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お‐じ【小父】ヲヂ🔗🔉

お‐じ小父ヲヂ ⇒おじさん2

お‐じ【老翁】ヲヂ🔗🔉

お‐じ老翁ヲヂ 年取った男を親しんでいう称。おきな。皇極紀「羚羊かまししの―」

お‐じ【伯父・叔父】ヲヂ🔗🔉

お‐じ伯父・叔父ヲヂ ①父・母の兄弟。また、おばの夫。父・母の兄には「伯父」、弟には「叔父」と書く。 ②(東北・中部地方などで)次男以下の男。おんじ。

お‐じ【祖父】オヂ🔗🔉

お‐じ祖父オヂ (「おほぢ」の略)父・母の父。そふ。

おじ‐あさ・む【怖ぢ浅む】オヂ‥🔗🔉

おじ‐あさ・む怖ぢ浅むオヂ‥ 〔自四〕 おそれおどろく。宇治拾遺物語12「その国の人々、見て―・むこと限りなし」

お‐じい‐さん【御祖父さん・御爺さん】‥ヂイ‥🔗🔉

お‐じい‐さん御祖父さん・御爺さん‥ヂイ‥ ①祖父を敬っていう語。 ②男の老人を敬い、また親しんでいう語。

おじ‐おじ【怖じ怖じ】オヂオヂ🔗🔉

おじ‐おじ怖じ怖じオヂオヂ 恐れるさま。おずおず。おどおど。恐る恐る。

おじ‐おそ・る【怖ぢ恐る】オヂ‥🔗🔉

おじ‐おそ・る怖ぢ恐るオヂ‥ 〔自下二・上二〕 こわがっておそれる。宇治拾遺物語3「大宮司の威勢、国司にもまさりて、国の者ども―・れたり」。宇治拾遺物語15「いみじく―・りたまひけりとなん」

おじ‐おや【伯父親・叔父親】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐おや伯父親・叔父親ヲヂ‥ 伯父・叔父を父に準ずるものとしていう尊敬語。

お‐じか【牡鹿】ヲ‥🔗🔉

お‐じか牡鹿ヲ‥ おすの鹿。さおしか。おか。秋に牝を呼ぶ声は、古来、詩歌に詠まれる。〈[季]秋〉

おじ‐かしこま・る【惶ぢ懼まる】オヂ‥🔗🔉

おじ‐かしこま・る惶ぢ懼まるオヂ‥ 〔自四〕 おそれつつしむ。「おぢかしこむ」とも。〈仲哀紀訓注〉

おじ‐がたき【伯父敵】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐がたき伯父敵ヲヂ‥ 歌舞伎の役柄の一つ。お家騒動に登場する悪い伯父の役。

お‐じき【御直】‥ヂキ🔗🔉

お‐じき御直‥ヂキ 貴人が直接に物事をすること。おじきじき。 ⇒おじき‐しゅう【御直衆】

おじ‐き【伯父貴・叔父貴】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐き伯父貴・叔父貴ヲヂ‥ 「おじ」を敬い、また、親しんでいう称。

お‐じぎ【御辞儀】🔗🔉

お‐じぎ御辞儀】 「辞儀」の丁寧な言い方。 ①頭をさげて敬礼すること。 ②辞退。遠慮。浮世風呂2「膳を据ゑるものを―はぶしつけだのと」。「―なしにいただきます」

おじき‐しゅう【御直衆】‥ヂキ‥🔗🔉

おじき‐しゅう御直衆‥ヂキ‥ 直参じきさんの敬称。 ⇒お‐じき【御直】

おじぎ‐そう【含羞草】‥サウ🔗🔉

おじぎ‐そう含羞草‥サウ マメ科の小低木で、園芸上は一年草。ブラジル原産。日本には天保年間に渡来。茎は直立。高さ約30センチメートル。細毛ととげをもつ。葉に触れると閉じて葉柄を垂れ、暫くして開く。また温度・光・電気などの刺激にも敏感に反応する。夏、葉腋に花柄を出し、淡紅色の小花を球状に付ける。花後に莢さやを生ずる。知羞草。ネムリグサ。ミモザ。〈[季]夏〉 おじぎそう

おじ‐け【怖気】オヂ‥🔗🔉

おじ‐け怖気オヂ‥ こわがる気持。恐怖心。おぞけ。「―をふるう」 ⇒おじけ‐だ・つ【怖気立つ】 ⇒おじけ‐づ・く【怖気付く】

おじけ‐だ・つ【怖気立つ】オヂ‥🔗🔉

おじけ‐だ・つ怖気立つオヂ‥ 〔自五〕 こわくてぞっとする。 ⇒おじ‐け【怖気】

おじけ‐づ・く【怖気付く】オヂ‥🔗🔉

おじけ‐づ・く怖気付くオヂ‥ 〔自五〕 恐怖心が生ずる。 ⇒おじ‐け【怖気】

おじ・ける【怖ける】オヂケル🔗🔉

おじ・ける怖けるオヂケル 〔自下一〕 こわがって畏縮する。ひるむ。おじる。「―・けて口がきけない」

おじ‐ご【伯父御・叔父御】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐ご伯父御・叔父御ヲヂ‥ 「おじ」を敬っていう語。

おじ‐さん【伯父さん・叔父さん・小父さん】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐さん伯父さん・叔父さん・小父さんヲヂ‥ ①伯父・叔父を敬って、また親しんで呼ぶ語。 ②(「小父さん」と書く)(主に年少者が)よその年配の男性を親しんで呼ぶ語。「隣の―」 ③ヒメジ科の海産の硬骨魚。全長30センチメートル。下あごに一対の白く長いヒゲをもつ。南日本以南からインド・西太平洋域の砂底やサンゴ礁に生息。食用。

おじ‐じゃ‐ひと【伯父じゃ人・叔父じゃ人】ヲヂヂヤ‥🔗🔉

おじ‐じゃ‐ひと伯父じゃ人・叔父じゃ人ヲヂヂヤ‥ (「おじである人」の意)おじさん。「おじじゃ者」とも。狂言、木六駄「都の―の方へ年暮の祝儀を遣はす」

おじ‐だまし【叔父騙し】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐だまし叔父騙しヲヂ‥ アホウドリの別名。

おじ‐なおり【小父直り】ヲヂナホリ🔗🔉

おじ‐なおり小父直りヲヂナホリ 未亡人が実家に帰らず、亡夫の弟と再婚すること。

おじ‐な・しヲヂ‥🔗🔉

おじ‐な・しヲヂ‥ 〔形ク〕 ①非常に臆病である。意気地がない。竹取物語「―・き事する舟人にもあるかな」 ②へただ。拙劣だ。仏足石歌「―・きや我に劣れる人を多み」

おじ‐なら・う【怖ぢ習ふ】オヂナラフ🔗🔉

おじ‐なら・う怖ぢ習ふオヂナラフ 〔他四〕 こわがるくせがつく。保元物語「ただ日ごろ人ごとに―・ひたるいはれなり」

お‐じま【小島】ヲ‥🔗🔉

お‐じま小島ヲ‥ 小さな島。こじま。 ⇒おじま‐だ【小島田】

おじま【小島】ヲ‥(姓氏)🔗🔉

おじま小島ヲ‥ 姓氏の一つ。 ⇒おじま‐すけま【小島祐馬】

おじま‐すけま【小島祐馬】ヲ‥🔗🔉

おじま‐すけま小島祐馬ヲ‥ 中国思想史家。高知県生れ。京大教授。著「古代支那研究」「中国の革命思想」など。(1881〜1966) ⇒おじま【小島】

おじま‐だ【小島田】ヲ‥🔗🔉

おじま‐だ小島田ヲ‥ 小島にある田。 ⇒お‐じま【小島】

おじ‐まど・う【怖ぢ惑ふ】オヂマドフ🔗🔉

おじ‐まど・う怖ぢ惑ふオヂマドフ 〔自四〕 おそれてどうしてよいか迷う。宇津保物語蔵開下「いとおそろしかりつるに―・ひて」

お‐じめ【緒締め】ヲ‥🔗🔉

お‐じめ緒締めヲ‥ 袋・巾着・印籠・煙草入れなどの緒を通して口を束ね締める具。玉・石・角・象牙・珊瑚珠・金属・煉物などでつくり、多くは球形で、緒を通す穴がある。緒止め。

お‐じゃ‥ヂヤ🔗🔉

お‐じゃ‥ヂヤ (「おじゃれ」の略)来なさい。お出で。狂言、伯母が酒「重ねて―」

お‐じや🔗🔉

お‐じや (「じや」は煮える音)雑炊ぞうすい。〈[季]冬〉

おじ‐や‐ひと【伯父や人・叔父や人】ヲヂ‥🔗🔉

おじ‐や‐ひと伯父や人・叔父や人ヲヂ‥ ヲヂヂャヒトの転。狂言、悪太郎「此間―より何やら用の事が有ると云ておこされた」

おじゃま‐むし【御邪魔虫】🔗🔉

おじゃま‐むし御邪魔虫】 そこにいると差障りのある人をからかっていう語。 ⇒お‐じゃま【御邪魔】

お‐じゃ・るオヂヤル🔗🔉

お‐じゃ・るオヂヤル 〔自四〕 (オイデアルの転) ①「在る」「居る」「来る」「行く」の尊敬語。狂言、鞍馬聟「内のも―・りました」 ②「…である」の丁寧な言い方。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「身どもは和泉のどん百姓土ほぜりで―・れども」

お‐じゃれオヂヤレ🔗🔉

お‐じゃれオヂヤレ (「おじゃる」の命令形。呼込みの語)江戸時代、旅人宿の下女で、客引きをし売色などもした者。飯盛めしもり。おじゃれ女。

おじゃんオヂヤン🔗🔉

おじゃんオヂヤン (火事の鎮火の時に打つ半鐘の音からか)事が不成功に終わること。だめになること。失敗。「計画が―になる」

お‐じゅう【御重】‥ヂユウ🔗🔉

お‐じゅう御重‥ヂユウ 「重箱」の丁寧な言い方。

お‐じゅうや【御十夜】‥ジフ‥🔗🔉

お‐じゅうや御十夜‥ジフ‥ 〔仏〕 ⇒じゅうや(十夜)

おじょう‐きちさ【お嬢吉三】‥ヂヤウ‥🔗🔉

おじょう‐きちさお嬢吉三‥ヂヤウ‥ 歌舞伎「三人吉三廓初買さんにんきちさくるわのはつがい」中の三人吉三の一人で、女装の盗賊。 ⇒お‐じょう【御嬢】

おじょう‐ぐち【御錠口】‥ヂヤウ‥🔗🔉

おじょう‐ぐち御錠口‥ヂヤウ‥ 江戸時代、幕府や大名の邸内の表と奥との境界の出入口。杉戸を立て、時を定めて錠をおろした。

おじょう‐さま【御嬢様】‥ヂヤウ‥🔗🔉

おじょう‐さま御嬢様‥ヂヤウ‥ ①相手や主家の娘の尊敬語。 ②未婚の女性に呼びかける語。 ③苦労を知らずに育った女。「―育ち」「まるで―だ」 ⇒お‐じょう【御嬢】

おじょう‐さん【御嬢さん】‥ヂヤウ‥🔗🔉

おじょう‐さん御嬢さん‥ヂヤウ‥ 「おじょうさま」の、やや敬意の軽い言い方。浮世風呂4「おいらア是でも八百屋の―だよ」 ⇒お‐じょう【御嬢】

おじょうさん‐そだち【御嬢さん育ち】‥ヂヤウ‥🔗🔉

おじょうさん‐そだち御嬢さん育ち‥ヂヤウ‥ 大切な娘として育てられたため、苦労を知らず世事にうといこと。 ⇒お‐じょう【御嬢】

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