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うま【午】🔗🔉

うま】 ①十二支の第7。動物では馬に当てる。枕草子158「二月―の月の暁に」 ②南の方角。→方位(図)。 ③昔の時刻の名。真昼の12時。また、およそ今の午前11時から午後1時のあいだの時刻。→時とき。 ④月では陰暦5月、季節では夏至げしに名づける。

うま‐の‐かい【午の貝】‥カヒ🔗🔉

うま‐の‐かい午の貝‥カヒ 午の刻を告げるために吹く法螺ほらの貝。猿蓑「里見え初めて―吹く」(芭蕉) ○馬の籠抜けうまのかごぬけ 馬が曲芸の籠抜けをやろうとするように、無理に無理を重ねること。 ⇒うま【馬】

ご【午】🔗🔉

】 ①十二支の第7。うま。 ②午うまの刻。昼の12時。「三井寺や日は―にせまる若楓」(蕪村)。 ③南。

ご‐か【午下】🔗🔉

ご‐か午下】 午後。ひるすぎ。ひるさがり。

ご‐ご【午後・午后】🔗🔉

ご‐ご午後・午后】 正午から夜の12時までの称。また、正午から日の暮れるまで。↔午前

ごご‐いち【午後一】🔗🔉

ごご‐いち午後一】 その日の午後最初に行うこと。 ○此処一番ここいちばん 今後のなり行きを左右する重大な局面。大きな山場。「―に弱い」 ⇒こ‐こ【此処・此所・此・是・玆・斯】

ご‐さん【午餐】🔗🔉

ご‐さん午餐】 ひるめし。昼食。「―に招待される」 ⇒ごさん‐かい【午餐会】

ごさん‐かい【午餐会】‥クワイ🔗🔉

ごさん‐かい午餐会‥クワイ 客を招待して催す昼食会。 ⇒ご‐さん【午餐】

ご‐じ【午時】🔗🔉

ご‐じ午時】 正午。うまの時。ひるどき。

ご‐しょう【午餉】‥シヤウ🔗🔉

ご‐しょう午餉‥シヤウ 昼食。ひるめし。

ご‐すい【午睡】🔗🔉

ご‐すい午睡】 昼ねること。ひるね。〈[季]夏〉。「―をとる」

ご‐ぜん【午前】🔗🔉

ご‐ぜん午前】 夜の12時から正午までの称。また、夜明けから正午まで。↔午後。 ⇒ごぜん‐さま【午前様】

ごぜん‐さま【午前様】🔗🔉

ごぜん‐さま午前様】 (酒を飲み、また遊び過ごして)帰宅が深夜の12時過ぎになること。また、その人。「御前様」をもじっていう。 ⇒ご‐ぜん【午前】

ご‐てん【午天】🔗🔉

ご‐てん午天】 うまの時。ひる時。まひる。

ご‐ねつ【午熱】🔗🔉

ご‐ねつ午熱】 日中の暑気。

ご‐はん【午飯】🔗🔉

ご‐はん午飯】 ひるめし。昼食。

ご‐ほう【午砲】‥ハウ🔗🔉

ご‐ほう午砲‥ハウ 正午を報ずる号砲。正岡子規、鶴物語「―忽ち松の梢を動かして響き渡れば」→どん

ご‐や【午夜】🔗🔉

ご‐や午夜】 午前零時。よなか。まよなか。夜半。

ひる‐じぶん【昼時分・午時分】🔗🔉

ひる‐じぶん昼時分・午時分】 ①正午頃。昼ごろ。 ②衣服などが古くなりかけていること。ひるごろ。洒落本、客者評判記「ひぢりめんの少ししみはあれど、―の下帯」

ひる‐しょく【午食】🔗🔉

ひる‐しょく午食】 (主として明治・大正期に用いた語)(→)昼飯ひるめしに同じ。

[漢]午🔗🔉

 〔十部3画〕

[漢]午🔗🔉

 字形  筆順 部2画/4画/教育/2465・3861〕 〔音〕(呉)(漢) 〔訓〕うま・ひる [意味] 十二支の第七。うま。方角では南、時刻では昼の十二時(の前後各一時間)に当てる。「午後・午睡・午餐ごさん・正午・丙午・子午線」 [解字] 解字上下に動くきねを描いた象形文字。「杵」の原字。上下に行き交う意から、交差する、さからう、の意ともなる。十二支の前半と後半との交点となる七番目にあてた。もと、十部2画。

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