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五蘊】🔗🔉

五蘊】 〔仏〕(「蘊」は梵語skandha 集合体の意)現象界の存在の五種の原理。色しき・受・想・行ぎょう・識の総称で、物質と精神との諸要素を収める。色は物質および肉体、受は感受作用、想は表象作用、行は意志・記憶など、識は認識作用・意識。一切存在は五蘊から成り立っており、それ故、無常・無我であると説かれる。旧訳くやくでは五陰ごおんごうん‐せん

五雲箋】🔗🔉

五雲箋】 雁皮がんぴを原料として五色に染めた詩箋。江戸末期以来、伊豆熱海の特産。 ⇒ご‐うん【五雲】 こ‐うんそうぎょう

小運送業】‥ゲフ🔗🔉

小運送業‥ゲフ 主に鉄道などによる物品運送(大運送)に付帯して行われる運送取扱いなどの事業の旧称。のちの通運事業。 ごうん‐の‐くるま

五雲の車】🔗🔉

五雲の車】 五色の雲を描いた車。もと中国で、貴人の乗物とした。太平記37「―に召され」 ⇒ご‐うん【五雲】 こうん‐やかく

孤雲野鶴】🔗🔉

孤雲野鶴】 [劉長卿、送方外上人詩「孤雲と野鶴と、あに人間じんかんに向かいて住まんや」]空にぽつんと浮かぶ雲や群れを離れて野にいる鶴のように、世俗を離れた隠者のこと。 ⇒こ‐うん【孤雲】 こえ

声】コヱ🔗🔉

コヱ ①人や動物が発声器官から出す音。音声。地蔵十輪経元慶点「声論の八の音コヱに至りて」。「大きな―」 ②音声学上、声帯の振動を伴う呼気。有声音。↔息いき。 ③物の振動から発する音。ひびき。「鐘の―」「白波の―」 ④ことばの発し方。語調。アクセント。「なまりのある―」 ⑤意見。考え。「庶民の―」「読者の―」 ⑥季節・時期などが近づくけはい。「秋の―」「師走の―をきく」 ⑦漢字の音おん。宇津保物語蔵開中「一たびは訓くに、一たびは―によませ給ひて」 ⇒声が掛かる ⇒声が通る ⇒声無き声 ⇒声無くして人を呼ぶ ⇒声を上げる ⇒声を合わせる ⇒声を落とす ⇒声を限りに ⇒声を掛ける ⇒声を嗄らす ⇒声を殺す ⇒声を絞る ⇒声を揃える ⇒声を大にする ⇒声を立てる ⇒声を呑む ⇒声を励ます ⇒声を弾ませる ⇒声を張り上げる ⇒声を潜める ⇒声を振り絞る ⇒声を帆に上ぐ こえ

広辞苑 ページ 6850