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と‐あたり【戸当(た)り】🔗🔉

と‐あたり【戸当(た)り】 出入り口・窓などで開き戸を閉じたとき、戸が行きすぎないように方立(ほうだて)や枠などに取り付けた突出部。引き戸を開閉したとき、戸の当たる柱や建具枠の部分。開き戸を開けたときに、腰羽目などに当たらないように戸を食い止める金具。戸当たり金物。

と‐ある【と×或る】🔗🔉

と‐ある【と×或る】 [連体]たまたま行きあった場所や家、または日時などをさしていう。ある。「―食堂にはいる」「―夏の日のことである」

とい‐あわ・す【問(い)合(わ)す】とひあはす🔗🔉

とい‐あわ・す【問(い)合(わ)す】とひあはす [動サ五(四)]「問い合わせる」に同じ。「電話で―・してみる」[動サ下二]「といあわせる」の文語形。

とい‐あわせ【問(い)合(わ)せ】とひあはせ🔗🔉

とい‐あわせ【問(い)合(わ)せ】とひあはせ 問い合わせること。照会。「―が殺到する」

とい‐あわ・せる【問(い)合(わ)せる】とひあはせる🔗🔉

とい‐あわ・せる【問(い)合(わ)せる】とひあはせる [動サ下一]とひあは・す[サ下二]不明の点を聞いて確かめる。照会する。「試験の合否を―・せる」

と‐いう【と言う】‐いふ🔗🔉

と‐いう【と言う】‐いふ 〔連語〕人が…と呼ぶ。…と呼ばれる。「のっぽさん―あだ名」「大国主命(おおくにぬしのみこと)―神」「と」の受ける事柄を取り立てて強調する意を表す。「人―のはわからないものだ」数量を表す語に付いて、…に達する、…にも及ぶ、などの意を表す。「八千メートル―高所」「何万人―観光客」時を表す同じ語を前後に置いて、それを強調する意を表す。「今日―今日は逃さない」事物を表す同じ語を前後に置いて、そのものはすべて、の意を表す。「店―店は閉まっている」

と‐いうことは【と言うことは】‐いふことは🔗🔉

と‐いうことは【と言うことは】‐いふことは 〔連語〕…というわけは。…という意味は。「あの家を売った―、おそらく事業に失敗したのだろう」(副詞的に用いて)つまりは。結局は。「彼は改正案に賛成した。―、われわれと同じ立場なのだ」

と‐いうと【と言うと】‐いふと🔗🔉

と‐いうと【と言うと】‐いふと 〔連語〕ある事柄を受けて、そこから予想される内容や導かれる結論を示す。…とすると。…となると。「今週もだめ、来週もだめ―、今月は会えないね」ある事柄を提示し、それに関連したことについて下に続ける意を表す。…ということについては。「新聞記事―、最近公害問題はあまり見かけないね」ある事柄に関して、代表的なものや、特に結びつきの強いものを挙げる。「コンピューター―彼に聞けばよい」ある事柄を受けて、それに伴って必ずあとの事柄が生じることを表す。「旅行をする―天気が悪くなる」

と‐いうとも【と言ふとも】‐いふとも🔗🔉

と‐いうとも【と言ふとも】‐いふとも 〔連語〕《「とも」は接続助詞。漢文の「雖」の訓読から生じ、平安初期からみられる》たとえ…ても。…とも。「諸の四大種に於て自在に転ずること得たり―」〈地蔵十輪経元慶点〉

と‐いうのは【と言うのは】‐いふのは🔗🔉

と‐いうのは【と言うのは】‐いふのは 〔連語〕語または文などを取り上げ、それについての説明や意義などをあとに述べることを示す。そのわけは。その理由は。「彼は欠席が多い。―アルバイトで忙しいから」

と‐いうのも【と言うのも】‐いふのも🔗🔉

と‐いうのも【と言うのも】‐いふのも 〔連語〕他も同様であるという意を含みながら、特にそれについて述べるときに用いる。「ゴルフ―、なかなかむずかしいスポーツだ」理由をあとに述べる意を表す。「社長みずからが来た―、社運にかかわる事態だからだ」(副詞的に用いて)そうなったわけは。「優勝した。―、監督がよかったからだ」

とい‐おんせん【土肥温泉】とひヲンセン🔗🔉

とい‐おんせん【土肥温泉】とひヲンセン 静岡県田方郡土肥町の温泉。伊豆半島西海岸にあり、泉質は硫酸塩泉。

とい‐かえ・す【問(い)返す】とひかへす🔗🔉

とい‐かえ・す【問(い)返す】とひかへす [動サ五(四)]一度尋ねたことをまた尋ねる。聞きなおす。「三度も―・してようやくわかった」相手の質問に答えないで、逆にこちらから尋ねる。「あなたこそどうなのですと、―・す」

とい‐かけ【問(い)掛け】とひ‐🔗🔉

とい‐かけ【問(い)掛け】とひ‐ 問いかけること。質問。「―に応じる」

とい‐か・ける【問(い)掛ける】とひ‐🔗🔉

とい‐か・ける【問(い)掛ける】とひ‐ [動カ下一]とひか・く[カ下二]質問をしかける。その人に向かって質問する。「矢つぎばやに―・ける」質問をしはじめる。「―・けて急に口をつぐむ」

と‐いき【吐息】🔗🔉

と‐いき【吐息】 落胆したり、緊張がゆるんだりしたときに思わず出る息。ためいき。「ほっと―をもらす」「青息―」

とい‐きり【問(い)切り】とひ‐🔗🔉

とい‐きり【問(い)切り】とひ‐ (とむら)い上げ

とい‐さ・く【問ひ△放く】とひ‐🔗🔉

とい‐さ・く【問ひ放く】とひ‐ [動カ下二]遠くから言葉をかける。「―・くる親族(うから)兄弟(はらから)なき国に渡り来まして」〈万・四六〇〉

と‐いた【戸板】🔗🔉

と‐いた【戸板】 雨戸の板。特に、人や物をのせて運ぶ場合にいう。

とい‐つ・める【問(い)詰める】とひ‐🔗🔉

とい‐つ・める【問(い)詰める】とひ‐ [動マ下一]とひつ・む[マ下二]真実を言うまで厳しく尋ねる。詰問する。「―・められて白状する」

とい‐まる【問丸】とひ‐🔗🔉

とい‐まる【問丸】とひ‐ 中世、港や重要都市にあって、年貢などの物資の輸送・保管・中継取引、船舶の準備、宿泊の世話などを行った業者。問(とい)。問屋(といや)

とい‐みさき【都井岬】とゐ‐🔗🔉

とい‐みさき【都井岬】とゐ‐ 宮崎県南端、日向灘(ひゆうがなだ)と志布志湾とを分ける岬。岬馬とよぶ野生馬やニホンザルが生息。ソテツの自生林がある。

トイメン【対面】🔗🔉

トイメン【対面】 《中国語》マージャンで、卓の向かい正面のこと。また、そこにいる競技者。対家(トイチヤ)

とい‐や【問屋】とひ‐🔗🔉

とい‐や【問屋】とひ‐ 商法上、自己の名で他人のために物品の販売や買い入れをするのを業とする者。→とんや(問屋)江戸時代、荷主から委託された貨物を販売したり、または、商品を仕入れて販売したりした卸売商人。中世の問丸(といまる)が分化・発達したもの。

トイレ🔗🔉

トイレ 《「トイレット」「トイレットルーム」の略》化粧室。手洗い所。便所。「バス―付き」

とう‐あ【東亜】🔗🔉

とう‐あ【東亜】 アジア州の東部。東アジア。日本・中国・朝鮮などの地域の総称。

とうあつ‐せん【等圧線】🔗🔉

とうあつ‐せん【等圧線】 天気図上で、気圧の等しい地点を結んだ曲線。

とう‐あみ【唐網】タウ‐🔗🔉

とう‐あみ【唐網】タウ‐投網(とあみ)」に同じ。

とう‐いす【×籐×椅子】🔗🔉

とう‐いす【××椅子】 籐の茎と表皮で作ったいす。《季 夏》「庭を背に―にある女かな/虚子」

とういつ‐こうはん【統一公判】🔗🔉

とういつ‐こうはん【統一公判】 同一刑事事件に多数の被告人がいる場合、公判を分離しないで同一法廷で審理すること。

とういつ‐せんせん【統一戦線】🔗🔉

とういつ‐せんせん【統一戦線】 政治運動・労働運動などで、ある共通の目標に対して諸党派または諸団体がそれぞれの主張を保持しながら共同して行う闘争の形態。共同戦線。

とういつ‐てき【統一的】🔗🔉

とういつ‐てき【統一的】 [形動]全体を統一する立場をとるさま。一つにまとめて支配するさま。「―な見解」

とう‐いと【唐糸】タウ‐🔗🔉

とう‐いと【唐糸】タウ‐ 機械紡績で、綿糸の旧称。

とう‐いも【唐芋】タウ‐🔗🔉

とう‐いも【唐芋】タウ‐ サツマイモの別名。

とういん‐きんかた【洞院公賢】トウヰン‐🔗🔉

とういん‐きんかた【洞院公賢】トウヰン‐一二九一〜一三六〇]南北朝時代の公卿。有職故実に明るく、南北両朝から信任され、左大臣・太政大臣に任じられた。「拾芥抄」「歴代最要抄」などの編著のほか日記「園太暦(えんたいりやく)」がある。中園入道相国。

とういん‐さねひろ【洞院実熙】トウヰン‐🔗🔉

とういん‐さねひろ【洞院実熙】トウヰン‐ 室町時代の公卿。初名、実博。左大臣となったが、のち出家して元鏡と称し、東山に閑居。有職故実に明るく、東山左府とよばれた。著「名目鈔」など。生没年未詳。

とういん‐ていし【登院停止】トウヰン‐🔗🔉

とういん‐ていし【登院停止】トウヰン‐ 国会議員に対する懲罰の一。登院を三〇日以内停止するもの。→出席停止

とう‐うす【唐×臼】タウ‐🔗🔉

とう‐うす【唐×臼】タウ‐ (す)り臼(うす)

とう‐うちわ【唐団=扇】タウうちは🔗🔉

とう‐うちわ【唐団扇】タウうちは 中国風のうちわ。ひょうたん形または円形で、柄の端の穴にひもを通したもの。軍陣での采配、また相撲で行司の軍配(ぐんばい)として用いた。軍配団扇。紋所の名。をかたどったもの。

とう‐うん【凍雲】🔗🔉

とう‐うん【凍雲】 今にも雪が降り出しそうな雲。また、寒々として曇っている冬空。「雪国の恒(つね)として晴天俄(にはか)に―を布(し)き」〈北越雪譜・二〉

とうえい‐ほう【投影法】‐ハフ🔗🔉

とうえい‐ほう【投影法】‐ハフ 投影図法」に同じ。意味のあいまいな絵などを見せて解釈させ、表出された傾向を分析して心の内面や性格を診断する方法。ロールシャッハ‐テストやTATなど。投射法。

とう‐えんめい【陶淵明】タウ‐🔗🔉

とう‐えんめい【陶淵明】タウ‐三六五〜四二七]中国、六朝時代の東晋の詩人。江西の人。名は潜。淵明は字(あざな)。一説に名は淵明、字は元亮(げんりよう)。官職に就いたが、束縛を嫌い、彭沢(ほうたく)県の県令を最後に「帰去来辞(ききよらいのじ)」を作って官を辞し、故郷へ戻った。自然を愛する田園生活を送り、すぐれた詩を残した。詩では「飲酒」、文では「桃花源記」が有名。五柳先生。

とうおう‐かく【滕王閣】トウワウ‐🔗🔉

とうおう‐かく【滕王閣】トウワウ‐ 唐の太宗の弟、滕王(李元嬰(りげんえい))が築いた高殿。中国江南省南昌市の西南にあった。王勃(おうぼつ)の詩で、また画題としても有名。

とうおうふ【東王父】トウワウフ🔗🔉

とうおうふ【東王父】トウワウフ 中国の伝説上の神仙。東方の蓬莱山(ほうらいさん)上に住んだという。西王母(せいおうぼ)と対置される。東王公。東父。

とうおう‐らん【等黄卵】トウワウ‐🔗🔉

とうおう‐らん【等黄卵】トウワウ‐ 黄卵が少なく、卵内にほぼ均一に分布している卵。卵割が均等に行われる。ウニ・ナメクジウオや哺乳類などの卵。

とうおん‐せん【等温線】トウヲン‐🔗🔉

とうおん‐せん【等温線】トウヲン‐ 天気図上で、気温の等しい地点を結んだ曲線。

とうおん‐へんか【等温変化】トウヲンヘンクワ🔗🔉

とうおん‐へんか【等温変化】トウヲンヘンクワ 温度を一定に保ちながら進行する状態変化。

とうかい‐さんし【東海散士】🔗🔉

とうかい‐さんし【東海散士】一八五二〜一九二二]小説家・政治家。安房(あわ)の生まれ。本名、柴四朗。もと会津藩士。のち衆議院議員。政治小説「佳人之奇遇」で知られる。

とうかい‐ちほう【東海地方】‐チハウ🔗🔉

とうかい‐ちほう【東海地方】‐チハウ 本州中央部の太平洋側の地方。ふつう、静岡・愛知・三重の三県と岐阜県の南部をいう。

とうか‐かんせい【灯火管制】トウクワクワンセイ🔗🔉

とうか‐かんせい【灯火管制】トウクワクワンセイ 夜間、空襲に備え、灯火を消したり覆ったりして光がもれないようにすること。

とうかく‐さんかくけい【等角三角形】🔗🔉

とうかく‐さんかくけい【等角三角形】 三つの内角がすべて等しい三角形。正三角形。

とうかく‐たかくけい【等角多角形】🔗🔉

とうかく‐たかくけい【等角多角形】 内角がすべて等しい多角形。正多角形。

とうか‐こうかん【等価交換】‐カウクワン🔗🔉

とうか‐こうかん【等価交換】‐カウクワン [名]スル価格や価値の等しい物どうしを交換すること。「土地と建物を―する」

とうか‐すい【桃花水】タウクワ‐🔗🔉

とうか‐すい【桃花水】タウクワ‐ 桃の花の咲くころ、氷や雪が解けて大量に流れる川の水。

とうか‐せい【透過性】トウクワ‐🔗🔉

とうか‐せい【透過性】トウクワ‐ 細胞の原形質膜などの皮膜が、気体・液体・溶質・イオンなどを透過させる性質。

とうか‐の‐せちえ【踏歌の節会】タフカ‐セチヱ🔗🔉

とうか‐の‐せちえ【踏歌の節会】タフカ‐セチヱ 平安時代、正月に宮中で踏歌を奏する行事。殿上で酒宴が行われた。

とうか‐の‐せつ【桃花の節】タウクワ‐🔗🔉

とうか‐の‐せつ【桃花の節】タウクワ‐ 桃の節句。上巳(じようし)

とう‐かむり【唐△冠】タウ‐🔗🔉

とう‐かむり【唐冠】タウ‐ 近世の兜(かぶと)の一。纓(えい)を左右に二本突き出させたもの。とうかん。とうかんむり。唐冠貝」に同じ。

とうか‐ゆ【×橙花油】タウクワ‐🔗🔉

とうか‐ゆ【×橙花油】タウクワ‐ ミカン類の花からとる香油。無色。化粧品の香料に用いる。ネロリ油。

とう‐から【△疾うから】🔗🔉

とう‐から【疾うから】 [副]早くから。前々から。とっくに。「―感づいていた」→疾(と)

とうかろく【東華録】トウクワロク🔗🔉

とうかろく【東華録】トウクワロク 中国の歴史書。清の歴代王朝の事蹟を編年体で記したもので四種ある。三二巻。清初の一六一六年から一七三五年までの記録で、蒋良騏撰。一九五巻。続録四三〇巻。太祖から穆宗までの一一代の記録で、王先謙撰。十一朝東華録。六九巻。咸豊帝の時代の記録で、潘頤福撰。東華続録。咸豊朝東華録。二二〇巻。光緒帝の時代の記録で、朱寿朋撰。光緒朝東華録。

とうかん‐し【等閑視】🔗🔉

とうかん‐し【等閑視】 [名]スルいいかげんに扱って、放っておくこと。なおざりにすること。「現状を―した結果の大事故」

とうかん‐な・し【等閑なし】🔗🔉

とうかん‐な・し【等閑なし】 [形ク]日ごろ非常に親しくしている。心安い。「いかに―・いと言ふても言はれぬ事ぢゃ」〈虎明狂・連歌盗人〉

とうかん‐ふ【統監府】🔗🔉

とうかん‐ふ【統監府】 明治三八年(一九〇五)の第二次日韓協約に基づき、日本が京城(ソウル)に設置した朝鮮支配機関。同四三年の韓国併合後、朝鮮総督府に引き継がれた。韓国統監府。

とう‐かんむり【唐冠】タウ‐🔗🔉

とう‐かんむり【唐冠】タウ‐ とうかむり(唐冠)

とうき‐てき【投機的】🔗🔉

とうき‐てき【投機的】 [形動]機会をとらえて利益を得ようとするさま。また、成否が不確実なさま。「―な事業」

とうき‐とりひき【投機取引】🔗🔉

とうき‐とりひき【投機取引】 相場の変動によって生ずる差額を利得するために行う売買取引。

とうき‐ほう【登記法】‐ハフ🔗🔉

とうき‐ほう【登記法】‐ハフ 登記に関する法規の総称。不動産登記法・船舶登記規則・商業登記法など。

とうく‐ほう【倒句法】タウクハフ🔗🔉

とうく‐ほう【倒句法】タウクハフ 倒句を用いる修辞法。倒置法。

とうくろう【×藤九郎】トウクラウ🔗🔉

とうくろう【×藤九郎】トウクラウ アホウドリの別名。

とうけい‐か【刀×圭家】タウケイ‐🔗🔉

とうけい‐か【刀×圭家】タウケイ‐ 医者。医師。

とうけい‐てき【統計的】🔗🔉

とうけい‐てき【統計的】 [形動]統計の上で表現されるさま。統計を基にして行われるさま。「購買層を―に考察する」

とうけい‐ねんかん【統計年鑑】🔗🔉

とうけい‐ねんかん【統計年鑑】 政治・経済・社会その他に関する重要な統計資料を記載し、現勢を数量的に明らかにした年一回の定期刊行物。

とうけつ‐かんそう【凍結乾燥】‐カンサウ🔗🔉

とうけつ‐かんそう【凍結乾燥】‐カンサウ 乾燥しようとするものを凍結し、高真空下で水分を昇華させて除く乾燥法。生物試料や食品の保存に利用。フリーズドライ。

とう‐けんそ【湯顕祖】タウ‐🔗🔉

とう‐けんそ【湯顕祖】タウ‐一五五〇〜一六一六]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじよう)。号、若士・清遠道人。詩文では、古文辞派の主張に反対した。代表作は戯曲「還魂記」「南柯記(なんかき)」など。

とうこう‐き【投光器】トウクワウ‐🔗🔉

とうこう‐き【投光器】トウクワウ‐ 光線を柱状に一本に集めて照らす装置。反射鏡とレンズを組み合わせた照明器具。

とう‐こうけい【陶弘景】タウ‐🔗🔉

とう‐こうけい【陶弘景】タウ‐四五六〜五三六]中国、梁(りよう)の道士。秣陵(まつりよう)(江蘇省)の人。字(あざな)は通明。茅山(ぼうざん)に隠居、道教の理論化を試み、薬物学にも精通した。著「真誥(しんこう)」「本草経集注」など。

とうこう‐せん【等高線】トウカウ‐🔗🔉

とうこう‐せん【等高線】トウカウ‐ 地図上で、陸地の高低を正確に表現するために、標高の等しい地点を結んだ曲線。コンター。

とうこ‐の‐きん【党×錮の禁】タウコ‐🔗🔉

とうこ‐の‐きん【党×錮の禁】タウコ‐ 中国、後漢末に起こった学問弾圧事件。儒教学派の官僚(党人)が宦官(かんがん)の専横に対抗しようとし、逆に終身禁固に処せられた。党錮の獄。

とうさく‐るい【頭索類】🔗🔉

とうさく‐るい【頭索類】 頭索綱に分類される原索動物。体は魚形をし、脊索が頭部にまで伸び、その背面を神経が並走する。筋肉は体節制を示す。雌雄異体。暖海に分布。ナメクジウオ類。

とうさ‐すうれつ【等差数列】🔗🔉

とうさ‐すうれつ【等差数列】 隣り合う二項の差が一定である数列。

とう‐さま【父様】🔗🔉

とう‐さま【父様】 《「ととさま」の音変化》父を敬い親しんで呼ぶ語。母親(かあさま)

とう‐さんさい【唐三彩】タウ‐🔗🔉

とう‐さんさい【唐三彩】タウ‐ 中国、唐代に作られた軟質陶器。白・緑・黄・茶・藍などの色釉(いろぐすり)で彩ったもので、各種の器のほか、俑(よう)も多い。

とう‐ししつ【糖脂質】タウ‐🔗🔉

とう‐ししつ【糖脂質】タウ‐ 糖を含む複合脂質の総称。細胞の膜構造の成分で、生体の機能に重要なものが多い。

とうし‐しんたく【投資信託】🔗🔉

とうし‐しんたく【投資信託】 証券会社が一般投資家から集めた資金を信託銀行に信託し、その銀行に指示して金融・証券市場で運用させて得た利子・配当金・値上がり益などを投資家に分配する制度。証券投資信託。投信。

とうしせん【唐詩選】タウシセン🔗🔉

とうしせん【唐詩選】タウシセン 中国の唐詩の選集。七巻。明の李攀竜(りはんりよう)の編というが未詳。李白・杜甫など、盛唐期の詩に重きを置き、計一二八人の四六五編を詩体別に収めたもの。日本には江戸初期に伝来し、漢詩入門書として大いに流行した。

とうし‐の‐しけ【藤氏の四家】🔗🔉

とうし‐の‐しけ【藤氏の四家】 藤原不比等の四人の子がそれぞれ成した家、すなわち武智麻呂の南家、房前(ふささき)の北家、宇合(うまかい)の式家、麻呂の京家の総称。四家。

とう‐しみ【灯△心】🔗🔉

とう‐しみ【灯心】 《「とうじみ」とも》「とうしん(灯心)」に同じ。「髪は―を戴きたるやうにて」〈今昔・二九・二六〉

とうしろう【藤四郎】トウシラウ🔗🔉

とうしろう【藤四郎】トウシラウ 鎌倉時代の陶工で瀬戸焼の祖とされる加藤四郎左衛門景正(かげまさ)の略称。藤四郎の名は代々継承され、一二代を数える。鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の通称。陶工、藤四郎の焼いた陶器。特に茶入れで、二代目藤四郎基通作とされる真中古(まちゆうこ)をさし、初代の作は春慶・唐物などと称される。《「しろうと(素人)」を逆さまにして人名のようにいった語》しろうと。とうしろ。

とうしん‐おさえ【灯心抑え】‐おさへ🔗🔉

とうしん‐おさえ【灯心抑え】‐おさへ 油皿の灯心をおさえたり、かき立てたりするのに用いる金属または陶製の棒。かきたて棒。かきたて木。

とうしん‐せん【等深線】🔗🔉

とうしん‐せん【等深線】 地図上で、水底の地形を表すため、水深の等しい地点を結んだ曲線。同深線。

とうしん‐そう【灯心草】‐サウ🔗🔉

とうしん‐そう【灯心草】‐サウ(い)の別名。茎髄が灯心に利用され、また漢方で、利尿・消炎・鎮静薬などに用いる。とうしんぐさ。

とうすい‐けん【統帥権】🔗🔉

とうすい‐けん【統帥権】 軍隊の最高指揮権。明治憲法下で天皇の大権と規定され、一般の国務から独立するとされた。

とうすい‐そう【透水層】🔗🔉

とうすい‐そう【透水層】 砂や礫(れき)など粗粒の物質からなり、地下水が浸透しやすい地層。

とうせい‐おとこ【当世男】タウセイをとこ🔗🔉

とうせい‐おとこ【当世男】タウセイをとこ 気風・態度や容姿などが当世風の男。「美しげなる―」〈浮・一代女・一〉

とうせい‐おんな【当世女】タウセイをんな🔗🔉

とうせい‐おんな【当世女】タウセイをんな 気風・態度や容姿などが当世風の女。「仕出し衣装の物好み、―のただ中」〈浮・五人女・三〉

とうせい‐は【統制派】🔗🔉

とうせい‐は【統制派】 昭和初期、陸軍内で皇道派に対立した派閥。永田鉄山・東条英機らが中心で、直接行動を唱える青年将校の運動を封じ、一元的統制の下での国家改造を目ざした。二・二六事件以後、軍部の指導権を握った。

とうせい‐ふう【当世風】タウセイ‐🔗🔉

とうせい‐ふう【当世風】タウセイ‐ [名・形動]その時代に流行の風俗・風習や考え方であること。また、そのさま。今風。「―な(の)身なり」

とうせい‐むき【当世向き】タウセイ‐🔗🔉

とうせい‐むき【当世向き】タウセイ‐ [名・形動]その時代の流行や好みに合うこと。また、そのさま。「―な(の)おしゃれ」

とうせい‐よう【当世様】タウセイヤウ🔗🔉

とうせい‐よう【当世様】タウセイヤウ 当世風であること。「先づ大昔、中昔、―とて、三段あるが、どれを習ひたいぞ」〈虎明狂・音曲聟〉

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