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【館】 16画 食部 [三年] 区点=2059 16進=345B シフトJIS=8AD9 【舘】異体字異体字 16画 舌部 区点=2060 16進=345C シフトJIS=8ADA 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(クン)〈gun〉 《訓読み》 やかた/たち/たて 《名付け》 いえ・たて 《意味》 {名}やかた。役人や用人たちがはいる、周囲にへいをめぐらした建物。転じて、公用の人や食客をとめる家。また、王室の人を住まわせる別邸。「公館(官舎)」「築王姫之館于外=王姫ノ館ヲ外ニ築ク」〔→左伝{名}やど。やどや。「旅館」 {名}公用に使う大きな建物。「会館」「商館」「迎賓館」 {名}文筆にたずさわる人のいる役所。また、その役所につける名称。「弘文館(唐代に置かれた、図書館兼学校の名)」「留館(地方に転出せず、中央の役所に留任する)」「散館(任官して赴任する)」 カンス{動}やかたや役所を設ける。 カンス{動}泊まる。また、食客として住みこむ。「謀館=館セント謀ル」「館於上宮=上宮ニ館ス」〔→孟子〕 〔国〕やかた。仮に設けた家。また、身分の高い人の邸宅。やしき。▽訓の「やかた」は「や(屋)+かた(形)」から。やかた。大臣や主君、その夫人などをさす尊敬語。たち・たて。小規模な城。とりで。 《解字》 会意兼形声。官は「宀(やね、いえ)+阜の上部(=隊。集団、つみかさね)」の会意文字で、公用人が隊をなしている家をあらわす。のち、官が役人をあらわすことばとなったので、食印をそえて、公用者が食事するやしきをあらわした。館は「食+音符官」。 《単語家族》 完カン(まるく囲む)院(へいで囲んだ家)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

館人 カンジン🔗🔉

【館人】 カンジン やかたを管理し、客の世話をする人。「館人求之弗得=館人コレヲ求メシニ得ラレズ」〔→孟子

館宇 カンウ🔗🔉

【館舎】 カンシャ 大きな屋敷。『館宇カンウ』

館娃宮 カンアイキュウ🔗🔉

【館娃宮】 カンアイキュウ 宮殿名。春秋時代、呉王夫差が硯石ケンセキ山に築き、西施セイシを住まわせた宮殿。江蘇コウソ省蘇州市の南西、霊巌レイガン山の上に遺跡がある。

館第 カンテイ🔗🔉

【館第】 カンテイ 屋敷。▽「第」は、邸。

館駅 カンエキ🔗🔉

【館駅】 カンエキ 宿駅。宿場。

館閣 カンカク🔗🔉

【館閣】 カンカク やかた。宋ソウ代以後、優秀な学者・文人が勤めていた、昭文館・史館・集賢館・秘閣・竜図リョウト閣・天章閣のこと。また、それらに勤めていた学者・文人のこと。図書の校正・収蔵をつかさどった。

館職 カンショク🔗🔉

【館職】 カンショク 館閣の職。図書の収蔵や校正など、学者・文人の仕事。〔国〕修史館で、歴史書の編集をつかさどる人。

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