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広辞苑の検索結果 (16)
かい【界】🔗⭐🔉
かい【界】
①紙の上に引いた目印の線。けい。
②ある範囲のうち。領域。社会。「実業―」
③〔生〕(regnum ラテン)生物分類上の最高の階級。最近では、動物・植物・菌・原生生物・モネラ(細菌)に分ける五界説が有力。→階級(表)。
④〔地〕(erathem)地層を分ける単位のうち、最も大きな区分。これに相当する年代区分が代だい。例えば、古生界とは古生代という時代に形成された地層群を意味する。界はさらにいくつかの系に区分される。
かい‐が【界画】‥グワ🔗⭐🔉
かい‐が【界画】‥グワ
溝のある定規を用いて直線を引く手法で、入りくんだ楼閣・調度などを描くこと。また、それによって整然と描かれた、建築物などを含む絵画作品。特に中国画の一部類をなす。やたいびき。
かい‐け【界繋】🔗⭐🔉
かい‐け【界繋】
〔仏〕三界に束縛されて自由にならないこと。また、三界に束縛する業ごうのこと。
かい‐し【界紙】🔗⭐🔉
かい‐し【界紙】
罫けいを引いた紙。罫紙。
かい‐じ【界磁】🔗⭐🔉
かい‐じ【界磁】
発電機・電動機において磁界を形成するための磁石。
かい‐しゃく【界尺】🔗⭐🔉
かい‐しゃく【界尺】
写経する時、用紙に罫線を引いたり、文鎮に使用したりする文具。
かい‐ひょう【界標】‥ヘウ🔗⭐🔉
かい‐ひょう【界標】‥ヘウ
土地または水面の境界に立てるしるし。
かい‐めん【界面】🔗⭐🔉
かいめん‐かがく【界面化学】‥クワ‥🔗⭐🔉
かいめん‐かがく【界面化学】‥クワ‥
主として二つの相の境界面に関する物理的・化学的現象を研究する化学の一分科。表面張力・吸着・薄膜などを取り扱う。
⇒かい‐めん【界面】
かいめん‐かっせいざい【界面活性剤】‥クワツ‥🔗⭐🔉
かいめん‐かっせいざい【界面活性剤】‥クワツ‥
(surfactant)強い表面活性を持つ物質。水に対しては石鹸・アルキル‐ベンゼン‐スルホン酸塩の類。分子内に親水性の部分と疎水性の部分とを合わせ持つ。洗剤・分散剤・乳化剤・起泡剤・帯電防止剤などとして用いる。表面活性剤。
⇒かい‐めん【界面】
かいめん‐ちょうりょく【界面張力】‥チヤウ‥🔗⭐🔉
かいめん‐ちょうりょく【界面張力】‥チヤウ‥
2相の境界面で働く表面張力。
⇒かい‐めん【界面】
かい‐らい【界雷】🔗⭐🔉
かい‐らい【界雷】
寒冷前線に伴う雲による雷。
かい‐わい【界隈】🔗⭐🔉
かい‐わい【界隈】
そのあたり一帯。あたりきんじょ。「浅草―」
さかい【境・界】サカヒ🔗⭐🔉
さかい【境・界】サカヒ
(サカフの連用形から)
①土地のくぎり。しきり。境界。土佐日記「国の―の内はとて見送りに来る人あまたが中に」。「―をする」
②物事のわかれ目。際きわ。源氏物語若菜上「今なんこの世の―を心やすく行き離るべき」。「生死の―」
③境界のうち。地域。範囲。源氏物語明石「住吉の神近き―をしづめ守り給ふ」
④境地。境遇。平家物語1「年のわかきをたのむべきにあらず、老少不定の―なり」
⇒さかい‐あらそい【境争い】
⇒さかい‐ぎ【境木】
⇒さかい‐め【境目】
⇒さかい‐もめ【境揉め】
⇒さかい‐ろん【境論】
⇒さかい‐わだん【境和談】
[漢]界🔗⭐🔉
界 字形
筆順
〔田部4画/9画/教育/1906・3326〕
〔音〕カイ(呉)(漢)
〔訓〕さかい
[意味]
①くぎり。さかい(をつける)。「界隈かいわい・境界・界別」
②しきりの中。範囲。社会。「世界・財界・視界・角界・社交界」
[解字]
形声。「田」+音符「介」(=わりこんで両側に分ける)。田と田とのくぎりの意。[堺][畍][
]は異体字。
[下ツキ
医界・外界・各界・角界・学界・官界・眼界・業界・境界・公界・苦界・経界・芸界・下界・劇界・結界・限界・財界・三界・斯界・視界・磁界・塵界・人界・政界・世界・仙界・租界・俗界・他界・天界・電界・内界・肉界・仏界・分界・法界・魔界・冥界・幽界・欲界・臨界・霊界・六界
筆順
〔田部4画/9画/教育/1906・3326〕
〔音〕カイ(呉)(漢)
〔訓〕さかい
[意味]
①くぎり。さかい(をつける)。「界隈かいわい・境界・界別」
②しきりの中。範囲。社会。「世界・財界・視界・角界・社交界」
[解字]
形声。「田」+音符「介」(=わりこんで両側に分ける)。田と田とのくぎりの意。[堺][畍][
]は異体字。
[下ツキ
医界・外界・各界・角界・学界・官界・眼界・業界・境界・公界・苦界・経界・芸界・下界・劇界・結界・限界・財界・三界・斯界・視界・磁界・塵界・人界・政界・世界・仙界・租界・俗界・他界・天界・電界・内界・肉界・仏界・分界・法界・魔界・冥界・幽界・欲界・臨界・霊界・六界
大辞林の検索結果 (20)
かい【界】🔗⭐🔉
かい [1] 【界】
(1)生物を分類する際の最高次の区分。動物界と植物界などに分ける。
(2)地質時代を区分する時の「代」に相当する期間に堆積した地層。例えば古生代に堆積した地層は古生界という。
(3)さかい。区画。
かい-が【界画】🔗⭐🔉
かい-が ―グワ [1] 【界画】
中国絵画の画法の一。定規を用いて,入りくんだ楼閣・調度などを精密に描くもの。また,それによって描かれた作品。やたいびき。
かい-きり【界切り】🔗⭐🔉
かい-きり [0] 【界切り】
織物の両端の,地糸とは異なる糸で織った部分。帯地などでは装飾用に飾り撚糸を織り込んだりする。
かい-け【界繋】🔗⭐🔉
かい-け 【界繋】
〔仏〕 三界に縛りつけられていて自由にならないこと。
かい-し【界紙】🔗⭐🔉
かい-し [1] 【界紙】
罫(ケイ)を引いた紙。罫紙。
かい-じ【界磁】🔗⭐🔉
かい-じ [1] 【界磁】
発電機などで,磁場を発生させる磁石。
かい-しゃく【界尺】🔗⭐🔉
かい-しゃく [0] 【界尺】
写経の際,用紙に罫線(ケイセン)を引いたり,文鎮にしたりする文具。
かい-せん【界線】🔗⭐🔉
かい-せん [0] 【界線】
(1)二つの地域の境界線。
(2)投影図で,立面図と平面図の境の線。
かい-そう【界層】🔗⭐🔉
かい-そう [0] 【界層】
⇒階層(カイソウ)(3)
かい-ひょう【界標】🔗⭐🔉
かい-ひょう ―ヘウ [0] 【界標】
土地や水面の境界を示すしるし。
かいひょう-せっちけん【界標設置権】🔗⭐🔉
かいひょう-せっちけん ―ヘウ― [7] 【界標設置権】
土地所有者が,隣地の所有者に対し,共同の費用で境界を標示する物を設けることを請求できる権利。
かい-へき【界壁】🔗⭐🔉
かい-へき [0] 【界壁】
仕切りの壁。隔壁。
かい-めん【界面】🔗⭐🔉
かい-めん [0] 【界面】
互いに接触している二つの相の境界面。一方の相が気相(または真空)の場合は,特に,表面ともいう。
かいめん-かがく【界面化学】🔗⭐🔉
かいめん-かがく ―クワ― [5] 【界面化学】
界面に生ずる現象を扱う物理化学の一部門。吸着や触媒の作用,膜電位・電気泳動などの界面電気現象をはじめ,洗浄・接着・染色などの実用面にも及ぶ。微粒子が分散した状態であるコロイドの性質は,界面現象と密接に関連している。表面科学。
かいめん-かっせいざい【界面活性剤】🔗⭐🔉
かいめん-かっせいざい ―クワツセイ― [7] 【界面活性剤】
界面に集まりやすく,少量で界面張力を小さくする作用をもつ物質。例えば,石鹸(セツケン)水は水よりも界面張力が小さいが,これは石鹸の分子中にある疎水基と親水基のため分子が界面に吸着され,界面を広げようとする作用が界面張力を弱めることによる。洗剤・乳化剤・帯電防止剤などに用いられる。表面活性剤。
かいめん-ちょうりょく【界面張力】🔗⭐🔉
かいめん-ちょうりょく ―チヤウ― [5] 【界面張力】
界面にある分子が,接触している気相と液相,液相と液相,固相と液相など,二相のうちのいずれかの方向に引きつけられ,界面を収縮させようと作用する力。
→表面張力
かい-らい【界雷】🔗⭐🔉
かい-らい [0] 【界雷】
前線に伴って発生する雷。季節に関係なく,また夜でも起こる。前線雷。
かい-わい【界隈】🔗⭐🔉
かい-わい [1] 【界隈】
辺り近所。付近。近辺。「道頓堀―」
さかい【境・界】🔗⭐🔉
さかい サカヒ [2] 【境・界】
〔動詞「さかう」の連用形から〕
(1)土地と土地の区切り。境界。境目。「国の―」「隣家との―」「―を接する三県」
(2)ものの分かれ目。境目。「生死の―」「季節の―」
(3)場所。土地。「それ常陸の国は,―是広大(ヒロ)く/常陸風土記」
(4)(すぐれた)境地。「二つのわざ,やうやう―に入りければ/徒然 188」
かいわい【界隈】(和英)🔗⭐🔉
かいわい【界隈】
the neighborhood;the vicinity.→英和
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