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あけ‐ぐれ【明け暗れ】🔗🔉

あけ‐ぐれ明け暗れ】 夜が明けきる前の少し暗い感じの残る頃。また、その状態。未明。万葉集4「―の朝ぎり隠り鳴くたづの」

みょうあん‐りゅう【明暗流】ミヤウ‥リウ🔗🔉

みょうあん‐りゅう明暗流ミヤウ‥リウ 尺八の流派名。 ①普化ふけ尺八の諸派の総称。江戸初期に普化宗の宗教音楽として誕生。虚無僧こむそうが吹く。琴古流・都山流の源流。 ②狭義には、京都の明暗寺を本拠とする明暗対山流の別称。

めい‐あん【明暗】🔗🔉

めい‐あん明暗】 ①明るいことと暗いこと。 ②絵画において、立体感をはっきりさせるために色彩の濃淡・強弱で明部と暗部を区別すること。明暗法。陰影法。キアロスクーロ。 ⇒めいあん‐じゅんのう【明暗順応】 ⇒めいあん‐とう【明暗灯】 ⇒めいあん‐りゅう【明暗流】 ⇒明暗を分ける

めいあん【明暗】(作品名)🔗🔉

めいあん明暗】 小説。夏目漱石作。1916年(大正5)朝日新聞に連載。作者死亡のため未完。会社員津田由雄とその妻お延を中心として、愛の可能性や人間関係における利己主義を問い直す。 →文献資料[明暗]

めいあん‐じゅんのう【明暗順応】‥オウ🔗🔉

めいあん‐じゅんのう明暗順応‥オウ 〔生〕明順応と暗順応とを合わせた呼称。普通は明順応の方が暗順応に比べて速い。 ⇒めい‐あん【明暗】

めいあん‐とう【明暗灯】🔗🔉

めいあん‐とう明暗灯】 航路標識の灯光で、一定の時間間隔で明滅するもの。 ⇒めい‐あん【明暗】

めいあん‐りゅう【明暗流】‥リウ🔗🔉

めいあん‐りゅう明暗流‥リウ ⇒みょうあんりゅう ⇒めい‐あん【明暗】 ○明暗を分けるめいあんをわける ①勝ち負けや成否などをはっきり決める契機となる。「とっさの判断が―」 ②二者が、良い方と悪い方とに対照的に分かれる。「製品の売行きは両社明暗を分けた」 ⇒めい‐あん【明暗】

○明暗を分けるめいあんをわける🔗🔉

○明暗を分けるめいあんをわける ①勝ち負けや成否などをはっきり決める契機となる。「とっさの判断が―」 ②二者が、良い方と悪い方とに対照的に分かれる。「製品の売行きは両社明暗を分けた」 ⇒めい‐あん【明暗】 めい‐い名医】 名高い医者。すぐれた医師。 めい‐い名彙‥ヰ 物の名称を集めたもの。また、それを解説した書。 めい‐い明衣】 ①神に奉仕し、または物忌ものいみする者が沐浴の後に着る白布の浄衣。 ②宮中で御湯殿に奉仕する蔵人くろうどが着た白の生絹すずしの衣。 めいいたいほうろく明夷待訪録‥ハウ‥ (明夷は易の卦名で、明るいものがやぶれ傷つく意)思想書。明末清初の儒者黄宗羲こうそうぎの著。君主の専制的在り方を非難し、公論の尊重を主張。清末、革命思想家にとりあげられて広く流布。 めい‐う・つ銘打つ】 〔自五〕 (「銘を打つ」から)人目をひく、立派な呼び名を付ける。「世界最大と―・ったスペクタクル」 めい‐うん命運】 めぐりあわせ。運命。「―が尽きる」 メイエAntoine Meillet】 フランスの言語学者。一般言語学・印欧語学の業績が多く、言語事実の社会的性格を強調。著「印欧語比較研究入門」など。(1866〜1936) めい‐えつ名謁(→)名対面なだいめんに同じ。 メイエルホリドVsevolod Emil'evich Meierkhol'd】 ロシアの俳優・演出家。初めモスクワ芸術座の俳優。革命後、メイエルホリド劇場を創設、構成主義的な指導をしたが、1938年閉鎖。スターリンの命により逮捕、銃殺された。(1874〜1940) めい‐えん名園・名苑‥ヱン 名高い庭園。すぐれた庭園。 めい‐えん名演】 すばらしい演技・演奏。「しばし―に聞きほれる」 めい‐えん茗園‥ヱン 茶畑。茶園。 めい‐えん茗醼】 茶の湯の会。 めい‐おう名王‥ワウ 名高い君主。すぐれた君主。 めい‐おう明王‥ワウ 賢明な君主。 めいおう明応】 [文選・周易]戦国時代、後土御門・後柏原天皇朝の年号。延徳4年7月19日(1492年8月12日)改元、明応10年2月29日(1501年3月18日)文亀に改元。 めいおう‐せい冥王星‥ワウ‥ (Pluto ラテン)太陽系の準惑星の一つ。1930年アメリカの天文学者トンボー(C. W. Tombaugh1906〜1997)が発見。太陽系の最も外側を回る惑星とされた。軌道の離心率が大きく、太陽からの距離は44億4000万キロメートルから73億9000万キロメートルまで変化し、海王星の軌道の内側に入ることもある。3個の衛星をもつ。質量は地球の500分の1。自転周期6日9時間。公転周期248年。 冥王星 撮影:NASA/STScI めい‐か名花‥クワ 名高く美しい花。美女の形容。 ⇒めいか‐じゅうにかく【名花十二客】 ⇒めいか‐じゅうゆう【名花十友】 めい‐か名家】 ①名望のある家柄。名門。「地方の―」 ②その道に秀でた人。名人。 ③公卿くぎょうの家格の一つ。羽林家うりんけの下。文筆を主とし、大納言まで昇進できる家柄。日野・広橋・烏丸など。太平記13「或いは清華の家是を妬ねたみ、或いは―の輩是を猜そねんで」 ④中国、春秋戦国時代の諸子百家の一つ。名(言葉)と実(実体)との関係を明らかにしようとする論理学派。公孫竜・恵施はその代表者。 めい‐か名菓‥クワ 名のある菓子。すぐれた菓子。 めい‐か名歌】 名高い歌。すぐれた歌。「古今の―」 めい‐か銘菓‥クワ 特別な名をもつ有名な菓子。 めい‐が名画‥グワ ①名高い絵。すぐれた絵。「泰西―」 ②有名な映画。すぐれた映画。「往年の―を上映する」 めい‐が螟蛾】 メイガ科に属するガの総称。特に、髄虫ずいむしの羽化したガ。農林作物の害虫が多い。 ゴマダラノメイガ 撮影:海野和男 マエベニノメイガ 撮影:海野和男 モンキクロノメイガ 撮影:海野和男 めい‐かい明快‥クワイ ①さっぱりとして心持のよいこと。 ②筋道が明らかですっきりしていること。「論理―」「単純―」「―な解説」 めい‐かい明解】 はっきりと解釈すること。明白にわかること。 めい‐かい迷界】 〔仏〕迷いの世界。有情うじょうが流転する境界。三界さんがい。衆生界しゅじょうかい。↔仏界 めい‐かい冥界】 めいど。よみじ。あの世。「―をさまよう魂」→冥界みょうかい めい‐かい溟海】 あおうなばら。大海。 めい‐かく明確】 明らかで確実なこと。はっきりしていること。「―な答弁」「責任が―でない」「境界を―にする」 めいか‐じゅうにかく名花十二客‥クワジフ‥ (画題)宋の張景修が十二種の名花を選んで客になぞらえたもの。牡丹を貴客、梅を清客、菊を寿客、瑞香じんちょうげを佳客、丁香ちょうじを素客、蘭を幽客、蓮を静客、荼蘼どび(ときんいばら)を雅客、桂かつらを仙客、薔薇を野客、茉莉まつりを遠客、芍薬しゃくやくを近客とする。 ⇒めい‐か【名花】 めいか‐じゅうゆう名花十友‥クワジフイウ (画題)宋の曾端伯が草木の花十種を選び、友になぞらえたもの。荼蘼どびを韻友、茉莉まつりを雅友、瑞香じんちょうげを殊友、荷花はすを浄友、桂かつらを仙友、海棠かいどうを名友、菊花を佳友、芍薬しゃくやくを艶友、梅を清友、梔子くちなしを禅友とする。茉莉・芍薬を省き、蘭(芳友)・蝋梅(奇友)を加える説もある。 ⇒めい‐か【名花】 めい‐がら銘柄】 ①商品の名。商標。「一流の―」 ②取引の対象となる商品・有価証券などの名称。 ⇒めいがら‐ばいばい【銘柄売買】 ⇒めいがら‐まい【銘柄米】 めいがら‐ばいばい銘柄売買】 取引方法の一つ。現物または見本によらず、単にその銘柄だけを表示して売買取引をする方法。迅速で簡易なのが特徴。 ⇒めい‐がら【銘柄】 めいがら‐まい銘柄米】 県の奨励を受けるなど、特にすぐれた品質を持つとして、産地や品種を表示した米。新潟県産コシヒカリなど。 ⇒めい‐がら【銘柄】 めい‐かん名鑑】 人や物の名を集めて分類した名簿。人名録。 めい‐かん明鑑】 ①あきらかな鏡。明鏡。 ②よく物事を見きわめること。明察。 めい‐かん冥感】 神仏に信心の通ずること。みょうかん。 めい‐かん銘肝】 心に刻みつけて忘れないこと。肝銘。銘記。 めい‐かん鳴管‥クワン 鳥類の発声器官。気管支の分岐点にあり、内部の薄膜が呼気により振動して音を発する。 めい‐き名器】 名高い器物や楽器。すぐれた器物や楽器。「バイオリンの―」「茶道の―」 めい‐き明記】 はっきりと書きしるすこと。「その旨―すること」「憲法に―された権利」 めい‐き明器】 (神明の器の意)墳墓の中に埋めるために特別に作った非実用的な器物。死者の来世の生活のためのもので、人物・動物・家屋・生活用具などを表現。中国では、殷周時代にはじまり、漢代から唐代に盛行、明・清代に及ぶ。→俑よう めい‐き冥鬼】 冥界にいるという鬼。 めい‐き銘記】 深く心にきざみつけて忘れないこと。銘肝。「師の教えを―する」 めい‐き銘旗】 葬式の時に死者の氏名を記した旗。 めい‐ぎ名妓】 有名な芸妓。すぐれた芸妓。 めい‐ぎ名義】 ①なまえ。名号。 ②(→)名分めいぶんに同じ。 ③表面上の名前。「―を借りる」「―上の所有者」「―書換え」 ⇒めいぎ‐にん【名義人】 めいぎ‐にん名義人】 公の書類などに正式に名前を表している人。名前人。 ⇒めい‐ぎ【名義】 めい‐きゅう命宮】 人相判断で、両眉の間。眉間みけん。その形状によって運命を判断し得るとする。 めい‐きゅう迷宮】 簡単には出口がわからないように作った宮殿。 ⇒めいきゅう‐いり【迷宮入り】 めい‐きゅう盟休‥キウ 同盟休校の略。学生が、共通の要求を通すために同盟して学校を休むこと。 めいきゅう‐いり迷宮入り】 事件が解決せず、真相が分からないままになってしまうこと。お宮入り。 ⇒めい‐きゅう【迷宮】 めい‐きょ明渠】 おおいのない水路。↔暗渠 めい‐きょう名教‥ケウ 人として守るべき道を明らかにする教え。儒教。 めい‐きょう明鏡‥キヤウ (メイケイとも) ①くもりのない鏡。 ②明らかな証拠。 ⇒めいきょう‐しすい【明鏡止水】 ⇒明鏡も裏を照らさず めい‐きょう冥境‥キヤウ よみじ。めいど。冥界。 めいきょう‐しすい明鏡止水‥キヤウ‥ (くもりのない鏡と静かな水との意から)邪念がなく、静かに澄んだ心境。 ⇒めい‐きょう【明鏡】

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