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○平気の平左へいきのへいざ🔗🔉

○平気の平左へいきのへいざ 平気であることを人名らしく言った語。平気の平左衛門。平気孫左衛門。「―でやってのける」 ⇒へい‐き【平気】 ヘイ‐キューブhay cube】 乾草を立方体に圧縮成型した飼料。 へい‐きょ屏居】 ①世を退いて隠居すること。 ②一室にこもっていること。 へい‐きょ閉居】 家に閉じこもっていること。また、そのところ。籠居ろうきょへい‐ぎょう閉業‥ゲフ 営業を終えること。また、商売をやめたり、休んだりすること。↔開業 へいきょう‐るい平胸類】 〔動〕(→)走鳥類に同じ。 へい‐きょく平曲】 平家(平家琵琶)の別称。江戸時代に稽古事として平家を語った愛好家が「平曲」「平語」と呼んだが、平氏一族や平家物語との混乱を避けるために、専門研究者も用いた。近年では本来の名称「平家」が使われる。→平家3 へい‐きょくせん閉曲線】 〔数〕始点と終点が一致する曲線。それ自身交わらない閉じた曲線を単一閉曲線またはジョルダン閉曲線という。→曲線 へい‐きょくめん閉曲面】 〔数〕外部に対して閉じていて、その内部に空間の一部を完全に包みこむ曲面。正確には、ある大きな立方体の内部にあり、かつ閉集合である曲面。球面の類。 へい‐きん平均】 ①不揃いのないようにすること。ならすこと。また、不揃いのないこと。「―した品質」 ②つりあいがとれていること。平衡へいこう。「―を失う」「―台」 ③〔数〕多くの量または数の中間的な値。また、それを求める演算。中間の意味のとり方によって、相加平均(算術平均)・相乗平均(幾何平均)その他がある。ふつう、相加平均をさす。→期待値。 ④平和なこと。また、平定すること。日葡辞書「クニヲヘイギンニヲサムル」。浄瑠璃、国性爺合戦「大明・韃靼を―し」 ⇒へいきん‐かいめん【平均海面】 ⇒へいきん‐かぶか【平均株価】 ⇒へいきん‐こん【平均棍】 ⇒へいきん‐じ【平均時】 ⇒へいきん‐じゆう‐こうてい【平均自由行程】 ⇒へいきん‐じゅみょう【平均寿命】 ⇒へいきん‐しょうひせいこう【平均消費性向】 ⇒へいきん‐だい【平均台】 ⇒へいきん‐たいよう【平均太陽】 ⇒へいきん‐たいようじ【平均太陽時】 ⇒へいきん‐たいようじつ【平均太陽日】 ⇒へいきん‐ち【平均値】 ⇒へいきん‐ちょちくせいこう【平均貯蓄性向】 ⇒へいきん‐ちんぎん【平均賃金】 ⇒へいきん‐てき【平均的】 ⇒へいきん‐てん【平均点】 ⇒へいきん‐ひよう【平均費用】 ⇒へいきん‐へんかりつ【平均変化率】 ⇒へいきん‐へんさ【平均偏差】 ⇒へいきん‐よめい【平均余命】 ⇒へいきん‐りじゅんりつ【平均利潤率】 ⇒へいきん‐りつ【平均律】 ⇒へいきん‐りつ【平均率】 へい‐きん屏禁】 刑務所における懲罰の一つ。2カ月以内昼夜罰室内に拘禁する軽屏禁と、7日以内暗室に拘禁し寝具を与えない重屏禁とがある。後者は現在用いられていない。 へいきん‐かいめん平均海面】 ある期間、例えば1日、1カ月、1年などにわたって平均した海面の高さに相当する面。潮汐・波浪などの影響を取り去った海水位。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐かぶか平均株価】 一定数の銘柄の株価を集計して平均した株価。単純平均株価・修正平均株価・加重平均株価の3種がある。株式市場全体の動向や個別銘柄の割高・割安を見るうえで重要。株価平均。→株価指数⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐こん平均棍】 ハエなど双翅類の昆虫の後翅が変形した短い棍棒状の構造。飛翔中には前翅と同じ頻度で振動するが、その役割については諸説ある。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐じ平均時(→)平均太陽時に同じ。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐じゆう‐こうてい平均自由行程‥イウカウ‥ 一定の状態にある気体の中で、気体の1分子が他の分子と衝突してからまた次の分子と衝突するまでの距離を、すべての分子について平均した値。平均自由行路。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐じゅみょう平均寿命‥ミヤウ 零歳における平均余命よめい。2005年における日本人の平均寿命は、男78.56年、女85.52年。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐しょうひせいこう平均消費性向‥セウ‥カウ 所得全体に占める消費の割合。→消費性向⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐だい平均台】 体操用具の一種。また、それを使って行う女子の体操競技。固定した1本の横木の上で、体の平均をとりながら跳躍・回転などの運動をする。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐たいよう平均太陽‥ヤウ 〔天〕地球に対して一様な角速度で動くと仮定した仮想的な太陽。すなわち、太陽が黄道上を動く角速度を1年間を通じて平均した角速度で、天球の赤道上を西から東へめぐる仮想的天体。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐たいようじ平均太陽時‥ヤウ‥ (mean solar time)平均太陽の時角で測られる時刻。あるいは、これに12時を加えたもの。すなわち、平均太陽日の24分の1を1時間とした時系。→世界時⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐たいようじつ平均太陽日‥ヤウ‥ 平均太陽の中心が子午線を経過してから、再び同じ子午線を経過するまでの時間。すなわち、日常生活に用いられる1日。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐ち平均値】 平均して得られた数値。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐ちょちくせいこう平均貯蓄性向‥カウ 所得全体に占める貯蓄の割合。→貯蓄性向⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐ちんぎん平均賃金】 ①労働基準法に定める解雇予告手当・災害補償などを支給すべき場合、その支給額の基準となる賃金。事由発生日前3カ月間にその労働者に支払われた賃金総額をその期間の総日数で割ったもの。 ②賃金水準算定などの目的で、産業・年齢・男女別などに計算し、平均した賃金。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐てき平均的】 他の大多数と同等であるさま。ごく普通であるさま。「都会の―サラリーマン」 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐てん平均点】 点数の総和を項目数で除した数。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐ひよう平均費用】 製品1単位当りの費用。総費用を生産数量で割って得られる。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐へんかりつ平均変化率‥クワ‥ 〔数〕「微分係数」参照。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐へんさ平均偏差】 変量a,a,…,aの平均値がのとき、|am|,|am|,…,|am|の平均値のこと。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐よめい平均余命】 ある年齢に達した集団が、それ以後生存し得る平均年数。零歳における平均余命を平均寿命という。2005年における日本人の平均余命は、65歳で男18.13年、女23.19年、20歳で男59.08年、女65.93年。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐りじゅんりつ平均利潤率】 諸生産部門間の利潤率が平均化して成立した一般的な利潤率。 ⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐りつ平均律】 〔音〕1オクターブの音程を12の半音に等分した音律。オクターブ以外のすべての音程が純正でないが、音程間のばらつきがないため、19世紀に普及した。12等分平均律。→純正調⇒へい‐きん【平均】 へいきん‐りつ平均率】 平均した割合。 ⇒へい‐きん【平均】 へい‐ぐ兵具】 いくさ道具。武具。兵器。 へい‐くかん閉区間】 〔数〕両端を含む区間。すなわち二つの実数ab)に対し、axbであるすべての実数の集合。ふつう[ab]と書く。↔開区間 へい‐ぐし幣串】 祓はらえに用いる串で、麻・木綿ゆうなどを掛けた榊さかきや竹。 べい‐ぐん米軍】 アメリカ軍。 へい‐け平家】 ①平たいらの姓を名乗る一族。 ②平家物語の略。 ③琵琶の伴奏で語る宗教的語り物。「平家物語」はこの歌詞として成立。声の旋律は、声明しょうみょうの一種の講式こうしきから、伴奏は雅楽の琵琶の奏法から発展したとされる。14〜15世紀に流行、これを専門とする琵琶法師は当道座を組織した。江戸時代には幕府の式楽、また優雅な稽古事として諸流派が生じ、現在は前田流が伝わる。類型的旋律である曲節の組み合わせで構成される。能・浄瑠璃・三味線音楽などに大きな影響を与えた。平曲へいきょく。平家琵琶。 ⇒へいけ‐がに【平家蟹】 ⇒へいけ‐ざとう【平家座頭】 ⇒へいけ‐じょうご【平家上戸】 ⇒へいけ‐だに【平家谷】 ⇒へいけ‐どり【平家鳥】 ⇒へいけ‐のうきょう【平家納経】 ⇒へいけ‐びわ【平家琵琶】 ⇒へいけ‐ぶし【平家節】 ⇒へいけ‐ぼたる【平家蛍】 ⇒へいけ‐もっかんりょう【平家没官領】 へい‐けい閉経】 女性が更年期になって、月経がなくなること。「―期」 へい‐けい萍桂】 [孔子家語](「萍」は日、「桂」は月の異称)日と月。日月。平家物語(延慶本)「―しきりに転ず」 へい‐げい埤堄】 矢狭間やざまを設けた城壁の上の低い垣。ひめがき。 へい‐げい睥睨】 ①[史記魏公子伝]横目で見ること。流し目に見ること。 ②あたりをにらみつけて勢いを示すこと。「天下を―する」 へいけ‐がに平家蟹】 ヘイケガニ科のカニ。甲長2センチメートル、左右の歩脚を伸ばすと約15センチメートル。後方の2対の脚が短く、これで貝殻を背負って身を隠す。駿河湾以南に分布。特に瀬戸内海に多く、甲の表面に人面を思わせる隆起模様があるので、平家一族の怨霊の化したものと伝える。武文蟹たけぶんがに。 へいけがに ⇒へい‐け【平家】 へい‐げき兵戟】 ①やいばとほこ。兵戈へいか。 ②たたかい。戦争。 ③宮殿の階下に戟ほこを持って護衛を勤めた人。 へいけ‐ざとう平家座頭】 平家(平曲)を語る座頭。 ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐じょうご平家上戸‥ジヤウ‥ 平曲へいきょくを好む者を、上戸にたとえていう語。天草本平家物語「さてさていかい―でござる」 ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐だに平家谷】 平家の残党が隠れ住んだという伝説のある山間の集落。新潟県岩船郡三面みおもて・長野県下水内郡秋山・静岡県周智郡京丸・福井県今立郡五箇・和歌山県東牟婁郡那智谷・徳島県三好郡祖谷いや・熊本県八代郡五家など。→落人おちうど伝説⇒へい‐け【平家】 へいけ‐どり平家鳥】 〔動〕アビの方言。 ⇒へい‐け【平家】 へいけにょごのしま平家女護島】 浄瑠璃。近松門左衛門作の時代物。1719年(享保4)初演。平家物語の諸説話をもとに、吉田御殿の巷説こうせつ、謡曲「俊寛」などを取り入れたもの。2段目「鬼界ケ島」が有名。のちに歌舞伎化。 →文献資料[平家女護島] へいけ‐のうきょう平家納経‥ナフキヤウ 厳島神社に伝来する装飾経。法華経28巻に開結の無量義経・観普賢経、さらに阿弥陀経と般若心経を加え、願文を添えた33巻。銅製の経箱に納める。平清盛の署名した願文には長寛2年(1164)9月厳島神社に奉納したことが記される。各巻とも表紙・見返しから本文の料紙まで、美しい染紙を用い、金銀の箔を散らし、濃彩の絵画などで飾り立て、精巧な金銀の金具をつける。国宝。厳島経巻とも。 ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐びわ平家琵琶‥ビハ (→)平家3(平曲)に同じ。その伴奏に用いる楽器のこともいう。 ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐ぶし平家節】 平家(平曲)の曲節になぞらえた謡。狂言、呼声「今度は―で呼び出そう」 ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐ぼたる平家蛍】 ホタル科の甲虫。6月頃出る。ゲンジボタルより小形で、分布が広い。体は黒色。前胸背板は紅色で、中央に幅広い黒帯が縦走。成虫は断続的に光り、卵・幼虫・蛹さなぎも発光。幼虫は溜水に多くすみ、カワニナなどを捕食する。〈[季]夏〉 ヘイケボタル 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒へい‐け【平家】 へいけ‐もっかんりょう平家没官領‥クワンリヤウ 平氏滅亡によって官に没収された同氏一族の所領群。全国五百余カ所といわれ、その大部分は源頼朝の手に移った。→没官もっかん ⇒へい‐け【平家】 へいけものがたり平家物語】 軍記物語。平家一門の栄華とその没落・滅亡を描き、仏教の因果観・無常観を基調とし、調子のよい和漢混淆文わかんこんこうぶんに対話を交えた散文体の一種の叙事詩。平曲として琵琶法師によって語られ、軍記物語・謡曲・浄瑠璃以下後代文学に多大の影響を及ぼした。原本の成立は承久(1219〜1222)〜仁治(1240〜1243)の間という。成立過程には諸説あるが、早くから読み本・語り本の系統に分かれて異本を派生したと考えられ、前者には6巻本(延慶本)・20巻本(長門本)・48巻本(源平盛衰記)など、後者には12巻本に灌頂巻かんじょうのまきを加えた覚一本・流布本などがある。治承物語。平語。→平曲へいきょく →文献資料[平家物語] へい‐けん平絹】 平織の絹布。綾のない絹布。羽二重など。ひらぎぬ。 へい‐けん兵権】 軍を指揮する権能。兵馬の権。 へい‐げん平原】 たいらな野原。「大―」 べい‐けん米券】 ①米穀証券の略。 ②(→)米札べいさつ2に同じ。 へいげん‐くん平原君】 (山東の平原に封ぜられたからいう)中国の戦国時代、趙の公子。趙勝。宰相。食客常に数千人。斉の孟嘗君、楚の春申君、魏の信陵君とともに戦国の四君と称される。( 〜前251) へいけん‐じ平間寺】 川崎大師の寺号。 へい‐こ兵庫】 兵器を納めておくくら。武庫。 へい‐こ兵鼓】 いくさに用いるつづみ。 へい‐こ炳乎】 光り輝くさま。あきらかなさま。 へい‐こ閉戸】 ①戸をとざすこと。 ②戸をとじて家にこもっていること。〈運歩色葉集〉 へい‐こ弊袴】 やぶれた、はかま。 へい‐こ鼙鼓】 軍中で馬上から打つ鼓。 へい‐ご丙午】 干支えとの一つ。ひのえうま。 へい‐ご平語】 ①平常のことば。日常語。 ②平家物語の略称。 へい‐ご兵語】 軍事上の専門語。軍事用語。 へい‐ご屏語】 人をしりぞけてひそかに語ること。ささやくこと。また、その語。 べい‐ご米語】 (もとの英語とは違いのある)アメリカ英語。 へい‐こう平行‥カウ (parallel) ①〔数〕同一平面上の2直線(あるいは空間の2平面または1直線と1平面)がどこまで延長しても交わらないこと。 ②(→)並行へいこうに同じ。 ⇒へいこう‐いどう【平行移動】 ⇒へいこう‐うんどう【平行運動】 ⇒へいこう‐しへんけい【平行四辺形】 ⇒へいこう‐じょうぎ【平行定規】 ⇒へいこう‐しんか【平行進化】 ⇒へいこう‐せん【平行線】 ⇒へいこう‐ぼう【平行棒】 ⇒へいこう‐みゃく【平行脈】 ⇒へいこう‐めん【平行面】 ⇒へいこう‐ろくめんたい【平行六面体】 ⇒へいこう‐ろん【平行論】 へい‐こう平衡‥カウ (equilibrium) ①天秤てんびんの両皿にのせた物体と錘おもりとの重さが相等しく、さおが水平の位置をとること。つり合いがとれること。 ②いくつかの力が同時に、ある物体に作用して、その結果物体が静止状態を保つこと。力のつり合い。 ③一般に、いくつかの物質から成る系の間で、物質・電荷・エネルギーなどの授受がおこらない状態。→熱平衡→化学平衡⇒へいこういどう‐の‐ほうそく【平衡移動の法則】 ⇒へいこう‐かんかく【平衡感覚】 ⇒へいこう‐きかん【平衡器官】 ⇒へいこう‐こうふきん【平衡交付金】 ⇒へいこう‐ぜい【平衡税】 ⇒へいこう‐だ【平衡舵】 ⇒へいこう‐つうふう【平衡通風】 ⇒へいこう‐ていすう【平衡定数】 ⇒へいこう‐のう【平衡嚢】 ⇒へいこう‐ほう【平衡胞】 へい‐こう兵甲‥カフ (「兵」は武器、「甲」はよろいの意) ①いくさの道具。 ②武装した兵士。 ③たたかい。戦争。 へい‐こう並行・併行‥カウ ならび行くこと。また、ならび行われること。平行。「両案を―して審議する」 ⇒へいこう‐ほんいせい【併行本位制】 ⇒へいこう‐ゆにゅう【並行輸入】 ⇒へいこう‐ろん【並行論】 へい‐こう閉口】 ①口を閉じて、ものを言わないこと。太平記24「されども大儀なれば満座―の処に」 ②言い負かされたり圧倒されたりして、返答につまること。屈服すること。天草本伊曾保物語「とかく論ずるに及ばいで―して畏つたが」 ③相手の出方やその時の状況などのために、手の打ちようもなく困らされること。どうにも参ること。「1カ月の断水には―した」「彼には―だ」 ⇒へいこう‐とんしゅ【閉口頓首】 へい‐こう閉校‥カウ 学校を閉鎖すること。 へい‐こう嬖幸‥カウ (「嬖」はかわいがる意)君主の寵愛を受けること。また、その人。気にいり。 へい‐ごう併合‥ガフ いくつかのものを合わせて一つにすること。合併がっぺい。「隣村を―する」 ⇒へいごう‐ざい【併合罪】 へいこう‐いどう平行移動‥カウ‥ 物体または図形の各点が同一方向に同一距離だけ移ること。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこういどう‐の‐ほうそく平衡移動の法則‥カウ‥ハフ‥ 〔化〕(→)「ル=シャトリエの法則」に同じ。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐うんどう平行運動‥カウ‥ (→)並進運動に同じ。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐かんかく平衡感覚‥カウ‥ ①重力の方向に対する体の位置や釣合を知る感覚。体位を正常に保つのに役立つ。自己受容覚ともいい、筋・腱・関節などから起こる深部感覚とともに平衡器官が重要な役割を果たす。人の平衡器官は内耳の迷路にある。 ②比喩的に、バランスのとれた物事の考え方、とらえ方ができる能力。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐きかん平衡器官‥カウ‥クワン 平衡感覚の受容器。中にある固体や液体が重力や慣性によって動くのを、感覚毛によって感受する。無脊椎動物の平衡胞や、高等脊椎動物の前庭と半規管がある。平衡器。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐こうふきん平衡交付金‥カウカウ‥ 地方公共団体間の財政的均衡をはかるため、国が地方公共団体に交付する交付金。正式には地方財政平衡交付金。1950年創設、54年地方交付税と改称。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいごう‐ざい併合罪‥ガフ‥ 同一人が犯した、確定裁判を経ていない複数の罪。ただし、ある罪につき禁錮以上の刑に処する確定裁判がすでにあれば、その罪とそれ以前に犯した罪。刑法によって科刑の基準が定められている。競合罪。→加重かちょう ⇒へい‐ごう【併合】 へいこう‐しへんけい平行四辺形‥カウ‥ 2組の相対する辺がそれぞれ互いに平行な四辺形。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐じょうぎ平行定規‥カウヂヤウ‥ 平行線を引くのに使用する定規。2個の等長の定規を平行して動かし得るように、2個の金属や木の板片で連結したもの。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐しんか平行進化‥カウ‥クワ 「収斂しゅうれん進化」参照。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐ぜい平衡税‥カウ‥ 商品価格や金利について、租税負担が国内外で均衡するように課する租税。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐せん平行線‥カウ‥ ①同一平面上にある2本あるいはそれ以上の相互に平行な直線。 ②意見などが折り合わないままでいるさま。「議論が―をたどる」 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐だ平衡舵‥カウ‥ 舵板が舵軸の前部にまでひろがっている舵。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐つうふう平衡通風‥カウ‥ 押込み通風と吸出し通風を同時に行う通風方法。すなわち、通風路入口から通風気体を送入し、出口部から吸い出す形式のもの。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐ていすう平衡定数‥カウ‥ 「質量作用の法則」参照。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐とんしゅ閉口頓首】 まったく困り切ってしまうこと。 ⇒へい‐こう【閉口】 へいこう‐のう平衡嚢‥カウナウ (→)平衡胞に同じ。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐ほう平衡胞‥カウハウ カニなど水生の無脊椎動物にある平衡器官。外胚葉が陥入してできた嚢で、中に感覚毛に支えられた平衡石があり、これの動きによって平衡感覚が起こる。平衡嚢。 ⇒へい‐こう【平衡】 へいこう‐ぼう平行棒‥カウバウ 体操用具の一種。また、それを使って行う男子の体操競技。高さが等しく平行な2本の横木の上や下で倒立・宙返り・振動などの運動を行う。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐ほんいせい併行本位制‥カウ‥ヰ‥ 2種の貨幣(ふつう金貨と銀貨)を本位貨幣とし、しかも両者の比率を定めず、両者相互の関係は市場の成行きに委ねる制度。江戸時代の貨幣制度の類。→跛行はこう本位制→複本位制⇒へい‐こう【並行・併行】 へいこう‐みゃく平行脈‥カウ‥ 〔生〕葉脈が葉の長軸に沿ってほぼ平行に走っているもの。イネ科やアヤメ科植物の葉脈の類。↔網状脈。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐めん平行面‥カウ‥ 互いに平行な平面。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐ゆにゅう並行輸入‥カウ‥ニフ その商品の国内販売権を独占している輸入総代理店に対抗して、競争業者が別個の輸入ルートを開拓して輸入販売をすること。 ⇒へい‐こう【並行・併行】 へいこう‐ろくめんたい平行六面体‥カウ‥ 3組の相対する面がそれぞれ平行な六面体。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐ろん平行論‥カウ‥ 〔哲〕(→)並行へいこうに同じ。 ⇒へい‐こう【平行】 へいこう‐ろん並行論‥カウ‥ 〔哲〕(parallelism)心と物、精神と身体との間の交互的な因果関係を否定し、両者の間には並行的な対応関係があるのみと主張する哲学説。精神物理的並行論。↔相制説 ⇒へい‐こう【並行・併行】 へい‐こく弊国】 ①国力の疲弊した国。 ②自分の国の謙称。 べい‐こく米国】 亜米利加アメリカ合衆国の略称。 べい‐こく米穀】 こめ。その他の穀物を含めてもいう。 ⇒べいこく‐しょうけん【米穀証券】 ⇒べいこく‐つうちょう【米穀通帳】 ⇒べいこく‐とうせい‐ほう【米穀統制法】 ⇒べいこく‐とりひきじょ【米穀取引所】 ⇒べいこく‐ねんど【米穀年度】 ⇒べいこく‐はいきゅうとうせい‐ほう【米穀配給統制法】 ⇒べいこく‐ほう【米穀法】 べいこく‐しょうけん米穀証券】 米穀統制法実施当時、政府が米を買い上げるのに必要な資金を調達するため発行した短期債。米券。 ⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐つうちょう米穀通帳‥チヤウ 米穀割当配給のために各世帯に交付された台帳。1941年(昭和16)六大都市で交付、翌年全国に及ぶ。82年食糧管理法の改正により廃止。 ⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐とうせい‐ほう米穀統制法‥ハフ 米の価格を調節するため、政府が米価基準を設定して米の売買を行うほか、輸出入制限などをすることを定めた法律。1933年制定。42年食糧管理法に解消。→米穀法⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐とりひきじょ米穀取引所】 米を売買物件とする商品取引所。大阪堂島をはじめ全国十数カ所にあった。1939年制定の米穀配給統制法により一般の商品取引所と区別して取り扱われ、42年食糧管理法制定により廃止。 ⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐ねんど米穀年度】 前年11月から当年10月まで。終わる月の属する年をとる。 ⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐はいきゅうとうせい‐ほう米穀配給統制法‥キフ‥ハフ 米穀需給の円滑と価格の適正とを図るために、その配給機構の整備を目的とした法律。1939年制定。42年食糧管理法制定により廃止。 ⇒べい‐こく【米穀】 べいこく‐ほう米穀法‥ハフ 米の需給調節を目的とした法律。米騒動後、1921年(大正10)制定。33年米穀統制法として強化された。 ⇒べい‐こく【米穀】 べい‐ごま貝独楽(→)「ばいごま」に同じ。 へいこら ぺこぺこ頭を下げるさま。権力のある者をおそれ、おもねるさま。 へい‐さ平沙】 たいらかな砂原。へいしゃ。「―万里」 へい‐さ閉鎖】 とざすこと。とじること。活動をやめること。「工場を―する」「学級―」 ⇒へいさ‐おん【閉鎖音】 ⇒へいさ‐か【閉鎖花】 ⇒へいさ‐けい【閉鎖系】 ⇒へいさ‐けっかんけい【閉鎖血管系】 ⇒へいさせい‐すいいき【閉鎖性水域】 ⇒へいさ‐てき【閉鎖的】 へい‐ざ平座・平坐】 らくにすわること。あぐらをかくこと。安座。 へい‐さい兵災】 兵乱によって起こるわざわい。 へい‐さい併載】 1冊の本・雑誌に、別種の内容の記事とあわせて載せること。「調査報告の―」 へいさ‐おん閉鎖音】 〔言〕(stop; occlusive)調音器官が息を閉鎖することで出す音。有声音と無声音とがある。〔p〕〔b〕〔t〕〔d〕〔k〕〔g〕の類。閉塞音。→破裂音⇒へい‐さ【閉鎖】 へいさ‐か閉鎖花‥クワ 花冠が開かず、自花の雌しべと雄しべの間で受粉・受精する花。スミレ類には、春、普通の花をつけ、夏、閉鎖花をつけるものが多い。 ⇒へい‐さ【閉鎖】 へい‐さく平作】 農産物の平年なみの収穫。平年なみの作柄さくがら。平年作。豊作・凶作に対していう。 へい‐さく平朔】 ひと月の平均日数が1朔望月さくぼうげつに等しくなるように、大の月と小の月とをほぼ交互に按配する暦法。↔定朔 べい‐さく米作】 稲を栽培・収穫すること。こめづくり。また、稲のみのりぐあい。「―地帯」 へいさ‐けい閉鎖系】 〔理〕外界と物質のやりとりのない系。閉じた系。↔開放系。 ⇒へい‐さ【閉鎖】 へいさ‐けっかんけい閉鎖血管系‥クワン‥ 「血管系」参照。 ⇒へい‐さ【閉鎖】 へいさせい‐すいいき閉鎖性水域‥ヰキ 内湾・内海・湖沼など、水の出入りが少ない閉ざされた水域。 ⇒へい‐さ【閉鎖】 へい‐さつ併殺】 野球で、ダブルプレーのこと。重殺。 べい‐さつ米札】 ①米切手こめきって。 ②江戸時代における藩札の一種。米穀を兌換だかん準備として発行したもの。「米五升定価五百文」などと記す。米券。 へいさ‐てき閉鎖的】 仲間うちや自分の内部に閉じこもって他者を寄せつけないさま。「―な態度」「―な社会」 ⇒へい‐さ【閉鎖】 ヘイサラ‐バサラ (pedra bezoar ポルトガルの転)牛や馬の腹の中から出る結石。赤黒色で、解毒剤として用いられた。馬石記「彼の馬玉の記に、和漢にて鮓答さとうといひ天竺てんじくにて―といふ」→鮓答さとう へい‐さん平産】 やすらかに子を産むこと。安産。 へい‐ざん閉山】 ①鉱山・炭坑を閉鎖すること。 ②定められた登山期間を終えること。 べい‐さん米産】 米の生産。 べいさんじん米山人⇒おかだべいさんじん(岡田米山人) へい‐し平士】 身分の普通のさむらい。ひらざむらい。 へい‐し平氏】 (古くはヘイジ)平たいらの姓を有する氏族の称。→たいら(平) へい‐し平視】 うつむかないで、顔をあげて相手を見ること。面と向かってまともにみつめること。直視。 へい‐し兵士】 ①律令制で、諸国の農民から兵役に徴発された者。ひょうじ。 ②軍隊で、士官の指揮を受ける者。兵隊。日葡辞書「ヘイジ」 へい‐し瓶子】 (ヘイジとも)酒を入れて注ぐのに用いる、上部がふくらんだ壺形で口の狭い瓶。源氏物語椎本「―とる人もきたなげならず、さる方に古めきて」 ⇒へいし‐そう【瓶子草】 へい‐し閉止】 はたらきがとまること。「月経―」 へい‐し幣紙】 御幣をつくるのに用いる紙。 へい‐し斃死】 たおれ死ぬこと。のたれじに。 へい‐じ平地‥ヂ ⇒へいち。日葡辞書「ヘイヂニナス」 へいじ平治‥ヂ (ビョウジとも)[史記]平安後期、二条天皇朝の年号。保元4年4月20日(1159年5月9日)改元、平治2年1月10日(1160年2月18日)永暦に改元。 ⇒へいじ‐の‐らん【平治の乱】 ⇒へいじ‐ものがたり【平治物語】 ⇒へいじものがたり‐えまき【平治物語絵巻】 へい‐じ平時】 ①平常のとき。ふだん。 ②平和な時。戦争や事変のない時。「―の訓練」↔戦時。 ⇒へいじ‐ふうさ【平時封鎖】 ⇒へいじ‐へんせい【平時編制】 へい‐じ兵事】 軍隊や戦争に関する事柄。軍事。 へい‐しきへい敷】 山稼ぎの人が腰に下げている小さな獣皮の敷物。 べいしき‐しゅうきゅう米式蹴球‥シウキウ アメリカン‐フットボールの訳語。 へいしき‐たいそう兵式体操‥サウ 軍隊式の体操。1886年(明治19)体操の一科として学校教育に導入。1913年(大正2)教練に引き継がれる。 ペイシストラトスPeisistratos】 古代ギリシア、アテナイの僭主せんしゅ。前560年頃政権を得、一時追放されたが、後に復帰。勧農策などすぐれた政策を実行し、アテナイが有力なポリスとなる基礎を築いた。ピシストラトス。(前600頃〜前527) へいし‐そう瓶子草‥サウ (→)サラセニアの和名。 ⇒へい‐し【瓶子】 へい‐じつ平日】 ①ふだんのひ。へいぜい。 ②日曜・祝祭日以外の日。土曜日を除く場合もある。「―ダイヤ」 へいじ‐の‐らん平治の乱‥ヂ‥ 平治元年(1159)12月に起こった内乱。藤原通憲(信西)対藤原信頼、平清盛対源義朝の勢力争いが原因で、信頼は義朝と、通憲は清盛と組んで戦ったが、源氏は平氏に破れ、信頼は斬罪、義朝は尾張で長田忠致ただむねに殺された。→保元ほうげんの乱⇒へいじ【平治】 へいじ‐ふうさ平時封鎖】 平時に、一国がその海軍力で他国領海内への船舶による出入りを遮断すること。多く報復の手段として行われる。 ⇒へい‐じ【平時】 へいじ‐へんせい平時編制】 平時における軍の編制。↔戦時編制 ⇒へい‐じ【平時】 へいじ‐ものがたり平治物語‥ヂ‥ 鎌倉初期の軍記物語。3巻。作者未詳。古来、保元物語ほうげんものがたりと同一作者かとも言われてきた。成立は保元物語の後、平家物語より前。和漢混淆こんこう文で、平治の乱の顛末てんまつを描く。 →文献資料[平治物語] ⇒へいじ【平治】 へいじものがたり‐えまき平治物語絵巻‥ヂ‥ヱ‥ 鎌倉時代、13世紀中頃から後半に制作の絵巻。平治物語の諸場面を絵画化したもの。当初は15巻ほどの規模と推定され、「三条殿夜討巻」など原本3巻のほか、断簡や模本が現存。 ⇒へいじ【平治】 へいじ‐もん平地門‥ヂ‥ (→)屏中門へいじゅうもんに同じ。 へい‐しゃ平沙⇒へいさ へい‐しゃ平射】 ①平面に投影すること。 ②弾丸を湾曲の少ない弾道で発射すること。↔曲射。 ⇒へいしゃ‐ずほう【平射図法】 ⇒へいしゃ‐ほう【平射砲】 へい‐しゃ兵車】 戦争に用いる車。戎車じゅうしゃへい‐しゃ兵舎】 兵営内の兵隊の起居・寝食する建物。 へい‐しゃ弊社】 自分の属する社の謙称。 へい‐しゃ弊舎】 ①やぶれこわれた家。あばらや。 ②自分の家の謙称。 へい‐しゃ蔽遮】 おおい隠すこと。また、おおい隠すもの。遮蔽。 へいしゃ‐ずほう平射図法‥ヅハフ 地図投影法の一種。地球に接する平面上に、その接点の反対側の地表に視点を置いて投影する。地図のほか、結晶学・地質学・天文学でも用いられ、その場合はステレオ投影と呼ばれることが多い。 ⇒へい‐しゃ【平射】 へいしゃ‐ほう平射砲‥ハウ 主として平射を行う火砲。平射歩兵砲・野砲・カノン砲などの総称。 ⇒へい‐しゃ【平射】 へい‐しゅ丙種】 第3の種類。乙種の次位。 ⇒へいしゅ‐ごうかく【丙種合格】 へい‐しゅ兵種】 各兵科に適格者を充当するため、徴兵検査の際に兵の身体・技能に応じて決定された陸軍兵の種類。歩兵・騎兵・戦車兵・野砲兵・山砲兵など。→兵科 へい‐しゅ瓶酒】 瓶へいに入れた酒。瓶詰びんづめの酒。 べい‐じゅ米寿】 (「米」の字を分解すれば「八十八」になることから)八十八歳のこと。また、八十八歳の賀の祝い。米よねの祝い。「―を祝う」 へい‐しゅう兵衆】 軍勢。軍隊。 へい‐しゅう弊習‥シフ 悪いならわし。弊風。「旧来の―」 へいじゅう平中・平仲‥ヂユウ ⇒へいちゅう へい‐じゅう兵戎】 ①兵器。軍器。 ②兵士。軍人。 ③戦争。 べい‐しゅう米収‥シウ 米の収穫。 べい‐しゅう米州‥シウ 南北亜米利加アメリカ州の略。 ⇒べいしゅう‐きこう【米州機構】 べい‐じゅう陪従】 (バイジュウとも) ①貴人に付きしたがうこと。供奉ぐぶ。 ②古代、賀茂神社・石清水八幡宮などの祭儀に、神楽・東遊あずまあそびの歌、伴奏楽器、舞に従事した地下じげの楽人。 べいしゅう‐きこう米州機構‥シウ‥ (Organization of American States)米州における国際的協力機関で、第9回汎米会議(1948年)において組織されたもの。米州相互防衛条約の実施も担当。OAS ⇒べい‐しゅう【米州】 へい‐しゅうごう閉集合‥シフガフ 〔数〕すべての集積点を含む集合。 へいじゅう‐もん屏中門・屏重門‥ヂユウ‥ 中門の一形式。表門と庭との間にある塀に設けられた門。左右に方柱があって笠木はなく、扉は二枚開き。壁中門。平地門へいじもん。 屏中門 へいしゅ‐ごうかく丙種合格‥ガフ‥ 徴兵検査の結果、国民兵役に適するが現役に適さないとされたもの。 ⇒へい‐しゅ【丙種】 へい‐しゅつ平出】 文中に高貴の人の名や称号などを書く時、敬意を表すため、行を改めて前の行と同じ高さにその文字を書くこと。→闕字けつじ2→擡頭たいとう2 へい‐しゅつ併出】 ならんで出ること。ならべて出すこと。 へい‐しゅつ迸出】 ほとばしり出ること。わき出ること。 へい‐じゅつ兵術】 軍を運用する術。用兵術。 へい‐じゅん平準】 ①(水準器ではかって)水平にすること。 ②物価の均一をはかって、でこぼこのないようにすること。 ⇒へいじゅん‐こうようこ【平準行用庫】 ⇒へいじゅん‐しょ【平準署】 ⇒へいじゅん‐ほう【平準法】 へいじゅん‐こうようこ平準行用庫‥カウ‥ 中国の元代に紙幣(交鈔)兌換だかんを行なった官庁。 ⇒へい‐じゅん【平準】 へいじゅん‐しょ平準署】 759年(天平宝字3)、全国の常平倉じょうへいそうを管轄し、また京の米価を調節するために置かれた役所。771年(宝亀2)廃止。 ⇒へい‐じゅん【平準】 へいじゅん‐ほう平準法‥ハフ 漢の武帝の物価調節策。豊年に物貨を貯え(平準倉)、凶年の物価高の際に放出して物価を調節し、商人の暴利を阻止しようとしたもの。 ⇒へい‐じゅん【平準】 へい‐しょ兵書】 兵法の書物。兵学の書。 へい‐しょ閉所】 ①事務所・診療所などが業務を終えること。 ②閉ざされた場所。 ⇒へいしょ‐きょうふ【閉所恐怖】 へい‐じょ平叙】 物事をありのままに述べること。特に、修辞法を用いず、普通の語序に従って文章を書くこと。 ⇒へいじょ‐ぶん【平叙文】 へい‐しょう平章‥シヤウ ①公明正大な政治をすること。 ②公平に評価すること。 ③折衷すること。また、結婚の仲介をすること。 へい‐しょう兵勝】 戦争に勝つこと。勝利。 へい‐しょう併称・並称】 ①あわせて呼ぶこと。 ②他といっしょに並べ

広辞苑 ページ 17628 での○平気の平左単語。