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セル🔗🔉

セル (serge オランダ)梳毛糸そもうしを主とした単衣ひとえ着物地や袴はかま用の毛織物。梳毛糸に人絹を撚り合わせたもの、また経糸たていとに絹糸・綿糸などを用いた交織毛織物もある。肌ざわりがよく、初夏に着用。セルジ。〈[季]夏〉。北原白秋、邪宗門「黒の前掛、毛繻子か―か」→サージ

セル【cell】🔗🔉

セルcell】 (小部屋の意) ①(→)細胞。 ②表計算ソフトウェア(スプレッドシート)の縦横に区切られた表の枡目。

せ・る(自動詞)🔗🔉

せ・る 〔自四〕 (上代東国方言)反る。万葉集14「あだたら真弓弾はじき置きて―・らしめきなば弦つらはかめかも」

せ・る【迫る】🔗🔉

せ・る迫る】 〔他四〕 ①少しずつ間をせまくする。 ②せきたてる。促す。浄瑠璃、冥途飛脚「五兵衛行つて―・つてくれと」

せ・る【競る・糶る】🔗🔉

せ・る競る・糶る】 〔他五〕 ①少しの差を争って勝とうとする。きそう。「ゴール前で―・る」 ②きそって値を高くつける。また、せりうりをする。「相場を―・る」 ③商品を持ち歩いて売る。行商する。「田舎を―・って歩く」

せる(助動詞)🔗🔉

せる 〔助動〕 (活用は下一段型。[活用]せ/せ/せる/せる/せれ/せよ・せろ)五段・サ変の動詞の未然形に接続。文語形「す」(下二段活用)。→させる。 ①使役(放任・許容も含めて)を表す。浄瑠璃、ひぢりめん卯月紅葉「家・屋敷・家財までいまが弟の伝三郎にとらせると有るゆづり状」。「他人には使わせない」「希望を認め、子を海外に行かせる」「足を波に洗わせる」 ②「せられる」「せたまう」の形で、高度の尊敬を表す。「繁忙を極める身でいらせられる」「当山開祖に当たらせたまうお方です」

セル‐が【セル画】‥グワ🔗🔉

セル‐がセル画‥グワ アニメーションの原画とする、透明なセルロイドのシートに描いた絵。

セルカリア【cercaria ラテン】🔗🔉

セルカリアcercaria ラテン⇒ケルカリア

セルジ【serge オランダ】🔗🔉

セルジserge オランダ⇒セル

セルシウス【Anders Celsius】🔗🔉

セルシウスAnders Celsius】 スウェーデンの物理学者・天文学者。水の氷点と沸点を定点とした温度目盛を提唱。(1701〜1744)→セ氏

セルジューク‐トルコ【Seljük Türk】🔗🔉

セルジューク‐トルコSeljük Türk】 トルコ系の王朝。10世紀末に中央アジアでイスラム化したトルコ系の一団がセルジュークに率いられてイランに入り、孫のトゥグリル=ベクが1038年に建国。スンニー派を信奉して、アッバース朝カリフと協調し、イランからアナトリア・シリアに至る大帝国を築く。12世紀に分裂して滅亡。(1038〜1194)

セルシン‐モーター【selsyn motor】🔗🔉

セルシン‐モーターselsyn motor】 機械的な角度の変化を遠方に伝達する電気装置。信号の伝達、遠隔測定などに用いる。

セル‐チェッカー【cell checker】🔗🔉

セル‐チェッカーcell checker】 電池の残量の測定器。

セルト【Celt】🔗🔉

セルトCelt⇒ケルト

セルバ【Selva】🔗🔉

セルバSelva】 中南米、特にアマゾン川流域の熱帯雨林の呼称。

セルバンテス【Miguel de Cervantes Saavedra】🔗🔉

セルバンテスMiguel de Cervantes Saavedra】 スペインの作家。生涯は波瀾に富み、レパントの海戦や捕虜生活・入獄も体験。当時流行の小説形式を発展させ、革新的な文学を創造した。主著「ドン=キホーテ」のほか「模範小説集」「ペルシーレスとシヒスムンダの苦難」など。(1547〜1616)

セルビア【Serbia】🔗🔉

セルビアSerbia】 バルカン半島中部にある共和国。ユーゴスラヴィア1を構成した共和国の一つ。モンテネグロと共にユーゴスラヴィア2、のちセルビア‐モンテネグロを構成したが、2006年モンテネグロが分離独立。首都ベオグラード。面積8万8000平方キロメートル。人口750万(2002)。→ヨーロッパ(図)⇒セルビア‐モンテネグロ【Serbia and Montenegro】

セルビア‐モンテネグロ【Serbia and Montenegro】🔗🔉

セルビア‐モンテネグロSerbia and Montenegro】 セルビアとモンテネグロによる連邦国家。2003年ユーゴスラヴィア2が国名を変更したもの。06年モンテネグロの分離独立により解体。 ⇒セルビア【Serbia】

セルフ‐ケア【self-care】🔗🔉

セルフ‐ケアself-care】 自分で自己の健康管理を行うこと。 ⇒セルフ【self】

セルフ‐コントロール【self-control】🔗🔉

セルフ‐コントロールself-control】 ①自制。克己。 ②自動制御。 ⇒セルフ【self】

セルフ‐サービス【self-service】🔗🔉

セルフ‐サービスself-service】 飲食店・商店で、客が自分の注文品を自ら選び取って運ぶ方式。 ⇒セルフ【self】

セルフ‐タイマー【self-timer】🔗🔉

セルフ‐タイマーself-timer】 カメラのシャッターを一定時間をおいて自動的に切る装置。 ⇒セルフ【self】

セルフ‐ヘルプ‐グループ【self-help group】🔗🔉

セルフ‐ヘルプ‐グループself-help group】 慢性疾患・障害をもつ人やその家族が、相互支援のために組織するグループ。患者会など。自助グループ。当事者組織。 ⇒セルフ【self】

セルフ‐メディケーション【self medication】🔗🔉

セルフ‐メディケーションself medication】 医者にかからない、自己責任による手当・治療。自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること。 ⇒セルフ【self】

セルボーンのはくぶつし【セルボーンの博物誌】🔗🔉

セルボーンのはくぶつしセルボーンの博物誌】 (The Natural History and Antiquities of Selborne)イングランド南部、ハンプシャー州の村セルボーン周辺の動植物観察記。同地の牧師ホワイト(Gilbert White1720〜1793)の書簡集で、19世紀の博物学ブームに火をつけたベストセラー。1789年刊。

セル‐モーター🔗🔉

セル‐モーター (和製語self-starting motor)電池で動かす電動機。自動車などの内燃機関の始動に使用。スターター。

セルラーゼ【cellulase】🔗🔉

セルラーゼcellulase】 セルロースの加水分解を触媒する酵素。アオカビやコウジカビ、木材腐朽菌などのセルロース分解菌類、多くの土壌細菌、軟体動物などの体内に含まれる。草食動物やシロアリは、消化管内に共生する微生物のセルラーゼによってセルロースを消化する。

セルラー‐ほうしき【セルラー方式】‥ハウ‥🔗🔉

セルラー‐ほうしきセルラー方式‥ハウ‥ (cellular)携帯電話の方式の一つ。一つの基地局のサービス‐エリアを小さく区画化することで、周波数(電波)の空間的な再利用を行い、周波数利用効率を高める。小ゾーン方式。

セルライト【cellulite】🔗🔉

セルライトcellulite】 皮下脂肪に老廃物が付着して肥大化したもの。

セルリー【celery】🔗🔉

セルリーcelery⇒セロリ

セルロイド【celluloid】🔗🔉

セルロイドcelluloid】 ニトロセルロースに樟脳しょうのうをまぜて製した半透明のプラスチック。セ氏90度で柔軟となり、冷却すれば硬くなる。燃えやすい。玩具・フィルム・文房具・装身具などに用いられた。最近ではアセチルセルロース系のプラスチックを多く用い、これを不燃セルロイドと称する。

セルロース【cellulose】🔗🔉

セルロースcellulose】 グルコースが結合して生じた鎖状高分子化合物。植物の細胞壁および繊維の主要成分で、地球上最多の炭水化物。普通、綿やパルプから採取し、粉末または繊維状を呈する。熱および電気の不良導体。火薬・コロジオンなどの製造に用い、製紙材料・ニトロ‐セルロース・アセチル‐セルロース、その他人造絹糸原料として利用。繊維素。セルローズ。

セルン【CERN】🔗🔉

セルンCERN】 (Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire フランス)ヨーロッパ諸国の共同出資による原子核・素粒子物理学の研究機関。1954年発足。中央研究所はジュネーヴ近郊。

🄰CERN🔗🔉

CERN(セルン) [Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire フランス]欧州原子核研究機構.

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