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ぎょう【業】ゲフ🔗🔉

ぎょうゲフ ①しごと。わざ。 ②くらしの手だて。なりわい。つとめ。職業。「文筆を―とする」 ③学問。学業。技芸。「―を卒える」 ④やしき。 →ごう(業)

ごう【業】ゴフ🔗🔉

ごうゴフ (呉音) ①〔仏〕(梵語karman羯磨かつま) ㋐行為。行動。身(身体)・口(言語)・意(心)の三つの行為(三業)。また、その行為が未来の苦楽の結果を導くはたらき。善悪の行為は因果の道理によって後に必ずその結果を生むというのが仏教およびインドの多くの宗教の説。↔果報。 ㋑業の果報。 ②業腹ごうはらの略。 →ぎょう(業) ⇒業が沸く ⇒業に沈む ⇒業を曝す ⇒業を煮やす

なり【業】🔗🔉

なり】 生活のための職業。生業。なりわい。万葉集5「家に帰りて―をしまさに」

わざ【業・技】🔗🔉

わざ業・技】 ①神意のこめられた行事。深い意味のある行為。万葉集9「この山を領うしはく神の昔より禁いさめぬ―ぞ」 ②すること。しわざ。おこない。行為。万葉集4「あしひきの山にしをれば風流みやびなみわがする―をとがめたまふな」。「容易な―でない」 ③つとめとしてすること。職としてすること。しごと。職業。源氏物語橋姫「持仏の御飾りばかりを―とせさせ給ひて」 ④しかた。方法。技術。芸。至花道「闌くるといふ事を―よと心得て上手の心位とは知らざるか」。「―を磨く」「―をきそう」 ⑤仏事。法事。源氏物語夕霧「御息所の四十九日の―など」 ⑥子を産むこと。お産。宇津保物語蔵開上「―をしつるとも思されず苦しきこともなくて起きゐ給へり」 ⑦こと。ありさま。次第。源氏物語桐壺「いとわりなき―かなと言ひあはせつつなげく」 ⑧わざわい。たたり。狂言、察化「荒立つれば、却つて―をなすものぢや」 ⑨武道・相撲などで、相手に仕掛ける一定の型の動作。「―をかける」 ◇「技」は4・9に使い、それ以外は「業」を使うのが普通。

[漢]業🔗🔉

 〔木部9画〕

[漢]業🔗🔉

 字形  筆順 部8画/13画/教育/2240・3648〕 〔音〕ギョウ〈ゲフ〉(漢) ゴウ〈ゴフ〉(呉) 〔訓〕わざ・すでに (名)なり [意味] [一]ギョウ ①暮らしのためのしごと。つとめ。しわざ。わざ。「出版を業とする」「家業・職業・偉業・業務・業界」。いとなみ。「別業」 ②特に、学芸のわざ。「学を修め業を習う」「授業・卒業・修業」 ③すでに。もはや。「良業為取履=良(=張良)すでにために履くつを取る」〔史記〕 [二]ゴウ ①〔仏〕 ㋐善悪の果報をもたらす原因となる前世の行為。「業に沈む」「業因・罪業・自業自得」 ㋑前世の行いによって受ける報い。「業病・業苦」 ②「業腹ごうはら」の略。「業を煮やす」 [解字] もと、木部9画。凹凸のある板のついた、楽器を掛ける台の象形文字。 [下ツキ 悪業・偉業・医業・遺業・因業・営業・開業・家業・稼業・課業・画業・学業・勧業・官業・企業・機業・起業・休業・協業・虚業・漁業・近業・兼業・現業・功業・工業・興業・鉱業・鴻業・罪業・作業・座業・産業・蚕業・残業・三業地・始業・斯業・事業・地業・自業自得・失業・実業・就業・終業・襲業・醜業・従業・修業・受業・授業・宿業・巡業・商業・定業・所業・職業・世業・成業・正業・聖業・生業・盛業・専業・賤業・創業・操業・祖業・卒業・大業・怠業・適業・転業・同業・得業・乳業・農業・廃業・覇業・罷業・非業・副業・復業・分業・閉業・別業・本業・民業・夜業・訳業・窯業・余業・林業・烈業

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