「ほおげた」の転〕 (1)頬骨。 (2)物を言うこと。また,その言葉。「―をたたく」

ほっ-かぶり【頬っ被り】🔗🔉

ほっ-かぶり [3] 【頬っ被り】 (名)スル 「ほおかぶり」の転。

ほっ-かむり【頬っ被り】🔗🔉

ほっ-かむり [3] 【頬っ被り】 (名)スル 「ほおかぶり」の転。

ほっ-ぺ【頬っぺ】🔗🔉

ほっ-ぺ [1] 【頬っぺ】 〔幼児語〕 ほっぺた。

ほっ-ぺた【頬っ辺】🔗🔉

ほっ-ぺた [3] 【頬っ辺】 〔「ほおべた」の転〕 頬のあたり。頬。

ほっぺた=が落・ちる🔗🔉

――が落・ちる 非常に美味であることをいう語。

ほほ【頬】🔗🔉

ほほ [1] 【頬】 ⇒ほお(頬)

ほほ-えまし・い【微笑ましい・頬笑ましい】🔗🔉

ほほ-えまし・いマシイ [5] 【微笑ましい・頬笑ましい】 (形)[文]シク ほほゑま・し 好ましくて,思わず微笑したくなる。ほおえましい。「―・い光景」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

ほほ-えみ【微笑み・頬笑み】🔗🔉

ほほ-えみミ [0][4] 【微笑み・頬笑み】 ほほえむこと。微笑(ビシヨウ)。ほおえみ。「―を浮かべる」

ほほ-え・む【微笑む・頬笑む】🔗🔉

ほほ-え・むム [3] 【微笑む・頬笑む】 (動マ五[四]) 〔後世「ほおえむ」とも〕 (1)わずかに笑う。古くは苦笑・冷笑などにもいう。「かすかに―・む」「いと若びていへば,げにと―・まれ給ひて/源氏(夕顔)」 (2)花が少しひらく。「桜が―・む」

ほほ-じろ【頬白】🔗🔉

ほほ-じろ [0] 【頬白】 ⇒ほおじろ(頬白)

ほお【頬】(和英)🔗🔉

ほお【頬】 a cheek.→英和

ほおかぶり【頬被り】(和英)🔗🔉

ほおかぶり【頬被り】 (1) cover one's head with a towel[handkerchief].→英和 (2)[無視]shut one's eyes.

ほおじろ【頬白】(和英)🔗🔉

ほおじろ【頬白】 《鳥》a bunting.→英和

ほおづえ【頬杖をつく】(和英)🔗🔉

ほおづえ【頬杖をつく】 rest one's chin in[on]one's hand(s).

ほおばる【頬張る】(和英)🔗🔉

ほおばる【頬張る】 fill[stuff]one's mouth.頬張って with one's mouth full.

ほおひげ【頬髭】(和英)🔗🔉

ほおひげ【頬髭】 whiskers.

ほおべに【頬紅】(和英)🔗🔉

ほおべに【頬紅】 rouge.→英和

ほおぼね【頬骨】(和英)🔗🔉

ほおぼね【頬骨】 cheekbones.

ほほずり【頬ずりする】(和英)🔗🔉

ほほずり【頬ずりする】 press one's cheek against a person's.

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