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こてん‐ぶんがく【古典文学】🔗⭐🔉
こてん‐ぶんがく【古典文学】
ある民族や文化圏の伝統を形成した第一流の過去の文学。
⇒こ‐てん【古典】
こてん‐りきがく【古典力学】🔗⭐🔉
こてん‐りきがく【古典力学】
巨視的物体の運動に関する物理法則を中心とする理論体系。ガリレイに始まり、ニュートンが力および質量の力学的概念を導入することによって確立した。静力学・動力学・質点力学・剛体力学、あるいは対象により流体力学・弾性体力学・天体力学など。↔量子力学。
⇒こ‐てん【古典】
こてん‐りょうしろん【古典量子論】‥リヤウ‥🔗⭐🔉
こてん‐りょうしろん【古典量子論】‥リヤウ‥
20世紀初頭に提案され、1925年量子力学が出現するまでの放射・原子・固体に関する過渡的な量子論。プランク・アインシュタイン・N.ボーアらの業績が中心。前期量子論。
⇒こ‐てん【古典】
こと【言】🔗⭐🔉
こと【言】
(事と同源)
①ことば。万葉集14「人皆の―は絶ゆとも」
②口に出して言うこと。ものいい。万葉集15「旅といへば―にそやすき」
③他人のうわさ。評判。万葉集4「彼その夕よい逢ひて―の繁きも」
④和歌。土佐日記「この歌は常にせぬ人の―なり」
⇒言悖りて出づればまた悖りて入る
こと【事】🔗⭐🔉
こと【事】
(もと「こと(言)」と同語)
➊意識・思考の対象のうち、具象的・空間的でなく、抽象的に考えられるもの。「もの」に対する。
①世に現れる現象。
㋐できごと。事件。万葉集5「世の―なればとどみかねつも」。「―と次第による」「―のなり行き」
㋑大事。変事。万葉集4「わが背子は物な思ほし―しあらば火にも水にもわれ無けなくに」。「さあ―だ」
㋒事情。様子。事態。後鳥羽院御口伝「彼の卿が歌存知の趣、いささかも―により折によるといふ事なし」。「山の―に詳しい」
㋓理由。縁。今昔物語集17「其ればかりを―にて陸むつましくなりなむ後に」
㋔わざ。しわざ。業務。蜻蛉日記中「明くれば起き、暮るれば臥すを―にて」
㋕折々の行事。「―始め」
㋖僧侶の夜食。古今著聞集18「或人―をして贈りたりけるに」
②言ったり考えたり行なったりする中身。
㋐思考・表現の内容。新古今和歌集雑「思ふ―をなど問ふ人のなかるらん」
㋑意味する実体。「弁天小僧とはおれの―だ」
㋒(体言に続けて)「それについて言えば」の意。「私―一身上の都合により」
㋓二つの体言の間に挟んで、上下の体言が同一の実体である意を示す。(通例上が通称、下が正式な呼称)「清水の次郎長―山本長五郎」
㋔(活用語の連体形に付いて)その活用語を名詞化し、また、その語句全体で経験・習慣・必要・状態等を表す。「見る―は信ずる―である」「行った―がない」「早く寝る―にしている」「急ぐ―はない」「まずい―をやった」
㋕(形容詞連体形をうけ副詞句的に)その表す事柄が、述語の指す動作などのしかたに関係する意。「長い―御苦労様」
➋文末にそえて、終助詞的に用いる。
①(動詞の連体形または動詞に打消の助動詞の連体形の付いた形にそえて)願望や軽い命令・禁止を表す。「廊下を走らない―」
②(主に女性語で、活用語の終止形または連体形に付いて)感嘆・疑問を表す。「まあ御苦労な―」「それでいい―」
⇒事ある時は仏の足を戴く
⇒事がな笛吹かん
⇒事が延びれば尾鰭が付く
⇒事ここに至る
⇒事志と違う
⇒事しもあれ
⇒事と次第に依っては
⇒事とする
⇒事ともしない
⇒事に当たる
⇒事に触れて
⇒事に依ると
⇒事も無し
⇒事を起こす
⇒事を欠く
⇒事を構える
⇒事を好む
⇒事を分ける
広辞苑 ページ 7280。