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おんいん‐ろん【音韻論】オンヰン‐🔗🔉

おんいん‐ろん【音韻論】オンヰン‐ 《phonology》言語学の一部門。言語の音(アクセントなどをも含む)を記述し、その歴史的変化の過程、そこにみられる原則を研究する学問。また、ある言語の言語音を音素という単位に抽象して、その構造や体系を記述する共時論的研究についても用いられる。→音素論(おんそろん)

おん‐そ【音素】🔗🔉

おん‐そ【音素】 《phoneme》ある言語の実際の調音と音韻体系全体を考慮して設定される、その言語の音韻論上の最小単位。ふつう\a\,\k\のように、\\に入れて示す。

おんそ‐ろん【音素論】🔗🔉

おんそ‐ろん【音素論】 《phonemics》音素について研究する音韻論の一部門。

か【果】クワ🔗🔉

か【果】クワ [名]《梵phalaの訳》仏語。原因から生じた結果。因。過去の行為から生じた結果。報い。因。仏道修行によって得た悟りの境地。木の実。くだもの。〔接尾〕助数詞。くだものを数えるのに用いる。「柿(かき)一―」

ザイデル【Philipp Ludwig von Seidel】🔗🔉

ザイデル【Philipp Ludwig von Seidel】一八二一〜一八九六]オーストリアの数学、天文学者。恒星・遊星の光度を研究、また、光学機器を数理的に研究。「ザイデルの五収差」で知られる。

シーボルト【Philipp Franz Balthasar von Siebold】🔗🔉

シーボルト【Philipp Franz Balthasar von Siebold】一七九六〜一八六六]ドイツの医者・博物学者。一八二三年、オランダ商館の医師として来日。長崎に鳴滝塾を開設、診療と教育とに当たり、日本の西洋医学発展に影響を与えた。シーボルト事件により二九年に追放。五九年、再び来日、幕府の外事顧問を勤めた。著「日本」「日本植物誌」「日本動物誌」など。

シドニー【Philip Sidney】🔗🔉

シドニー【Philip Sidney】一五五四〜一五八六]英国の詩人・政治家・軍人。文武にすぐれ、ルネサンスの理想的人物像の典型とされた。小説「アルカディア」、ソネット集「アストロフェルとステラ」、「詩の擁護」など。

シャイデマン【Philipp Scheidemann】🔗🔉

シャイデマン【Philipp Scheidemann】一八六五〜一九三九]ドイツの政治家。社会民主党に所属。ドイツ革命に際して共和制の成立を宣言。共和国初代首相となったが、ベルサイユ条約に反対して辞職。ナチス政権成立で亡命。

てつ‐がく【哲学】🔗🔉

てつ‐がく【哲学】 《philosophyの訳語。ギリシア語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた》世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシアでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての―をもつ」「人生―」

ノエル‐ベーカー【Philip John Noel-Baker】🔗🔉

ノエル‐ベーカー【Philip John Noel-Baker】一八八九〜一九八二]英国の政治家・平和運動家。軍縮・反核を唱えて、平和運動を推進した。一九五九年ノーベル平和賞受賞。著「軍備競争」など。

はくげん‐がく【博言学】🔗🔉

はくげん‐がく【博言学】 《philology》言語学の旧称。加藤弘之による訳語。

パスパ【'Phags pa】🔗🔉

パスパ【'Phags pa】一二三五?〜一二八〇]チベット仏教のサキャ派の法主。元の世祖フビライの国師となった。パスパ文字(蒙古新字・方形文字とも称される)の創造者。◆「八思巴」とも書く。

パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】🔗🔉

パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】一四九三〜一五四一]スイスの医学者・化学者。錬金術・医学を学び、欧州各国を遍歴。ラテン語に代えてドイツ語で講義するなど、古典医学を批判して追放された。また医薬に水銀などの金属化合物を用い、医化学の祖とよばれる。「パラミルム」など膨大な著作を残す。

パリサイ‐は【パリサイ派】🔗🔉

パリサイ‐は【パリサイ派】 《Pharisees》キリスト時代のユダヤ教の一派。律法を厳格に守り、細部に至るまで忠実に実行することによって神の正義の実現を追求した。その結果形式主義となり偽善に陥ったが、ユダヤ教を後世に伝承することになった。ファリザイ派。宗教や道徳で、形式に従うだけで、内容をかえりみない人。偽善者。形式主義者。

はんあい‐しゅぎ【×汎愛主義】🔗🔉

はんあい‐しゅぎ【×汎愛主義】(ドイツ)Philanthropinismus》一八世紀の中ごろ、ルソーの影響を受けたドイツのJ=B=バセドーらが主唱した教育思想。実学主義に反対し、自然の自由や新鮮さを強調し、人類愛とともに国家・社会の幸福を重んじた。

ピー【P・p】🔗🔉

ピー【P・p】 英語のアルファベットの第一六字。《page》本のページの略号。《pitcher》野球で、投手の略号。《parking》道路標識で、「駐車場」「駐車可」の記号。〉《(イタリア)piano》音楽で、強弱標語の一つ、ピアノの記号。〈P〉《phosphorus》燐(りん)の元素記号。《parental》遺伝学で、親の世代を表す記号。〈p〉《pico》数の単位、ピコの記号。

ピー‐エッチ【pH】🔗🔉

ピー‐エッチ【pH】 《pは、(ドイツ)Potenzから、Hは水素の元素記号》水素イオン濃度を表す指数。ペーハー。

ピー‐エッチ‐ディー【Ph.D.】🔗🔉

ピー‐エッチ‐ディー【Ph.D.】(ラテン)philosophiae doctor》哲学博士。米国で、博士号のこと。また、博士号取得者。

ヒロポン【Philopon】🔗🔉

ヒロポン【Philopon】 覚醒剤(かくせいざい)、塩酸メタンフェタミンの日本での商標名。乱用すると幻覚などの中毒症状を呈する。

ファージ【phage】🔗🔉

ファージ【phage】 バクテリオファージ

ファーマシー【pharmacy】🔗🔉

ファーマシー【pharmacy】 薬局。薬店。

ファラオ【Pharaoh】🔗🔉

ファラオ【Pharaoh】 《大きな家、または太陽の意》古代エジプト王の称号。パロ。

ファリシズム【phallicism】🔗🔉

ファリシズム【phallicism】 男根崇拝。

ファレノプシス【ラテンPhalaenopsis】🔗🔉

ファレノプシス【ラテンPhalaenopsis】 コチョウランの別名。

ファントム【phantom】🔗🔉

ファントム【phantom】 幻影。まぼろし。亡霊。(Phantom)米国のジェット戦闘機F4の愛称。

フィコエリトリン【phycoerythrin】🔗🔉

フィコエリトリン【phycoerythrin】 紅藻類・藍藻(らんそう)類に含まれる紅色の色素たんぱく質。光合成に必要な光を吸収し、クロロフィルに伝える。紅藻素。フィコエリスリン。

フィジカル【physical】🔗🔉

フィジカル【physical】 [形動]物質に関するさま。物理的。物理学的。「―な力」「―サイエンス」肉体的。身体的。「―な関係」「―トレーニング」

フィジカル‐フィットネス【physical fitness】🔗🔉

フィジカル‐フィットネス【physical fitness】 体力。特に、筋力・持久性・柔軟性などの基本的な運動能力。→フィットネス

フィラテリー【philately】🔗🔉

フィラテリー【philately】 切手収集。また、切手研究。

フィラテリスト【philatelist】🔗🔉

フィラテリスト【philatelist】 切手の収集家。切手愛好家。

フィラデルフィア【Philadelphia】🔗🔉

フィラデルフィア【Philadelphia】 《友愛の町の意》米国ペンシルベニア州南東部、デラウェア川西岸にある港湾・工業都市。一六八二年にウィリアム=ペンがクエーカー教徒の理想郷として建設。一七七六年にアメリカ独立宣言、一七八七年に憲法会議の行われた地。人口、行政区一五九万、都市圏五八九万(一九九〇)。◆「費府」とも書く。

フィリスティン【Philistine】🔗🔉

フィリスティン【Philistine】 ペリシテ人(びと)

フィリップ【Philippe】🔗🔉

フィリップ【Philippe】 (二世)[一一六五〜一二二三]カペー朝第七代のフランス王。在位一一八〇〜一二二三。ルイ七世の子。司法行政組織を改革して中央集権化を達成、カペー王朝の最盛期をつくった。第三回十字軍に参加。また、イギリス国王と戦ってフランス内のイギリス勢力を駆逐。(四世)[一二六八〜一三一四]カペー朝第一一代のフランス王。在位一二八五〜一三一四。教皇と対立し、三部会の設置、教皇庁のアビニョン移転などにより王権を拡大した。(六世)[一二九三〜一三五〇]バロア朝初代のフランス王。在位一三二八〜五〇。在位中に、イギリス国王エドワード三世との間で王位継承をめぐって百年戦争が起こった。

フィリップス【Philips】🔗🔉

フィリップス【Philips】 ヨーロッパの総合電機会社。一八九一年オランダで設立。経営内容は家電・通信・医療システム・防空システムなどに及ぶ。

フィリッポス【Philippos】🔗🔉

フィリッポス【Philippos】 (二世)[前三八二〜前三三六]マケドニア王。在位、前三五九〜前三三六。アレクサンドロス大王の父。前三三八年、ボイオティア北西部のカイロネイアにおける戦いでギリシア連合軍を破って全ギリシアを統一。さらにペルシアへの侵攻を企てたが、暗殺された。

フィリピン【Philippines】🔗🔉

フィリピン【Philippines】 東南アジア、フィリピン諸島を占める共和国。首都マニラはルソン島にある。一六世紀にスペインの植民地となり、皇太子フェリペにちなみ命名された。一九〇一年の米西戦争の結果米国領となり、一九四六年に独立。主要産業は農林業。人口六四二六万(一九九二)。◆「比律賓」とも書く。

フィルハーモニー【ドイツPhilharmonie】🔗🔉

フィルハーモニー【ドイツPhilharmonie】 管弦楽団の名称に用いられる語。「ベルリン―」

フィロソファー【philosopher】🔗🔉

フィロソファー【philosopher】 哲学者。哲人。

フィロソフィー【philosophy】🔗🔉

フィロソフィー【philosophy】 哲学。

フィロソマ【ラテンPhyllosoma】🔗🔉

フィロソマ【ラテンPhyllosoma】 イセエビ類の孵化(ふか)後の幼生。透明で、腹部はまだ発達せず、付属肢がよく発達している。一年近く浮遊生活をし、プエルルス幼生に変態してから底生生活に移行する。

フィロロジー【philology】🔗🔉

フィロロジー【philology】 文献学。言語学。

フィロン【Philn】🔗🔉

フィロン【Philn】前二〇ころ〜五〇ころ]アレクサンドリアのユダヤ人哲学者。ユダヤ思想とギリシア哲学との融合を図った。アレクサンドリアのフィロン。

フェイディアス【Pheidias】🔗🔉

フェイディアス【Pheidias】 古代ギリシアの彫刻家。前五世紀に活躍。パルテノン造営の総監督で、本尊「アテナ‐パルテノス」を制作。ほかにオリンピアの「ゼウス像」など。フィディアス。生没年未詳。

フェーズ【phase】🔗🔉

フェーズ【phase】 段階。局面。相。位相。

フェナセチン【phenacetin】🔗🔉

フェナセチン【phenacetin】 鎮痛・解熱薬。白色の粉末で、少し苦味がある。

フェニキア【Phoenicia】🔗🔉

フェニキア【Phoenicia】 現在のシリア・レバノン沿岸付近にフェニキア人が建てた都市国家群の総称。前八世紀以降、ギリシアの台頭によって衰退し、前六四年、ローマに併合された。

フェニックス【ラテンphoenix】🔗🔉

フェニックス【ラテンphoenix】 エジプト神話の霊鳥。アラビアの砂漠にすみ、五〇〇年に一回、みずから火中に入って焼かれ、その灰の中から若い姿で再生するといわれる。不死鳥。ヤシ科フェニックス属の植物の総称。カナリーヤシ・セネガルヤシなど。幹は直立し、頂に羽状の葉が集まってつく。葉の落ちた跡に波状紋や角状突起が残る。

フェニックス【Phoenix】🔗🔉

フェニックス【Phoenix】 米国アリゾナ州の州都。高原保養都市。電子工業が盛ん。人口、行政区九八万、都市圏二二四万(一九九〇)

フェニル【phenyl】🔗🔉

フェニル【phenyl】 ベンゼンから水素原子一個を除いた残りの原子団。C6H5-で表される基。

フェニルアラニン【phenylalanine】🔗🔉

フェニルアラニン【phenylalanine】 必須アミノ酸の一。芳香族の一種。多くのたんぱく質中に含まれ、生体内で酵素の働きによりチロシンとなる。

フェニルケトン‐にょうしょう【フェニルケトン尿症】‐ネウシヤウ🔗🔉

フェニルケトン‐にょうしょう【フェニルケトン尿症】‐ネウシヤウ 《phenylketonuria》先天性の代謝異常の一。フェニルアラニンを代謝してチロシンを生成する酵素が欠如しているため、フェニルアラニンが体内に蓄積し、それから派生するケトン体が尿中に排泄される。脳細胞を侵すため、精神発達遅滞に陥ることが多い。

フェノール【phenol】🔗🔉

フェノール【phenol】 ベンゼン環・ナフタレン環などに水酸基が直接結合した化合物の総称。ベンゼンの水素原子一個が水酸基で置換された化合物。コールタールや石油の分留によって得られる、独特の臭気のある無色の結晶。消毒殺菌剤や染料などの合成原料として使用。化学式C6H5OH石炭酸。ヒドロキシベンゼン。

フェノールフタレイン【phenolphthalein】🔗🔉

フェノールフタレイン【phenolphthalein】 酸と塩基を区別する指示薬の一。フェノールと無水フタル酸を加熱して得られる白色の粉末。水に溶けず、エタノールに溶ける。酸性で無色、アルカリ性で赤色を示す。

フェノメノン【phenomenon】🔗🔉

フェノメノン【phenomenon】 現象。事象。

フェロモン【pheromone】🔗🔉

フェロモン【pheromone】 《刺激を運ぶものの意》動物の体内で産生されて体外へ放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える分泌物質の総称。多くの昆虫の性フェロモン、アリ・ミツバチの警報フェロモンなどがある。

フォーン【phone】🔗🔉

フォーン【phone】 電話。テレフォン。

フォスファターゼ【phosphatase】🔗🔉

フォスファターゼ【phosphatase】 ホスファターゼ

フォスフォリラーゼ【phosphorylase】🔗🔉

フォスフォリラーゼ【phosphorylase】 ホスホリラーゼ

フォト【photo】🔗🔉

フォト【photo】 「フォトグラフ」の略。外来語の名詞の上に付いて複合語をつくり、光の、写真の、映画の、の意を表す。「―ジャーナリズム」「―ストーリー」

フォトグラビア【photogravure】🔗🔉

フォトグラビア【photogravure】 グラビア印刷。

フォトグラフ【photograph】🔗🔉

フォトグラフ【photograph】 写真。

フォトグラフィ【photography】🔗🔉

フォトグラフィ【photography】 写真術。

フォトクロミック‐ガラス🔗🔉

フォトクロミック‐ガラス 《和photochromic+glas(オランダ)》光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻るガラス。塩化銀などを混入したもの。眼鏡などに使用。

フォトジェニー【フランスphotognie】🔗🔉

フォトジェニー【フランスphotognie】 映画の特質を表す語。レンズを通すことで、対象の本質がつかまれ、さらけ出されるということ。一九二〇年代のフランスで用いられ、現代に至るまで多くの映画人が影響を受けた。

フォトジェニック【photogenic】🔗🔉

フォトジェニック【photogenic】 [形動]写真向きであるさま。写真うつりがよいさま。「―な顔だち」

フォト‐スタジオ【photo studio】🔗🔉

フォト‐スタジオ【photo studio】 写真撮影所。写真館。

フォトダイオード【photodiode】🔗🔉

フォトダイオード【photodiode】 PN接合、または金属と半導体とを接触させたダイオードで、接合部に光を照射すると起電力を発生するもの。

フォトトランジスター【phototransistor】🔗🔉

フォトトランジスター【phototransistor】 PN接合のトランジスターで、ベース部に光を照射し、それによって生じた電流を増幅するもの。光検知器などに利用。

フォトモンタージュ【フランスphotomontage】🔗🔉

フォトモンタージュ【フランスphotomontage】 二枚以上の写真を合成して、一枚の写真に仕上げる技法。

フォトレジスト【photoresist】🔗🔉

フォトレジスト【photoresist】 薄膜にして光・紫外線などを照射すると、当たった部分だけが構造変化し、耐薬品性の硬膜をつくったり、薬品に溶けやすくなったりする材料。IC回路・LSI回路・プリント配線などの作製に用いられる。

フォトン【photon】🔗🔉

フォトン【photon】 光子(こうし)

フォニーム【phoneme】🔗🔉

フォニーム【phoneme】フォネーム」に同じ。

フォネーム【フランスphonme】🔗🔉

フォネーム【フランスphonme】 音素(おんそ)。フォニーム。

フォネティックス【phonetics】🔗🔉

フォネティックス【phonetics】 音声学。

フォノグラフ【phonograph】🔗🔉

フォノグラフ【phonograph】 蓄音機(ちくおんき)。特に、初期の蝋管(ろうかん)式のものをさす。

フォノロジー【phonology】🔗🔉

フォノロジー【phonology】 音韻論。

フォノン【phonon】🔗🔉

フォノン【phonon】 固体における原子振動を量子化することによって現れるエネルギー量子。比熱や熱伝導はフォノン間の相互作用として、金属の電気抵抗や低温での超伝導はフォノンと電子との相互作用として説明される。音響量子。音子。

フォン【phon】🔗🔉

フォン【phon】 人間の聴覚を基準にした音の大きさのレベルの単位。周波数一キロヘルツの純音の音圧レベルと同じ大きさに聞こえる音を、デシベルと同じ数値で表す。一般に、騒音の大きさをいうホンとは使い分けられる。→ホン

フタル‐さん【フタル酸】🔗🔉

フタル‐さん【フタル酸】 《phthalic acid》芳香族カルボン酸の一。オルトキシレンやナフタレンを熱分解して作られる無色の結晶。加熱すると無水フタル酸が得られ、可塑剤・合成樹脂・染料などの原料にする。化学式C6H4(COOH)2

プッシュ‐ホン🔗🔉

プッシュ‐ホン 《和push+phone》押しボタンを用いるタッチトーン式電話機。

プノンペン【Phnom Penh】🔗🔉

プノンペン【Phnom Penh】 カンボジア王国の首都。メコン川とその支流トンレサップ川の合流点に位置する河港都市。人口、行政区三九万(一九六二)

フリクテン【phlyctena】🔗🔉

フリクテン【phlyctena】 目の結膜や角膜に生じる粟粒大の結節。

フレージング【phrasing】🔗🔉

フレージング【phrasing】 音楽で、旋律線をフレーズに区切るときの手法。一つの旋律も区切り方によって異なったニュアンスとなる。

フレーズ【phrase】🔗🔉

フレーズ【phrase】 句。成句。「キャッチ―」音楽で、楽句。

フロギストン‐せつ【フロギストン説】🔗🔉

フロギストン‐せつ【フロギストン説】 《phlogistonは、ギリシア語の炎の意から》物が燃えるのはフロギストンとよぶ元素が放出されるためという、一八世紀の誤った燃焼理論。G=E=シュタールが提唱、のちA=L=ラボアジェによって否定された。燃素説。

フロックス【ラテンPhlox】🔗🔉

フロックス【ラテンPhlox】 ハナシノブ科フロックス属(クサキョウチクトウ属)の植物の総称。一年草または多年草で、北アメリカを中心に約五〇種が知られ、日本ではクサキョウチクトウ・シバザクラなどが栽培される。《季 夏》

ぶんけん‐がく【文献学】🔗🔉

ぶんけん‐がく【文献学】(ドイツ)Philologie》文献の真偽の考証・本文の確定・解釈などを行い、民族や文化を歴史的に研究する学問。書誌学との関連が深いことから、その意に用いられることもある。

ペーハー【ドイツpH】🔗🔉

ペーハー【ドイツpH】 水素イオン指数

ペリシテ‐びと【ペリシテ人】🔗🔉

ペリシテ‐びと【ペリシテ人】 《Philistines》古代パレスチナの民族。前一三〜前一二世紀ごろパレスチナに侵入し建国。鉄器をもち好戦的でイスラエル民族を圧迫した。パレスチナの地名はかれらに由来する。前四世紀後半、アレクサンドロス大王に攻略され、以後史上から消える。フィリスティン。

ホスゲン【ドイツPhosgen】🔗🔉

ホスゲン【ドイツPhosgen】 一酸化炭素と塩素を反応させて得る、刺激臭のある無色の窒息性ガス。ポリウレタンなどの合成原料とする。毒性が強く、毒ガスとしても使用。化学式COCl2 塩化カルボニル。

ホスファゲン【phosphagen】🔗🔉

ホスファゲン【phosphagen】 生体内、特に筋肉にあってエネルギーを供給・貯蔵する高エネルギー燐酸(りんさん)化合物の総称。クレアチン燐酸・アルギニン燐酸など。燐酸源。

ホスファターゼ【phosphatase】🔗🔉

ホスファターゼ【phosphatase】 有機燐酸(りんさん)エステル・ポリ燐酸を加水分解する酵素の総称。フォスファターゼ。

ホスホリラーゼ【phosphorylase】🔗🔉

ホスホリラーゼ【phosphorylase】 でんぷん・グリコーゲンなどを加燐酸(かりんさん)分解する酵素の総称。フォスフォリラーゼ。

ホスホン‐さん【ホスホン酸】🔗🔉

ホスホン‐さん【ホスホン酸】 《phosphonic acid》三塩化燐(さんえんかりん)または三酸化二燐を加水分解し、濃縮すると得られる無色の結晶。強い還元性がある。化学式H2[PHO3] かつて、H3PO3と表され、誤って亜燐酸とよばれた。

メランヒトン【Philipp Melanchton】🔗🔉

メランヒトン【Philipp Melanchton】一四九七〜一五六〇]ドイツの人文主義者・神学者。ルターの宗教改革運動の最大の協力者として、プロテスタント教義の体系化に寄与。著「神学綱要」「アウクスブルク信仰告白」など。

リラダン【Philippe Auguste de Villiers de L'Isle-Adam】🔗🔉

リラダン【Philippe Auguste de Villiers de L'Isle-Adam】一八三八〜一八八九]フランスの小説家・劇作家・詩人。精神主義に立って物質万能の社会を風刺。短編集「残酷物語」、長編「未来のイブ」「トリビュラ=ボノメ」、戯曲「アクセル」など。

ルンゲ【Philipp Otto Runge】🔗🔉

ルンゲ【Philipp Otto Runge】一七七七〜一八一〇]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。

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