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しょう‐じ【精△進】シヤウ‐🔗⭐🔉
しょう‐じ【精△進】シヤウ‐
「しょうじん」の撥音の無表記。「長き―も始めたる人、山寺にこもれり」〈かげろふ・中〉
しょうじ‐あげ【精△進揚(げ)】シヤウジ‐🔗⭐🔉
しょうじ‐あげ【精△進揚(げ)】シヤウジ‐
「しょうじんあげ(精進揚げ)」に同じ。
しょうじ‐こ【精進湖】シヤウジ‐🔗⭐🔉
しょうじ‐こ【精進湖】シヤウジ‐
山梨県中南部にある富士五湖のうち最も小さい湖。面積〇・七平方キロメートル。湖面標高九〇〇メートル。
しょう‐じん【精進】シヤウ‐🔗⭐🔉
しょう‐じん【精進】シヤウ‐
[名]スル
雑念を去り、仏道修行に専心すること。
一定の期間行いを慎み身を清めること。
肉食を断って菜食をすること。
一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること。「研究に―する」




しょうじん‐あけ【精進明け】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐あけ【精進明け】シヤウジン‐
精進潔斎の期間が終わり、ふだんの生活にかえること。精進落ち。精進落とし。
しょうじん‐あげ【精進揚(げ)】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐あげ【精進揚(げ)】シヤウジン‐
野菜類の揚げ物。野菜のてんぷら。
しょうじん‐おち【精進落ち】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐おち【精進落ち】シヤウジン‐
「精進明け」に同じ。
しょうじん‐おとし【精進落(と)し】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐おとし【精進落(と)し】シヤウジン‐
「精進明け」に同じ。
しょうじん‐がため【精進固め】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐がため【精進固め】シヤウジン‐
盆や彼岸の、精進する期間の前に、魚肉類を食べておくこと。
しょうじん‐がに【精進×蟹】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐がに【精進×蟹】シヤウジン‐
十脚目イワガニ科の甲殻類。岩礁にすむ。甲幅約五センチ。全体に暗赤紫色で、甲の前側縁に四個ののこぎり歯状の突起がある。食用。
しょうじん‐けっさい【精進潔斎】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐けっさい【精進潔斎】シヤウジン‐
[名]スル肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。「―して祈願する」
しょうじん‐なます【精進×膾】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐なます【精進×膾】シヤウジン‐
魚介類を用いないで、野菜や果物を材料にしてつくったなます。
しょうじん‐ばら【精進腹】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐ばら【精進腹】シヤウジン‐
精進物ばかりを食べている腹。粗食して栄養物をとっていない腹。「朝(あした)の豆腐売りさへ稀に、なほ―のどこやら物淋しく」〈浮・一代男・二〉
しょうじん‐び【精進日】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐び【精進日】シヤウジン‐
祖先の忌日など、精進をすべき一定の日。斎日。
しょうじん‐ふくさ【精進×袱×紗】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐ふくさ【精進×袱×紗】シヤウジン‐
仏事の贈り物などに用いるふくさ。白・浅葱(あさぎ)色などに定紋または蓮華の模様などをつける。
しょうじん‐まげ【精進×髷】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐まげ【精進×髷】シヤウジン‐
女性の髪型の一。葬列に加わるときなどのもので、多くはつぶし島田。不幸髷。泣き島田。死去髻(しきよたぶさ)。
しょうじん‐もの【精進物】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐もの【精進物】シヤウジン‐
野菜や穀物などを主とする、肉類を使わない食べ物。
生臭物(なまぐさもの)。

しょうじん‐や【精進屋】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐や【精進屋】シヤウジン‐
祭りや参詣の前に、心身を清めるためにこもる建物。
精進料理・精神揚げなどを商う店。


しょうじん‐やど【精進宿】シヤウジン‐🔗⭐🔉
しょうじん‐やど【精進宿】シヤウジン‐
(近畿地方などで)葬式のときに、会葬者に出す食事の調理をする家。死によってけがれた喪家の火を忌み、近隣の家で調理する。
しょうじん‐りょうり【精進料理】シヤウジンレウリ🔗⭐🔉
しょうじん‐りょうり【精進料理】シヤウジンレウリ
魚介類や肉類を用いず、穀物・野菜などを主とする料理。殺生を戒める大乗仏教の考え方に由来。
生臭(なまぐさ)料理。

そう‐じ【△精△進】サウ‐🔗⭐🔉
そう‐じ【△精△進】サウ‐
「そうじん」の撥音の無表記。「―などせざらむ人々は、便(びん)なくや」〈狭衣・二〉
そうじ‐もの【△精△進物】サウジ‐🔗⭐🔉
そうじ‐もの【△精△進物】サウジ‐
「しょうじんもの(精進物)」に同じ。「―のいとあしきをうち食ひ」〈枕・七〉
そう‐じん【△精進】サウ‐🔗⭐🔉
そう‐じん【△精進】サウ‐
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじん(精進)」に同じ。「御―にて、明け暮れ行ひておはす」〈源・須磨〉
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