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広辞苑の検索結果 (7)

ほうしゃ‐せん【放射線】ハウ‥🔗🔉

ほうしゃ‐せん放射線ハウ‥ (radiation) ①放射性元素の崩壊に伴って放出される粒子線または電磁波。アルファ線・ベータ線・ガンマ線の3種をいうが、それらと同じ程度のエネルギーをもつ粒子線・宇宙線も含める。アルファ線はヘリウムの原子核、ベータ線は電子または陽電子から成る粒子線、ガンマ線は非常に波長が短い電磁波。いずれも気体を電離し、写真作用・蛍光作用を示す。1896年ベクレルにより、ウラン化合物から発見された。 ②広義には種々の粒子線および電磁波の総称。輻射線。あるいは単に放射・輻射ともいう。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐かがく【放射線化学】ハウ‥クワ‥🔗🔉

ほうしゃせん‐かがく放射線化学ハウ‥クワ‥ 放射線の照射によりひき起こされる化学反応およびその生成物について研究する化学の一分野。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐じゅうごう【放射線重合】ハウ‥ヂユウガフ🔗🔉

ほうしゃせん‐じゅうごう放射線重合ハウ‥ヂユウガフ 高エネルギー放射線の照射により開始される付加重合。ラジカル重合とイオン重合がある。低温でも、また固相でも起こり得るのが特徴。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐しょうがい【放射線障害】ハウ‥シヤウ‥🔗🔉

ほうしゃせん‐しょうがい放射線障害ハウ‥シヤウ‥ 放射線の照射により生体に生じる有害な影響。身体的な影響と遺伝的な影響とがあり、また照射線量・部位及び核種により障害に差異がある。一般に分裂の盛んな細胞ほど感受性が強く、貧血・白血球減少・出血傾向・免疫不全・脱毛・不妊等を来し、後遺症として白血病・癌・臓器線維症等を発症する。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐たい【放射線帯】ハウ‥🔗🔉

ほうしゃせん‐たい放射線帯ハウ‥ 地球の磁気圏の中で高速の陽子や電子が多量に存在する領域。地球の磁軸と直交するドーナツ状に分布。バン=アレン帯。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐りょう【放射線量】ハウ‥リヤウ🔗🔉

ほうしゃせん‐りょう放射線量ハウ‥リヤウ 物質に照射された放射線の生物学的または化学的効果を定量的に表すための放射線の量。単に線量ともいい、照射線量と吸収線量とがある。→照射線量→吸収線量⇒ほう‐しゃ【放射】

ほうしゃせん‐りょうほう【放射線療法】ハウ‥レウハフ🔗🔉

ほうしゃせん‐りょうほう放射線療法ハウ‥レウハフ 放射線を利用して癌などを治療する方法。 ⇒ほう‐しゃ【放射】

大辞林の検索結果 (12)

ほうしゃ-せん【放射線】🔗🔉

ほうしゃ-せん ハウ― [0] 【放射線】 放射性核種の崩壊によって放出されるα線・β線・γ線の総称。広義には,原子核や素粒子の反応によって放出される X 線などの電磁波や中性子線などの粒子線も含める。

ほうしゃ-せん-いでんがく【放射線遺伝学】🔗🔉

ほうしゃ-せん-いでんがく ハウ―デンガク [7] 【放射線遺伝学】 放射線照射が遺伝子に与える作用を研究する遺伝学の一分野。

ほうしゃ-せん-かがく【放射線化学】🔗🔉

ほうしゃ-せん-かがく ハウ―クワガク [6] 【放射線化学】 物質に放射線を照射し,それによって起こる化学変化を研究する化学の一分野。

ほうしゃ-せん-けんしゅつき【放射線検出器】🔗🔉

ほうしゃ-せん-けんしゅつき ハウ― [9] 【放射線検出器】 放射線と物質との相互作用(電離作用・発光作用など)を利用して放射線を検出する装置。検出方法や用途により種々のものがある。ガイガー-ミュラー計数管・電離箱・霧箱など。粒子検出器。

ほうしゃ-せん-じゅうごう【放射線重合】🔗🔉

ほうしゃ-せん-じゅうごう ハウ―ヂユウガフ [6] 【放射線重合】 X 線・γ線・電子線などの高エネルギー放射線の照射によって起こる付加重合。低温でも,また,気相・液相・固相のいずれにおいても,反応を行わせることが可能であり,種々の高分子物質の製造に利用する。

ほうしゃ-せん-しょうがい【放射線障害】🔗🔉

ほうしゃ-せん-しょうがい ハウ―シヤウガイ [6] 【放射線障害】 一定以上の放射線をうけたことにより人体に生じる有害な影響。放射線皮膚炎・放射線腸炎・白血病など。

ほうしゃ-せん-たい【放射線帯】🔗🔉

ほうしゃ-せん-たい ハウ― [0] 【放射線帯】 ⇒バン=アレン帯(タイ)

ほうしゃ-せん-たんしょう【放射線探傷】🔗🔉

ほうしゃ-せん-たんしょう ハウ―タンシヤウ [6] 【放射線探傷】 非破壊検査法の一。X 線・γ線・β線あるいは中性子線を物体に照射し,透過した放射線の強度分布をフィルムまたは蛍光板に受け,その像から物体内部の欠陥の有無を調べる。

ほうしゃ-せん-とりあつかいしゅにんしゃ【放射線取扱主任者】🔗🔉

ほうしゃ-せん-とりあつかいしゅにんしゃ ハウ―トリアツカヒ― [13] 【放射線取扱主任者】 科学技術庁長官の免状を受け,放射線を取り扱う事業所で放射線障害防止について監督を行う者。

ほうしゃ-せん-ぶつりがく【放射線物理学】🔗🔉

ほうしゃ-せん-ぶつりがく ハウ― [8] 【放射線物理学】 放射線と物質との相互作用を研究する物理学の一分野。

ほうしゃ-せん-りょう【放射線量】🔗🔉

ほうしゃ-せん-りょう ハウ―リヤウ [4] 【放射線量】 ⇒線量(センリヨウ)

ほうしゃ-せん-りょうほう【放射線療法】🔗🔉

ほうしゃ-せん-りょうほう ハウ―レウハフ [6] 【放射線療法】 放射線を用いて行う治療法。特に癌などの悪性腫瘍が対象となる。放射線治療。

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