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うち【内】🔗🔉

うち【内】 [名](「中」とも書く)ある一定の区域・範囲の中。仕切られた内側。内部。「家の―」(そと)中心または手前に寄ったほう。「―に切れ込むシュート」ある範囲に含まれるもの。「会員の―から探す」「これも仕事の―」「苦しい―にも張り合いがあった」外から見えないところ。うら。「―を探ると、問題があるらしい」心の中。心。内心。「腹の―を探る」「―に秘めた思い」ある数量のなか。「三つの―から一つを選ぶ」ある時間のなか。以内。あいだ。「一瞬の―に消えた」「試合が二日の―に迫る」「若い―に苦労する」自分が所属しているものをいう。(「家」とも書く)自分が一員として属する家。また、他人の家も含めて、一般に家庭・家族をいう。「―が貧乏で苦労した」「―じゅうで出かける」「よその―」(「家」とも書く)自分の夫、また、妻。「―に相談してからにします」自分が所属するところ。「―の会社」よそ。手紙の署名で、妻が夫の名に添えて「内」と書き、代筆であることを示す。(「家」とも書く)建物としての家。家屋。「いい―に住んでいる」(「裡」とも書く。「…のうちに」の形で)物事の行われる状況を表す。「暗黙の―に理解しあう」「会は成功の―に終わる」仏教に関すること。仏教以外、特に儒教を「外(そと)(ほか)」というのに対していう。ひと続きの時間。特に、現世という限られた時間。「たまきはる―の限りは平らけく安くもあらむを」〈万・八九七〉内面。内輪。うちとけた面。「外(ほか)には仁義礼智信の五常を守りつつ、―にはまた、花鳥風月、詩歌管絃を専らとし」〈謡・経政〉宮中。内裏(だいり)。「君はまづ―に参り給ひて」〈源・若紫〉天皇。「―の渡らせ給ふを、見奉らせ給ふらむ御心地」〈枕・一二八〉[代]一人称の人代名詞。わたし。わたくし。自分。関西地方で、多く女性が用いる。「―は嫌やわ」 [アクセントはウチ、はウチ。 [用法]うち・なか――ある仕切りで区切られた空間・平面などを表す場合は、「外は寒かったが、部屋の内(中)には暖かく火が燃えていた」のように、「内」も「中」も同じように使うが、「内」のほうがやや文語的な言い方である。◇ある状態にあることを示す「雨の中を歩く」「忙しい中を無理に頼む」などは「内」に置き換えられない。また「中の指」のように順序の中間を示すときも「内」とはいわない。◇「大勢の応募者の内(中)から選ばれた人」のように「内」「中」は、また、ある範囲を示すこともある。この場合、ある時間の範囲内であることを示す「朝、まだ暗い内に出発した」や、事柄がある範囲に含まれることを示す「苦労するのも勉強の内だ」などでは、「内」を「中」で置き換えることはできない。 [下接句]足元の明るいうち・蝙蝠(こうもり)も鳥の内・舌の根の乾かぬうち・自慢高慢馬鹿(ばか)の内・腹も身の内・卑下も自慢の内・目の黒いうち・目高も魚(とと)の内・夜目(よめ)遠目(とおめ)(かさ)の内

うち【打ち】🔗🔉

うち【打ち】 〔接頭〕動詞に付いて、その動作・作用を強めたり、語調を整えたりする。また、少し、ちょっと、の意を添えることもある。「―続く」「―興ずる」「―笑(え)む」

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[音]テイ    チョウ    ダ [訓]う‐つ    う‐ち    ダース [部首]手 [総画数]5 [コード]区点    3439      JIS   4247      S‐JIS 91C5 [分類]常用漢字 [難読語] →アクダ【阿骨打】ぎっ‐ちょう【毬杖・毬打】きん‐ちょう【金打】しかん‐たざ【只管打坐・祗管打坐】たぎゅうらく【打毬楽】た‐ざ【打坐】た‐はん【打飯】ちょう‐ちゃく【打擲】ちょう‐ちょう【丁丁・打打】ばく‐ち【博打・博奕】ぶっ‐さき【打裂】みね‐うち【峰打ち・刀背打ち】むね‐うち【棟打ち・刀背打ち】ゆた【雨打・雪打】

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[音]チュウ [訓]なか    うち    まこと    かな‐う [部首]衣 [総画数]9 [コード]区点    3579      JIS   436F      S‐JIS 928F [分類]常用漢字

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[音]ダイ    ナイ    ドウ    ヌイ [訓]うち [部首]冂 [総画数]4 [コード]区点    3866      JIS   4662      S‐JIS 93E0 [分類]常用漢字 [難読語] →あ‐ない【案内】いれこ‐ざけ【入れ子鮭・内子鮭】うたしない【歌志内】うち‐と【内外】うちのいや‐の‐つかさ【内礼司】うちのかしわで‐の‐つかさ【内膳司】うちのかもり‐の‐つかさ【内掃部司】うちのくすり‐の‐つかさ【内薬司】うちのくら‐の‐つかさ【内蔵寮】うち‐の‐しるすつかさ【内記】うちのたくみ‐の‐つかさ【内匠寮】うちのまき‐おんせん【内牧温泉】うち‐のり【内法】うち‐べり【内耗】うち‐わたり【内辺】う‐どねり【内舎人】おおこうち【大河内】おおしこうち‐の‐みつね【凡河内躬恒】おさない‐かおる【小山内薫】かいと【垣内】かいとう‐まつぞう【垣内松三】かきつ【垣内】かみこうち【上高地】かわち【河内】くぬち【国内】くら‐づかさ【内蔵寮】くら‐の‐かみ【内蔵頭】くら‐の‐すけ【内蔵助】くら‐の‐つかさ【内蔵寮】こうち【河内】こうちやま【河内山】こく‐だい【国内】ご‐だい【五内】しき‐ない【鋪内】じゅ‐だい【入内】せんだい【川内】そこ‐ひ【底翳・内障】たくみ【内匠】たくみ‐づかさ【内匠寮】ない‐さい【内鰓】ない‐し【内侍】ない‐しゃく【内戚】ない‐じゅ【内豎】ハノイ【Hanoi】ふくち‐きがい【福内鬼外】べく‐ない【可内】や‐うち【家内】やぬち【家内・屋内】らち‐ない【埒内】わっかない【稚内】

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[音]リ [訓]うら    うち [部首]衣 [総画数]13 [コード]区点    4602      JIS   4E22      S‐JIS 97A0 [分類]常用漢字 [難読語] →うち‐ごろも【裏衣】うら‐がね【裏曲・裏矩】うら‐だな【裏店】く‐り【庫裏・庫裡】しゃ‐り【這裏】もみ‐うら【紅裏】

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[音]リ [訓]うら    うち [部首]衣 [総画数]12 [コード]区点    4603      JIS   4E23      S‐JIS 97A1 [難読語] →く‐り【庫裏・庫裡】

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