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うま【馬】🔗🔉

うま】 (「馬」の字音マによる語という) ①ウマ目(奇蹄きてい類)ウマ科の獣。アジア・ヨーロッパの原産。体は大きく、顔は長く、頭部に鬣たてがみを有し、四肢が長く第3指の蹄ひづめでよく走る。草食。シマウマなどの野生種もあるが、家畜として重要。乗用・競馬用のサラブレッドは最も有名。ほかに輓馬ばんばのペルシュロン、日本の在来種など、20以上の品種がある。こま。むま。推古紀「―ならば日向ひむかの駒」→寸2。 ②四方に開いた支脚を有する台。脚立きゃたつの類。 ③双六・将棋の駒。枕草子139「―おりぬ双六」 ④将棋の駒の竜馬りゅうめの略称。〈日葡辞書〉 ⑤遊興費の不払いを取り立てるため客に同行する者。つけうま。「―を引く」 ⑥同類中で大きなものの意を表す語。「―虻」 ⇒馬が合う ⇒馬肥ゆ ⇒馬には乗って見よ、人には添うて見よ ⇒馬の籠抜け ⇒馬の背を分ける ⇒馬の鼻を立てなおす ⇒馬の耳に風 ⇒馬の耳に念仏 ⇒馬は馬づれ ⇒馬を牛に乗り換える ⇒馬を鹿に通す

広辞苑 ページ 1925 での単語。