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うしお【潮】ウシホ🔗🔉

うしおウシホ ①海面の水位が月や太陽の引力によって、周期的に昇降すること。しお。→潮汐ちょうせき。 ②海の水。古事記「―に沈み溺れたまひき」 ③潮汁うしおじるの略。誹風柳多留8「踊り子を味噌と―の間あいへ出し」 ⇒うしお‐じる【潮汁】 ⇒うしお‐ぞめ【潮染】 ⇒うしお‐に【潮煮】

しお【潮・汐】シホ🔗🔉

しお潮・汐シホ (「塩」と同語源) ①月および太陽の引力によって、周期的に起こる海面の昇降。潮汐ちょうせき。うしお。「―の満ち干」 ②海水。海流。「―の流れ」 ③ちょうどよいとき。おり。しおあい。しおどき。機会。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「言ひ出す―に茶を差し出し」。「それを―に席を外す」 ④江戸時代、大坂新町遊里の遊女の階級の一つ。太夫・天神・鹿恋かこいの次位、影・月がちの上位。汐以下は、端女郎はしじょろうと総称される。 ⑤愛敬あいきょう。情趣。犬筑波「水海のおきな面は―もなし」 ◇本来は、「潮」は朝しお、「汐」は夕しおだが、現在では一般に「潮」と書く。 ⇒潮を踏む

[漢]潮🔗🔉

 字形  筆順 〔水(氵・氺)部12画/15画/教育/3612・442C〕 [] 字形 〔水(氵・氺)部12画/15画〕 〔音〕チョウ〈テウ〉(漢) 〔訓〕しお・うしお [意味] ①しお。うしお。 ㋐海水の満ち引き。しおのさしひき。「潮汐ちょうせき・潮位・満潮」 ㋑海水(の流れ)。「潮水・潮流・海潮音」 ②世の中の動き・移り変わり。傾向。「風潮・思潮」 ③うるおう。しめる。「潮解」 [解字] 形声。「水」+音符「朝」。あさのしおの意。夕方のしおは「汐せき」という。は異体字。 [下ツキ 海潮音・干潮・逆潮・紅潮・高潮・思潮・主潮・順潮・初潮・退潮・風潮・防潮・満潮・落潮 [難読] 潮来いたこ

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