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と-あたり【戸当(た)り】🔗⭐🔉
と-あたり [2] 【戸当(た)り】
(1)扉を閉じた時,扉が行き過ぎないように方立(ホウダテ)または枠に取り付けた突出部。
(2)戸を開いた時,戸が壁などに当たらないようにする金具。ドアストッパー。
とい-あわ・す【問い合(わ)す】🔗⭐🔉
とい-あわ・す トヒアハス [4][0] 【問い合(わ)す】
■一■ (動サ五[四])
「問い合わせる」に同じ。「何度―・しても確答が得られない」
■二■ (動サ下二)
⇒といあわせる
と-いい【と言い】🔗⭐🔉
と-いい ―イヒ 【と言い】 (連語)
〔格助詞「と」に動詞「言う」の連用形「いい」の付いたもの〕
(1)(「…といい…といい」の形で)二つ以上の事柄をあげて,それらについて述べる場合に用いる。(ア)…の点も…の点も。…にしても…にしても。「色―香り―,申し分ない」(イ)…であり,また…でもあり。「バビロニヤワモトヨリ大国―,智略―,国ノ勢モ他ニ異(コト)ニアッテ/天草本伊曾保」
(2)「…であって,その上」の意を表す。近世での用法。「此数馬殿といふ人は器量―,詩歌は人に勝(スグ)れた人と聞いたに/歌舞伎・好色伝授」
と-いう【と言う】🔗⭐🔉
と-いう ―イフ 【と言う】 (連語)
〔格助詞「と」に動詞「言う」の連体形の付いたもの〕
(1)二つの体言または体言に相当する語句の間に用いる。(ア)「そう呼ばれている」「…という名の」の意を表す。「日本―国」「田中―人」「秩父の荒川村―所」(イ)(数量を表す語の下に付いて)それだけの数に達する。「何百―粒子」(ウ)とりたてて言う意を表す。「いざ―時」「君―命の恩人」
(2)同一の体言または体言に相当する語句の間に用いる。(ア)それに属するもの全部の意を表す。「人―人は,みな,…」(イ)強調の意を表す。「今度―今度は…」
→言う
と-いう-こと-は【と言うことは】🔗⭐🔉
と-いう-こと-は ―イフ― 【と言うことは】 (連語)
(副詞句のように用いて)結局は。つまりは。「まだぐずぐず言っている。―嫌だということなんだね」
と-いう-と【と言うと】🔗⭐🔉
と-いう-と ―イフ― 【と言うと】 (連語)
(1)(接続助詞的に用いて)ある事物を提示し,それに伴って後件が必ず起こるということを述べるのに用いる。「このところずっと,休日―,必ず雨が降る」
(2)(接続詞的に用いて)前文に伴って,必然的に後件が成立することを述べるのに用いる。「―,僕ばかりが悪者のように聞こえるが」
と-いう-とも【と雖も】🔗⭐🔉
と-いう-とも ―イフ― 【と雖も】 (連語)
〔格助詞「と」に,動詞「言ふ」の終止形「いふ」+接続助詞「とも」の付いたもの。漢文の「雖」の字の訓読から生じた語。平安初期の訓点語からみられる〕
逆接の仮定条件を表す。たとえ…とも。とも。「勅定たり―,いかでか先例をば背くべき/保元(中)」
と-いう-の-は【と言うのは】🔗⭐🔉
と-いう-の-は ―イフ― 【と言うのは】 (連語)
(1)(接続詞的に用いて)原因・理由の説明を導く語。そのわけは。なぜならば。「私は答えに困った。―,そんな事を考えたこともなかったから」
(2)(接続助詞的に用いて)主語を示す。「話―,そのことですか」
と-いう-の-も【と言うのも】🔗⭐🔉
と-いう-の-も ―イフ― 【と言うのも】 (連語)
(接続詞的に用いて)原因・理由の説明を導く語。そうなったわけは。「彼が勝った。―,ファイトがあったからだ」
とい-かけ【問(い)掛け】🔗⭐🔉
とい-かけ トヒ― [0] 【問(い)掛け】
問いかけること。質問。
とい-きり【問(い)切り】🔗⭐🔉
とい-きり トヒ― [0] 【問(い)切り】
最終の年忌。17年目.33年目.49年目など地方によって異なる。以後,死者は御先祖様としてまつられる。弔(トムラ)い上げ。
とい-さ・く【問ひ放く】🔗⭐🔉
とい-さ・く トヒ― 【問ひ放く】 (動カ下二)
遠くから言葉をかける。「言はむすべせむすべ知らに石(イワ)木をも―・け知らず/万葉 794」
とい-しき【問職】🔗⭐🔉
とい-しき トヒ― [0] 【問職】
荘園の所職の一。荘園領主のもとへ年貢・公事を運送する任に当たったもの。鎌倉以降,いくつかの荘園の問職を兼ね,問丸(トイマル)に発展してゆく者もあった。
→問丸
とい-とむらい【問ひ弔ひ】🔗⭐🔉
とい-とむらい トヒトムラヒ 【問ひ弔ひ】
追善を営むこと。冥福を祈ること。「七日
の―/滑稽本・根無草後編」

の―/滑稽本・根無草後編」
と-いな🔗⭐🔉
と-いな (連語)
〔格助詞「と」に終助詞「い」「な」の付いたもの。近世上方語〕
ということですよ。多く女性が用いた。といなあ。といの。「切られてお果てなされた―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
と-いなあ🔗⭐🔉
と-いなあ (連語)
〔近世上方語〕
「といな(連語)」に同じ。「精出して信心すれば,御利生がある―/歌舞伎・韓人漢文」
と-いな-や【と否や】🔗⭐🔉
と-いな-や 【と否や】 (連語)
〔接続助詞「と」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの〕
活用語の連体形に接続して,同時にまたは引き続いて事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。やいなや。「大晦日の朝めし過る―羽織・脇ざしさして/浮世草子・胸算用 2」
と-いの🔗⭐🔉
と-いの (連語)
〔格助詞「と」に終助詞「い」「の」の付いたもの。近世上方語〕
ということですよ。多く女性が用いた。といのう。といな。「足もとから鳥の立つ様に俄に町へ届けた―/浄瑠璃・大経師(上)」
と-いのう🔗⭐🔉
と-いのう (連語)
〔近世上方語〕
「といの(連語)」に同じ。「あれが武士の嗜みぢや―/歌舞伎・幼稚子敵討」
とい-まる【問丸】🔗⭐🔉
とい-まる トヒ― [0] 【問丸】
中世における運送・廻漕を業とする人々の総称。都市・市場・港湾など貢納物・商品が集散する要地に居住して物資の管理・発送,取引の仲介,宿所の経営などを広く行なった。問屋(トイヤ)。津屋(ツヤ)。
とい-みさき【都井岬】🔗⭐🔉
とい-みさき ト
― 【都井岬】
宮崎県の最南端,志布志湾東端にある岬。ソテツの自生地,岬馬や野猿の生息地。
― 【都井岬】
宮崎県の最南端,志布志湾東端にある岬。ソテツの自生地,岬馬や野猿の生息地。
とい-や【問屋】🔗⭐🔉
とい-や トヒ― [0] 【問屋】
(1)「とんや(問屋){(1)}」に同じ。
(2)「問丸(トイマル)」に同じ。
(3)自己の名をもって他人(委託者)のために物品の販売・買い入れをなすことを業とする者。証券会社など。卸売を業とする問屋(トンヤ)とは異なる。
→間接代理
といや-まち【問屋町】🔗⭐🔉
といや-まち トヒ― [3] 【問屋町】
問屋の並んでいる町。
といや-やく【問屋役】🔗⭐🔉
といや-やく トヒ― [0] 【問屋役】
問屋場の責任者。
とうあ-れんめい【東亜連盟】🔗⭐🔉
とうあ-れんめい 【東亜連盟】
石原莞爾(カンジ)の構想にもとづいて,日本・中国・「満州国」の一体化をめざして1939年(昭和14)結成された団体。正式名称は東亜連盟協会。46年解散。
とうあつ-へんか【等圧変化】🔗⭐🔉
とうあつ-へんか ―クワ [5] 【等圧変化】
圧力を一定に保ちながら,系の温度・体積などを変化させること。定圧変化。
とういつ-こうはん【統一公判】🔗⭐🔉
とういつ-こうはん [5] 【統一公判】
同一事件に生じた多数の被告人を同一の法廷で,全体として審理・判決すること。
とういつ-せんせん【統一戦線】🔗⭐🔉
とういつ-せんせん [5] 【統一戦線】
政治運動・労働運動などで,諸党派・諸団体が独自の主張を保ちながら,共通の目標のために,共通の敵対勢力に共同して対抗する闘いの形態。共同戦線。ユナイテッド-フロント。
とういつ-てき【統一的】🔗⭐🔉
とういつ-てき [0] 【統一的】 (形動)
全体を統一する立場をとるさま。まとまっているさま。「―な行動」「現象を―に理解する」
とう-いと【唐糸】🔗⭐🔉
とう-いと タウ― [0] 【唐糸】
〔もと外国から輸入したものであることから〕
機械紡績綿糸の旧称。
とう-いも【唐芋】🔗⭐🔉
とう-いも タウ― [0] 【唐芋】
サツマイモの別名。
とういん-ていし【登院停止】🔗⭐🔉
とういん-ていし ―
ン― [0] 【登院停止】
国会議員の懲罰の一。三〇日を超えない範囲で,登院を停止するもの。
ン― [0] 【登院停止】
国会議員の懲罰の一。三〇日を超えない範囲で,登院を停止するもの。
とういん-きんかた【洞院公賢】🔗⭐🔉
とういん-きんかた トウ
ン― 【洞院公賢】
(1291-1360) 南北朝時代の公家。太政大臣。中園相国と称される。南北両朝より信任され,政界の収拾に活躍。また,故実に通じ「皇代暦」「拾芥抄」を著す。日記「園太暦(エンタイリヤク)」は内乱期の重要な記録。
ン― 【洞院公賢】
(1291-1360) 南北朝時代の公家。太政大臣。中園相国と称される。南北両朝より信任され,政界の収拾に活躍。また,故実に通じ「皇代暦」「拾芥抄」を著す。日記「園太暦(エンタイリヤク)」は内乱期の重要な記録。
とういん-さねひろ【洞院実煕】🔗⭐🔉
とういん-さねひろ トウ
ン― 【洞院実煕】
室町中期の公家。左大臣。通称,東山左府。朝儀に通じ「拾芥集」を補修,「名目抄」を著した。生没年未詳。
ン― 【洞院実煕】
室町中期の公家。左大臣。通称,東山左府。朝儀に通じ「拾芥集」を補修,「名目抄」を著した。生没年未詳。
とういん-さねよ【洞院実世】🔗⭐🔉
とういん-さねよ トウ
ン― 【洞院実世】
(1308-1359) 南北朝時代の公家。公賢の子。後醍醐天皇に仕える。南北朝分裂後は新田義貞の軍に加わり,越前金崎城・杣山(ソマヤマ)城を転戦。のち吉野にあって,南朝の重臣として従一位左大臣。
ン― 【洞院実世】
(1308-1359) 南北朝時代の公家。公賢の子。後醍醐天皇に仕える。南北朝分裂後は新田義貞の軍に加わり,越前金崎城・杣山(ソマヤマ)城を転戦。のち吉野にあって,南朝の重臣として従一位左大臣。
とう-うす【唐臼】🔗⭐🔉
とう-うす タウ― [3][0] 【唐臼】
⇒磨(ス)り臼(ウス)
とう-うちわ【唐団扇】🔗⭐🔉
とう-うちわ タウウチハ [4][3] 【唐団扇】
(1)中国風の団扇。瓢箪(ヒヨウタン)形あるいは円形で,柄のついたもの。軍配団扇,相撲の行司の軍配として用いた。
(2)家紋の一。「軍配団扇」に同じ。
とうえい-ほう【投影法】🔗⭐🔉
とうえい-ほう ―ハフ [0] 【投影法】
〔心〕 曖昧な刺激や状況を設定して,それに対してなされる解釈や判断・表現などからパーソナリティーや欲求を知ろうとする心理診断の技法。ロールシャッハ-テスト,TAT など。投射法。
とうえいしせん【東瀛詩選】🔗⭐🔉
とうえいしせん 【東瀛詩選】
漢詩集。四四巻。1883年成立。岸田吟香の依頼により,日本の漢詩を中国に紹介するために,清の兪
(ユエツ)が編集。
(ユエツ)が編集。
とう-えき【湯液】🔗⭐🔉
とう-えき タウ― [1] 【湯液】
漢方療法に用いられる煎じ薬の総称。一般には数種の生薬から成る漢方薬を水に浸し,土瓶で約半量になるまでとろ火で煎じて濾過(ロカ)し,熱いうちに服用する。
とう-えん【登園】🔗⭐🔉
とう-えん ―
ン [0] 【登園】 (名)スル
幼稚園や保育園へ通うこと。
ン [0] 【登園】 (名)スル
幼稚園や保育園へ通うこと。
とう-えんめい【陶淵明】🔗⭐🔉
とう-えんめい タウ― 【陶淵明】
(365-427) 中国,東晋・宋の詩人。名は潜,字(アザナ)は元亮・淵明。五柳先生と号した。役人生活の束縛を嫌って彭沢県県令を最後に「帰去来辞」を賦して辞任し,以後,故郷に帰って酒と菊を愛し,自適の生活を送った。その詩文は,平淡で自然な表現を特徴とし,古来日本でも愛好された。散文「五柳先生伝」「桃花源記」など。
とうおう-かくめい【東欧革命】🔗⭐🔉
とうおう-かくめい [5] 【東欧革命】
東ヨーロッパで1980年代末から続いて起こった,ソ連型共産主義から抜け出し民主化・自由化を求める一連の改革。89年11月のベルリンの壁の崩壊,一二月のルーマニアの政変,同月のチェコスロバキアの共産党の一党支配の崩壊,90年9月のポーランドの非共産党系内閣の誕生などをいう。
とうおう-かく【滕王閣】🔗⭐🔉
とうおう-かく トウワウ― 【滕王閣】
中国,江西省南昌市の
江(コウコウ)のほとりにあった楼閣。唐代に滕王李元嬰が創建。王勃の「滕王閣序」で知られる。
江(コウコウ)のほとりにあった楼閣。唐代に滕王李元嬰が創建。王勃の「滕王閣序」で知られる。
とうおうふ【東王父】🔗⭐🔉
とうおうふ トウワウフ 【東王父】
中国の古伝説上の仙人。男の仙人の頭(カシラ)とされ,西王母と並び称される。東王公。東華帝君。東父。
とうおう-らん【等黄卵】🔗⭐🔉
とうおう-らん トウワウ― [3] 【等黄卵】
卵黄が卵内に均等に分布する卵。ウニ・ヒトデ・ナメクジウオ・哺乳類などの卵。
とうおん-そう【等温層】🔗⭐🔉
とうおん-そう ―ヲン― [3] 【等温層】
気温が高さによって変化せず一定している大気層。成層圏の下部はほぼ等温層を形成することが多い。
とうおん-へんか【等温変化】🔗⭐🔉
とうおん-へんか ―ヲン―クワ [5] 【等温変化】
温度を一定に保って行われる熱力学的な変化。
とうか-かんせい【灯火管制】🔗⭐🔉
とうか-かんせい ―クワクワン― [4] 【灯火管制】
夜間の空襲に備えて,灯火を消したりおおい隠したりすること。
とうか-すい【桃花水】🔗⭐🔉
とうか-すい タウクワ― [3] 【桃花水】
春,雪解けのために増す川の水。
とうか-の-せつ【桃花の節】🔗⭐🔉
とうか-の-せつ タウクワ― 【桃花の節】
桃の節句。上巳(ジヨウシ)。
とうか-せい【透過性】🔗⭐🔉
とうか-せい ―クワ― [0] 【透過性】
膜が種々の流体や溶質・イオンを通過させる性質。
とうか-こうかん【等価交換】🔗⭐🔉
とうか-こうかん ―カウクワン [4] 【等価交換】
等しい価値を有するものを相互に交換すること。特に,地主が土地を,開発者が建設資金を出資し,完成後の土地と建物を出資比率に応じて取得する開発方式をいう。
とうか-ていり【等価定理】🔗⭐🔉
とうか-ていり [4] 【等価定理】
政府が財政政策を行うための財源を公債発行に求める場合,その利子支払いや償還は結局は将来の租税収入によるのであるから,財源を最初から租税に求める場合と経済的効果は等しいとする考え。リカードの等価定理。
とうか-の-せちえ【踏歌節会】🔗⭐🔉
とうか-の-せちえ タフ―セチ
【踏歌節会】
平安時代,宮廷で,天皇が踏歌を見物した後,五位以上の者を招いて開いた宴。
【踏歌節会】
平安時代,宮廷で,天皇が踏歌を見物した後,五位以上の者を招いて開いた宴。
とうか-の-えん【藤花の宴】🔗⭐🔉
とうか-の-えん ―クワ― 【藤花の宴】
藤の花を観賞しながら行う宴会。
とうかい-ちほう【東海地方】🔗⭐🔉
とうかい-ちほう ―ハウ [5] 【東海地方】
本州中央部のうち,太平洋側の地方。普通,静岡・愛知・三重の三県と,岐阜県の南部をさす。
とうかい-さんし【東海散士】🔗⭐🔉
とうかい-さんし 【東海散士】
(1852-1922) 小説家・政治家。本名,柴四朗。会津藩士。のち衆議院議員。弱小民族のナショナリズムを浪漫的に描く政治小説「佳人之奇遇」で知られ,「東洋之佳人」「埃及(エジプト)近世史」などを執筆。また,国粋主義の立場で欧化政策を批判。
とうかく-さんかくけい【等角三角形】🔗⭐🔉
とうかく-さんかくけい [7] 【等角三角形】
三つの内角が等しい三角形,すなわち正三角形。
とう-かむり【唐冠】🔗⭐🔉
とう-かむり タウ― [3] 【唐冠】
(1)近世の兜(カブト)の一。左右に纓(エイ)を二本ずつ飾りつけたもの。とうかん。とうかんむり。
(2)海産の巻貝。殻高35センチメートル,殻径25センチメートル内外の大形の貝。倒円錐形で殻は厚い。殻口は縦に長く,周縁が平らに広がる。紀伊半島以南の暖海に広く分布し,浅海にすむ。
とうか-ゆ【橙花油】🔗⭐🔉
とうか-ゆ タウクワ― [3] 【橙花油】
ミカン類の花から抽出した油。強い芳香があり,化粧品の香料とする。橙花水。ネロリ油。
とうかろく【東華録】🔗⭐🔉
とうかろく トウクワ― 【東華録】
中国,清朝の編年体の史書。四種がある。
(1)三二巻。蒋良騏(シヨウリヨウキ)の撰。国初より雍正13年(1616-1735)までの歴史。
(2)一九五巻。続録四三〇巻。王先謙の撰。国初より同治朝(1862-1874)までの歴史。十一朝東華録。
(3)六九巻。潘頤福(ハンイフク)の撰。咸豊朝(1851-1861)の歴史。東華続録。
(4)二二〇巻。朱寿朋の撰。光緒朝(1875-1908)の歴史。光緒朝東華続録。
とうかん-し【等閑視】🔗⭐🔉
とうかん-し 【等閑視】 (名)スル
物事をなおざりにすること。注意を払わず,ないがしろにすること。「―されてきた問題」
とうかん-ふ【統監府】🔗⭐🔉
とうかん-ふ 【統監府】
1905年(明治38)第二次日韓協約に基づいて日本政府が漢城(ソウル)に設置した機関。10年朝鮮総督府に継承。
とうかん-な・い【等閑ない】🔗⭐🔉
とうかん-な・い 【等閑ない】 (形)[文]ク とうかんな・し
〔中世・近世語〕
なおざりに思っていない。ねんごろである。「爰にそれがしが―・い方が御ざるが/狂言・二人大名」
とう-かんむり【唐冠】🔗⭐🔉
とう-かんむり タウ― [3] 【唐冠】
⇒とうかむり(唐冠)
とうき-とりひき【投機取引】🔗⭐🔉
とうき-とりひき [4][5] 【投機取引】
実物の授受を伴わず,相場の変動によって生ずる差額を利得するための取引。投機売買。
→差金取引
とうき-せん【登記船】🔗⭐🔉
とうき-せん [0] 【登記船】
⇒登簿船(トウボセン)
とうき-ほう【登記法】🔗⭐🔉
とうき-ほう ―ハフ [0][3] 【登記法】
登記に関する諸法規の総称。不動産登記法・船舶登記法・商業登記法など。
とうく-ほう【倒句法】🔗⭐🔉
とうく-ほう タウ―ハフ [0] 【倒句法】
倒句を用いて文章を強める修辞法。倒置法。
とうくろう【藤九郎】🔗⭐🔉
とうくろう トウクラウ [0] 【藤九郎】
アホウドリの異名。
とうけい-か【刀圭家】🔗⭐🔉
とうけい-か タウ― [0] 【刀圭家】
医者。医師。
とうけい-てき【統計的】🔗⭐🔉
とうけい-てき [0] 【統計的】 (形動)
統計に基づいて行うさま。
とうけい-ねんかん【統計年鑑】🔗⭐🔉
とうけい-ねんかん [5] 【統計年鑑】
毎年の政治・経済・社会などの統計の中から,重要なものを選んで載せた年鑑。
とうけつ-かんそう【凍結乾燥】🔗⭐🔉
とうけつ-かんそう ―サウ [5] 【凍結乾燥】
物を凍らせて,真空中に置き水分を昇華させて除く乾燥法。物理的・化学的変化を受けないので,医薬品・インスタント食品などに利用される。フリーズ-ドライ。
とう-けんそ【湯顕祖】🔗⭐🔉
とう-けんそ タウ― 【湯顕祖】
(1550-1616) 中国,明代の戯曲作家。字は儀仍,号は海若・若士,清遠道人とも。臨川の人。作「牡丹亭還魂記」,「邯鄲記」「南柯記」「紫釵記」は合わせて「玉茗堂四夢」と称される。
とう-こうけい【陶弘景】🔗⭐🔉
とう-こうけい タウ― 【陶弘景】
(456-536) 中国,南朝斉・梁(リヨウ)の道家。号は隠居また華陽隠居。書に長じ,本草に精通。「真誥」「登真隠訣」など道書のほか「本草経集注」を著す。
とう-こうち【陶行知】🔗⭐🔉
とう-こうち タウカウチ 【陶行知】
(1891-1946) 中国の教育者。米国に留学,デューイに師事。農村改造をめざして教員養成に尽力。生産教育の実験,戦災孤児の学校づくりに努めた。
とうさ-すうれつ【等差数列】🔗⭐🔉
とうさ-すうれつ [4] 【等差数列】
隣り合う二項の差が常に一定な数列。
とう-さくひん【董作賓】🔗⭐🔉
とう-さくひん 【董作賓】
(1895-1963) 中国の考古学者。字(アザナ)は彦堂(ゲンドウ)。李済(リサイ)らとともに安陽の殷墟(インキヨ)の発掘を行い,以後,甲骨文字の研究に専念,甲骨学の基礎を確立した。著「甲骨文断代研究例」「殷暦譜」など。トン=ツオピン。
とうさく-るい【頭索類】🔗⭐🔉
とうさく-るい [4] 【頭索類】
原索動物の一綱を成す無脊椎動物の総称。すべて浅海性。体は左右相称で体節構造がみられる。体の背側前端近くに脊索があり,その背面にそって神経管がある。この点は脊椎動物に似ており,体制は単純であるが脊椎動物の原始形に近い。雌雄異体。ナメクジウオ類。無頭類。
とう-さんさい【唐三彩】🔗⭐🔉
とう-さんさい タウ― [3] 【唐三彩】
中国唐代に作られた軟質陶器。緑・白・黄・茶・赤などのうち,三色の取り合わせで彩色されている場合が多いのでいう。各種容器のほか,男女人物像などがある。奈良三彩はこの手法が伝来したもの。
→三彩
とうし-しんたく【投資信託】🔗⭐🔉
とうし-しんたく [4] 【投資信託】
証券会社が一般投資者から資金を集め,これを信託銀行に信託し,信託銀行を指図して証券投資を中心に運用し,これによって得た利益を投資者に分配する制度。
→貸付信託
とうし-の-しけ【藤氏の四家】🔗⭐🔉
とうし-の-しけ 【藤氏の四家】
藤原不比等の四人の子がそれぞれ成した一家の総称。すなわち,武智麻呂の南家,房前(フササキ)の北家,宇合(ウマカイ)の式家,麻呂の京家のこと。四家。
とうしき-ほう【塔式法】🔗⭐🔉
とうしき-ほう タフシキハフ [0] 【塔式法】
硫酸の製造法の一。鉛室を用いずに数基の塔内で,窒素酸化物を触媒にし二酸化硫黄を酸化,硫酸を製造。現在ではほとんど用いられない。
とう-ししつ【糖脂質】🔗⭐🔉
とう-ししつ タウ― [3] 【糖脂質】
広く動植物組織中に存在する複合脂質の一種。脂肪酸または脂肪族アルコールと糖が結合した構造を基本構造とする化合物。グリコリピド。
とう-しすう【頭示数・頭指数】🔗⭐🔉
とう-しすう [4] 【頭示数・頭指数】
頭長に対する頭幅の百分率。形質人類学などで,頭の形の比較・分類に用いられる。頭蓋(トウガイ)骨の計測値によるものを頭蓋示数という。
とう-しみ【灯心】🔗⭐🔉
とう-しみ 【灯心】
〔「とうじみ」とも〕
「とうしん(灯心)」に同じ。「油・―までもてのぼらせ給ふ/栄花(駒競べの行幸)」
とうし-もく【等翅目】🔗⭐🔉
とうし-もく [3] 【等翅目】
昆虫の分類上の一目。シロアリの類。前ばねと後ばねの形や大きさが同じ。女王・王・働きアリ・兵アリなどの階級があり,社会生活を営む。等翅類。
とう-しろ【藤四郎】🔗⭐🔉
とう-しろ [0] 【藤四郎】
〔「しろうと(素人)」をひっくり返し,人名めかした語〕
素人(シロウト)。とうしろう。
とうしろう【藤四郎】🔗⭐🔉
とうしろう トウシラウ 【藤四郎】
(1)鎌倉初期の陶工。加藤四郎左衛門景正の略称。道元に従い入宋。陶技を学んで帰朝後,瀬戸に窯(カマ)を開いたという。瀬戸焼の祖とされる。生没年未詳。以後代々藤四郎を襲名,一二代を数える。
(2)藤四郎作の茶入れ。特に二代作の真中古(マチユウコ)をさす。また,初代の作は唐物・春慶などと呼ばれる。
(3)刀工,粟田口吉光の通称。
(4)「とうしろ」に同じ。
とうしん-おさえ【灯心抑え】🔗⭐🔉
とうしん-おさえ ―オサヘ [5] 【灯心抑え】
油皿の中に置いて,灯心をおさえたり,かきたてたりするのに用いる金属製または陶製の具。かきたてぼう。
とうしん-せん【等深線】🔗⭐🔉
とうしん-せん [0] 【等深線】
海や川の水深の等しい点をつらねて作った地図上の曲線。同深線。
とうすい-せい-ほそう【透水性舗装】🔗⭐🔉
とうすい-せい-ほそう ―ホサウ [7] 【透水性舗装】
雨水が地中に浸透することのできる舗装。都市の水循環を可能にする。
とうすい-そう【透水層】🔗⭐🔉
とうすい-そう [3] 【透水層】
砂岩・礫岩などから成り,水をとおしやすい地層。
とうすい-けん【統帥権】🔗⭐🔉
とうすい-けん [3] 【統帥権】
軍隊の最高指揮権。旧憲法下では天皇の大権として,政府・議会から独立したものとされていた。
とうせい-かい【統制会】🔗⭐🔉
とうせい-かい ―クワイ 【統制会】
1941年(昭和16)8月国家総動員法に基づく重要産業団体令により,生産増強をめざして業種別に組織された経済統制機関。46年消滅。
とうせい-は【統制派】🔗⭐🔉
とうせい-は 【統制派】
昭和期,旧陸軍内の一派閥。永田鉄山・東条英機らが中心。皇道派の派閥人事や急進的青年将校の運動に反発した中央幕僚層を基盤とし,軍中央による統制下に国家改造をはかろうとした。二・二六事件以降粛軍の名のもとに皇道派を抑えて主導権を握り,太平洋戦争にいたる諸政策を推進した。
とうせい-き【桃青忌】🔗⭐🔉
とうせい-き タウセイ― [3] 【桃青忌】
〔生前の号から〕
松尾芭蕉(マツオバシヨウ)の忌日。陰暦一〇月一二日。[季]冬。
→翁忌(オキナキ)
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