複数辞典一括検索+

かい【界】🔗🔉

かい】 ①紙の上に引いた目印の線。けい。 ②ある範囲のうち。領域。社会。「実業―」 ③〔生〕(regnum ラテン)生物分類上の最高の階級。最近では、動物・植物・菌・原生生物・モネラ(細菌)に分ける五界説が有力。→階級(表)。 ④〔地〕(erathem)地層を分ける単位のうち、最も大きな区分。これに相当する年代区分が代だい。例えば、古生界とは古生代という時代に形成された地層群を意味する。界はさらにいくつかの系に区分される。

かい‐が【界画】‥グワ🔗🔉

かい‐が界画‥グワ 溝のある定規を用いて直線を引く手法で、入りくんだ楼閣・調度などを描くこと。また、それによって整然と描かれた、建築物などを含む絵画作品。特に中国画の一部類をなす。やたいびき。

かい‐け【界繋】🔗🔉

かい‐け界繋】 〔仏〕三界に束縛されて自由にならないこと。また、三界に束縛する業ごうのこと。

かい‐し【界紙】🔗🔉

かい‐し界紙】 罫けいを引いた紙。罫紙。

かい‐じ【界磁】🔗🔉

かい‐じ界磁】 発電機・電動機において磁界を形成するための磁石。

かい‐しゃく【界尺】🔗🔉

かい‐しゃく界尺】 写経する時、用紙に罫線を引いたり、文鎮に使用したりする文具。

かい‐せん【界線】🔗🔉

かい‐せん界線(→)基線きせん2に同じ。

かい‐ひょう【界標】‥ヘウ🔗🔉

かい‐ひょう界標‥ヘウ 土地または水面の境界に立てるしるし。

かいめん‐かがく【界面化学】‥クワ‥🔗🔉

かいめん‐かがく界面化学‥クワ‥ 主として二つの相の境界面に関する物理的・化学的現象を研究する化学の一分科。表面張力・吸着・薄膜などを取り扱う。 ⇒かい‐めん【界面】

かいめん‐かっせいざい【界面活性剤】‥クワツ‥🔗🔉

かいめん‐かっせいざい界面活性剤‥クワツ‥ (surfactant)強い表面活性を持つ物質。水に対しては石鹸・アルキル‐ベンゼン‐スルホン酸塩の類。分子内に親水性の部分と疎水性の部分とを合わせ持つ。洗剤・分散剤・乳化剤・起泡剤・帯電防止剤などとして用いる。表面活性剤。 ⇒かい‐めん【界面】

かいめん‐ちょうりょく【界面張力】‥チヤウ‥🔗🔉

かいめん‐ちょうりょく界面張力‥チヤウ‥ 2相の境界面で働く表面張力。 ⇒かい‐めん【界面】

かい‐らい【界雷】🔗🔉

かい‐らい界雷】 寒冷前線に伴う雲による雷。

かい‐わい【界隈】🔗🔉

かい‐わい界隈】 そのあたり一帯。あたりきんじょ。「浅草―」

さかい【境・界】サカヒ🔗🔉

さかい境・界サカヒ (サカフの連用形から) ①土地のくぎり。しきり。境界。土佐日記「国の―の内はとて見送りに来る人あまたが中に」。「―をする」 ②物事のわかれ目。際きわ。源氏物語若菜上「今なんこの世の―を心やすく行き離るべき」。「生死の―」 ③境界のうち。地域。範囲。源氏物語明石「住吉の神近き―をしづめ守り給ふ」 ④境地。境遇。平家物語1「年のわかきをたのむべきにあらず、老少不定の―なり」 ⇒さかい‐あらそい【境争い】 ⇒さかい‐ぎ【境木】 ⇒さかい‐め【境目】 ⇒さかい‐もめ【境揉め】 ⇒さかい‐ろん【境論】 ⇒さかい‐わだん【境和談】

[漢]界🔗🔉

 字形  筆順 〔田部4画/9画/教育/1906・3326〕 〔音〕カイ(呉)(漢) 〔訓〕さかい [意味] ①くぎり。さかい(をつける)。「界隈かいわい・境界・界別」 ②しきりの中。範囲。社会。「世界・財界・視界・角界・社交界」 [解字] 形声。「田」+音符「介」(=わりこんで両側に分ける)。田と田とのくぎりの意。[堺][畍]は異体字。 [下ツキ 医界・外界・各界・角界・学界・官界・眼界・業界・境界・公界・苦界・経界・芸界・下界・劇界・結界・限界・財界・三界・斯界・視界・磁界・塵界・人界・政界・世界・仙界・租界・俗界・他界・天界・電界・内界・肉界・仏界・分界・法界・魔界・冥界・幽界・欲界・臨界・霊界・六界

広辞苑−界で始まるの検索結果 1-16