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おも‐て【表】🔗🔉

おも‐て【表】 《「面(おもて)」と同語源》[名]物の二つの面のうち、主だったほう。表面。また、外側。「答案は―を上にして集める」「コインを投げて―か裏かで占う」「鏡の―」裏。他のものより前に位置すること。前面。「長男を―に立てる」畳・草履・下駄などの表面につけるござ。衣服の表地。裏。うわべ。外見。「―を飾る」裏。表向きのこと。おおやけ。公式。正式。「人生の―と裏に通じている」「―通り」「―参道」裏。正面。家の入り口。「―から入る」裏。家の外。戸外。また、家の前の通り。「―で遊ぶ」野球で、各回の、先攻チームが攻撃する番。「七回―の攻撃」裏。「表千家」の略。連歌・俳諧で、二つに折った懐紙の第一面。単に「おもて」というときは、初折(しよおり)の第一面。江戸幕府または大名家で、公的な事務や儀式をする所。商家では店をいう。表座敷。「まづ―へと通らせられい」〈虎明狂・梟〉人前にそれをはっきり示すこと。また、そのもの。証拠。「安心の―とし」〈浄・念仏往生記〉文書などの記載面。文面。「御制札の―にまかせ、さうさうに是へ参りて」〈虎明狂・牛馬〉〔接尾〕方角・場所などを示す名詞に付く。その方角に向かっていること、その側に面していることを表す。「南―」その方向の土地・地方を表す。「江戸―」「国―」 [下接語]裏表・江戸表・木表・国表・初(しよ)表・外表・畳表・中(なか)表・名残の表・二の表・琉球(りゆうきゆう)

ひょう【表】ヘウ🔗🔉

ひょう【表】ヘウ 複雑な事柄を、見やすいように整理分類して、一目でわかるように書き表したもの。「人口動態を―にする」臣下から君主に差し出す文書。「出師(すいし)の―」

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[音]ヒョウ [訓]おもて    うえ    あらわ‐す    あらわ‐れる    しるし [部首]衣 [総画数]8 [コード]区点    4129      JIS   493D      S‐JIS 955C [分類]常用漢字 [難読語] →いりおもて【西表】うえ‐の‐おんぞ【表御衣・上御衣】うえ‐の‐きぬ【表衣・上衣】うえ‐の‐はかま【表袴・上袴】うわ‐おび【上帯・表帯】うわ‐ぎ【上着・上衣・表着】うわつつのお‐の‐みこと【表筒男命】うわ‐むしろ【表筵・上蓆】

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