複数辞典一括検索+
かん【館】🔗⭐🔉
かん クワン [1] 【館】
大きな建物。やかた。邸宅。
かん=を捐(ス)・つ🔗⭐🔉
――を捐(ス)・つ
〔史記(范雎伝)〕
貴人が死去する。館舎を捐つ。
かん-いん【館員】🔗⭐🔉
かん-いん クワン
ン [0] 【館員】
図書館・大使館など「館」と名の付く施設の職員。

かん-しゃ【館舎】🔗⭐🔉
かん-しゃ クワン― [1] 【館舎】
建物。やかた。たち。
かんしゃ=を捐(ス)・つ🔗⭐🔉
――を捐(ス)・つ
貴人の死をいう。館を捐つ。捐館(エンカン)。
かん-しゅ【館主】🔗⭐🔉
かん-しゅ クワン― [1] 【館主】
旅館・映画館などの経営者や持ち主。
かん-ぞう【館蔵】🔗⭐🔉
かん-ぞう クワンザウ [0] 【館蔵】
博物館・美術館・図書館などで所蔵していること。「―品(ヒン)」
かん-だい【館代】🔗⭐🔉
かん-だい クワン― 【館代】
大名の留守中,その陣屋を守る家老。「黒羽の―浄坊寺何がしの方に音信(オトズ)る/奥の細道」
かん-ちょう【館長】🔗⭐🔉
かん-ちょう クワンチヤウ [1][0] 【館長】
図書館・美術館・博物館など「館」と名の付く施設の長。
かん-ない【館内】🔗⭐🔉
かん-ない クワン― [1] 【館内】
博物館・図書館・映画館など「館」とつく建物の中。「―禁煙」
たち【館】🔗⭐🔉
たち 【館】
(1)貴人や官吏などの宿舎。たて。「守(カミ)の―より,呼びにふみもて来たなり/土左」
(2)貴人の邸宅。やかた。「この浜の―にこころやすくおはします/源氏(明石)」
(3)貴人を敬っていう語。「大弐の御―の上の/源氏(玉鬘)」
(4)小規模の城。とりで。「楠が―へ行向つて/太平記 3」
たち【館】🔗⭐🔉
たち 【館】
姓氏の一。
たち-りゅうわん【館柳湾】🔗⭐🔉
たち-りゅうわん ―リウワン 【館柳湾】
(1762-1844) 江戸後期の漢詩人。越後の人。名は機,字(アザナ)は枢卿,柳湾は号。亀田鵬斎に師事し,幕府に仕えて飛騨高山に赴任した。退官後,江戸で詩文に専念。著「柳湾漁唱」
たて【館】🔗⭐🔉
たて [1] 【館】
「たち(館)」に同じ。多く関東・東北地方で用いた。
たてばやし【館林】🔗⭐🔉
たてばやし 【館林】
群馬県南東部の市。近世,秋元氏の城下町。五代将軍綱吉も旧城主。紬(ツムギ)織りの産地とし知られた。文福茶釜で有名な茂林寺がある。
たてやま【館山】🔗⭐🔉
たてやま 【館山】
千葉県南部,館山湾に臨む市。古くは里見氏,江戸時代は稲葉氏の城下町。安房地方の中心地で商業が発達。花卉(カキ)栽培や観光地・海水浴場としても知られる。
や-かた【屋形・館】🔗⭐🔉
や-かた [0] 【屋形・館】
(1)貴人の住居。屋敷。
(2)大名。貴人。「お―さま」「神戸三七殿をば美濃の―と定め/武家名目抄(称呼)」
(3)家の形をしたもの。仮屋。「水ぐきの岡の―にいもとあれと/古今(大歌所)」
(4)屋根の形をしたもの。舟や牛車(ギツシヤ)に設けた,家の形をした覆い。「月のあかきに,―なき車のあひたる/枕草子 45」
→牛車
(5)「屋形船(ヤカタブネ)」の略。「―にいいのが有るから行たりや/洒落本・辰巳之園」
やかた-じろ【屋形城・館城】🔗⭐🔉
やかた-じろ [3] 【屋形城・館城】
周囲に土塁をめぐらす程度の,邸宅としての機能を重視した城。
やかた-もの【屋形者・館者】🔗⭐🔉
やかた-もの 【屋形者・館者】
武家屋敷に住む者。また,そこの奉公人。屋敷者。「むかうより来る二人の客は―と見え/洒落本・娼妓絹
」

やかた【館】(和英)🔗⭐🔉
大辞林に「館」で始まるの検索結果 1-21。