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おお‐はし【大×嘴・巨=嘴=鳥】おほ‐🔗🔉

おお‐はし【大×嘴・巨鳥】おほ‐ キツツキ目オオハシ科の鳥の総称。熱帯アメリカの特産で、全長三〇〜六〇センチ。体に比べてくちばしは巨大で、鮮やかな色をしている。オオオオハシは全体に黒色で顔から胸が白く、くちばしは橙色。

おぐら‐の‐いけ【巨椋の池】🔗🔉

おぐら‐の‐いけ【巨椋の池】 京都市伏見区・宇治市・久世郡久御山(くみやま)町にまたがってあった池。昭和八〜一六年(一九三三〜四一)干拓により水田化。巨椋(おおくら)の入り江。おぐらいけ。

きょ‐あく【巨悪】🔗🔉

きょ‐あく【巨悪】 大きな悪。また、大悪人。「社会の―に立ち向かう」

きょ‐えき【巨益】🔗🔉

きょ‐えき【巨益】 非常に大きな利益。巨利。

きょ‐おく【巨億】🔗🔉

きょ‐おく【巨億】 きわめて数の多いこと。莫大(ばくだい)な数。巨万よりも意味が強い。「―の財をなす」

きょ‐かい【巨×魁・×渠×魁】‐クワイ🔗🔉

きょ‐かい【巨×魁・××魁】‐クワイ 頭目。首領。ふつう、悪者の頭領をいう。「暗黒街の―」

きょかい‐きゅう【巨×蟹宮】🔗🔉

きょかい‐きゅう【巨×蟹宮】 黄道十二宮の第四宮。蟹(かに)座に相当したが、歳差のため現在は双子座の西部から蟹座の西部を占め、太陽は六月二二日ごろこの宮に入る。

きょ‐がく【巨額】🔗🔉

きょ‐がく【巨額】 [名・形動]金額が非常に多いこと。また、そのさま。「―な投資」

きょ‐かん【巨漢】🔗🔉

きょ‐かん【巨漢】 並外れて大きな男性。大男。

きょ‐かん【巨艦】🔗🔉

きょ‐かん【巨艦】 非常に大きな軍艦。

きょ‐がん【巨岩・巨×巌】🔗🔉

きょ‐がん【巨岩・巨×巌】 非常に大きな岩。

きょ‐がん【巨眼】🔗🔉

きょ‐がん【巨眼】 非常に大きい目。

きょ‐く【巨×躯】🔗🔉

きょ‐く【巨×躯】 並はずれて大きな体。巨体。

きょ‐こん【巨根】🔗🔉

きょ‐こん【巨根】 特に大きな男根。

きょ‐さい【巨細】🔗🔉

きょ‐さい【巨細】 こさい(巨細)

きょ‐ざい【巨材】🔗🔉

きょ‐ざい【巨材】 大きな材木。偉大な才能。また、その持ち主。

きょ‐ざい【巨財】🔗🔉

きょ‐ざい【巨財】 莫大な財産。「―を蓄える」

きょさい‐とう【巨済島】‐タウ🔗🔉

きょさい‐とう【巨済島】‐タウ 大韓民国中南部にある同国第二の島。面積三八九平方キロメートル。漁業の基地。造船業が盛ん。コジェド。

きょ‐さつ【巨×刹】🔗🔉

きょ‐さつ【巨×刹】 大きな寺。大寺。

きょ‐し【巨資】🔗🔉

きょ‐し【巨資】 巨額の資本。大資本。「―を投じる」

きょしちょう‐ざ【巨×嘴鳥座】キヨシテウ‐🔗🔉

きょしちょう‐ざ【巨×嘴鳥座】キヨシテウ‐ 南天の小星座。小マゼラン雲がある。日本からは見えない。学名(ラテン)Tucana

きょ‐しつ【巨室・×鉅室】🔗🔉

きょ‐しつ【巨室・×鉅室】 大きな家・部屋。勢力のある家。「昔閥閲―威権王侯に亜ぐ者ありて」〈津田真道訳・泰西国法論〉

きょし‐てき【巨視的】🔗🔉

きょし‐てき【巨視的】 [形動]人間の感覚で直接に識別しうる程度の大きさを対象とするさま。「―な世界」微視的。事物を全体的に観察するさま。マクロ的。微視的。

きょ‐じゅ【巨儒・×鉅儒】🔗🔉

きょ‐じゅ【巨儒・×鉅儒】 すぐれた儒者。また、学識の深い大学者。大儒。碩儒(せきじゆ)

きょ‐じゅ【巨樹】🔗🔉

きょ‐じゅ【巨樹】 きわめて大きな立ち木。巨木。

きょ‐じゅう【巨獣】‐ジウ🔗🔉

きょ‐じゅう【巨獣】‐ジウ 大きなけもの。

きょ‐しょう【巨匠】‐シヤウ🔗🔉

きょ‐しょう【巨匠】‐シヤウ その方面、特に芸術の分野で際立ってすぐれた人。大家。「画壇の―」

きょ‐しょう【巨商】‐シヤウ🔗🔉

きょ‐しょう【巨商】‐シヤウ 大商人。豪商。

きょ‐じん【巨人】🔗🔉

きょ‐じん【巨人】 神話や伝説によって伝承される巨大な人物。ジャイアント。きわめてからだの大きい人。その分野ですぐれた能力をもち、偉大な業績のある人。「財界の―」

きょじん‐しょう【巨人症】‐シヤウ🔗🔉

きょじん‐しょう【巨人症】‐シヤウ 成長ホルモンの分泌過剰のため、四肢の骨が長くなり、身長が異常に伸びる病気。成長期以降に起こった場合には先端巨大症となる。

きょじん‐でんせつ【巨人伝説】🔗🔉

きょじん‐でんせつ【巨人伝説】 巨大なからだをもち、超人間的な性質を備えた者の存在や事跡に関する伝説。日本の大太法師(だいだぼうし)やギリシア神話のアトラスなど。

きょ‐すい【×渠帥・巨帥】🔗🔉

きょ‐すい【×渠帥・巨帥】 悪人のかしら。頭目。

きょ‐せい【巨星】🔗🔉

きょ‐せい【巨星】 直径が太陽の数十倍から一〇〇倍もある大きい恒星。絶対光度は非常に明るく、太陽の一〇〇倍程度あるが、密度は非常に小さい。アルデバラン・カペラなど。→矮星(わいせい)輝かしい業績をあげた偉大な人物。大人物。

巨星墜(お)・つ🔗🔉

巨星墜(お)・つ 偉大な人物が死ぬ。「文壇の―・つ」

きょ‐せき【巨石】🔗🔉

きょ‐せき【巨石】 非常に大きな石。

きょせき‐ぶんか【巨石文化】‐ブンクワ🔗🔉

きょせき‐ぶんか【巨石文化】‐ブンクワ 巨石による構築物を特徴とする新石器時代の文化。鉄器時代に及ぶものもあり、メンヒル・ドルメン・ストーンサークルなどの遺跡が世界各地にみられる。

きょ‐せん【巨船】🔗🔉

きょ‐せん【巨船】 非常に大きな船。大船。

きょ‐ぞう【巨像】‐ザウ🔗🔉

きょ‐ぞう【巨像】‐ザウ 非常に大きな彫刻の像。

きょ‐ぞく【巨賊】🔗🔉

きょ‐ぞく【巨賊】 多くの手下をもつ強力な盗賊。

きょ‐た【許多・巨多】🔗🔉

きょ‐た【許多・巨多】 数の多いこと。多数。「―の財宝を打棄てて」〈鉄腸・南海の大波瀾〉

きょ‐たい【巨体】🔗🔉

きょ‐たい【巨体】 きわめて大きなからだ。巨躯(きよく)

きょ‐だい【巨大】🔗🔉

きょ‐だい【巨大】 [名・形動]非常に大きいこと。また、そのさま。「―な船体」 [派生]きょだいさ[名]

きょだい‐かがく【巨大科学】‐クワガク🔗🔉

きょだい‐かがく【巨大科学】‐クワガク ビッグサイエンス

きょだい‐じしん【巨大地震】‐ヂシン🔗🔉

きょだい‐じしん【巨大地震】‐ヂシン 非常に大きい地震。マグニチュード八程度以上をさすことが多い。

きょたい‐とし【巨帯都市】🔗🔉

きょたい‐とし【巨帯都市】 メガロポリス

きょだい‐ぶんし【巨大分子】🔗🔉

きょだい‐ぶんし【巨大分子】 一つの結晶が一つの分子であるような分子。共有結合によって無限に近いほど多数の原子が集まってでき、ダイヤモンドなどにみられる。また、でんぷん・たんぱく質のような高分子をいうことがある。

きょ‐だん【巨弾】🔗🔉

きょ‐だん【巨弾】 大きな弾丸や爆弾。

きょ‐とう【巨頭】🔗🔉

きょ‐とう【巨頭】 大きな頭。その方面に多大な影響を与える重要な地位にある人物。大立者。「財界の―」

きょとう‐かいだん【巨頭会談】‐クワイダン🔗🔉

きょとう‐かいだん【巨頭会談】‐クワイダン 国家の最高首脳が集まって行う会談。

きょねん【巨然】🔗🔉

きょねん【巨然】 中国、五代南唐・宋初の画家。江寧(江蘇省)の人。師の董源(とうげん)とともに南宗画の祖とされ、「董巨」と並称される。生没年未詳。

きょ‐はく【巨舶】🔗🔉

きょ‐はく【巨舶】 非常に大きな船。巨船。「高さ水平より凡(およそ)我が十七間(けん)にして―其下を過ぐ」〈村田文夫・西洋見聞録〉

きょ‐はく【巨×擘】🔗🔉

きょ‐はく【巨×擘】 おやゆび。同類の中で特にすぐれた人。また、指導的立場にある人。巨頭。

きょ‐ひ【巨費】🔗🔉

きょ‐ひ【巨費】 巨額の費用。「―を投じる」

きょ‐ふ【巨富】🔗🔉

きょ‐ふ【巨富】 非常に多くの財産。「―を築く」

きょぶん‐とう【巨文島】‐タウ🔗🔉

きょぶん‐とう【巨文島】‐タウ 大韓民国南部の島群。済州海峡にあり、水運の要地。一八八五〜八七年、英国艦隊が占領して、ロシア南下政策に対抗した。コムンド。

きょ‐へん【巨編・巨×篇】🔗🔉

きょ‐へん【巨編・巨×篇】 文学や映画などで、規模の非常に大きい作品。「スペクタクル―」

きょ‐ほ【巨歩】🔗🔉

きょ‐ほ【巨歩】 大またで勢いよく歩くこと。すぐれた業績や手柄。「医学史に―をしるす」

きょ‐ほう【巨峰】🔗🔉

きょ‐ほう【巨峰】 ブドウの一品種。実は黒紫色で大粒。昭和一一年(一九三六)大井上康がアメリカ系とヨーロッパ系とを交雑して作出。

きょ‐ほう【巨砲】‐ハウ🔗🔉

きょ‐ほう【巨砲】‐ハウ 大きな大砲。野球の強打者。「クリーンナップに左の―を揃える」

きょ‐ぼく【巨木】🔗🔉

きょ‐ぼく【巨木】 大きな木。巨樹。大木。こぼく。

きょ‐まん【巨万】🔗🔉

きょ‐まん【巨万】 非常に多くの数や金額。「―の富を築く」

きょ‐り【巨利】🔗🔉

きょ‐り【巨利】 大きな利益。「―をむさぼる」

こ‐かい【△巨海】🔗🔉

こ‐かい【巨海】 大海。きょかい。「―の外に十の洲(しま)あり」〈読・弓張月・続〉

こ‐さい【△巨細】🔗🔉

こ‐さい【巨細】 [名・形動]大きなことと小さなこと。きょさい。「―となく報告する」細かく詳しいこと。また、そのさま。きょさい。「裏庭より勝手などを―に見て座に就きつ」〈鏡花・化銀杏〉

こせ【巨勢】🔗🔉

こせ【巨勢】 奈良県御所(ごせ)市古瀬付近の古地名。古代の巨勢氏の本拠地と伝えられる。

こせ【巨勢】🔗🔉

こせ【巨勢】 姓氏の一。

こせ‐じ【巨勢路】‐ぢ🔗🔉

こせ‐じ【巨勢路】‐ぢ 巨勢に通じる道。

こせ‐の【巨勢野】🔗🔉

こせ‐の【巨勢野】 奈良県御所(ごせ)市古瀬付近の野。巨勢山(こせやま)の西麓(せいろく)にあたる。《歌枕》

こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】‐かなをか🔗🔉

こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】‐かなをか 平安初期の宮廷画家。巨勢派の始祖。唐絵(からえ)を描く一方、和様の風景画・風俗画を制作。その画風は「新様」とよばれ、大和絵成立にかかわった最初の画家とされるが、作品は現存しない。生没年未詳。

こせ‐は【△巨△勢派】🔗🔉

こせ‐は【勢派】 巨勢金岡に始まる画家の家系。代々宮廷の絵所の中心的位置を占め、大和絵の発展に重要な役割を果たした。鎌倉時代以降は奈良興福寺に赴き、絵仏師として室町時代まで活躍。

こせ‐やま【巨勢山】🔗🔉

こせ‐やま【巨勢山】 奈良県西部、御所(ごせ)市古瀬付近にある山。《歌枕》「―のつらつら椿つらつらに見つつ偲(しの)はな巨勢の春野を」〈万・五四〉

こ‐せん【△巨川】🔗🔉

こ‐せん【巨川】 非常に大きな川。きょせん。

こせん‐の‐さいしょう【△巨川の済渉】‐サイセフ🔗🔉

こせん‐の‐さいしょう【巨川の済渉】‐サイセフ 《「書経」説命上の、王が臣下に、もし巨川を済(わた)るときがあったら、汝(なんじ)が舟のかじ取りをせよと言ったという故事から》大きな川を渡ること。臣下の補佐を得て王が政道を行うことのたとえ。

こ‐やく【△巨益】🔗🔉

こ‐やく【巨益】きょえき(巨益)」に同じ。「まさしく称名を追福に修して―あるべし」〈徒然・二二二〉

ごんどう‐くじら【△巨頭鯨】‐くぢら🔗🔉

ごんどう‐くじら【巨頭鯨】‐くぢら 《「ごんどう」は「ごとう(五島)」の音変化か》イルカ科の数種のゴンドウクジラ属の歯クジラ。マゴンドウ・ハナゴンドウ・オキゴンドウなど。全長四〜八・五メートル、頭が大きく丸く、吻(ふん)はない。ごとうくじら。《季 冬》

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[音]キョ    コ [訓]おお‐きい [部首]工 [総画数]5 [コード]区点    2180      JIS   3570      S‐JIS 8B90 [分類]常用漢字 [難読語] →おお‐はし【大嘴・巨嘴鳥】きょ‐はく【巨擘】こ‐かい【巨海】こ‐さい【巨細】こせ【巨勢】こ‐せん【巨川】こ‐やく【巨益】ごんどう‐くじら【巨頭鯨】

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