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おさか【忍坂】🔗🔉

おさか【忍坂】 奈良県桜井市忍阪(おつさか)の古称。神武天皇の命により道臣命(みちのおみのみこと)が賊を討った所といわれる。おしさか。

おさかべ‐しんのう【忍壁親王・刑部親王】‐シンワウ🔗🔉

おさかべ‐しんのう【忍壁親王・刑部親王】‐シンワウ?〜七〇五]天武天皇の第九皇子。壬申(じんしん)の乱のとき東国で活躍。乱の後、修史事業に参加。文武天皇のとき、大宝律令を編纂(へんさん)

おしの‐はっかい【忍野八海】🔗🔉

おしの‐はっかい【忍野八海】 山梨県南東部、南都留郡忍野村にある八つの湧水池。富士山の溶岩の下の伏流水の湧出したもの。

しのば・せる【忍ばせる】🔗🔉

しのば・せる【忍ばせる】 [動サ下一]しのば・す[サ下二]人に知られないよう隠し持つ。ひそかに入れておく。「懐に短刀を―・せる」目立たないように物事を行う。「足音を―・せて近づく」

しのび【忍び】🔗🔉

しのび【忍び】 隠れたりして、人目を避けること。人に知られないように、ひそかに物事をすること。→お忍びがまんすること。こらえること。忍び歩き」に同じ。「忍びの術」の略。「忍びの者」の略。こそどろ。窃盗。

しのび‐あい【忍び×逢い】‐あひ🔗🔉

しのび‐あい【忍び×逢い】‐あひ 男女が人目を避けてこっそりあうこと。密会。

しのび‐あ・う【忍び×逢う】‐あふ🔗🔉

しのび‐あ・う【忍び×逢う】‐あふ [動ワ五(ハ四)]思いあう男女が、人目を避けて会う。

しのび‐あし【忍び足】🔗🔉

しのび‐あし【忍び足】 人に気づかれないように、そっと歩くこと。「抜き足差し足―」

しのび‐あみがさ【忍び編み×笠】🔗🔉

しのび‐あみがさ【忍び編み×笠】 遊里に通う者などが顔を隠すためにかぶった編み笠。しのびがさ。

しのび‐ありき【忍び△歩き】🔗🔉

しのび‐ありき【忍び歩き】しのびあるき」に同じ。「かかる―も難かるべきを、かかるついでならでは、えたちよらじ」〈源・蓬生〉

しのび‐あり・く【忍び△歩く】🔗🔉

しのび‐あり・く【忍び歩く】 [動カ四](貴人などが)他人に知られないように、こっそりと出歩く。「わりなく―・かむほども心づくしに」〈源・宿木〉

しのび‐あるき【忍び歩き】🔗🔉

しのび‐あるき【忍び歩き】 身分の高い人などが、他人に知られないように隠れて出歩くこと。微行。おしのび。しのびありき。

しのび‐い・る【忍び入る】🔗🔉

しのび‐い・る【忍び入る】 [動ラ五(四)]人目につかないようにこっそりはいり込む。忍び込む。「敵地に―・る」

しのび‐おとこ【忍び男】‐をとこ🔗🔉

しのび‐おとこ【忍び男】‐をとこ 女が内緒で情を通じている男。隠し男。「―の方へでもまゐったのかと」〈鳩翁道話・三〉ひそかに売淫する男。「うるはしき―の若盛りなるを」〈浮・栄花一代男〉

しのび‐おんな【忍び女】‐をんな🔗🔉

しのび‐おんな【忍び女】‐をんな 男が内緒で情を通じている女。隠し女。ひそかに売淫する女。私娼。「舟子の瀬枕、―ある所ぞかし」〈浮・一代男・三〉

しのび‐がえし【忍び返し】‐がへし🔗🔉

しのび‐がえし【忍び返し】‐がへし 盗賊や敵が忍び込むのを防ぐため、塀などの上に先端のとがった竹・木・鉄棒などを並べ立てたもの。

しのび‐がき【忍び垣】🔗🔉

しのび‐がき【忍び垣】 垣の一種。高さ二メートルほどで上・中・下段に分かれ、上段を建仁寺垣、中段を葭(よし)作りとして透かし窓などを設け、下段は大竹の二つ割りを斜めに組み合わせたもの。

しのび‐かご【忍び×駕×籠】🔗🔉

しのび‐かご【忍び××籠】 人目を忍んで駕籠に乗ること。また、その駕籠。特に、遊里通いにいう。

しのび‐くぎ【忍び×釘】🔗🔉

しのび‐くぎ【忍び×釘】隠し釘」に同じ。

しのび‐ぐるま【忍び車】🔗🔉

しのび‐ぐるま【忍び車】 人目を避けて車に乗って行くこと。また、その車。「影恥づかしきわが姿、―を退(ひ)く潮の」〈謡・松風〉

しのび‐ごえ【忍び声】‐ごゑ🔗🔉

しのび‐ごえ【忍び声】‐ごゑ 他人に聞こえないようにひそひそ話す声。しのびね。

しのび‐ごと【忍び言】🔗🔉

しのび‐ごと【忍び言】 ひそひそ話。内緒話。さざめごと。「ありつる―どもの、御耳とまりつるや交りたりつらむ」〈狭衣・四〉

しのび‐ごと【忍び事】🔗🔉

しのび‐ごと【忍び事】 他人に知られないようにする事柄。隠しごと。内緒ごと。「かかる御―により、山里の御歩(あり)きもゆくりかに思したつなりけり」〈源・総角〉

しのび‐ごま【忍び×駒】🔗🔉

しのび‐ごま【忍び×駒】 三味線の駒の一種。脚の部分が長く、その両端を胴のふちにかけて用いる。弦の振動が胴皮に伝わらないので弱音になる。

しのび‐こ・む【忍び込む】🔗🔉

しのび‐こ・む【忍び込む】 [動マ五(四)]こっそりと人目につかないようにして中に入る。忍び入る。「部屋に―・む」

しのび‐こ・む【忍び×籠む】🔗🔉

しのび‐こ・む【忍び×籠む】 [動マ下二]深く包み隠す。「今まで―・められたりけるをなむ、かへりて後めたき心なりと思ひぬる」〈源・薄雲〉

しのび‐さんじゅう【忍び三重】‐サンヂユウ🔗🔉

しのび‐さんじゅう【忍び三重】‐サンヂユウ 歌舞伎下座音楽の一。三味線のみで演奏する効果音楽で、暗やみでの静かな探り合いの場面などに用いる。ひぐらし三重。

しのび‐じ【忍び路】‐ぢ🔗🔉

しのび‐じ【忍び路】‐ぢ 人目に触れないように隠れ忍んで行くこと。また、その道。「―を雲ゐのよそにめぐらして」〈謡・蝉丸〉

しのび‐しのび【忍び忍び】🔗🔉

しのび‐しのび【忍び忍び】 [副]人目を忍んで。「―帝の御妻(みめ)をさへあやまち給ひて」〈源・須磨〉

しのび‐ずきん【忍び頭×巾】‐ヅキン🔗🔉

しのび‐ずきん【忍び頭×巾】‐ヅキン 忍び歩きのときかぶる頭巾。特に、遊里に通うときかぶる頭巾。

しのび‐だ【忍び田・△陰び田】🔗🔉

しのび‐だ【忍び田・陰び田】 隠田(おんでん)

しのび‐ぢょうちん【忍び△提△灯】‐ヂヤウチン🔗🔉

しのび‐ぢょうちん【忍び灯】‐ヂヤウチン 貴人が夜忍んで外出するときに用いた替え紋付きの提灯。強盗(がんどう)提灯」に同じ。

しのび‐づま【忍び△夫・忍び妻】🔗🔉

しのび‐づま【忍び夫・忍び妻】 (忍び夫)人目を忍んで契った男。忍びの夫(つま)。「―帰らむ跡もしるからじ降らばなほ降れ東雲(しののめ)の雪」〈頼政集〉(忍び妻)人目を忍んで契った女。忍びの妻(つま)。「―待つにぞ似たる郭公かたらふ声はなれぬものゆゑ」〈千五百番歌合・五〉

しのび‐で【忍び手・△短手】🔗🔉

しのび‐で【忍び手・短手】 《「しのびて」とも》音の出ないように打つ柏手(かしわで)。神式の葬祭で行う。

しのび‐どころ【忍び所】🔗🔉

しのび‐どころ【忍び所】 隠れすむ所。人目を忍んで通う所。「いといたく色めき給ひて、通ひ給ふ―多く」〈源・紅梅〉懐かしく思い起こされる所。「ここら年経給へる御すみかの、いかでか―なくはあらむ」〈源・真木柱〉

しのびない【忍びない】🔗🔉

しのびない【忍びない】 〔連語〕(多く「…にしのびない」の形で)がまんできない。たえられない。「捨てるには―ない」「聞くに―ない話」

しのび‐なき【忍び泣き】🔗🔉

しのび‐なき【忍び泣き】 [名]スル声を抑えて泣くこと。人に知られないように泣くこと。

しのび‐な・く【忍び泣く】🔗🔉

しのび‐な・く【忍び泣く】 [動カ五(四)]ひそかに泣く。人目をはばかって声を抑えて泣く。「枕に顔をうずめて―・く」

しのび‐に【忍びに】🔗🔉

しのび‐に【忍びに】 [副]ひそかに。こっそり。「人を―相知りて、逢ひがたくありければ」〈古今・恋四・詞書〉

しのび‐ね【忍び音】🔗🔉

しのび‐ね【忍び音】 小声。また、ひそひそ声。「忽ち―にアッと叫びながら」〈二葉亭訳・あひゞき〉忍び泣きの声。「―に泣く」ホトトギスの、声をひそめるような鳴き声。陰暦四月ごろの初音。「時鳥(ほととぎす)早もきなきて、―もらす」〈佐佐木信綱・夏は来ぬ〉

しのび‐の‐お【忍びの緒】‐を🔗🔉

しのび‐の‐お【忍びの緒】‐を (かぶと)の緒の近世の称。烏帽子(えぼし)の中につけて落ちないように髪に結ぶひも。

しのび‐の‐じゅつ【忍びの術】🔗🔉

しのび‐の‐じゅつ【忍びの術】忍術(にんじゆつ)」に同じ。

しのび‐の‐もの【忍びの者】🔗🔉

しのび‐の‐もの【忍びの者】忍者(にんじや)」に同じ。

しのび‐び【忍び火】🔗🔉

しのび‐び【忍び火】 音のしないように打つ切り火。

しのび‐めつけ【忍び目付】🔗🔉

しのび‐めつけ【忍び目付】 武家時代、ひそかに各地を巡察し、事情を主家に報告した役。しのびまわり。

しのび‐もとゆい【忍び元結】‐もとゆひ🔗🔉

しのび‐もとゆい【忍び元結】‐もとゆひ 外部から見えないように結ぶ元結。

しのび‐やか【忍びやか】🔗🔉

しのび‐やか【忍びやか】 [形動][ナリ]人目をはばかって、ひそかに行うさま。動作などが静かで、人目に立たないさま。「―な足音」「秋の―な訪れ」

しのび‐やつ・す【忍び×窶す】🔗🔉

しのび‐やつ・す【忍び×窶す】 [動サ四]人目を忍んで、目立たない姿になる。「馬四つ五つひかせていみじう―・したれど」〈源・玉鬘〉

しのび‐よ・る【忍び寄る】🔗🔉

しのび‐よ・る【忍び寄る】 [動ラ五(四)]気づかれないように、そっと近づく。「枕元にそっと―・る」「背後に―・る黒い影」「―・る秋の気配」

しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】しのびよるこひはくせもの🔗🔉

しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】しのびよるこひはくせもの (くせもの)歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。宝田寿助作詞、五世岸沢式佐作曲。天保七年(一八三六)江戸市村座初演。平将門の娘、滝夜叉が遊女となって大宅太郎光国に近づき、色仕掛けで味方にしようとするが見破られ、妖術で闘う。通称「将門(まさかど)」。

しのび‐わらい【忍び笑い】‐わらひ🔗🔉

しのび‐わらい【忍び笑い】‐わらひ [名]スル人に気づかれぬように、声を抑えて笑うこと。「くすくすと―する」

しのぶ【忍】🔗🔉

しのぶ【忍】 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片(りんぺん)を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》「大岩にはえて一本―かな/鬼城」ノキシノブの別名。(かさね)の色目の名。表は薄い萌葱(もえぎ)、裏は青。秋に用いる。「忍髷(しのぶわげ)」の略。「忍摺(しのぶず)り」の略。「―のみだれやとうたがひ聞こゆることもありしかど」〈源・帚木〉

しの・ぶ【忍ぶ】🔗🔉

しの・ぶ【忍ぶ】 《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》[動バ五(四)]つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を―・んで申し上げます」「不便を―・ぶ」自分の存在や行いを、人に気付かれないようにする。外から見えないようにして身を置く。隠れる。「人目を―・んで通う」「―・ぶ恋」「世を―・ぶ」「物陰に―・ぶ」 [可能]しのべる[動バ上二](現代語に残存したものとして、ふつう「…にしのびず」「…にしのびない」など打消しの語を伴った形で用いる)救ってやりたい、捨てるに惜しい、といった気持ちを現したいのを押さえる。こらえる。「正視するに―・びず」「たっての願いを断るのは―・びないが」→しのびないに同じ。「人目多み目こそ―・ぶれすくなくも心のうちにわが思はなくに」〈万・二九一一〉に同じ。「惟光の朝臣、例の―・ぶる道はいつとなくいろひつかうまつる人なれば」〈源・松風〉

しのぶ‐いし【忍ぶ石】🔗🔉

しのぶ‐いし【忍ぶ石】 擬化石の一。石灰岩・頁岩(けつがん)などの割れ目に酸化マンガンなどが付着して、シダ類の化石のように見えるもの。

しのぶがおか【忍岡】しのぶがをか🔗🔉

しのぶがおか【忍岡】しのぶがをか 東京都台東区の上野台地の異称。現在の上野公園一帯。

しのぶがおか‐ぶんこ【忍岡文庫】しのぶがをか‐🔗🔉

しのぶがおか‐ぶんこ【忍岡文庫】しのぶがをか‐ 寛永七年(一六三〇)林羅山が忍岡にあった自邸内に設けた文庫。明暦三年(一六五七)の大火で焼失。

しのぶ‐ぐさ【忍草】🔗🔉

しのぶ‐ぐさ【忍草】 シノブの別名。ノキシノブの別名。《季 秋》「御廟年経てしのぶは何を―/芭蕉」忘れ草」に同じ。

しのぶ‐ずり【忍×摺り・△信夫×摺り】🔗🔉

しのぶ‐ずり【忍×摺り・信夫×摺り】 シノブの茎や葉の色素を布にすりつけて表したねじれたような模様。また、そのすり模様の衣服。昔、陸奥(むつ)の国信夫(しのぶ)郡(福島県福島市)で産した。もじずり。しのぶもじずり。「その男、―の狩衣(かりぎぬ)をなむ着たりける」〈伊勢・一〉

しのぶ‐まんじゅう【忍×饅△頭】‐マンヂユウ🔗🔉

しのぶ‐まんじゅう【忍×頭】‐マンヂユウ春日野(かすがの)饅頭」に同じ。

しのぶ‐もじずり【忍×捩×摺り・△信夫×捩×摺り】‐もぢずり🔗🔉

しのぶ‐もじずり【忍××摺り・信夫××摺り】‐もぢずり忍摺(しのぶず)」に同じ。「みちのくの―誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに」〈伊勢・一〉

しのぶ‐わげ【忍ぶ×髷】🔗🔉

しのぶ‐わげ【忍ぶ×髷】 女性の髪形の一。頭上に髻(もとどり)を立て、毛先を二つに分けて両側に広げ、髷(まげ)を作る。享保(一七一六〜一七三六)のころ、若女形中村千弥が「御所桜堀河夜討」の信夫(しのぶ)の役に用いたかつらに始まり、一般にも広まった。

しのべ‐だけ【忍べ竹】🔗🔉

しのべ‐だけ【忍べ竹】 ヤダケの別名。メダケの別名。

すい‐かずら【忍=冬】すひかづら🔗🔉

すい‐かずら【忍冬】すひかづら スイカズラ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生。葉は楕円形で対生し、冬でも残っているので忍冬(にんどう)ともいう。六、七月ごろ、葉のわきに二個ずつ並んでつく白色の花は蜜腺(みつせん)をもち、のち黄色に変わる。漢方で、茎葉や花を解熱・解毒に用いる。スイカズラ科は約四五〇種が北半球の温帯と熱帯地方の高山に分布し、アベリア・ニワトコなどが含まれる。《季 夏》

すい‐ずら【忍=冬】すひづら🔗🔉

すい‐ずら【忍冬】すひづら スイカズラの別名。

にん【忍】🔗🔉

にん【忍】 こらえること。「―の一字」仏語。忍辱(にんにく)の意。苦難に耐えること。修行の階位の忍位。四諦(したい)の理を理解し、善根も定まって、悪趣に落ちない位。

にん‐かい【忍界】🔗🔉

にん‐かい【忍界】 仏語。さまざまな煩悩(ぼんのう)を耐え忍ばなければならない娑婆(しやば)世界のこと。忍土。

にん‐く【忍苦】🔗🔉

にん‐く【忍苦】 [名]スル苦しみを耐えしのぶこと。「―したかいがある」

にん‐じゃ【忍者】🔗🔉

にん‐じゃ【忍者】 忍術を使って敵方に忍び入り、諜報・謀略活動などを行う者。忍術使い。忍びの者。

にん‐じゅ【忍受】🔗🔉

にん‐じゅ【忍受】 [名]スル耐え忍んで受け入れること。「大事を前に侮辱を―する」

にん‐じゅう【忍従】🔗🔉

にん‐じゅう【忍従】 [名]スルがまんして従うこと。「辛い境遇に―する」

にん‐じゅつ【忍術】🔗🔉

にん‐じゅつ【忍術】 敵の情報を調査したり、後方を攪乱(かくらん)したりする術。変装・潜行・速歩などを利用し、巧みに敵方に入りこむ。甲賀(こうが)流・伊賀(いが)流などがある。隠形術(おんぎようじゆつ)。忍びの術。

にんしょう【忍性】ニンシヤウ🔗🔉

にんしょう【忍性】ニンシヤウ一二一七〜一三〇三]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじよう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性菩薩(ぼさつ)

にん‐たい【忍耐】🔗🔉

にん‐たい【忍耐】 [名]スル苦難などをこらえること。「―のいる仕事」「食糧の不足を―する」

にん‐どう【忍冬】🔗🔉

にん‐どう【忍冬】 スイカズラの別名。冬でも葉がしおれないのでいう。《季 夏》スイカズラの茎・葉を乾燥したもの。漢方で浄血・利尿・解毒薬などに用いる。

にんどう‐しゅ【忍冬酒】🔗🔉

にんどう‐しゅ【忍冬酒】 スイカズラの葉や茎を用いてつくる薬酒。

にんどう‐もん【忍冬文】🔗🔉

にんどう‐もん【忍冬文】 スイカズラのようなつる草を図案化した唐草文様。パルメットが伝来する過程で変化し生まれたものと考えられ、日本には中国を経て渡来。飛鳥(あすか)・奈良時代の美術に影響を与えた。忍冬唐草文。

にん‐にく【忍△辱】🔗🔉

にん‐にく【忍辱】 仏語。六波羅蜜の第三。侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。忍辱波羅蜜。

にんにく‐の‐けさ【忍△辱の×袈×裟】🔗🔉

にんにく‐の‐けさ【忍辱の××裟】 仏語。忍辱の心を、身を守る袈裟にたとえていう語。転じて、袈裟のこと。忍辱衣(え)。忍辱の衣(ころも)

にんにく‐の‐ころも【忍△辱の衣】🔗🔉

にんにく‐の‐ころも【忍辱の衣】忍辱の袈裟(けさ)」に同じ。

にん‐ぽう【忍法】‐パフ🔗🔉

にん‐ぽう【忍法】‐パフ 忍術の法。忍術。

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[音]ジン    ニン [訓]しの‐ぶ    しの‐ばせる [部首]心 [総画数]7 [コード]区点    3906      JIS   4726      S‐JIS 9445 [分類]常用漢字 [難読語] →おさか【忍坂】おしの‐はっかい【忍野八海】しのばず‐の‐いけ【不忍池】しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】すい‐かずら【忍冬】すい‐ずら【忍冬】にん‐にく【忍辱】

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