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しり‐ぞ・く【退く】🔗⭐🔉
しり‐ぞ・く【退く】
[一]〔自四〕
①後へさがる。源氏物語葵「人々は―・きつつさぶらへば」
②退出する。徒然草「禄をいださるれば、肩に掛けて拝して―・く」
③官職などを辞する。身を引く。源氏物語明石「―・きて咎なし」。「政界を―・く」「現役から―・く」
[二]〔他下二〕
⇒しりぞける(下一)
しり‐ぞ・ける【退ける・斥ける】🔗⭐🔉
しり‐ぞ・ける【退ける・斥ける】
〔他下一〕[文]しりぞ・く(下二)
①後へさがらせる。おいかえす。撃退する。平家物語10「自今以後、何のいさみ在つてか凶賊を―・けんや」。「挑戦者を―・ける」
②遠ざける。また、遠ざけて用いない。続日本紀32「皇太子の位停め賜ひ―・け賜ふと宣る」。日葡辞書「トガ(科)ヲシリゾクル」。「誘惑を―・ける」
③拒む。採用しない。「忠告を―・ける」
④地位をおとす。類聚名義抄「黜、シリゾク」
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