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かん【館】クワン🔗🔉

かん【館】クワン 大きな建物。「万博のアメリカ―」図書館・博物館など、「館」と名のつく建物・施設。「―の運営」「―の財産」

かん‐いん【館員】クワンヰン🔗🔉

かん‐いん【館員】クワンヰン 図書館・美術館など、「館」とよばれる所に勤務する職員。

かん‐しゃ【館舎】クワン‐🔗🔉

かん‐しゃ【館舎】クワン‐ 建物。やかた。

かん‐しゅ【館主】クワン‐🔗🔉

かん‐しゅ【館主】クワン‐ 旅館や映画館など、「館」とよばれる所の主人、持ち主。

かん‐だい【館代】クワン‐🔗🔉

かん‐だい【館代】クワン‐ 領主の留守を守る家老。「黒羽の―浄坊寺何がしの方に音信(おとづ)る」〈奥の細道〉

かん‐ちょう【館長】クワンチヤウ🔗🔉

かん‐ちょう【館長】クワンチヤウ 博物館や図書館など「館」という名のつく施設の長。

かん‐ない【館内】クワン‐🔗🔉

かん‐ない【館内】クワン‐ 図書館・博物館など、館と呼ばれる建物の内部。

たち【△館】🔗🔉

たち【館】 国司・郡司などの官舎。「甲斐国に―の侍なりけるものの、夕ぐれに―をいでて」〈宇治拾遺・三〉貴人の邸宅。やかた。「ほととぎす―を通してといふ許になくときくにも」〈かげろふ・下〉貴人を敬っていう語。やかた。「大弐の御―の上の」〈源・玉鬘〉小規模の城塞をなした地方豪族の居所。多く土塁や壕が巡らしてあった。屋敷。たて。「次の日兵衛佐の―へ向かふ」〈平家・八〉

たて【△館】🔗🔉

たて【館】 土塁や堀を巡らした住居。規模の小さい城。たち。「衣川の―」「城郭をかまへず堀一重の御―に御座候事」〈甲陽軍鑑・三九〉

たてばやし【館林】🔗🔉

たてばやし【館林】 群馬県南東部の市。もと秋元氏などの城下町。五代将軍徳川綱吉が城主であったこともある。文福茶釜の話で知られる茂林寺がある。人口七・七万。

たてやま【館山】🔗🔉

たてやま【館山】 千葉県、房総半島南部の市。もと里見氏、次いで稲葉氏の城下町。館山湾に臨み、海水浴場としてにぎわう。米作や野菜・花卉(かき)栽培、イワシ漁などが盛ん。人口五・四万。

たてやま‐ぶし【立山節・△館山節】🔗🔉

たてやま‐ぶし【立山節・館山節】 俗曲・端唄。もとは富山県立山地方の民謡で、明治二八年(一八九五)ごろ東京の花柳界で流行、全国に広まった。

むろ‐つみ【室積み・△館】🔗🔉

むろ‐つみ【室積み・館】 旅人の宿泊所。客舎。「難波の―に発向(たちむ)かひて」〈継体紀〉

や‐かた【屋形・△館】🔗🔉

や‐かた【屋形・館】 地位・身分ある人の住む屋敷。また、その主人。おやかた。仮ずまいのための形ばかりの小屋。かりや。寓居(ぐうきよ)。「水茎の岡の―に妹と我と寝ての朝けの霜の降りはも」〈古今・大歌所御歌〉牛車(ぎつしや)などの上につくった家の形をした覆い。「月の明きに、―なき車のあひたる」〈枕・四五〉船の上にしつらえた屋根のある部屋。船屋形。「みさごは魚をつかみながら大友が舟の―の上へぞ落ちたりける」〈太平記・一六〉貴人を敬っていう語。また、特に中世、屋形号を許された大名の称。「―の御意得奉りて」〈甲陽軍鑑・四〇〉「屋形船」の略。「つながせし―に皆々乗り出す」〈浄・二枚絵草紙〉

やかた‐じろ【屋形城・△館城】🔗🔉

やかた‐じろ【屋形城・館城】 邸宅と城とを兼ねたもの。居城。

やかた‐もの【屋形者・△館者】🔗🔉

やかた‐もの【屋形者・館者】 武家屋敷に住む者。また、奉公する者。特に、江戸の遊里で、大名屋敷から通う江戸づめの侍をいう。「―と町者と、遊びの違ひ目あることは雪墨なり」〈ひとりね・上〉

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[音]カン [訓]やかた    たて    たち [部首]食 [総画数]16 [コード]区点    2059      JIS   345B      S‐JIS 8AD9 [分類]常用漢字 [難読語] →おおだて【大館】かくのだて【角館】かん‐だち【神館】しもだて【下館】しも‐やかた【下館】たてやま【館山】

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