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○生死を離るしょうじをはなる🔗🔉

○生死を離るしょうじをはなる 悟りをひらいて生死流転の苦界から脱することにいう。 ⇒しょう‐じ【生死】 しょう‐しん小心セウ‥ ①気が小さくて臆病なこと。小胆。「―な男」 ②慎み深く細事もおろそかにしないこと。 ⇒しょうしん‐ぶん【小心文】 ⇒しょうしん‐もの【小心者】 ⇒しょうしん‐よくよく【小心翼翼】 しょう‐しん小臣セウ‥ 身分の低い臣下。 しょう‐しん小身セウ‥ 身分の低いこと。俸禄の少ないこと。また、そういう人。甲陽軍鑑10「もとより家康は―にて御入候」↔大身。 ⇒しょうしん‐びと【小身人】 ⇒しょうしん‐もの【小身者】 しょう‐しん小斟セウ‥ 小宴。小酌。 しょう‐しん少進セウ‥ 大膳職しき・修理しゅり職・京職・中宮職・春宮坊とうぐうぼう等の判官じょうで、大進の下に位するもの。 しょう‐しん正信シヤウ‥ 真正な信仰。正しい信仰。 ⇒しょうしん‐ねんぶつ‐げ【正信念仏偈】 しょう‐しん正真シヤウ‥ (古くはショウジン)まことなこと。いつわりでないこと。狂言、抜殻「―の鬼になつた」 ⇒しょうしん‐ぎ【正真木】 ⇒しょうしん‐しょうめい【正真正銘】 しょう‐しん昇進・陞進】 官等・位階・地位がのぼりすすむこと。「中尉に―する」 しょう‐しん浹辰セフ‥ 辰すなわち十二支が一周する意で、12日間。懐風藻「未だ―も踰えねば」 しょう‐しん焼身セウ‥ わが身を火で焼くこと。「―自殺」 しょう‐しん焦心セウ‥ おもいをこがすこと。思いわずらうこと。また、心をいらだたせること。 しょう‐しん傷心シヤウ‥ 心をいためること。悲しく感ずること。また、悲しみ傷ついた心。傷神。「―をいやす」 しょう‐しん奨進シヤウ‥ 奨励してすすめること。 しょう‐しん摂心セフ‥ 〔仏〕 ⇒せっしん(接心・摂心) しょう‐しん詳審シヤウ‥ くわしいこと。 しょう‐しん衝心】 〔医〕(→)脚気かっけ衝心に同じ。 しょう‐じん小人セウ‥ ①年若い人。少年。こども。義経記7「山伏の同道には―のやうにこそ作りなし参らせ候はんずれ」↔大人たいじん。 ②(元禄時代の語)稚児、また若衆の称。好色一代男1「―のもてあそび七百二十五人」 ③背丈の低い人。こびと。 ④徳・器量のない人。小人物。↔君子↔大人。 ⑤身分の卑しい者。小者。十訓抄「―の家の娘」 ⇒しょうじん‐こく【小人国】 ⇒しょうじん‐しょう【小人症】 ⇒しょうじん‐の‐ゆう【小人の勇】 ⇒小人閑居して不善をなす ⇒小人窮すれば斯に濫す ⇒小人罪無し玉を懐いて罪有り ⇒小人の過つや必ず文る しょう‐じん正真シヤウ‥ ⇒しょうしん。〈日葡辞書〉 しょう‐じん生身シヤウ‥ 〔仏〕 ①父母から生まれたこの身。父母所生の身。なまみ。 ②仏・菩薩が衆生済度のために父母に託して生まれた肉身。また、神通力で一時化現した肉身。 しょう‐じん匠人シヤウ‥ たくみ。工匠。大工。職人。 しょう‐じん承塵‥ヂン 天井のこと。また、塵ちりを防ぐために、貴人などの御座の上に板・蓆むしろ・布などを天井板のように張ったもの。 しょう‐じん消尽セウ‥ 消耗し尽くすこと。使いきること。「体力を―する」 しょう‐じん焼尽セウ‥ すっかり焼けること。すっかり焼くこと。 しょう‐じん精進シヤウ‥ (古くはソウジ・ショウジ・ソウジンとも) ①〔仏〕ひたすら仏道修行に励むこと。正法眼蔵礼拝得髄「寸陰をすごさず―弁道すべし」 ②心身を浄め行いを慎むこと。平家物語2「俄に―はじめつつ厳島へぞ参られける」 ③肉食せず、菜食すること。 ④一所懸命に努力すること。日葡辞書「ユミャウ(勇猛)シャウジンノココロ」。「日夜―する」 ⇒しょうじん‐あけ【精進明け】 ⇒しょうじん‐あげ【精進揚】 ⇒しょうじん‐おち【精進落ち】 ⇒しょうじん‐おとし【精進落し】 ⇒しょうじん‐がため【精進固め】 ⇒しょうじん‐けっさい【精進潔斎】 ⇒しょうじん‐こん【精進根】 ⇒しょうじん‐ざかな【精進肴】 ⇒しょうじん‐なます【精進膾】 ⇒しょうじん‐ばら【精進腹】 ⇒しょうじん‐び【精進日】 ⇒しょうじん‐ぶくさ【精進袱紗】 ⇒しょうじん‐まげ【精進髷】 ⇒しょうじん‐もの【精進物】 ⇒しょうじん‐や【精進屋】 ⇒しょうじん‐やど【精進宿】 ⇒しょうじん‐りょうり【精進料理】 しょう‐じん樵人セウ‥ きこり。そまびと。やまがつ。 じょう‐しん上申ジヤウ‥ 上司に意見や事情を申し上げること。「具体案を―する」「―書」 じょう‐しん上伸ジヤウ‥ 相場が上がること。 じょう‐しん上唇ジヤウ‥ ①うわくちびる。↔下唇。 ②昆虫の口器の一部で、頭部の下方への突出物。食物を口中へ押しこむ役をする。 ③「唇形花冠しんけいかかん参照。 じょう‐しん上進ジヤウ‥ ①上へすすむこと。都へのぼること。サントスの御作業「急ぎ―せしめよ」 ②地位や程度があがること。向上すること。福沢諭吉、旧藩情「概してこれを見れば品行の―といはざるを得ず」 じょう‐しん仗身ヂヤウ‥ 古代、五位以上の人に給せられた護衛の官。 じょう‐しん定心ヂヤウ‥ つねの心。平常心。花鏡「よくよく心に掛けて―に持つべし」 じょう‐しん誠信ジヤウ‥ ⇒せいしん じょう‐じん丈人ヂヤウ‥ ①長老の敬称。 ②妻の父。岳父。 じょうじん成尋ジヤウ‥ 平安後期の天台宗の僧。大雲寺の文慶に師事、のち同寺別当。1072年(延久4)入宋、天台山・五台山を歴遊、べんけい開宝寺に住し、祈雨の験げんによって宋朝から善慧大師の号を受け、彼地で寂。著「参天台五台山記」など。(1011〜1081) ⇒じょうじんあざり‐の‐はは【成尋阿闍梨母】 じょう‐じん常人ジヤウ‥ 普通一般の人。「―の及ぶところではない」 じょう‐じん情人ジヤウ‥ 意中の人。恋人。じょうにん。 しょうじん‐あけ精進明けシヤウ‥ 精進の期間が終わって肉食すること。精進落ち。精進落し。精進上げ。 ⇒しょう‐じん【精進】 しょうじん‐あげ精進揚シヤウ‥ 野菜・植物性食品だけの揚げ物。 ⇒しょう‐じん【精進】 じょうじんあざり‐の‐はは成尋阿闍梨母ジヤウ‥ 平安後期の人。源俊賢の女むすめ。成尋の入宋を嘆き、帰朝後読むことを期待して綴った日記風の家集「成尋阿闍梨母集」がある。 ⇒じょうじん【成尋】 じょう‐しん‐えつ上信越ジヤウ‥ヱツ 上野こうずけ・信濃しなの・越後えちごの総称。また、その3国にまたがる地域。 ⇒じょうしんえつこうげん‐こくりつこうえん【上信越高原国立公園】 ⇒じょうしんえつ‐じどうしゃどう【上信越自動車道】 じょうしんえつこうげん‐こくりつこうえん上信越高原国立公園ジヤウ‥ヱツ‥ヱン 群馬・長野・新潟3県にまたがり、三国山脈を中心とする高原地帯の国立公園。浅間・白根・谷川・妙高・戸隠などの諸山、菅平すがだいら・志賀・浅間などの高原、湯沢・四万しま・草津・赤倉などの温泉がある。 ⇒じょう‐しん‐えつ【上信越】 じょうしんえつ‐じどうしゃどう上信越自動車道ジヤウ‥ヱツ‥ダウ 群馬県藤岡市から新潟県上越市に至る高速道路。全長204.8キロメートル。上越市で北陸自動車道と接続。藤岡市からは関越自動車道と接続。 ⇒じょう‐しん‐えつ【上信越】 しょうじん‐おち精進落ちシヤウ‥ (→)「精進明け」に同じ。 ⇒しょう‐じん【精進】 しょうじん‐おとし精進落しシヤウ‥ (→)「精進明け」に同じ。 ⇒しょう‐じん【精進】 しょうじん‐がため精進固めシヤウ‥ 盂蘭盆うらぼんなどの精進日に先だって、魚・肉を食べておくこと。 ⇒しょう‐じん【精進】

広辞苑 ページ 9723 での○生死を離る単語。