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あずち‐まくら【×
×枕】あづち‐🔗⭐🔉
あずち‐まくら【×
×枕】あづち‐
上が狭く底が広い、
の形に似た箱の上に細長いくくり枕をのせたもの。近世、女性が多く用いた。箱枕。
×枕】あづち‐
上が狭く底が広い、
の形に似た箱の上に細長いくくり枕をのせたもの。近世、女性が多く用いた。箱枕。
ちん‐じょう【×枕上】‐ジヤウ🔗⭐🔉
ちん‐じょう【×枕上】‐ジヤウ
寝ている人のまくらのそば。まくらもと。枕頭。
寝床にいること。「やっと床につく多くの人には―は眠る事が第一義である」〈寅彦・路傍の草〉
寝ている人のまくらのそば。まくらもと。枕頭。
寝床にいること。「やっと床につく多くの人には―は眠る事が第一義である」〈寅彦・路傍の草〉
ちん‐せき【×枕席】🔗⭐🔉
ちん‐せき【×枕席】
《まくらと敷物の意から》
ねどこ。寝具。
寝室。ねや。また、夜の伽(とぎ)。
ねどこ。寝具。
寝室。ねや。また、夜の伽(とぎ)。
枕席に侍(はべ)・る🔗⭐🔉
枕席に侍(はべ)・る
女性が男性と共寝する。枕席を薦(すす)む。枕席に侍(じ)する。「尤も老人の事じゃから―・らすわけではないが」〈魯庵・社会百面相〉
ちん‐せき【×枕籍・×枕×藉】🔗⭐🔉
ちん‐せき【×枕籍・×枕×藉】
互いの身を枕として寝ること。寄りかかり合って寝ること。
男女がともに寝ること。同衾(どうきん)。「―の度が重なるにつれて、つい絆(ほだ)され易い人情も出て来て」〈秋声・縮図〉
書物を積んで枕とすること。また、書物が高く積んであること。
互いの身を枕として寝ること。寄りかかり合って寝ること。
男女がともに寝ること。同衾(どうきん)。「―の度が重なるにつれて、つい絆(ほだ)され易い人情も出て来て」〈秋声・縮図〉
書物を積んで枕とすること。また、書物が高く積んであること。
ちんちゅうき【枕中記】🔗⭐🔉
ちんちゅうき【枕中記】
中国の伝奇小説。唐の沈既済の著。八〇〇年ごろ成立。邯鄲(かんたん)の青年盧生(ろせい)が、茶店で道士から枕を借りて昼寝をし、自分の生涯の夢を見て、栄達のはかなさを知る話。「邯鄲の枕」「黄梁(こうりよう)一炊の夢」の故事として知られる。
ちん‐とう【×枕頭】🔗⭐🔉
ちん‐とう【×枕頭】
まくらもと。枕上(ちんじよう)。「線香の煙―に渦巻き」〈康成・十六歳の日記〉
ちん‐ぺん【×枕辺】🔗⭐🔉
ちん‐ぺん【×枕辺】
まくらもと。枕頭。
ちん‐わん【×枕腕】🔗⭐🔉
ちん‐わん【×枕腕】
書法における腕法の一。机上に伏せた左手の上に右腕を軽く置いて字を書くこと。多く細字を書くときに用いる。
まき・ぬ【×纏き△寝・×枕き△寝】🔗⭐🔉
まき・ぬ【×纏き△寝・×枕き△寝】
[動ナ下二]互いに手を枕にして寝る。共寝する。「現(うつつ)には更にもえ言はず夢にだに妹がたもとを―・ぬとし見ば」〈万・七八四〉
ま・く【×枕く・△婚く・×纏く】🔗⭐🔉
ま・く【×枕く・△婚く・×纏く】
[動カ四]
枕にする。枕にして寝る。「かくばかり恋ひつつあらずは高山の岩根(いはね)し―・きて死なましものを」〈万・八六〉
《「まぐ」とも》女性と共寝する。抱いて寝る。また、妻とする。「秋萩の妻を―・かむと」〈万・一七六一〉
枕にする。枕にして寝る。「かくばかり恋ひつつあらずは高山の岩根(いはね)し―・きて死なましものを」〈万・八六〉
《「まぐ」とも》女性と共寝する。抱いて寝る。また、妻とする。「秋萩の妻を―・かむと」〈万・一七六一〉
まくら【×枕】🔗⭐🔉
まくら【×枕】
寝るときに頭をのせる寝具。「―が変わると眠れない」「氷―」「ひざ―」
寝ている頭の方。また、頭のある方角。「東を―に寝る」
寝ること。宿ること。「旅―」
長い物を横たえるとき、下に置いてその支えとするもの。「―木」
物事のたね。よりどころ。「歌―」
話の前置き。落語などで、本題に入る前の短い話。「時局風刺を―に振る」
地歌・箏曲(そうきよく)で、手事(てごと)の導入部分。また、義太夫節で、一段の導入部分。
[下接語]
(あずち)枕・石枕・初(うい)枕・歌枕・腕枕・帯枕・籠(かご)枕・楫(かじ)枕・仮枕・北枕・木枕・伽羅(きやら)の枕・空気枕・括(くく)り枕・草枕・香枕・氷枕・小枕・袖(そで)枕・高枕・蛸(たこ)の枕・旅枕・手(た)枕・手(て)枕・長枕・波枕・新(にい)枕・箱枕・箸(はし)枕・初(はつ)枕・膝(ひざ)枕・肘(ひじ)枕・船底枕・坊主枕・水枕・夢枕
寝るときに頭をのせる寝具。「―が変わると眠れない」「氷―」「ひざ―」
寝ている頭の方。また、頭のある方角。「東を―に寝る」
寝ること。宿ること。「旅―」
長い物を横たえるとき、下に置いてその支えとするもの。「―木」
物事のたね。よりどころ。「歌―」
話の前置き。落語などで、本題に入る前の短い話。「時局風刺を―に振る」
地歌・箏曲(そうきよく)で、手事(てごと)の導入部分。また、義太夫節で、一段の導入部分。
[下接語]
(あずち)枕・石枕・初(うい)枕・歌枕・腕枕・帯枕・籠(かご)枕・楫(かじ)枕・仮枕・北枕・木枕・伽羅(きやら)の枕・空気枕・括(くく)り枕・草枕・香枕・氷枕・小枕・袖(そで)枕・高枕・蛸(たこ)の枕・旅枕・手(た)枕・手(て)枕・長枕・波枕・新(にい)枕・箱枕・箸(はし)枕・初(はつ)枕・膝(ひざ)枕・肘(ひじ)枕・船底枕・坊主枕・水枕・夢枕
枕浮・く🔗⭐🔉
枕浮・く
涙で枕が浮く。枕が浮くほどに、寝ながらひどく泣く。「涙落つとも覚えぬに、―・くばかりになりにけり」〈源・須磨〉
枕が上がら
ない🔗⭐🔉
枕が上がら
ない
病気が治らず床から起き上がれない。「倒れてから半年たっても―
ない」
ない
病気が治らず床から起き上がれない。「倒れてから半年たっても―
ない」
枕片去(かたさ)・る🔗⭐🔉
枕片去(かたさ)・る
枕を床の片側に寄せて寝る。また、枕の片側をあけて寝る。上代、夫や恋人を待って一人で寝るようすをいう。「ここだくに思ひけめかもしきたへの―・る夢に見え来し」〈万・六三三〉
枕定・む🔗⭐🔉
枕定・む
寝るときに、頭にする方向を定める。枕の向きによって恋人の夢が見られるとされた。「夕さればわが身のみこそ悲しけれいづれの方に―・めむ」〈後撰・恋三〉
男女が一緒に寝る。共寝する。「思ひのままに―・めて語らんものを」〈浮・五人女・三〉
遊里で、相手の女性を定める。「それに―・めんといふを聞きて」〈浮・一代男・五〉
寝るときに、頭にする方向を定める。枕の向きによって恋人の夢が見られるとされた。「夕さればわが身のみこそ悲しけれいづれの方に―・めむ」〈後撰・恋三〉
男女が一緒に寝る。共寝する。「思ひのままに―・めて語らんものを」〈浮・五人女・三〉
遊里で、相手の女性を定める。「それに―・めんといふを聞きて」〈浮・一代男・五〉
枕と枕(ま)・く🔗⭐🔉
枕と枕(ま)・く
枕にして寝る。「沖つ波来寄する荒磯(ありそ)をしきたへの―・きて寝(な)せる君かも」〈万・二二二〉
枕に就(つ)・く🔗⭐🔉
枕に就(つ)・く
床に就く。寝る。「安堵して既に―・かんとする頃」〈染崎延房・近世紀聞〉
枕枕(ま)・く🔗⭐🔉
枕枕(ま)・く
枕として寝る。「道の後(しり)古波陀嬢子(こはだをとめ)を神の如(ごと)聞こえしかども相―・く」〈記・中・歌謡〉
枕結・ぶ🔗⭐🔉
枕結・ぶ
草を結んで枕にする。旅寝する。「行末はいまいくよとか磐代(いはしろ)の岡のかやねに―・ばむ」〈新古今・羇旅〉
枕を重・ねる🔗⭐🔉
枕を重・ねる
男女がたびたび一緒に寝る。情交を重ねる。「人目を忍んで―・ねる」
枕を交わ・す🔗⭐🔉
枕を交わ・す
男女が共に寝る。「―・した仲」
枕を
(そばだ)・てる🔗⭐🔉
枕を
(そばだ)・てる
枕から頭を上げ、耳を澄まして聞く。「隣室のひそひそ話に―・てる」
(そばだ)・てる
枕から頭を上げ、耳を澄まして聞く。「隣室のひそひそ話に―・てる」
枕を高く
する🔗⭐🔉
枕を高く
する
《「戦国策」魏策から》安心して寝る。また、安心して暮らす。「資金繰りがついてようやく―
して眠れる」
する
《「戦国策」魏策から》安心して寝る。また、安心して暮らす。「資金繰りがついてようやく―
して眠れる」
枕を並・べる🔗⭐🔉
枕を並・べる
並んで寝る。「親子三人―・べる」
大勢の人がそろって同じことをする。特に、同じ場所で倒れる。「―・べて落選する」
並んで寝る。「親子三人―・べる」
大勢の人がそろって同じことをする。特に、同じ場所で倒れる。「―・べて落選する」
枕を濡(ぬ)ら・す🔗⭐🔉
枕を濡(ぬ)ら・す
つらさや悲しさのあまり寝床の中で涙を流す。「失恋に―・す」
枕を割・る🔗⭐🔉
枕を割・る
苦心する。考え悩む。「異病をわずらひ、医者に―・らすことなり」〈浮・娘気質・二〉
まくら‐あて【×枕当て】🔗⭐🔉
まくら‐あて【×枕当て】
「枕カバー」に同じ。
まくら‐いし【×枕石】🔗⭐🔉
まくら‐いし【×枕石】
川原や浜から持ち帰って、死者の枕もとに置く石。埋葬ののち、戒名を書いて墓の上に置いたりする。
まくら‐え【×枕絵】‐ヱ🔗⭐🔉
まくら‐え【×枕絵】‐ヱ
男女の秘戯を描いた絵。春画。笑い絵。
まくら‐がい【×枕貝】‐がひ🔗⭐🔉
まくら‐がい【×枕貝】‐がひ
マクラガイ科の巻き貝。本州中部以南の浅海の砂泥底にすむ。貝殻は円筒形で、殻高四センチくらい。殻表は滑らかで光沢があり、淡褐色の地に黒褐色の稲妻模様が走る。
まくら‐がえし【×枕返し】‐がへし🔗⭐🔉
まくら‐がえし【×枕返し】‐がへし
枕の向きを変えること。特に、人が死んだとき、北枕に変えること。
木枕を多く重ねて手でささげ、自由にもてあそぶ曲芸。
枕の向きを変えること。特に、人が死んだとき、北枕に変えること。
木枕を多く重ねて手でささげ、自由にもてあそぶ曲芸。
まくら‐かご【×枕×籠】🔗⭐🔉
まくら‐かご【×枕×籠】
昆虫飼育器の一。枕形の金網製の籠で、下半分を水中に浸し、水生の幼虫などの飼育に用いる。
まくら‐がたな【×枕刀】🔗⭐🔉
まくら‐がたな【×枕刀】
寝るとき枕もとに置く護身用の刀。枕太刀。
まくら‐がね【×枕金】🔗⭐🔉
まくら‐がね【×枕金】
遊女を身受けするときの手付金。まくらきん。
芸者が客に身をまかせるときに受け取る契約金。まくらきん。
遊女を身受けするときの手付金。まくらきん。
芸者が客に身をまかせるときに受け取る契約金。まくらきん。
まくら‐カバー【×枕カバー】🔗⭐🔉
まくら‐カバー【×枕カバー】
枕の汚れを防ぐために、上に掛けるもの。枕当/て。
まくら‐がみ【×枕上】🔗⭐🔉
まくら‐がみ【×枕上】
「枕元」に同じ。
まくら‐がみ【×枕神】🔗⭐🔉
まくら‐がみ【×枕神】
夢枕に立つ神。夢の中に現れて神託を告げる神。
まくら‐がみ【×枕紙】🔗⭐🔉
まくら‐がみ【×枕紙】
寝るとき枕もとに置く紙。
木枕の上の小枕をおおって汚れを防ぐ紙。
寝るとき枕もとに置く紙。
木枕の上の小枕をおおって汚れを防ぐ紙。
まくら‐がや【×枕蚊‐帳】🔗⭐🔉
まくら‐がや【×枕蚊‐帳】
子供の枕もとを覆うのに用いる小さな蚊帳。
まくら‐ぎ【×枕木】🔗⭐🔉
まくら‐ぎ【×枕木】
鉄道のレールの下に横に敷き並べる部材。レールを固定して軌間を一定に保つとともに、鉄道車両の荷重を道床に分散させる働きをする。古くは木材が用いられたが、現在はPSコンクリート製が多い。
まくら‐ぎょう【×枕経】‐ギヤウ🔗⭐🔉
まくら‐ぎょう【×枕経】‐ギヤウ
死者の枕もとで終夜読経(どきよう)すること。特に、納棺前に経をあげること。
まくら‐きん【×枕金】🔗⭐🔉
まくら‐きん【×枕金】
「まくらがね」に同じ。
まくら・く【×枕く】🔗⭐🔉
まくら・く【×枕く】
[動カ四]《「まくら」の動詞化》枕とする。「大伴の高師の浜の松が根を―・き寝(ぬ)れど家し偲(しの)はゆ」〈万・六六〉
まくら‐げいしゃ【×枕芸者】🔗⭐🔉
まくら‐げいしゃ【×枕芸者】
芸でつとめずに、売春を主とする芸者。不見転(みずてん)。
枕さがしをする芸者。「弁天お照と名の高い、―の旅稼ぎ」〈伎・島鵆月白浪〉
芸でつとめずに、売春を主とする芸者。不見転(みずてん)。
枕さがしをする芸者。「弁天お照と名の高い、―の旅稼ぎ」〈伎・島鵆月白浪〉
まくら‐ごと【×枕言】🔗⭐🔉
まくら‐ごと【×枕言】
いつも口ぐせのようにいう言葉。「やまと言の葉をも、もろこしの詩をも、ただその筋をぞ、―にせさせ給ふ」〈源・桐壺〉
序詞。また、枕詞。「歌の―などといふは」〈落書露顕〉
いつも口ぐせのようにいう言葉。「やまと言の葉をも、もろこしの詩をも、ただその筋をぞ、―にせさせ給ふ」〈源・桐壺〉
序詞。また、枕詞。「歌の―などといふは」〈落書露顕〉
まくら‐ことば【×枕△詞・×枕言葉】🔗⭐🔉
まくら‐ことば【×枕△詞・×枕言葉】
昔の歌文、特に和歌に用いられる修辞法の一。一定の語句に冠してこれを修飾し、または語調を整える言葉。普通は五音、まれに三音・四音などのものもある。「あしひきの」「たらちねの」「ひさかたの」など。冠辞。
前置きの言葉。
寝物語。枕物語。「二つならべて―ぢゃ」〈西鶴大矢数〉
昔の歌文、特に和歌に用いられる修辞法の一。一定の語句に冠してこれを修飾し、または語調を整える言葉。普通は五音、まれに三音・四音などのものもある。「あしひきの」「たらちねの」「ひさかたの」など。冠辞。
前置きの言葉。
寝物語。枕物語。「二つならべて―ぢゃ」〈西鶴大矢数〉
まくら‐さがし【×枕探し】🔗⭐🔉
まくら‐さがし【×枕探し】
旅客の寝ている間に、その枕もとに置いてある金品を盗み取ること。また、その者。邯鄲師(かんたんし)。
まくらざき【枕崎】🔗⭐🔉
まくらざき【枕崎】
鹿児島県、薩摩(さつま)半島南部の市。東シナ海に臨み、漁業の基地。かつお節を特産。人口二・八万。
まくらざき‐たいふう【枕崎台風】🔗⭐🔉
まくらざき‐たいふう【枕崎台風】
昭和二〇年(一九四五)九月一七日、枕崎付近に上陸した大型台風。九州を縦断し、広島付近から日本海へ進んだ。最低気圧九一六・六ヘクトパスカル。広島県を中心に、全国の死者・行方不明者は三七五六名に達した。
まくらじし【枕獅子】🔗⭐🔉
まくらじし【枕獅子】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「英獅子乱曲(はなぶさししのらんぎよく)」。寛保二年(一七四二)江戸市村座初演。石橋物(しやつきようもの)の一。前ジテは傾城姿で手獅子を持って踊り、後ジテは牡丹笠をつけて狂いになる。
まくらじどう【枕慈童】🔗⭐🔉
まくらじどう【枕慈童】
謡曲。四番目物。観世流では「菊慈童」。魏の文帝の家臣が
県山(れきけんざん)を訪ねると、周の穆王(ぼくおう)に仕えた慈童と名のる人物が現れ、不老不死の菊の露の酒を勧める。
謡曲。四番目物。観世流。
とワキと時代が異なる類曲。
謡曲。四番目物。観世流では「菊慈童」。魏の文帝の家臣が
県山(れきけんざん)を訪ねると、周の穆王(ぼくおう)に仕えた慈童と名のる人物が現れ、不老不死の菊の露の酒を勧める。
謡曲。四番目物。観世流。
とワキと時代が異なる類曲。
まくらじょう‐ようがん【×枕状溶岩】まくらジヤウ‐🔗⭐🔉
まくらじょう‐ようがん【×枕状溶岩】まくらジヤウ‐
楕円体や円筒形溶岩の塊が積み重なったもの。玄武岩質の溶岩が水中に流れ出て急冷されたときにできる。俵状溶岩。
まくら・する【×枕する】🔗⭐🔉
まくら・する【×枕する】
[動サ変]
まくら・す[サ変]枕を用いる。また、枕として寝る。「幾人の貧しい旅人がその上に―・して眠ったか」〈藤村・春〉
まくら・す[サ変]枕を用いる。また、枕として寝る。「幾人の貧しい旅人がその上に―・して眠ったか」〈藤村・春〉
まくら‐ぞい【×枕添ひ】‐ぞひ🔗⭐🔉
まくら‐ぞい【×枕添ひ】‐ぞひ
添い寝をすること。また、その相手。「女は夫を―といひ、男は妻を―といふのす」〈滑・浮世床・二〉
まくら‐ぞうし【×枕草紙】‐ザウシ🔗⭐🔉
まくら‐ぞうし【×枕草紙】‐ザウシ
《「まくらそうし」とも》
身辺に置いて、日々の見聞や思いついたことなどを書き留めておく綴じ本形式の雑記帳。
春画の本。また、春本。
身辺に置いて、日々の見聞や思いついたことなどを書き留めておく綴じ本形式の雑記帳。
春画の本。また、春本。
まくら‐だち【×枕太‐刀】🔗⭐🔉
まくら‐だち【×枕太‐刀】
「枕刀(まくらがたな)」に同じ。
まくら‐だんご【×枕団子】🔗⭐🔉
まくら‐だんご【×枕団子】
死者の枕もとに供える団子。
まくら‐づく【×枕付く】🔗⭐🔉
まくら‐づく【×枕付く】
〔枕〕枕をつけて寝る意から「妻屋(つまや)」にかかる。「家に行きていかにか我(あ)がせむ―妻屋さぶしく思ほゆべしも」〈万・七九五〉
まくら‐づくえ【×枕机】🔗⭐🔉
まくら‐づくえ【×枕机】
死者の枕もとに据えて供物などを載せる机。
まくら‐どけい【×枕時‐計】🔗⭐🔉
まくら‐どけい【×枕時‐計】
枕もとに置く時計。目覚まし時計など。
まくら‐なおし【×枕直し】‐なほし🔗⭐🔉
まくら‐なおし【×枕直し】‐なほし
産婦の床上げの祝い。普通は産後三週間目。
まくらのそうし【枕草子】まくらのサウシ🔗⭐🔉
まくらのそうし【枕草子】まくらのサウシ
平安中期の随筆。清少納言作。長保二年(一〇〇〇)ころの成立とされる。作者が一条天皇の中宮定子(ていし)に仕えていたころの宮仕えの体験などを、日記・類聚(るいじゆう)・随想などの形で記し、人生や自然、外界の事物の断面を鋭敏な感覚で描く。源氏物語と並ぶ平安女流文学の双璧(そうへき)とされる。
まくらのそうし‐えまき【枕草子絵巻】まくらのサウシヱまき🔗⭐🔉
まくらのそうし‐えまき【枕草子絵巻】まくらのサウシヱまき
鎌倉後期の絵巻。一巻。枕草子の一部を繊細な白描で描く。絵・詞書(ことばがき)各七段が現存。
まくらのそうししゅんしょしょう【枕草子春曙抄】まくらのサウシシユンシヨセウ🔗⭐🔉
まくらのそうししゅんしょしょう【枕草子春曙抄】まくらのサウシシユンシヨセウ
枕草子の注釈書。一二巻。北村季吟著。延宝二年(一六七四)成立。本文に傍注・頭注・校合・考証などを付したもの。
まくら‐ばこ【×枕箱】🔗⭐🔉
まくら‐ばこ【×枕箱】
箱形の木枕。箱枕。
枕を入れておく箱。ふつう五個または一〇個を入れる。
箱形の木枕。箱枕。
枕を入れておく箱。ふつう五個または一〇個を入れる。
まくら‐ひき【×枕引き】🔗⭐🔉
まくら‐ひき【×枕引き】
一個の木枕を両側から二人が指先でつまんで引き合う遊戯。
まくら‐びょうぶ【×枕×屏風】‐ビヤウブ🔗⭐🔉
まくら‐びょうぶ【×枕×屏風】‐ビヤウブ
風よけなどに枕もとに立てる背の低い屏風。《季 冬》
風よけなどに枕もとに立てる背の低い屏風。《季 冬》
まくら‐べ【×枕辺】🔗⭐🔉
まくら‐べ【×枕辺】
《古くは「まくらへ」とも》枕のあたり。枕もと。
まくら‐ぼん【×枕本】🔗⭐🔉
まくら‐めし【×枕飯】🔗⭐🔉
まくら‐めし【×枕飯】
死者の枕もとに供える飯。
まくら‐もと【×枕元・×枕△許】🔗⭐🔉
まくら‐もと【×枕元・×枕△許】
寝ている人の枕のあたり。枕頭(ちんとう)。まくらがみ。まくらべ。
まくら‐ものがたり【×枕物語】🔗⭐🔉
まくら‐ものがたり【×枕物語】
寝物語。「女郎しどけなくゆたかに、外の男と同じ―」〈浮・諸艶大鑑・五〉
まくらものぐるい【枕物狂】まくらものぐるひ🔗⭐🔉
まくらものぐるい【枕物狂】まくらものぐるひ
狂言。祖父が若い娘に恋をし、枕をつけた笹を持って狂乱するので、孫が娘を連れてくる。
まくら‐やり【×枕×槍・×枕×鑓】🔗⭐🔉
まくら‐やり【×枕×槍・×枕×鑓】
枕もとに置いておく護身用の槍。「女中手々(てんで)に―、長刀(なぎなた)にて引っ包み、囲ひ防げば」〈浄・反魂香〉
枕🔗⭐🔉
枕
[音]チン
シン
ジン
[訓]まくら
[部首]木
[総画数]8
[コード]区点 4377
JIS 4B6D
S‐JIS 968D
[難読語]
→いそ‐まくら【磯枕・石枕】
→うい‐まくら【初枕】
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