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いら‐ざる【要らざる】🔗⭐🔉
いら‐ざる【要らざる】
〔連語〕不必要な。よけいな。いらぬ。「―世話を焼く」
いら‐ぬ【要らぬ】🔗⭐🔉
いら‐ぬ【要らぬ】
〔連語〕不必要な。余計な。いらざる。「―心配をする」
い・る【要る】🔗⭐🔉
い・る【要る】
[動ラ五(四)]《「入(い)る」と同語源》費用・品物・時間などが必要になる。入用である。「資本が―・る」「暇が―・る」「お世辞は―・らない」
かなめ【△要】🔗⭐🔉
かなめ【△要】
ある物事の最も大切な部分。要点。「組織の―となる人」「肝心―」
扇の骨をとじ合わせるために、その末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘。蟹(かに)の目。
「要黐(かなめもち)」の略。



かなめ‐いし【△要石】🔗⭐🔉
かなめ‐いし【△要石】
茨城県鹿島(かしま)神宮の境内にある石。根が深いところから、地震をしずめるとされる。
ある物事の中心となる重要な場所や人など。「医学界の―として重きをなす」
石・煉瓦造りのアーチの最頂部に差し入れて、全体を固定する楔形(くさびがた)の石。キーストーン。剣石。楔石。
囲碁で、彼我の攻防の要点を形成する重要な石。




かなめ‐がき【△要垣】🔗⭐🔉
かなめ‐がき【△要垣】
アカメモチを植えた生け垣。
かなめ‐の‐き【△要の木】🔗⭐🔉
かなめ‐の‐き【△要の木】
アカメモチの別名。
かなめ‐もち【△要×黐】🔗⭐🔉
かなめ‐もち【△要×黐】
アカメモチの別名。
ぬみ【要=害・△要】🔗⭐🔉
ぬみ【要=害・△要】
攻防上で重要な地点。要衝。ぬま。「賊虜(あだども)の拠(を)る所は皆是―の地(ところ)なり」〈神武紀〉
たいせつなこと。要点。ぬま。「機(はかりこと)の―を宣示(のたまひしめ)して先づ当郡の兵を発せ」〈天武紀〉


よう【要】エウ🔗⭐🔉
よう【要】エウ
物事の大事な点。かなめ。要点。「―を得た説明」「―はやる気だ」
必要であること。入用。「再考の―がある」


よう‐いん【要因】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐いん【要因】エウ‐
物事がそうなった主要な原因。「事件の―を探る」
よう‐いん【要員】エウヰン🔗⭐🔉
よう‐いん【要員】エウヰン
ある仕事のために必要な人員。「運搬―」「保安―」
よういん‐しょうけん【要因証券】エウイン‐🔗⭐🔉
よういん‐しょうけん【要因証券】エウイン‐
証券上の権利が、証券発行の原因となった法律関係の有効な存在を必要とする有価証券。貨物引換証・船荷証券など。有因証券。
無因証券。

よう‐えき【要駅】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐えき【要駅】エウ‐
主要な鉄道駅。また、街道の、重要な宿場(しゆくば)。
ようえき‐ち【要役地】エウエキ‐🔗⭐🔉
ようえき‐ち【要役地】エウエキ‐
地役権の設定によって、承役地から便益を受ける土地。
よう‐がい【要害】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐がい【要害】エウ‐
地形がけわしく守りに有利なこと。また、その場所。「―の地」「―堅固な城」
戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)。「天然の―」
防御すること。用心すること。「お侍様方の二腰は身の―」〈浄・千本桜〉



ようがい‐の‐いた【要害の板】エウガイ‐🔗⭐🔉
ようがい‐の‐いた【要害の板】エウガイ‐
近世の兜(かぶと)の眉庇(まびさし)の裏面に添えて打った薄い鉄板。見上げの板。
よう‐ぎ【要義】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ぎ【要義】エウ‐
大切な意味。「経典の―」
よう‐きゃく【要脚】エウ‐・【用脚】ヨウ‐🔗⭐🔉
よう‐きゃく【要脚】エウ‐・【用脚】ヨウ‐
《世間を回り歩くものの意》
銭(ぜに)。料足。おあし。〈文明本節用集〉
費用。必要な経費。また、それに充てる品物。「毎年維摩会(ゆいまゑ)の―たるのみにあらず」〈太平記・三九〉
税金。分担金。「寺道場に―をかけ、僧物施料をむさぼる」〈太平記・三五〉



よう‐ぐ【要具】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ぐ【要具】エウ‐
必要な道具。必要な品。「憲法は治国の―にして」〈吉岡徳明・開化本論〉
よう‐げき【要劇】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐げき【要劇】エウ‐
重要な職務にあって忙しいこと。〈易林本節用集〉
よう‐げき【要撃】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐げき【要撃】エウ‐
[名]スル待ち伏せて攻撃すること。「二人の帰路を―しなければならない」〈漱石・坊っちゃん〉
よう‐けつ【要×訣】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐けつ【要×訣】エウ‐
物事の最も大切なところ。奥義。秘訣。「成功の―を聞く」
よう‐げつ【要月】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐げつ【要月】エウ‐
農事に忙しい月。
よう‐けん【要件】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐けん【要件】エウ‐
大切な用事。「―のみ記す」
必要な条件。「教育者としての―を満たす」


よう‐げん【要言】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐げん【要言】エウ‐
要点をついたことば。要語。
よう‐ご【要語】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ご【要語】エウ‐
「要言(ようげん)」に同じ。
よう‐こう【要港】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要港】エウカウ
軍事や交通・輸送などの面で重要な港。
旧日本海軍で、軍港に次ぐ重要な港。海軍要港部(のち警備府)が置かれた。


よう‐こう【要項】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要項】エウカウ
大切な事柄。必要な事項。また、それを記した文書。「試験の―を発表する」
よう‐こう【要綱】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要綱】エウカウ
基本となる大切な事柄。また、それらをまとめたもの。綱要。「運動方針の―」
よう‐さい【要×塞】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐さい【要×塞】エウ‐
国防上の要所につくった軍事的防備施設。監視所や砲台などを備える。
ようさい‐ちたい【要×塞地帯】エウサイ‐🔗⭐🔉
ようさい‐ちたい【要×塞地帯】エウサイ‐
要塞とその周辺の地域。
よう‐さつ【要殺】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐さつ【要殺】エウ‐
待ちかまえていて殺すこと。「少将殿を―に及びたる」〈染崎延房・近世紀聞〉
よう‐ざん【腰×斬・要×斬】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ざん【腰×斬・要×斬】エウ‐
中国、秦時代の刑罰の一。罪人の腰から下を斬りはなすもの。
物事が途中でとぎれること。「士官次室の話は暫し―となりぬ」〈蘆花・不如帰〉


よう‐し【要旨】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐し【要旨】エウ‐
述べられていることの主要な点。また、内容のあらまし。「講演の―をまとめる」
よう‐じ【要事】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐じ【要事】エウ‐
重要な事柄。また、必要な事柄。「目下の―は国内の意見統一にある」
よう‐しき【要式】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しき【要式】エウ‐
一定の方式に従うことを必要とすること。
ようしき‐こうい【要式行為】エウシキカウヰ🔗⭐🔉
ようしき‐こうい【要式行為】エウシキカウヰ
遺言・婚姻・手形の振り出しなど、一定の方式に従って行わなければ成立しないか、または無効とされる法律行為。
ようしき‐しょうけん【要式証券】エウシキ‐🔗⭐🔉
ようしき‐しょうけん【要式証券】エウシキ‐
記載事項が法定されている有価証券。手形・小切手・株券など。
よう‐しょ【要所・要処】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しょ【要所・要処】エウ‐
重要な地点・場所。「―に配置する」「戦略上の―」
大切な箇所。「―を押さえた報告書」


よう‐しょう【要証】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しょう【要証】エウ‐
立証を要すること。
よう‐しょう【要衝】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しょう【要衝】エウ‐
軍事・交通・産業のうえで大切な地点。要所。「交通の―」
よう‐しょう【要償】エウシヤウ🔗⭐🔉
よう‐しょう【要償】エウシヤウ
代償を要求すること。
ようしょう‐じじつ【要証事実】エウシヨウ‐🔗⭐🔉
ようしょう‐じじつ【要証事実】エウシヨウ‐
立証を必要とする事実。民事訴訟では、当事者が主張する事実で争いのない事実や顕著な事実以外のもの。刑事訴訟では、厳格な証明を必要とする事実。
よう‐しょく【要職】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しょく【要職】エウ‐
重要な地位・職務。重職。「―に就く」
よう‐しん【要津】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐しん【要津】エウ‐
交通・商業上の重要な港。
よう‐じん【用心】ヨウ‐・【要心】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐じん【用心】ヨウ‐・【要心】エウ‐
[名]スル
心をくばること。気をつけること。「風邪をひかないように―する」
万一に備えて注意・警戒を怠らないこと。「火の―」「―の悪い家」
[類語](
)注意・警戒・戒心・配慮・用意・心掛け・気配り・気遣い




よう‐じん【要人】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐じん【要人】エウ‐
要職にある人。「―警護」
よう‐ず【要図】エウヅ🔗⭐🔉
よう‐ず【要図】エウヅ
必要な部分だけをかいた図面。
よう・する【要する】エウする🔗⭐🔉
よう・する【要する】エウする
[動サ変]
えう・す[サ変]《古くは「ようず」とも》
必要とする。「急を―・する問題」「この仕事は熟練を―・する」
要約する。要点をまとめる。「全文を―・して一頁にする」
待ち伏せする。「我等を―・して卜筮せんとしつれど」〈鴎外訳・即興詩人〉




ようする‐に【要するに】エウする‐🔗⭐🔉
ようする‐に【要するに】エウする‐
[副]今まで述べてきたことをまとめれば。かいつまんで言えば。つまり。「―勉強をしろということだ」「―君は何を言いたいのかね」
よう‐せい【要請】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐せつ【要説】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐せつ【要説】エウ‐
要点をしぼって解説すること。また、そのもの。多く、書名などに用いる。「国語学―」
よう‐そ【要素】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐そ【要素】エウ‐
あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件。「危険な―を含む」「犯罪を構成する―」
物を分析したとき、その中に見出されるそれ以上簡単にならない成分。「色の三―」
法律行為または意思表示の内容において、その表意者に重要な意味をもつ部分。



よう‐たい【要×諦】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐たい【要×諦】エウ‐
ようてい(要諦)

よう‐だん【要談】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐だん【要談】エウ‐
大事な相談。大切な事についての話し合い。「訴訟上の―で、弁護士の家へ行っており」〈秋声・縮図〉
よう‐ち【要地】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ち【要地】エウ‐
重要な地点。大切な地域。「防衛上の―」
よう‐ちゅうい【要注意】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ちゅうい【要注意】エウ‐
特に注意が必要であること。「―人物」
よう‐てい【要×諦】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐てい【要×諦】エウ‐
物事の最も大切なところ。肝心かなめの点。ようたい。「処世の―」
よう‐てん【要点】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐てん【要点】エウ‐
物事の中心となるところ。重要な点。「話の―をつかむ」
よう‐どう【要道】エウダウ🔗⭐🔉
よう‐どう【要道】エウダウ
《「ようとう」とも》大切な教え。大事な方法。
よう‐な・し【要無し】エウ‐・【用無し】ヨウ‐🔗⭐🔉
よう‐な・し【要無し】エウ‐・【用無し】ヨウ‐
[形ク]必要がない。役に立たない。無用である。「おろかなる人は、―・きありきは、よしなかりけりとて、来ずなりにけり」〈竹取〉
よう‐ひ【要否】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ひ【要否】エウ‐
必要か否かということ。「―を問う」
ようぶつ‐けいやく【要物契約】エウブツ‐🔗⭐🔉
ようぶつ‐けいやく【要物契約】エウブツ‐
契約の成立に、当事者の合意だけでなく目的物の引き渡しなどの給付を必要とする契約。消費貸借・使用貸借など。践成契約。→諾成契約
よう‐ぼう【要望】エウバウ🔗⭐🔉
よう‐ぼう【要望】エウバウ
[名]スル物事の実現を強く求めること。「市民の―にこたえる」「福祉の拡充を―する」「―書」
ようぼう‐じ【要法寺】エウボフ‐🔗⭐🔉
ようぼう‐じ【要法寺】エウボフ‐
京都市左京区にある日蓮本宗の本山。山号は、多宝富士山。延元四=暦応二年(一三三九)日尊が開創の上行院と、その弟子日大が開創の住本寺が、天文一九年(一五五〇)合併、要法寺として再興。
ようぼうじ‐ばん【要法寺版】エウボフジ‐🔗⭐🔉
ようぼうじ‐ばん【要法寺版】エウボフジ‐
慶長年間(一五九六〜一六一五)要法寺の一五世日性が刊行した銅活字版の書籍。「天台四教儀集註」「法華経伝記」「論語集解」「沙石集」などがある。
よう‐む【要務】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐む【要務】エウ‐
重要な任務。「―を帯びる」
よう‐もく【要目】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐もく【要目】エウ‐
重要な項目。要項。
よう‐もん【要文】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐もん【要文】エウ‐
経論などの中の重要な文句。また、文章の大切なところ。「懐中より文を取出し―のところを出して見する」〈滑・浮世床・初〉
よう‐やく【要×扼】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐やく【要×扼】エウ‐
[名]スル敵を待ちうけて防ぎ止めること。「且其土必ず―に拠り、攻守の形勢に便なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
よう‐やく【要約】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐やく【要約】エウ‐
[名]スル
文章などの要点をとりまとめること。また、そのまとめたもの。「読んだ本の内容を―して話す」
約束を結ぶこと。また、約束。「こう云う余所行(よそゆき)の感情を不断に維持するにはどれ丈(だけ)の―がいるか」〈鴎外・雁〉


よう‐よう【要用】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐よう【要用】エウ‐
必要なこと。「逗留中、布哇(ハワイ)の風俗に就いては物珍しく云う程の―はないだろう」〈福沢・福翁自伝〉
重要な用事。必要な用事。「とりあえず―のみ申し上げます」


よう‐らん【要覧】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐らん【要覧】エウ‐
統計図表などを用い、要点をまとめて、見やすくした文書。「学校―」
よう‐り【要理】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐り【要理】エウ‐
大切な教理・理論。
よう‐りゃく【要略】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐りゃく【要略】エウ‐
[名]スル必要な部分をとり、不必要なところを捨てて大意をまとめること。また、そのまとめたもの。大要。「―して再説する」
よう‐りょう【要領】エウリヤウ🔗⭐🔉
よう‐りょう【要領】エウリヤウ
物事の最も大事な点。要点。「質問の―がはっきりしない」
物事の要点をつかんだ、うまい処理の仕方。「―が悪くてなかなか覚えない」「―よく話をする」


要領がい・い🔗⭐🔉
要領がい・い
処理のしかたがうまい。手際がいい。「ベテランらしく―・い」
手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい。「―・いだけで実のない人」


要領を得
ない🔗⭐🔉
要領を得
ない
《「史記」大宛伝から》要点がはっきりしない。筋道が立たない。「―
ない説明」


よう‐ろ【要路】エウ‐🔗⭐🔉
よう‐ろ【要路】エウ‐
重要なみち。主要な交通路。「東西交易の―」
重要な地位。「政府の―につく」


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