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いら‐ぬ【入らぬ・要らぬ】🔗⭐🔉
いら‐ぬ【入らぬ・要らぬ】
(ヌは打消の助動詞)不要の。余計な。「―お世話」
いり【入り】🔗⭐🔉
いり【入り】
①入ること。「土俵―」「鳴り物―」
②日や月が沈むこと。「日の―」
③(沖縄で)西。
④(「要り」とも書く)いりよう。入費。ものいり。「―がかさむ」
⑤収入。あがり。「―をはかる」
⑥人や物のはいる量。「芝居の―がわるい」
⑦特定の期間の最初の日。「彼岸の―」
い・る【要る】🔗⭐🔉
い・る【要る】
〔自五〕
⇒いる(入る)[一]6
かなめ【要】🔗⭐🔉
かなめ【要】
①扇の骨を綴じるため、その末端に近い部分に、小さい穴をあけてはめ入れる釘。かにのめ。平家物語11「あやまたず扇の―ぎは一寸ばかりを射て」
②最も大切な部分。肝要な箇所。要点。愚管抄7「八座・弁官・職事ばかりになる人候らんところこそ―なれば」。「肝心―」「チームの―となる」
③「かなめもち」の略。
⇒かなめ‐いし【要石】
⇒かなめ‐がき【要垣】
⇒かなめ‐の‐き【要の木】
⇒かなめ‐もち【要黐】
⇒かなめ‐もと【要下】
かなめ‐いし【要石】🔗⭐🔉
かなめ‐いし【要石】
①鹿島神宮の森の中にある石。根は深く土中にひろがる。鹿島神が天降りの時この石に座したといい、地震のしずめともいう。動かし得ぬ物事のたとえにいう。浄瑠璃、神霊矢口渡「これぞお留守の―、動かぬ胸のしめくくり」
②(keystone)煉瓦・石などで組み立てたアーチの中央、最上部に差し入れ、他の石を固定する役割を果たす楔形くさびがたの石。剣石けんいし。楔石くさびいし。
③転じて、ある事柄を成り立たせる主要な事物・人物。
⇒かなめ【要】
かなめ‐がき【要垣】🔗⭐🔉
かなめ‐がき【要垣】
カナメモチを植えたいけがき。
⇒かなめ【要】
かなめ‐の‐き【要の木】🔗⭐🔉
かなめ‐の‐き【要の木】
カナメモチの別称。
⇒かなめ【要】
かなめ‐もち【要黐】🔗⭐🔉
かなめ‐もち【要黐】
バラ科の常緑小高木。新葉は紅色を帯び、また落葉前も紅葉。5〜6月頃多数の小白花をつけ、秋、紅色の実が熟す。暖地に自生。庭木・生垣とする。古来扇の骨としたことによる命名ともいい、車軸・鎌の柄などにもする。アカメモチ。扇骨せんこつ。
カナメモチ(花)
撮影:関戸 勇
⇒かなめ【要】

かなめ‐もと【要下】🔗⭐🔉
かなめ‐もと【要下】
扇の要のところ。
⇒かなめ【要】
ぬみ【要】🔗⭐🔉
ぬみ【要】
①要害。神武紀「賊虜あたの拠おる所は皆是―の地なり」
②たいせつなこと。枢要な点。天武紀下「政の―は軍事なり」
よう‐いん【要因】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐いん【要因】エウ‥
物事の成立に必要な因子・原因。主要な原因。
⇒よういん‐しょうけん【要因証券】
よう‐いん【要員】エウヰン🔗⭐🔉
よう‐いん【要員】エウヰン
ある物事のために必要な人員。「保安―」
よういん‐しょうけん【要因証券】エウ‥🔗⭐🔉
よういん‐しょうけん【要因証券】エウ‥
証券上の権利の発生が、証券発行の原因である法律関係が有効であることを要件とする有価証券。船荷証券・倉庫証券など。有因証券。↔無因証券
⇒よう‐いん【要因】
よう‐えき【要駅】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えき【要駅】エウ‥
重要な宿駅。重要な鉄道駅。
ようえき‐ち【要役地】エウ‥🔗⭐🔉
ようえき‐ち【要役地】エウ‥
〔法〕その便益のために地役権が設定される土地。→承役地しょうえきち
よう‐がい【要害】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐がい【要害】エウ‥
①地勢がけわしく、敵を防ぎ味方を守るのに便利な地。太平記18「敦賀の津より二十余町東に当つて、究竟くっきょうの―の有りける処へ」。「―の地」
②とりで。城塞じょうさい。狂言、髭櫓「旧苔の髭のまはりの―には、櫓・掻楯かいだてあげたるぞや」。「―を築く」
③防備。用心。浄瑠璃、柏崎「すはと云はばただひとひしぎと―す」
⇒ようがい‐けんご【要害堅固】
⇒ようがい‐の‐いた【要害の板】
ようがい‐けんご【要害堅固】エウ‥🔗⭐🔉
ようがい‐けんご【要害堅固】エウ‥
地勢がけわしくて防備が固く攻略しにくいこと。「―の城」
⇒よう‐がい【要害】
よう‐かいご‐にんてい【要介護認定】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐かいご‐にんてい【要介護認定】エウ‥
介護保険利用申請者の心身の状態を、調査票(1次判定)や主治医の意見(2次判定)に基づき、市町村が判定すること。申請者の状態は要介護1〜5、要支援、自立に区分され、介護保険利用の可否と給付額が決定される。
ようがい‐の‐いた【要害の板】エウ‥🔗⭐🔉
ようがい‐の‐いた【要害の板】エウ‥
兜かぶとの目庇まびさしと鉢との接合する裏面に打つ小鉄板。
⇒よう‐がい【要害】
よう‐ぎ【要義】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ぎ【要義】エウ‥
大切な意味。要点とすべき意義。
よう‐きゃく【要脚】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐きゃく【要脚】エウ‥
①銭ぜに。また、必要経費。費用。太平記39「維摩会ゆいまえの―」。日葡辞書「ヨウキャク。即ち、レウソク(料足)」
②税金。太平記35「寺道場に―を懸け、僧物そうもつ施料を貪る」
よう‐きゅう【要求】エウキウ🔗⭐🔉
よう‐きゅう【要求】エウキウ
必要である、当然であるとして強く求めること。「賃上げを―する」「時代の―」「―に応ずる」
⇒ようきゅう‐せいのう【要求性能】
よう‐きゅう【要急】エウキフ🔗⭐🔉
よう‐きゅう【要急】エウキフ
急を要すること。急ぎのこと。
ようきゅう‐せいのう【要求性能】エウキウ‥🔗⭐🔉
ようきゅう‐せいのう【要求性能】エウキウ‥
建築物や機械部品などの設計に際して確保することが要求される性能。
⇒よう‐きゅう【要求】
よう‐ぐ【要具】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ぐ【要具】エウ‥
必要な道具。必要品。
よう‐げき【要劇】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐げき【要劇】エウ‥
要職にあっていそがしいこと。
よう‐げき【要撃】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐げき【要撃】エウ‥
待ちぶせしてうつこと。
よう‐けつ【要訣】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐けつ【要訣】エウ‥
肝要な秘訣。大事な奥の手。奥義。「学問をする上での―」
よう‐げつ【要月】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐げつ【要月】エウ‥
農事のいそがしい月。↔閑月
よう‐けん【要件】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐けん【要件】エウ‥
①大切な用件。
②必要な条件。「―を満たす」「成立―」
⇒ようけん‐じじつ【要件事実】
よう‐げん【要言】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐げん【要言】エウ‥
①つづめたことば。要約したことば。
②誓約のことば。誓言。
ようけん‐じじつ【要件事実】エウ‥🔗⭐🔉
ようけん‐じじつ【要件事実】エウ‥
〔法〕民事訴訟において、適用される法規の構成要件として掲げられている事実。権利の発生・変更・消滅に直接かかわる事実。主要事実。直接事実。
⇒よう‐けん【要件】
よう‐こう【要港】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要港】エウカウ
①主要な港。「海陸交通の―」
②旧制で、海軍要港部を置いて警備に任じた、軍港に次ぐ重要な港。のち警備府を置いた。青森県大湊など。
よう‐こう【要項】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要項】エウカウ
必要で肝腎かんじんの事項。また、それをまとめたもの。「入学試験の―」
よう‐こう【要綱】エウカウ🔗⭐🔉
よう‐こう【要綱】エウカウ
①かなめをなす大切なことがら。また、それをまとめたもの。「改訂の―」
②地方公共団体が行政指導の際の準則として定める内部的規範。住民に対しては法的拘束力を持たない。開発規制に関するものが多い。
よう‐さい【要塞】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐さい【要塞】エウ‥
外敵を防御・攻撃するために、国境・海岸などに築造する堅固な建造物。とりで。
⇒ようさい‐ちたい【要塞地帯】
ようさい‐ちたい【要塞地帯】エウ‥🔗⭐🔉
ようさい‐ちたい【要塞地帯】エウ‥
国防のために建設した要塞の周辺の区域。戦前、法律により立入り・撮影・測量などが禁止された。
⇒よう‐さい【要塞】
よう‐さつ【要殺】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐さつ【要殺】エウ‥
待ちぶせして殺すこと。
よう‐ざん【腰斬・要斬】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ざん【腰斬・要斬】エウ‥
①古代中国の刑罰の一種。罪人の腰部を斬りはなした刑。
②物事が中断すること。徳冨蘆花、不如帰「士官次室の話は暫し―となりぬ」
よう‐し【要旨】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐し【要旨】エウ‥
肝要な趣旨。大体の内容。「―を述べる」「論文の―をまとめる」
よう‐じ【要事】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐じ【要事】エウ‥
必要なことがら。要件。
よう‐しえん【要支援】エウ‥ヱン🔗⭐🔉
よう‐しえん【要支援】エウ‥ヱン
要介護認定で、日常生活の能力はあるが、間接的な介助と機能訓練程度を必要とされる状態。
よう‐しき【要式】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しき【要式】エウ‥
一定の方式に従うことを必要とすること。
⇒ようしき‐こうい【要式行為】
⇒ようしき‐しょうけん【要式証券】
ようしき‐こうい【要式行為】エウ‥カウヰ🔗⭐🔉
ようしき‐こうい【要式行為】エウ‥カウヰ
〔法〕遺言・手形の振出しなど、書面の作成、その他一定の方式に従ってなされることを要する法律行為。
⇒よう‐しき【要式】
ようしき‐しょうけん【要式証券】エウ‥🔗⭐🔉
ようしき‐しょうけん【要式証券】エウ‥
記載事項などの方式が法律で規定されている有価証券。手形・小切手など。
⇒よう‐しき【要式】
よう‐しゅ【要須】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しゅ【要須】エウ‥
ぜひ必要なもの。なくてはならないもの。太平記6「父の資貞は、無双の弓矢取にて国の為に―たり」
よう‐しょ【要所】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しょ【要所】エウ‥
①大切な場所・地点。「戦略上の―」
②重要な箇所。「――をおさえる」
よう‐しょう【要証】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しょう【要証】エウ‥
〔法〕立証を要すること。
⇒ようしょう‐じじつ【要証事実】
よう‐しょう【要衝】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しょう【要衝】エウ‥
①要かなめともいうべき大切な所。要所。「交通の―」
②敵の攻め来るのを防ぐ要害の場所。
よう‐しょう【要償】エウシヤウ🔗⭐🔉
よう‐しょう【要償】エウシヤウ
損害の賠償を要求すること。
ようしょう‐じじつ【要証事実】エウ‥🔗⭐🔉
ようしょう‐じじつ【要証事実】エウ‥
当事者の立証を要する事実。民事では、争いなき事実および顕著な事実以外の主張事実。刑事では、公知の事実等一定の場合を除き、訴訟上その存否が問題となる事実すべて。
⇒よう‐しょう【要証】
よう‐しょく【要職】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しょく【要職】エウ‥
枢要な職。職務上の重要な地位。「―にある」
よう‐しん【要津】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐しん【要津】エウ‥
重要な港。要港。
よう‐じん【要人】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐じん【要人】エウ‥
重要な地位にいる人。「―の警護にあたる」
よう‐じん【要心】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐じん【要心】エウ‥
(→)用心に同じ。
よう‐ず【要図】エウヅ🔗⭐🔉
よう‐ず【要図】エウヅ
必要な事項だけをかいた図面。
よう・する【要する】エウ‥🔗⭐🔉
よう・する【要する】エウ‥
〔他サ変〕[文]要す・要ず(サ変)
①そのこと、あるいはそのものを必要とする。入用である。竹取物語「かぐや姫の―・じ給ふべきなりと承りて」。「注意を―・する」「完成には3年を―・する」
②要約する。かいつまむ。「これを―・するに」
③人を道に待ち受ける。まちぶせする。
ようする‐に【要するに】エウ‥🔗⭐🔉
ようする‐に【要するに】エウ‥
〔副〕
つまるところ。かいつまんでいえば。つまり。畢竟ひっきょう。「―君の責任だ」
よう‐せい【要請】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐せい【要請】エウ‥
①強く請こいもとめること。必要とすること。「時局の―に応える」
②〔哲〕(postulate)公理のように自明ではないが、証明不可能な命題で、学問上または実践上、原理として承認されているもの。例えばカントは道徳命令を成立させる根拠として、自由、霊魂の不死、神の存在を理論理性によっては証明できない実践理性の要請として認めた。
よう‐せつ【要説】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐せつ【要説】エウ‥
要点をかいつまんで説明すること。また、そのもの。多く書名に用いる。
よう‐そ【要素】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐そ【要素】エウ‥
①事物の成立・効力などに必要不可欠な根本的条件。エレメント。「構成―」
②それ以上簡単なものに分析のできないもの。
③〔法〕具体的な法律行為または意思表示の内容中、その表意者にとって重要な意義を持つ部分。錯誤があれば無効となる。
よう‐たい【要諦】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐たい【要諦】エウ‥
⇒ようてい
よう‐だん【要談】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐だん【要談】エウ‥
重要な事柄についての話合い。「―に入る」
よう‐ち【要地】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ち【要地】エウ‥
重要な地域、または地点。「交通の―」
よう‐ちゅうい【要注意】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ちゅうい【要注意】エウ‥
注意し警戒する必要があること。「―人物」
よう‐てい【要諦】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐てい【要諦】エウ‥
(ヨウタイとも)
①肝要なさとり。
②肝心の点。大切なところ。「民主主義の―」
よう‐てん【要点】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐てん【要点】エウ‥
肝要な箇所。大切なところ。「―だけを話せ」「―を尽くしている」
よう‐どう【要道】エウダウ🔗⭐🔉
よう‐どう【要道】エウダウ
大切な方法。大切な教え。
よう‐な・し【要無し】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐な・し【要無し】エウ‥
〔形ク〕
(ヨウナシ(用無)と相互にまぎれ、また仮名遣の誤りとも考えられる)必要がない。無用である。つまらない。伊勢物語「身を―・きものに思ひなして」
よう‐ひ【要否】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ひ【要否】エウ‥
必要かそうでないか。「―を連絡する」
ようぶつ‐けいやく【要物契約】エウ‥🔗⭐🔉
ようぶつ‐けいやく【要物契約】エウ‥
当事者双方の意思表示の合致と目的物の交付とによって成立する契約。消費貸借・使用貸借・寄託がその例。↔諾成契約
よう‐ぼう【要望】エウバウ🔗⭐🔉
よう‐ぼう【要望】エウバウ
もとめのぞむこと。つよく期待すること。「―書」「―にこたえる」
ようぼうじ‐ばん【要法寺版】エウボフ‥🔗⭐🔉
ようぼうじ‐ばん【要法寺版】エウボフ‥
慶長(1596〜1615)年間、京都要法寺で日性らが開版した古活字版の書籍。
よう‐む【要務】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐む【要務】エウ‥
大切なつとめ。重要な任務。「―を帯びる」
よう‐もく【要目】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐もく【要目】エウ‥
重要な項目。「―を書き出す」
よう‐もん【要文】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐もん【要文】エウ‥
(経文中の)大切な文句。平家物語灌頂「諸経の―ども」
よう‐やく【要扼】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐やく【要扼】エウ‥
敵をまちぶせして食い止めること。
よう‐やく【要約】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐やく【要約】エウ‥
①文章などの要点をとりまとめて、短く表現すること。また、そのとりまとめた言葉や文。「文意を―する」
②契約をすること。約束。
⇒ようやく‐ひっき【要約筆記】
ようやく‐ひっき【要約筆記】エウ‥🔗⭐🔉
ようやく‐ひっき【要約筆記】エウ‥
文章や話の内容を要約して書き記すこと。特に、聴覚障害者に話の内容を伝える手段の一つにいう。
⇒よう‐やく【要約】
よう‐よう【要用】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐よう【要用】エウ‥
①必要なこと。肝要。須要。
②大切な用事。「右―のみ」
よう‐らん【要覧】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐らん【要覧】エウ‥
事柄の大要をまとめて見やすくした文書。「会社―」
よう‐り【要理】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐り【要理】エウ‥
重要な理論や定理。
よう‐りゃく【要略】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐りゃく【要略】エウ‥
①必要な所を取って不必要な箇所を省くこと。
②あらまし。おおよそ。概略。要約。
○要領がいいようりょうがいい🔗⭐🔉
○要領がいいようりょうがいい
要領2を心得ている。物事の処理や立ち回り方がうまい。「仕事の―」「―だけの男」
⇒よう‐りょう【要領】
ようりょう‐ぶんせき【容量分析】‥リヤウ‥
〔化〕定量分析の一種。濃度の定まっている試薬の溶液(標準溶液)を試料の溶液に加えて一定の化学反応を起こさせ、その反応を完了するまでに要する試薬の分量で試料を定量的に測定する分析法。↔重量分析
⇒よう‐りょう【容量】
○要領を得ないようりょうをえない🔗⭐🔉
○要領を得ないようりょうをえない
どこが大事かどんな筋道かがはっきりしない。「―話」
⇒よう‐りょう【要領】
よう‐りょく【揚力】ヤウ‥
飛行機の翼のような薄板を流体中で動かす時に、進行方向に対して垂直・上向きに働く力。
ようりょく‐そ【葉緑素】エフ‥
緑色植物・藻類の細胞に含まれている緑色色素。マグネシウムと結合したポルフィリン。大部分の植物では葉緑体の中にある。光合成色素の一つで、赤色光線を吸収して炭酸同化作用を行う。a・b・cの3種がある。クロロフィル。
ようりょく‐たい【葉緑体】エフ‥
(chloroplast)藻類・緑色植物の、葉その他の緑色組織にある細胞小器官。色素体の一種。独自のDNAとグラナと呼ぶ内膜構造を持ち、緑色の葉緑素および黄色のカロテノイドを含有。この中で光合成が行われる。もとは独立した原核生物であったと考えられている。→細胞(図)
よう‐れい【用例】
ことばなどの、実際に用いられた例。使い方の例。「―を示す」「―集」
よう‐れい【妖麗】エウ‥
不気味なうるわしさ。
ようれい‐ぼし【妖霊星】エウ‥
⇒ようれぼし
よう‐れき【陽暦】ヤウ‥
(→)太陽暦に同じ。↔陰暦
よう‐れつ【庸劣】
平凡で劣っていること。
ようれ‐ぼし【妖霊星】エウ‥
あやしい星。太平記5「天王寺のや、―を見ばやとぞ囃しける」
よう‐れん【熔錬・溶錬】
溶解・精錬すること。
ようれん‐きん【溶連菌】
溶血性連鎖球菌の略称。
よう‐ろ【要路】エウ‥
①重要な道路。
②重要な地位。物事の枢機に参与する地位。「―の人」
よう‐ろ【熔炉・溶炉】
金属を溶かす炉。
よう‐ろう【養老】ヤウラウ
老人をいたわりやしなうこと。老人を大切にすること。また、老後を安楽に送ること。
⇒ようろう‐いん【養老院】
⇒ようろう‐しぼり【養老絞り】
⇒ようろう‐しゅ【養老酒】
⇒ようろう‐ねんきん【養老年金】
⇒ようろう‐ほけん【養老保険】
ようろう【養老】ヤウラウ
①奈良時代、元正天皇朝の年号。霊亀3年11月17日(717年12月24日)養老の滝命名に因んで改元、養老8年2月4日(724年3月3日)神亀に改元。
②能の曲名。世阿弥作の神物。樵夫の孝行の徳で養老の滝に霊泉が湧いた由来を脚色、世を祝福する。
⇒ようろう‐の‐たき【養老の滝】
⇒ようろう‐りつりょう【養老律令】
ようろう‐いん【養老院】ヤウラウヰン
身寄りのない貧しい老人を収容・保護した公共施設。1963年制定の老人福祉法により、老人ホームと改称。
⇒よう‐ろう【養老】
ようろう‐しぼり【養老絞り】ヤウラウ‥
絞り染の一種。縦襞たてひだを作って染め、縦の線文様をあらわしたもの。
⇒よう‐ろう【養老】
ようろう‐しゅ【養老酒】ヤウラウ‥
混成酒の一種。味醂みりんに人参・丁子ちょうじ・大黄・当帰・川芎せんきゅう・大茴香だいういきょう・サフラン・甘草などの煎汁を加えたもの。濃紅褐色で、甘くて強烈。岐阜県養老郡の名産。
⇒よう‐ろう【養老】
よう‐ろうせき【葉蝋石】エフラフ‥
アルミニウムの含水ケイ酸塩鉱物。熱水交代作用を受けた火山岩中に長石などの変質物として産出。蝋石の主要構成鉱物で、印材・耐火物などに利用。パイロフィライト。
ようろう‐ねんきん【養老年金】ヤウラウ‥
若い時に掛金をしておき、老後に支給される年金。
⇒よう‐ろう【養老】
ようろう‐の‐たき【養老の滝】ヤウラウ‥
岐阜県養老郡養老川上流にある滝。養老山地東側の断層崖に位置し、高さ約32メートル、幅約4メートル。元正天皇が自ら行幸し「美泉以て老を養ふべし」として命名、年号も「養老」と改めた。
養老の滝
撮影:新海良夫
⇒ようろう【養老】
ようろう‐ほけん【養老保険】ヤウラウ‥
生命保険の一種。被保険者が保険期間満了時に生存している場合は満期保険金を支払い、その期間中に死亡した場合は、死亡保険金が遺族に支払われるもの。満期保険金と死亡保険金は同額で、貯蓄と保障の機能を併せ持つ。→混合保険
⇒よう‐ろう【養老】
ようろう‐りつりょう【養老律令】ヤウラウ‥リヤウ
律・令各10巻の古代の法典。718年(養老2)藤原不比等ふひとらが編纂を開始、757年(天平宝字1)藤原仲麻呂の提案で施行。大宝律令とほとんど同文。中世に律は大半散逸したが、他の文献から内容を推定でき、令は大半が令義解りょうのぎげなど注釈書の本文として残る。
養老令の編名(表)
⇒ようろう【養老】
よう‐ろく【要録】エウ‥
会議や文書等の要点を記録すること。また、その記録。「指導―」
よう‐わ【熔和】
金属をとかして混和すること。金属がとけてまざること。
ようわ【養和】ヤウ‥
[後漢書]平安末期、安徳天皇朝の年号。治承5年7月14日(1181年8月25日)改元、養和2年5月27日(1182年6月29日)寿永に改元。


よう‐ろ【要路】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ろ【要路】エウ‥
①重要な道路。
②重要な地位。物事の枢機に参与する地位。「―の人」
よう‐ろく【要録】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐ろく【要録】エウ‥
会議や文書等の要点を記録すること。また、その記録。「指導―」
○要を得るようをえる🔗⭐🔉
○要を得るようをえる
重要な点をつかんでいる。「要を得た処理」
⇒よう【要】
[漢]要🔗⭐🔉
要 字形
筆順
〔覀(襾)部3画/9画/教育/4555・4D57〕
[
] 字形
〔覀(襾)部3画/9画〕
〔音〕ヨウ〈エウ〉(呉)(漢)
〔訓〕いる・かなめ
[意味]
①かなめ。物事をしめくくる大切な部分。「要を得た説明」「要点・要職・要素・重要・摘要」
②大切な点をかいつまむ。「これを要するに」「要約」
③もとめる。いる。「多言を要しない」「急を要する」「要求・必要・需要・強要・要注意」
④待ちぶせる。(同)邀。「要撃」
[解字]
解字
会意。上半部は、「
」(=左右の手)でからだをしめつけている形。下半部「女」は、女性のこしを細くしめることから付け加えられた。もと、「こし(=腰)」の意。こしが人体の重要な部分であるところから「かなめ」の意となる。
[下ツキ
概要・肝要・紀要・強要・緊要・険要・顕要・綱要・撮要・重要・主要・須要・需要・至要・所要・枢要・切要・大要・提要・摘要・必要・不要・法要






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