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か【日】🔗🔉

】 日数を表す語。け。古事記「日には十―を」。「三―三晩」

け【日】🔗🔉

】 (上代語。カ(日)の転) ①2日以上の日をいうのに用いる語。日日ひび。万葉集4「長き―をかくのみ待たば」 ②(朝に対して)昼間。万葉集8「朝に―に出で見る毎に」

にち【日】🔗🔉

にち】 (呉音。漢音はジツ) ①昼夜24時間のあいだ。また、それを単位として数える語。ひ。 ②日曜の略。 ③日本の略。 ④演劇興行で、大小道具方・衣装方の給料。 ⑤日向国ひゅうがのくにの略。

ひ【日】🔗🔉

】 (「火」とはもともと別語) ①太陽。日輪。おひさま。万葉集3「渡る―の影も隠らひ」。「―が出る」 ②(「陽」とも書く)太陽の光または熱。万葉集10「照る―にもわが袖乾めや」。「―にあたる」「―がさす」 ③日の出から日没までの間。ひる。ひるま。万葉集3「春の―は山し見がほし」。「―が長くなる」「―がつまる」 ④地球が1回の自転に要する時間。すなわち、午前零時から午後12時まで。「―を数える」 ⑤ある特定の一日。「卒業の―となる」 ⑥毎日すること。「―掛け」 ⑦ひかず。日数。「―をふる」「出発まで―がない」 ⑧日柄ひがら。日の吉凶。「―が悪い」 ⑨ひぎり。日限。源氏物語蜻蛉「御葬送の事…―定められて」。「何日と―をきる」 ⑩とき。おり。時代。万葉集17「絶ゆる―あらめや」。「幼き―の思い出」 ⑪(「…した―には」「…きた―には」の形で)場合。多く好ましくない時にいう。「失敗でもした―には大変だ」 ⑫天気模様。天候。土佐日記「舟とくこげ。―のよきに」 ⑬紋所の名。日輪にかたどったもの。 ⑭(日の神、すなわち天照大神の子孫の意から)皇室に関することにいう語。古事記「たかひかる―のみこ」 ⇒日が浅い ⇒日が当たる ⇒日が込む ⇒日が高い ⇒日暮れて道遠し ⇒日に焼ける ⇒日に夜を継ぐ ⇒日没する処 ⇒日を改める ⇒日を追って ⇒日を同じくして論ずべからず

ひ‐ろ【日】🔗🔉

ひ‐ろ】 (ロは上代東国方言の接尾語)日。万葉集20「ふなかざりあがせむ―を見も人もがも」

[漢]日🔗🔉

 字形  筆順 〔日(曰)部0画/4画/教育/3892・467C〕 〔音〕ニチ(呉) ジツ(漢) 〔訓〕・= [意味] ①太陽。ひ。「日光・日没・日輪・落日らくじつ・白日はくじつ」 ②太陽の出ている間。ひる。「日中・日夜・日直」 ③昼夜二十四時間の一くぎり。ひ。「日時・日限・今日・毎日・四十九日・昔日せきじつ・元日がんじつ」 ④ひび。ひごとに。「日進月歩・日新・日刊」 ⑤七曜の一つ。「日曜日」の略。「土日休業」 ⑥「日本」の略。「日米・日舞・来日・滞日」 ⑦「日向ひゅうが国」の略。「日南海岸」 [解字] 解字太陽の形を描いた象形文字。 [下ツキ 愛日・悪日・畏日・異日・一日・一両日・一昨日・永日・縁日・往日・晦日・隔日・佳日・嘉日・過日・元日・坎日・期日・忌日・吉日・休日・凶日・嚮日・旭日・近日・頃日・兼日・好日・曠日・抗日・後日・今日・祭日・斎日・昨日・朔日・三箇日・式日・時日・社日・週日・終日・祝日・春日・旬日・除日・初日・人日・尽日・親日・聖日・夕日・昔日・節日・先日・前日・全日制・千日草・即日・大日如来・他日・逐日・遅日・中日・定日・天日・当日・同日・寧日・曩日・吠日・排日・白日・半日・百日紅・百箇日・不日・平日・望日・毎日・末日・明日・命日・余日・来日・落日・累日・例日・麗日・暦日・歴日・烈日・連日 [難読] 日雀ひがら・日比ひごろ・日来ひごろ・日向ひなた・ひゅうが・日次ひなみ・日和ひより

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