複数辞典一括検索+
ほうしゃ‐せん【放射線】ハウ‥🔗⭐🔉
ほうしゃ‐せん【放射線】ハウ‥
(radiation)
①放射性元素の崩壊に伴って放出される粒子線または電磁波。アルファ線・ベータ線・ガンマ線の3種をいうが、それらと同じ程度のエネルギーをもつ粒子線・宇宙線も含める。アルファ線はヘリウムの原子核、ベータ線は電子または陽電子から成る粒子線、ガンマ線は非常に波長が短い電磁波。いずれも気体を電離し、写真作用・蛍光作用を示す。1896年ベクレルにより、ウラン化合物から発見された。
②広義には種々の粒子線および電磁波の総称。輻射線。あるいは単に放射・輻射ともいう。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐かがく【放射線化学】ハウ‥クワ‥🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐かがく【放射線化学】ハウ‥クワ‥
放射線の照射によりひき起こされる化学反応およびその生成物について研究する化学の一分野。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐じゅうごう【放射線重合】ハウ‥ヂユウガフ🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐じゅうごう【放射線重合】ハウ‥ヂユウガフ
高エネルギー放射線の照射により開始される付加重合。ラジカル重合とイオン重合がある。低温でも、また固相でも起こり得るのが特徴。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐しょうがい【放射線障害】ハウ‥シヤウ‥🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐しょうがい【放射線障害】ハウ‥シヤウ‥
放射線の照射により生体に生じる有害な影響。身体的な影響と遺伝的な影響とがあり、また照射線量・部位及び核種により障害に差異がある。一般に分裂の盛んな細胞ほど感受性が強く、貧血・白血球減少・出血傾向・免疫不全・脱毛・不妊等を来し、後遺症として白血病・癌・臓器線維症等を発症する。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐たい【放射線帯】ハウ‥🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐たい【放射線帯】ハウ‥
地球の磁気圏の中で高速の陽子や電子が多量に存在する領域。地球の磁軸と直交するドーナツ状に分布。バン=アレン帯。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐りょう【放射線量】ハウ‥リヤウ🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐りょう【放射線量】ハウ‥リヤウ
物質に照射された放射線の生物学的または化学的効果を定量的に表すための放射線の量。単に線量ともいい、照射線量と吸収線量とがある。→照射線量→吸収線量。
⇒ほう‐しゃ【放射】
ほうしゃせん‐りょうほう【放射線療法】ハウ‥レウハフ🔗⭐🔉
ほうしゃせん‐りょうほう【放射線療法】ハウ‥レウハフ
放射線を利用して癌などを治療する方法。
⇒ほう‐しゃ【放射】
広辞苑に「放射線」で始まるの検索結果 1-7。