複数辞典一括検索+

く‐とう【句読】🔗🔉

く‐とう句読】 ①句と読。句は文の切れ目、読は文中の切れ目で、読みやすいよう息を休める所。 ②文章の読み方。 ③句読点の略。 ⇒くとう‐てん【句読点】 ⇒くとう‐ほう【句読法】 ⇒句読を切る

く‐とう【句頭】🔗🔉

く‐とう句頭】 雅楽の声楽曲の首席唱者。曲または句の冒頭部分を句頭が独唱し、以下は斉唱となる。朗詠2では各句ごとに別人が句頭を務める。

く‐とう【狗盗】‥タウ🔗🔉

く‐とう狗盗‥タウ こそどろ。こぬすびと。「鶏鳴―」

く‐とう【苦闘】🔗🔉

く‐とう苦闘】 相手が手ごわいため、苦しんで戦うこと。難儀なたたかい。苦戦。「悪戦―」

くとう‐ざんまい【口頭三昧】🔗🔉

くとう‐ざんまい口頭三昧】 経文を読むばかりで、真に禅を修行しないこと。 ⇒く‐とう【口頭】

くとうじょ【旧唐書】‥タウ‥🔗🔉

くとうじょ旧唐書‥タウ‥ 二十四史の一つ。唐代の正史の一つ。本紀20巻、志30巻、列伝150巻。五代後晋の劉昫りゅうくらの奉勅撰。945年成る。→新唐書

くとう‐てん【句読点】🔗🔉

くとう‐てん句読点】 句点と読点。「―を打つ」 ⇒く‐とう【句読】

くとう‐ほう【句読法】‥ハフ🔗🔉

くとう‐ほう句読法‥ハフ 句読点の用法を定めた規則。 ⇒く‐とう【句読】 ○句読を切るくとうをきる 句読点を打って文の切れ目を明らかにする。 ⇒く‐とう【句読】

○句読を切るくとうをきる🔗🔉

○句読を切るくとうをきる 句読点を打って文の切れ目を明らかにする。 ⇒く‐とう【句読】 く‐どき口説き・詢】 ①くどくこと。くどく言葉。 ②邦楽の曲節または曲の部分の名。 ㋐平家3(平曲)で多用され、叙事的に文章を言い流す低音の単純な節をもつ曲節。 ㋑謡曲で、低音の単純な節で恨み・嘆き・追懐などを述べる部分。 ㋒浄瑠璃・長唄などで、恋慕や悲嘆などの感情を表現する旋律的な部分。義太夫節では「さわり」ともいう。 ③口説歌・口説節・口説模様の略。 ⇒くどき‐うた【口説歌】 ⇒くどき‐おとし【口説き落し】 ⇒くどき‐ごと【口説き言】 ⇒くどき‐なき【口説き泣き】 ⇒くどき‐ぶし【口説節】 ⇒くどき‐もよう【口説模様】 くどき‐うた口説歌】 木遣きやり・盆踊などに用いる、叙事的な長編の歌。単純な節を繰り返す。くどき。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 くどき‐おとし口説き落し】 くどいて相手に納得させること。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 くどき‐おと・す口説き落とす】 〔他五〕 何度も頼んで、結局、自分の意に従わせる。「母親を―・す」 くどき‐ごと口説き言】 くどいて言う言葉。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 くどき‐なき口説き泣き】 くどきながら泣くこと。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 くどき‐ぶし口説節】 俗曲。鈴木主水もんど・八百屋お七などの情事を三味線に合わせてあわれそうに瞽女ごぜなどが唄うもの。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 くどき‐もよう口説模様‥ヤウ 浄瑠璃や歌舞伎で、女が恋人に対して意中を訴えるふしまわし、またはその所作。くどき。 ⇒く‐どき【口説き・詢】 く‐どく功徳】 〔仏〕 ①よい果報をもたらすもととなる善行。「―を積む」「―を施す」 ②善行の結果として与えられる神仏のめぐみ。ごりやく。「―がある」 ⇒くどく‐え【功徳衣】 ⇒くどく‐ぞう【功徳蔵】 ⇒くどく‐ち【功徳池】 ⇒くどく‐ちゃ【功徳茶】 ⇒くどく‐てん【功徳天】 ⇒くどく‐ぶろ【功徳風呂】 ⇒くどく‐りん【功徳林】 くど・く口説く】 〔他五〕 ①くどくどしく述べる。繰り返して言う。愚痴をこぼす。保元物語(金刀比羅本)「また泣く泣く―・き申しけるは」 ②心の中を縷々るると訴える。讃岐典侍日記「経読み仏―・きまゐらせらるるほどに」 ③自分の意に従わせようとしつこく言う。特に異性に対して、愛情を打ち明け、言い寄る。好色一代男7「此方より―・きても埒らちのあかざることもあるに」。「親を―・いて金を出させる」「―・いたが振られた」 ぐ‐とく具徳】 功徳がそなわっていること。 ぐ‐とく愚禿】 ①(愚昧なる禿頭者の意)僧が自分をへりくだっていう語。 ②親鸞しんらんの自称。 くどく‐え功徳衣】 安居あんごの後、5カ月間だけ着用を許される一種の便服。迦絺那衣かちなえ⇒く‐どく【功徳】 ぐとくしょう愚禿鈔‥セウ 親鸞の著。2巻。1255年(建長7)成る。阿弥陀仏への絶対的な信に基づく親鸞の思想の概要を記したもの。二巻鈔。 くどく‐ぞう功徳蔵‥ザウ 功徳の宝蔵。あらゆる功徳をその中におさめた存在としての仏、特に阿弥陀仏とその名号。 ⇒く‐どく【功徳】 くどく‐ち功徳池】 極楽浄土にある池で、八功徳の水をたたえた池。謡曲、柏崎「宝の池の水、―の浜の真砂」→八功徳水はっくどくすい⇒く‐どく【功徳】 くどく‐ちゃ功徳茶】 路上でわかして、往来の人に施す湯茶。7月初旬から24日まで仏家で行う。→門茶かどちゃ⇒く‐どく【功徳】 くどく‐てん功徳天】 吉祥天きちじょうてんの別称。 ⇒く‐どく【功徳】 くど‐くど ①話や文章などが長々しく、煩わしいさま。同じことをしつこく繰り返すさま。浄瑠璃、平家女護島「アヽくどやくどや。昨日も来て同じこと―と長口上」。「―書き連ねる」 ②思いきりのわるいさま。くよくよ。狂言、布施無「あゝよしない事を―思うたことか」 ③ぐずぐず。狂言、靱猿「ヤイ太郎くわじや、何を―して居るぞ」 ぐど‐ぐど (→)「くどくど」に同じ。狂言、宗論「あそこの隅へ行ては―、ここの隅へ行ては―、と同じ事を云ひて」 くどくど‐し・い 〔形〕[文]くどくど・し(シク) 話などが長く、まとまりがなくてわずらわしい。しつこい。くだくだしい。「―・い繰り言」 くどく‐ぶろ功徳風呂】 施行せぎょうのために湯銭を取らぬ風呂。施行風呂。 ⇒く‐どく【功徳】 くどく‐りん功徳林】 功徳を積むことの多いのを、樹木の林立するのにたとえた語。くどくのはやし。 ⇒く‐どく【功徳】 くど‐せっかい苦土石灰‥セキクワイ クエン酸可溶性マグネシウムを3.5パーセント以上含有する石灰肥料。ドロマイトまたはドロマイト質石灰岩から製造し、マグネシウムを補う場合に施用。 くどやま九度山】 和歌山県伊都郡の町。紀ノ川の南岸。慈尊院は高野山の登山口。真田昌幸・幸村の隠遁地。 くどん瞿曇】 ①(梵語Gautama)インドのクシャトリヤの姓。 ②釈尊の俗姓。また、成道じょうどう前の釈尊の称。「―沙弥」 ③過去仏の毘婆尸・尸棄・毘舎浮仏の姓。 ④インド哲学の一派のニヤーヤ学派の祖。足目。 ぐ‐どん愚鈍】 頭の働きが悪く、することもまがぬけていること。のろま。ばか。狂言、鈍根草「―第一の人にてあつた」 く‐ない区内】 ①区画の内。 ②一区の内。 く‐ない宮内】 ①皇居のうち。みやのうち。 ②宮内省の略。 ⇒くない‐かん【宮内官】 ⇒くない‐きょう【宮内卿】 ⇒くない‐しょう【宮内省】 ⇒くない‐だいじん【宮内大臣】 ⇒くない‐ちょう【宮内庁】 くない‐かん宮内官‥クワン 旧宮内省で主に皇室の事務をつかさどった官吏。 ⇒く‐ない【宮内】 くない‐きょう宮内卿‥キヤウ 太政官の宮内省の長。(人名別項) ⇒く‐ない【宮内】 くないきょう宮内卿‥キヤウ 鎌倉初期の女流歌人。後鳥羽院の女房。右京権大夫源師光の女むすめ。「薄く濃き野べの緑の若草に跡までみゆる雪のむら消え」の歌で若草の宮内卿といわれた。歌は新古今集初出、勅撰集に見える。20歳未満で1204年(元久1)〜05年没。 くない‐しょう宮内省‥シヤウ ①律令制の八省の一つ。御料・調度・調貢その他天皇・皇室の一切の事務をつかさどった役所。 ②旧制で、皇室・皇族・華族の事務を取り扱った官庁。1869年(明治2)設置。1947年(昭和22)宮内府、49年宮内庁と改称。 ⇒く‐ない【宮内】 グナイストH.Rudolf von Gneist】 ドイツの法学者・政治家。イギリス憲政史研究家。1882年(明治15)憲法調査のため渡欧した伊藤博文が意見を聞いた。著「現代イギリスの憲法と行政法」など。(1816〜1895) くない‐だいじん宮内大臣】 旧制で宮内省の長官。親任官の一つ。宮相。 ⇒く‐ない【宮内】 くない‐ちょう宮内庁‥チヤウ 皇室関係の国家事務および天皇の国事行為に係わる一定の事務をつかさどり、御璽・国璽を保管する行政機関。内閣府に置かれる。長官官房・侍従職・東宮職・式部職・書陵部・管理部・正倉院事務所・京都事務所などの各部局がある。宮内省2の後身。 ⇒く‐ない【宮内】 くながいクナガヒ (一説、クナカイ)くなぐこと。交合。まぐわい。日本霊異記「天皇、后と大安殿に寝て―し給へる時」 くな・ぐ婚ぐ】 〔自四〕 (一説、クナク)性交する。交合する。〈類聚名義抄〉 くな‐くな たわみしなうさま。くにゃくにゃ。 ぐな‐ぐな しっかりせず、柔らかなさま。ぐにゃぐにゃ。 くなしり‐とう国後島‥タウ 千島列島の最西端にある島。江戸前期から知られ、1785年(天明5)最上もがみ徳内の千島探検の基地となり、1811年(文化8)にはロシア艦長ゴロウニンが来航して逮捕された。→択捉えとろふ くなしり‐めなし‐の‐たたかい国後目梨の戦い‥タタカヒ 1789年(寛政1)、国後島とその対岸の目梨地方で起きた、アイヌの和人に対する蜂起。松前藩支配下でのアイヌ酷使・虐待が原因。同藩により鎮圧。 くな‐たぶれ頑狂】 異常なほどにかたくなであること。また、その人。頑愚。続日本紀20「悪しく逆さかしまなる奴やつこ、―、まとひ」 くなと‐の‐かみ久那斗神・岐神⇒ふなとのかみ くな‐の‐くに狗奴国】 魏志倭人伝にみえる弥生時代の倭の強国。邪馬台国の南にあって男王が支配し、女王をいただく邪馬台国と対立していた。くぬこく。くなこく。 くなり‐くなり やわらかなさま。ぐにゃぐにゃ。 く‐なん苦難】 苦しみ。難儀。「―の人生」 くに国・邦】 ①(天に対して)地。大地。祝詞、祈年祭「天の壁かき立つ極み、―の退き立つ限り」 ②国土。国家。万葉集13「敷島の日本やまとの―に人さはに満ちてあれども」 ③帝位。皇位。「御―譲り」 ④古代から近世までの行政区画の一つ。古事記「即ち出雲の―に入りまして」→国郡里制。 旧国名一覧 ⑤任国。知行所。 ⑥国政。任国の政治。宇治拾遺物語3「尾張に下りて―行ひけるに」 ⑦国府、またはその役人。竹取物語「―に仰せ給ひて、手輿たごし作らせ給ひて」 ⑧地方。田舎。また、地域。万葉集13「ひなさかる―治めにと」。「北の―」 ⑨故郷。郷里。万葉集19「かりがねは―思ひつつ雲隠り鳴く」。「―に帰る」 ⇒国に杖つく ⇒国に二君なし ⇒国に盗人家に鼠 ⇒国破れて山河あり ⇒国を売る くに⇒くん。宇津保物語蔵開中「一たびは―、一たびはこゑ(字音)によませ給ひて」 く‐に垢膩】 あかとあぶら。謡曲、卒都婆小町「うしろに負へる袋には、―の垢づける衣あり」 ぐ‐に五二】 双六などで、二つの采さいの目に5と2とが出ること。狂言、双六僧「四三を離れて―となつて修羅道に落ちにけり」 くに‐あらそい国争い‥アラソヒ ①一国の土地または政権の奪いあい。保元物語(金刀比羅本)「主上・上皇の―に夜討ちなんどしかるべからず」 ②国と国との戦い。 く‐に‐いち九二一】 鉄砲に用いた火薬。焔硝9匁・灰火2匁・硫黄1匁の割合で配合したことからの名。 くに‐いっき国一揆】 室町時代、国人こくじん・国衆くにしゅうなどと呼ばれる在国小領主たちを中心として、守護に対抗しておこした一揆。山城国一揆はその代表。 くに‐いり国入り】 大名などが自分の領国におもむくこと。入部。入府。入国。→お国入り くに‐うど国人】 (クニヒトの音便)その国の人。 くに‐えず国絵図‥ヱヅ 江戸幕府が諸大名らに作製・提出させた一国単位の絵図。1591年(天正19)前後に豊臣秀吉が作らせたのが最初。1605年(慶長10)・44年(正保1)・97年(元禄10)・1835年(天保6)のものの一部が現存。規定の縮尺(正保図以降は1里6寸)で、国郡の境界・各村の名と石高・城郭、主要な道や航路・山・寺社などを記入。将軍の全国統治を象徴する意義をもった。 くに‐おもて国表】 (出身地である)自分の領国。くにもと。 くにが】 (国処くにがの意) ⇒くが⇒くにが‐の‐みち【北陸の道】 くに‐がい国飼‥ガヒ 官馬を近畿諸国で飼育すること。また、その馬。 くに‐がえ国替‥ガヘ ①平安時代、諸国の掾じょう・目さかんに任ぜられた人がその地を望まない時に、他の国に転任させること。 ②大名の領地を移しかえること。江戸幕府の大名統制策の一つ。転封てんぽう。移封。改封。

広辞苑くとうで始まるの検索結果 1-10