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み【身】🔗🔉

】 (古形ムの転) ①からだ。身体。万葉集3「筑紫の綿は―に着けて」。「―を投げる」 ②自身。自分。源氏物語帚木「安らかに―をもてなしふるまひたる」。「―を犠牲にする」 ③(代名詞的に)自分。私自身。枕草子82「これは―のためも人の御ためも、よろこびには侍らずや」。狂言、富士松「西の海で鹿を啼かせうと、奥山で船を漕がせうと、―がままぢや」 ④身分。分際。地位。枕草子8「家のほど、―のほどにあはせて侍るなり」 ⑤その人の立場。「相手の―になって考える」 ⑥その人の生き方。 ⑦人の全力。まごころ。 ⑧(皮・骨に対して)肉。ししむら。「白―のさしみ」 ⑨竹・木の皮の内部。「赤―」 ⑩鞘さやの中の刃。 ⑪蓋ふたのある器物の、物を入れる方。 ⇒身が入る ⇒身が持たない ⇒身から出た錆 ⇒身に余る ⇒身に覚えがある ⇒身に沁みる ⇒身に過ぎる ⇒身に付く ⇒身に付ける ⇒身につまされる ⇒身になる ⇒身の置き所がない ⇒身の振り方 ⇒身は習わし ⇒身は身で通る ⇒身二つになる ⇒身も蓋もない ⇒身も世もない ⇒身を誤る ⇒身を合わす ⇒身を入れる ⇒身を打つ ⇒身を売る ⇒身を起こす ⇒身を落とす ⇒身を固める ⇒身を切られる ⇒身を切る ⇒身を砕く ⇒身を削る ⇒身を焦がす ⇒身を粉にする ⇒身を殺して仁を成す ⇒身を沈める ⇒身を持する ⇒身を忍ぶ ⇒身を知る雨 ⇒身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ ⇒身を捨てる ⇒身を泰山の安きに置く ⇒身を立てる ⇒身を尽くす ⇒身を抓む ⇒身を挺する ⇒身を投ずる ⇒身を投げる ⇒身を填む ⇒身を退く ⇒身を任せる ⇒身を持ち崩す ⇒身を以て ⇒身を焼く ⇒身を窶す ⇒身を寄せる

広辞苑 ページ 18728 での単語。