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よ‐じ【予示】🔗🔉

よ‐じ【予示】 [名]スル前もって示すこと。まえぶれ。

よ‐じ【余事】🔗🔉

よ‐じ【余事】 本筋以外の事柄。他事。「―には全く関知しない」本業以外に余力や余暇でする仕事。「職業を以て本文となし、…芸文を以て―となせり」〈中村訳・西国立志編〉

よし‐あし【善し△悪し・良し△悪し】🔗🔉

よし‐あし【善し悪し・良し悪し】 よいことと悪いこと。よいか悪いか。ぜんあく。よしわるし。「―を見分ける」「事の―をわきまえない」よいとも悪いともすぐには判断できかねる状態であること。よしわるし。「まじめすぎるのも―だ」

よしい‐いさむ【吉井勇】よしゐ‐🔗🔉

よしい‐いさむ【吉井勇】よしゐ‐一八八六〜一九六〇]歌人・劇作家。東京の生まれ。「明星」「スバル」によって相聞歌などを発表、また、芸人の世界を描いた独自の市井(しせい)劇で知られる。歌集「酒ほがひ」「祇園歌集」「人間経」、戯曲「午後三時」「俳諧亭句楽の死」など。

ヨジウム【オランダjodium】🔗🔉

ヨジウム【オランダjodium】 沃素(ようそ)。ヨード。

よし‐え【△縦ゑ】‐ゑ🔗🔉

よし‐え【縦ゑ】‐ゑ [副]《副詞「よし」+間投助詞「ゑ」から》たとえどうなろうと。ままよ。「たらちねの母にも告(の)らず包めりし心は―君がまにまに」〈万・三二八五〉

よしえ‐たかまつ【吉江喬松】🔗🔉

よしえ‐たかまつ【吉江喬松】一八八〇〜一九四〇]詩人・評論家・フランス文学者。長野の生まれ。号、孤雁。浪漫的な自然詩人として注目された。早大教授となり仏文科を創設。著「緑雲」「仏蘭西古典劇研究」など。

よしえ‐やし【△縦ゑやし】よしゑ‐🔗🔉

よしえ‐やし【縦ゑやし】よしゑ‐ [副]《副詞「よしゑ」+間投助詞「や」「し」から》たとえ。かりに。「馬買はば妹徒歩(かち)ならむ―石は踏むとも我(わ)は二人行かむ」〈万・三三一七〉ええままよ。どうなろうとも。「天の原振りさけ見れば夜ぞ更けにける―一人寝る夜は明けば明けぬとも」〈万・三六六二〉

よしおか【吉岡】よしをか🔗🔉

よしおか【吉岡】よしをか 姓氏の一。

よしおか‐たかのり【吉岡隆徳】よしをか‐🔗🔉

よしおか‐たかのり【吉岡隆徳】よしをか‐一九〇九〜一九八四]短距離走者。島根の生まれ。昭和七年(一九三二)ロサンゼルスオリンピックの一〇〇メートル競走で六位に入賞、日本初の短距離種目入賞で、暁の超特急とよばれた。

よしおか‐やよい【吉岡弥生】よしをかやよひ🔗🔉

よしおか‐やよい【吉岡弥生】よしをかやよひ一八七一〜一九五九]医学者。静岡の生まれ。済生学舎を卒業、東京で開業。明治三三年(一九〇〇)東京女医学校(現在の東京女子医科大学)を創立。女性医学者の育成、女性の社会的地位の向上に寄与した。

よしかわ‐これたり【吉川惟足】よしかは‐🔗🔉

よしかわ‐これたり【吉川惟足】よしかは‐ きっかわこれたり(吉川惟足)

よしかわ‐しんとう【△吉川神道】よしかはシンタウ🔗🔉

よしかわ‐しんとう【吉川神道】よしかはシンタウ 吉川惟足(きつかわこれたり)が江戸初期に始めた神道。吉田神道を継承し、また、従来の神仏習合的神道を排して儒教的な考え方を付加している。理学神道。

よし‐きた🔗🔉

よし‐きた [感]他からの依頼・働きかけに応じて、ただちに事をするときにいう語。「―、おれにまかせておけ」

よし‐きり【×葦切・×葭切・葦=雀】🔗🔉

よし‐きり【×葦切・×葭切・葦雀】 スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科の一群の鳥。日本ではオオヨシキリとコヨシキリが夏にみられ、葦原でギョギョシと鳴く。行々子(ぎようぎようし)。よしわらすずめ。《季 夏》「―や葛飾(かつしか)ひろき北みなみ/荷風」

よじ‐く・れる【×捩くれる】よぢ‐🔗🔉

よじ‐く・れる【×捩くれる】よぢ‐ [動ラ下一]ねじりまがる。ねじくれる。また、すなおでなくなる。ひねくれる。「革羽織の紐を見るやうに―・れた挨拶をしなさらずと」〈洒・船頭部屋〉

よ‐じげん【四次元】🔗🔉

よ‐じげん【四次元】 次元の数が四つあること。ユークリッド空間の三次元に、時間の一次元を加えて表される広がり。時空。

よじげん‐くうかん【四次元空間】🔗🔉

よじげん‐くうかん【四次元空間】 時空(じくう)空間

よしこの🔗🔉

よしこの 「よしこの節」の略。

よ‐じしょう【余事象】‐ジシヤウ🔗🔉

よ‐じしょう【余事象】‐ジシヤウ 数学で、事象Aに対して、Aが起こらないという事象。

よし‐たけ【×葦竹・×葭竹】🔗🔉

よし‐たけ【×葦竹・×葭竹】 ダンチクの別名。

よ‐じつ【余日】🔗🔉

よ‐じつ【余日】 ある期日までに、残っている日数。残りの日数。「―いくばくもない」その日以外の日。ほかの日。他日。「―を期す」ひまのある日。「未だ職業を択ぶの―甚だ永からざればなり」〈利光鶴光・政党評判記〉

よじ‐と・る【×攀ぢ取る】よぢ‐🔗🔉

よじ‐と・る【×攀ぢ取る】よぢ‐ [動ラ四]つかんで引き寄せて折り取る。「青柳のほつ枝(え)―・りかづらくは君がやどにし千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ」〈万・四二八九〉

よし‐な・い【由無い】🔗🔉

よし‐な・い【由無い】 [形]よしな・し[ク]そうするいわれがない。理由がない。「―・い言い分を繰り返す」そのかいがない。つまらない。くだらない。「―・い長話」「―・い人に組みしたのが運のつきだと」〈谷崎・盲目物語〉なすべき方法がない。しかたがない。やむをえない。「―・くあきらめる」「とみの事にて預め知らするに―・かりしが」〈鴎外・舞姫〉不都合だ。よくない。「みづからも立ちさまよふにつけても―・きことの出で来るに」〈和泉式部日記〉縁もゆかりもない。関係がない。「あらぬ―・き者の名のりしてきたるも」〈枕・二五〉

よし‐なし【由無し】🔗🔉

よし‐なし【由無し】 [形動ナリ]理由のないさま。「斯太(しだ)の浦を朝漕ぐ舟は―に漕ぐらめかもよよしこさるらめ」〈万・三四三〇〉

よしなし‐もの【由無し物】🔗🔉

よしなし‐もの【由無し物】 つまらないもの。無益・無用のもの。「この石は、女どもこそ―と思ひたれども」〈宇治拾遺・一三〉

よしな‐に🔗🔉

よしな‐に [副]うまいぐあいになるように。よいように。よろしく。「―お伝えください」

よしの【吉野】🔗🔉

よしの【吉野】 奈良県中部、吉野郡の地名。吉野川の中流域に位置し、木材工業が盛ん。南朝の史跡が多く、桜の名所として知られる。奈良県の南半部、吉野郡の地域。また、吉野山の一帯。「吉野織り」の略。

よしの‐おり【△吉野織(り)】🔗🔉

よしの‐おり【吉野織(り)】 平織り地に畦(うね)織りを配して縞や格子を表した織物。吉野格子(よしのごうし)

よしのくまの‐こくりつこうえん【吉野熊野国立公園】‐コクリツコウヱン🔗🔉

よしのくまの‐こくりつこうえん【吉野熊野国立公園】‐コクリツコウヱン 奈良・三重・和歌山の三県にまたがる国立公園。吉野山・大峰連峰・大台ヶ原・熊野川・熊野灘・潮岬などが含まれ、熊野信仰や南朝の史跡が多い。

よしの‐ぬり【△吉野塗】🔗🔉

よしの‐ぬり【吉野塗】 吉野地方産の漆器。膳(ぜん)・椀(わん)の類が多く、吉野絵とも称されるものは黒漆地に朱漆で木芙蓉(もくふよう)などを描く。

よしの‐の‐みや【吉野宮】🔗🔉

よしの‐の‐みや【吉野宮】 吉野町宮滝にあったと推定されている古代の離宮。斉明・天武・持統・文武・元正・聖武など各天皇の行幸があった。吉野行宮(よしののあんぐう)

よじ‐のぼ・る【×攀じ登る・×攀じ上る】よぢ‐🔗🔉

よじ‐のぼ・る【×攀じ登る・×攀じ上る】よぢ‐ [動ラ五(四)]物にとりすがってのぼる。「岩山を―・る」

よしの‐やま【吉野山】🔗🔉

よしの‐やま【吉野山】 奈良県中部、大峰山脈北端の尾根の称。南朝の所在地で史跡に富み、また金峰山寺(きんぶせんじ)(蔵王堂)があり、修験道の根拠地。桜の名所で、平安中期から寄進により植えられた。

よしの‐わん【△吉野×椀】🔗🔉

よしの‐わん【吉野×椀】 吉野地方で作られた塗椀。また、黒漆地に朱、あるいは、朱漆地に黒で芙蓉(ふよう)を描く吉野絵を表した椀。

よしひさ‐しんのう【能久親王】‐シンワウ🔗🔉

よしひさ‐しんのう【能久親王】‐シンワウ一八四七〜一八九五]皇族。北白川宮第二代。伏見宮邦家親王の第九王子。戊辰(ぼしん)戦争で幕府方につき、明治維新後は伏見宮に預けられたが、許されて北白川宮を相続。日清戦争には近衛師団長として出兵。台湾で病死。

よしみね【良岑】🔗🔉

よしみね【良岑】 姓氏の一。

よしみね‐の‐やすよ【良岑安世】🔗🔉

よしみね‐の‐やすよ【良岑安世】七八五〜八三〇]平安初期の学者・漢詩人。桓武天皇の皇子。遍昭の父。蔵人頭・右近衛大将などを歴任。藤原冬嗣らと「日本後紀」を撰修、「内裏式」を共撰した。また、滋野貞主(しげののさだぬし)らと「経国集」を編纂(へんさん)

よしむら【吉村】🔗🔉

よしむら【吉村】 姓氏の一。

よしむら‐とらたろう【吉村寅太郎】‐とらタラウ🔗🔉

よしむら‐とらたろう【吉村寅太郎】‐とらタラウ一八三七〜一八六三]江戸末期の尊攘派志士。土佐の人。武市瑞山の勤王党に参加し、尊王攘夷運動に活躍。藤本鉄石らと天誅組を組織、大和で倒幕の兵を挙げたが敗死。

よしむら‐ふゆひこ【吉村冬彦】🔗🔉

よしむら‐ふゆひこ【吉村冬彦】 寺田寅彦(てらだとらひこ)の筆名。

よし‐め・く【由めく】🔗🔉

よし‐め・く【由めく】 [動カ四]わけがありそうに振る舞う。また、由緒ありげに見える。よしばむ。「女君の御有様も世づかはしく―・きなどもあらぬを」〈源・末摘花〉

よし‐も【△縦も】🔗🔉

よし‐も【縦も】 [副]《副詞「よし」+間投助詞「も」から》たとえ。かりに。「霰(あられ)降り遠つ大浦に寄する波―寄すとも憎くあらなくに」〈万・二七二九〉

よ‐じゅう【夜中】‐ヂユウ🔗🔉

よ‐じゅう【夜中】‐ヂユウ 一晩中。終夜。よもすがら。「悪魔は…、―刑場に飛んでいたと云う」〈芥川・おぎん〉

よ‐じょう【余剰】🔗🔉

よ‐じょう【余剰】 必要分を除いた残り。剰余。余り。「人員に―が出る」「―価値」「―米」

よ‐じょう【余情】‐ジヤウ🔗🔉

よ‐じょう【余情】‐ジヤウ あとまで残っている、印象深いしみじみとした味わい。よせい。「旅の―にひたる」詩歌などで、表現の外に感じられる趣。特に、和歌・連歌・俳諧などで尊重された。よせい。

よ‐じょう【余×饒】‐ゼウ🔗🔉

よ‐じょう【余×饒】‐ゼウ あり余って豊かなこと。

よじょう‐はん【四畳半】よデフ‐🔗🔉

よじょう‐はん【四畳半】よデフ‐ 和室で、畳四枚半を敷いた、一間半四方の部屋。

よじょうはん‐しゅみ【四畳半趣味】よデフハン‐🔗🔉

よじょうはん‐しゅみ【四畳半趣味】よデフハン‐ 待合などのいきな小部屋で、女性を相手に酒を飲んだりして遊ぶのを好む趣味。

よしよし・し【由由し】🔗🔉

よしよし・し【由由し】 [形シク]由緒ありげである。いかにも風情がある。「しつらひなど、―・しうし給ふ」〈源・東屋〉

よじり‐すじり【×捩り×捩り】よぢりすぢり🔗🔉

よじり‐すじり【×捩り×捩り】よぢりすぢり [副]身をよじらせてもだえるさま。「いかにせん、いかにせんと、―するほどに」〈宇治拾遺・五〉

よじり‐ふどう【×捩り不動】よぢり‐🔗🔉

よじり‐ふどう【×捩り不動】よぢり‐ 背後の火炎の燃えるようすをよじったように表した不動明王像。

よじ・る【×捩る】よぢる🔗🔉

よじ・る【×捩る】よぢる [動ラ五(四)]ねじってまげる。ねじる。「針金を―・る」「からだを―・って笑う」 [可能]よじれる[動ラ下二]「よじれる」の文語形。

よ・じる【×攀じる】よぢる🔗🔉

よ・じる【×攀じる】よぢる [動ザ上一]よ・づ[ダ上二]のぼるためにすがりつく。また、すがりついてのぼる。「ロープにすがって岩場を―・じる」

よじれ【×捩れ】よぢれ🔗🔉

よじれ【×捩れ】よぢれ よじれること。また、よじれたところ。「帯の―を気にする」

よじ・れる【×捩れる】よぢれる🔗🔉

よじ・れる【×捩れる】よぢれる [動ラ下一]よぢ・る[ラ下二]ねじってまげたような状態になる。ねじれる。「ベルトが―・れる」「腹が―・れる」

よじろう【与次郎】ヨジラウ🔗🔉

よじろう【与次郎】ヨジラウ 近世、京都で非人頭の通称。「与次郎人形」の略。

よじろう‐にんぎょう【与次郎人形】ヨジラウニンギヤウ🔗🔉

よじろう‐にんぎょう【与次郎人形】ヨジラウニンギヤウ 子供の玩具。弥次郎兵衛(やじろべえ)のこと。

よじろべえ【与次△郎△兵△衛】ヨジロベヱ🔗🔉

よじろべえ【与次衛】ヨジロベヱ 弥次郎兵衛(やじろべえ)」に同じ。《与次郎人形がいつも笠をかぶっているところから》笠のこと。「―をぬがして、つばきをなめさせろやい」〈伎・助六〉

よしわら‐さいけん【△吉原細見】よしはら‐🔗🔉

よしわら‐さいけん【吉原細見】よしはら‐細見(さいけん)」に同じ。

よしわら‐にわか【△吉原×俄】よしはらにはか🔗🔉

よしわら‐にわか【吉原×俄】よしはらにはか 江戸吉原の遊郭で行われた即興芝居。享保年間(一七一六〜一七三六)に始まり、毎年八月中旬から九月中旬まで街頭の屋台の上で幇間(ほうかん)や芸者などが演じた。

よし‐わるし【善し悪し】🔗🔉

よし‐わるし【善し悪し】よしあし」に同じ。「品の―を見分ける」「車をもつのも―だ」

よ‐じん【余人】🔗🔉

よ‐じん【余人】 当事者以外の人。また、ほかの人。よにん。「―を交えずに話す」「―をもっては代えがたい」あまりの人。残りの人。

よ‐じん【余×塵】‐ヂン🔗🔉

よ‐じん【余×塵】‐ヂン 人馬や車などが通ったあとに立つ土ぼこり。後塵(こうじん)先人の遺風。余風。

よ‐じん【余×燼】🔗🔉

よ‐じん【余×燼】 火事などの、燃え残っている火。燃えさし。「戦火の―がまだ消えやらぬ街」事件などの一段落したあとに、なお残っているもの。また、その影響。「怒りの―がくすぶる」

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[音]ハン [訓]ひ‐く    よ‐じる [部首]手 [総画数]19 [コード]区点    5821      JIS   5A35      S‐JIS 9DB3 [難読語] →とう‐はん【登攀】と‐はん【登攀】はんきん‐るい【攀禽類】

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