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さっ・す【撒す】🔗🔉

さっ・す撒す】 〔他サ変〕 (サツは漢音)放つ。ふりちぎる。孔雀楼筆記「勇みすすんで網を―・す」

さっ‐すい【撒水】🔗🔉

さっ‐すい撒水】 水をまくこと。→さんすい

さっ‐ぱ【撒播】🔗🔉

さっ‐ぱ撒播⇒さんぱ

さっ‐ぷ【撒布】🔗🔉

さっ‐ぷ撒布】 ふりまくこと。→さんぷ

さっ‐ぺい【撒兵】🔗🔉

さっ‐ぺい撒兵】 江戸幕府が文久(1861〜1864)年間に創設した洋式の歩兵。フランス人に教練させ、江戸城の諸門に配置した。さんぺい。

サマルカンド【Samarkand・撒馬児干】🔗🔉

サマルカンドSamarkand・撒馬児干】 中央アジア、ウズベキスタン共和国の東部、中央アジア最古の都市。隋・唐時代の康国。のちティムール帝国の都。人口36万1千(2001)。 サマルカンド シャーヒ‐ジンダ廟群 撮影:小松義夫 ○様を見ろざまをみろ 失敗したさまの醜さを知れ、の意から転じて、人の失敗をあざけっていう語。それ見たか。ざまみろ。 ⇒ざま【様・態】

サルサ【撒爾沙・撒児沙】🔗🔉

サルサ撒爾沙・撒児沙】 (zarzaparrilla スペイン)ユリ科サルトリイバラ属の落葉低木。原産は熱帯アメリカ。茎は蔓性で剛く、葉は長心臓形で膜質。基部に巻鬚まきひげがある。花は淡緑色で、のち丸い液果を結ぶ。根はサルサ根と呼び、利尿・発汗・梅毒ばいどく・皮膚病の治療薬とする。サルサパリルラ。

さん‐すい【撒水】🔗🔉

さん‐すい撒水】 (サッスイの誤読。「散水」とも書く)水をまくこと。「庭に―する」 ⇒さんすい‐しゃ【散水車・撒水車】

さんすい‐しゃ【散水車・撒水車】🔗🔉

さんすい‐しゃ散水車・撒水車】 道路面の清掃のため、水をまきながら走る車。水撒き自動車。〈[季]夏〉 ⇒さん‐すい【撒水】

さん‐ぱ【撒播】🔗🔉

さん‐ぱ撒播】 (サッパの慣用読み)種子を田畑の全面に一様に播き散らす播種法。牧草・麻などで行われる。→条播じょうは

さん‐ぷ【撒布】🔗🔉

さん‐ぷ撒布】 (サップの誤読。「散布」とも書く)ふりまくこと。ふりかけること。「農薬を―する」 ⇒さんぷ‐ざい【撒布剤・散布剤】

さんぷ‐ざい【撒布剤・散布剤】🔗🔉

さんぷ‐ざい撒布剤・散布剤】 腋窩えきか・股間などの湿潤しやすい部位に撒布して、湿疹の予防または浅い創面の治療に用いる外用薬。亜鉛華あえんか澱粉などの類。 ⇒さん‐ぷ【撒布】

さん‐ぺい【撒兵】🔗🔉

さん‐ぺい撒兵】 サッペイの誤読。

まき‐え【撒き餌】‥ヱ🔗🔉

まき‐え撒き餌‥ヱ ①小鳥・魚などに餌を撒きちらして与えること。また、その餌。 ②魚をおびき寄せるために撒く餌。寄せ餌。こませ。

まき‐ごころ【撒き心】🔗🔉

まき‐ごころ撒き心】 人を避けようとする心。同伴者を欺いて身をかくそうという気持。好色五人女2「はや―になりて気のせくまま急ぎ行くに」

まき‐ごめ【撒米・蒔米】🔗🔉

まき‐ごめ撒米・蒔米】 神仏に詣でる時、まいて手向ける米。散米さんまい→撒銭まきせん

まき‐ずな【蒔砂・撒砂】🔗🔉

まき‐ずな蒔砂・撒砂】 庭園・道路などに蒔き散らしておく砂。

まき‐せん【撒銭・蒔銭】🔗🔉

まき‐せん撒銭・蒔銭】 ①伊勢神宮に参詣者が巡拝する時に撒米まきごめのかわりにまく銭。鳩の目銭を用いた。散銭。 ②棟上げなどの際、施工主が祝いとして参列者にまく銭貨。 ③乞食などにまいて与える銭。

まき‐ちら・す【撒き散らす】🔗🔉

まき‐ちら・す撒き散らす】 〔他五〕 まいてちらす。あたり一面にふりまいてちらす。「うわさを―・す」

まき‐みず【撒き水】‥ミヅ🔗🔉

まき‐みず撒き水‥ミヅ 水をまくこと。また、その水。さっすい。さんすい。

ま・く【蒔く・播く・撒く】🔗🔉

ま・く蒔く・播く・撒く】 〔他五〕 ①種を畑などに散らしおく。古事記「山県に―・けるあをなも」。天草本伊曾保物語「或る人麻の種を―・くところを」 ②(「種を―・く」の形で)物事の原因をつくる。源氏物語東屋「数ならぬ身に物思ふ種をやいとど―・かせて見侍らむ」。「けんかの種を―・く」 ③《撒》散らしかける。ばらまく。撒布する。厳島御本地「にはには金銀のいさごを―・き」。日葡辞書「ニワニシラスヲマキタツル」。「水を―・く」「ビラを―・く」「話題を―・く」 ④《撒》金銭などを多く分け与える。日葡辞書「ジヒバコ(慈悲箱)ニカネヲマキイルル」 ⑤《蒔》蒔絵まきえをする。栄華物語衣珠「御厨子どもの蒔絵にはみな法文を―・かせ給へり」 ⑥(遊里語)自分の気に染まぬ者を避ける。色道大鏡「―・く、いやなる者を、それと言はずに其の座を立たせ、又来べき者を、来ぬやうにしかけたる貌をいふ」 ⑦《撒》転じて、相手の目をくらまして行動する。「うまく―・いて逃げてきた」 ⇒蒔かぬ種は生えぬ

[漢]撒🔗🔉

 字形 〔手(扌)部12画/15画/2721・3B35〕 〔音〕サツ(漢) サン(慣) 〔訓〕まく [意味] 手でまきちらす。「撒水・撒布」

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