複数辞典一括検索+![]()
![]()
○横車を押すよこぐるまをおす🔗⭐🔉
○横車を押すよこぐるまをおす
無理を通す。横に車を押す。
⇒よこ‐ぐるま【横車】
よこ‐ぐるわ【横郭】
城または砦とりでの側方へ張り出した郭。
よこ‐ぐわえ【横銜え】‥グハヘ
①口に横にしてくわえること。花暦八笑人「舌を巻き葉の―」
②なまかじり。ききかじり。和合人「また始まつたと思へど余り―の学問が憎さに」
よご‐こ【余呉湖】
滋賀県北部、伊香郡余呉町にある陥没湖。湖面標高132メートル。最大深度13メートル。面積1.8平方キロメートル。余呉川によって琵琶湖に注ぐ。羽衣伝説がある。よごのうみ。
余呉湖
撮影:的場 啓
よこ‐こう【横坑】‥カウ
鉱山で、地中に水平にうがった坑道。↔立坑。→通洞
よ‐ごこち【世心地】
世にはやる病気。流行病。疫病。世の中ごこち。撰集抄「その里に―おびたたしくはやりて」
よこ‐ごと【横言】
人を中傷することば。讒言ざんげん。万葉集9「垣ほなす人の―繁みかも」
よ‐ごころ【世心】
男女間の情。いろけ。色情。春情。伊勢物語「―つける女」
よこ‐さ【横さ】
(サは接尾語。横方よこさまの意)よこの方。万葉集18「縦たたさにもかにも―も」↔たたさ
よこ‐ざ【横座】
①正面の席。上座。大饗のときの正座しょうざ。今昔物語集26「長たけ七八尺ばかりなる猿―にあり…次々の左右そうに猿百ばかり居並みて」
②(炉の奥正面の席で、敷物が正面に向かって横向きになるところからいう)主人のすわる席。亭主座。↔竪座たてざ。→いろり(図)。
③勘定吟味役の異称。
よこざ【横座】
狂言。牛主が牛をとりかえそうと、「横座よ」と牛の名を呼ぶが、牛が答えないので苦心する。
よこ‐ざい【横材】
建築で、水平方向に渡された部材の総称。梁はり・桁けた・楣まぐさなど。横架材。
よこ‐ざき【横裂き】
横に引き裂くこと。
よこ‐ざし【横挿】
髷まげの後部に横から差すかんざし。
よこ‐さび【横皺】
近世の烏帽子えぼしの皺しぼの、横に高く低く畝うねを立てたもの。
よこ‐ざま【横方・横様】
(ヨコサマとも)
①横の方。横向き。枕草子49「鼻は―なりとも」。「―に吹きつける雨」↔縦ざま。
②当然でないこと。道理にそむくこと。よこしまなこと。非道。今昔物語集20「人は心直かるべし、永く―の心の仕つかふべからず」
⇒よこざま‐あめ【横方雨】
⇒よこざま‐ぎり【横方斬り】
⇒よこざま‐の‐さいわい【横様の幸】
⇒よこざま‐の‐しに【横様の死】
よこざま‐あめ【横方雨】
(→)「よこあめ」に同じ。源氏物語野分「―いとひややかにふりいづ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐ぎり【横方斬り】
刃物を横ざまにふりまわして斬ること。狂言、髭櫓「―縦さま切りに切り立てられ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐の‐さいわい【横様の幸】‥サイハヒ
予期していなかった幸い。僥倖ぎょうこう。増鏡「いとめでたく横さまの御さいはひおはしける宮なり」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐の‐しに【横様の死】
(「横死おうし」の訓読)非業ひごうの死。犬死。源氏物語手習「これ―をすべきものにこそあめれ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこ‐さめ【横雨】
⇒よこあめ
よこ‐さら・う【横去らふ】‥サラフ
〔自四〕
(フは接尾語)横に移動する。横にゆく。古事記中「この蟹や…―・ふいづくに至る」
よこ‐さる【横猿】
〔建〕竪框たてがまちに仕込んで横に動かして戸じまりするもの。↔竪猿。→猿(図)。
⇒よこさる‐ど【横猿戸】
よこさる‐ど【横猿戸】
横猿を装置した戸。
⇒よこ‐さる【横猿】
よこ‐ざん【横桟】
戸の上下の框かまちの間に横につける桟。
よこ‐ざん【横産】
胎児が横位おういの分娩。
よこし【脾】
脾臓ひぞうのこと。〈倭名類聚鈔3〉
よこ‐し【横し】
(→)「よこさ」に同じ。成務紀「南北を日の―とす」
⇒よこし‐の‐みち【横しの道】
よごし【汚し】
①よごすこと。また、よごれること。「面つら―」「口―」
②あえもの。歌舞伎、お染久松色読販「田螺の―よりは」。「ごま―」
よ‐ごし【夜越し】
①夜を越すこと。夜通し。散木奇歌集「君がため―に摘める七草の」
②夜、山や川などを越すこと。
よこ‐じく【横軸】‥ヂク
①横に長い軸物。
②〔数〕直交座標系において横方向にとった座標軸。普通、独立変数が動く数直線を横軸にとる。↔縦軸。
⇒よこじく‐うけ【横軸受】
よこじく‐うけ【横軸受】‥ヂク‥
荷重が軸に直角にかかる最も代表的な軸受。一般に円筒または円錐状をなす。
⇒よこ‐じく【横軸】
よこ‐しぐれ【横時雨】
横から吹きつける時雨。
よこ‐しとみ【横蔀】
(→)廊下橋2に同じ。
よこし‐の‐みち【横しの道】
よこに通っている道。東西に通った道。〈倭名類聚鈔10〉
⇒よこ‐し【横し】
よこ‐しぶき【横しぶき】
横から吹きつける雨のしぶき。
よこしほう‐がため【横四方固め】‥ハウ‥
柔道の抑え込み技の一つ。相手を仰向けにして、直角に体を交差させて、上から抑え込む。
よこ‐しま【邪・横しま】
(ヨコサマの転か)
①横の方向であること。また、そのさま。景行紀「―に山より射る」
②正しくないこと。邪悪。邪曲。横道。「―な恋」
⇒よこしま‐かぜ【横しま風】
⇒よこしま‐ごと【邪言】
よこ‐じま【横縞】
緯よこいとの方向にできた縞模様。また、その織物。↔竪縞
よこしま‐かぜ【横しま風】
横ざまに吹く風。万葉集5「―のにふぶかに覆ひ来れば」
⇒よこ‐しま【邪・横しま】
よこしま‐ごと【邪言】
邪悪なことば。また、悪口。中傷。
⇒よこ‐しま【邪・横しま】
よこ・す【讒す】
〔他四〕
(ヨコは横)正しくないことを言う。事実をまげて悪く言う。斉明紀「枉まげて我が客まらうとを―・す」。万葉集12「人言の―・すを聞きて」
よこ・す【寄越す・遣す】
〔他五〕
①こちらへ来させる。こちらへとどける。送ってくる。こちらへ渡す。「使いを―・す」
②(動詞の連用形に助詞「て」の付いた形の下に付いて)先方からこちらへ何かをしてくる意を表す。「何も言って―・さない」
よご・す【汚す】
〔他五〕
①きたなくする。けがす。大石寺本曾我「これによつて耳を―・しぬれば洗ふなり」。「どろで―・す」「空気を―・す」
②あえものをする。「ごまで―・す」
よこすか【横須賀】
神奈川県南東部の市。三浦半島の東岸、東京湾の入口に位置する。元軍港で、鎮守府・東京湾要塞司令部・造船所などがあった。現在、米海軍・自衛隊の基地、自動車工場がある。人口42万6千。
⇒よこすか‐せん【横須賀線】
よこすか‐せん【横須賀線】
JR東海道線の支線。大船から横須賀を経て久里浜くりはまに至る。全長23.9キロメートル
⇒よこすか【横須賀】
よこ‐ずき【横好き】
(上手でもないのに)むやみに好きなこと。「下手の―」
よこ‐すじ【横筋】‥スヂ
①横に引いたすじ。↔縦筋。
②横の道筋。よこみち。
よこ‐ずっぽう【横外方】‥パウ
(→)「よこぞっぽう」に同じ。
よこ‐すべり【横滑り】
①横にすべること。
②同程度の地位で他に異動すること。
③スキー技術の一つ。斜面で、スキーを平行にしたまま横ずれさせながら滑り降りる。
よこずれ‐だんそう【横ずれ断層】
断層運動において、横ずれ成分が縦ずれ成分より大きい断層。右ずれ断層と左ずれ断層の2種がある。→断層(図)
よこ‐ずわり【横座り・横坐り】
脚を横に出し、姿勢をくずしてすわること。
よこせ【横瀬】
姓氏の一つ。
⇒よこせ‐やう【横瀬夜雨】
よこせ‐やう【横瀬夜雨】
詩人。本名、虎寿。茨城県生れ。病苦に悩み、その詩は典麗で哀調を帯びる。詩集「花守」「二十八宿」など。(1878〜1934)
⇒よこせ【横瀬】
よこ‐ぜん【横膳】
木目を竪たてにして据える膳。死人に供え、生きた人に据えることを忌む。側膳そばぜん。えびす膳。左膳ひだりぜん。
よこ‐ぞっぽう【横外方】‥パウ
横つら。ほお。また、それを打つこと。歌舞伎、お染久松色読販「―張り曲げられるか」
よこ‐た【横た】
横向き。横さま。よこっちょ。尾崎紅葉、不言不語「拆ひしゃげたる学校帽子を横斜よこたに冠りて」
よこた【横田】
姓氏の一つ。
⇒よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】
よこ‐だい【横題】
詩歌の題のうちで、俳諧だけにとり上げられるやや俗なもの。ゑびす講・踊り・煤払い・角力すもう・万歳・やぶ入りなどの類。横の題。↔縦題
よこ‐た・う【横たふ】‥タフ
[一]〔自四〕
(→)「よこたわる」に同じ。奥の細道「荒海や佐渡に―・ふ天の河」
[二]〔他下二〕
⇒よこたえる(下一)
よこ‐た・える【横たえる】‥タヘル
〔他下一〕[文]よこた・ふ(下二)
(古くはヨコダフとも)
①横にする。横に伏せておく。大唐西域記長寛点「服は巾を横ヨコタヘ右に袒かたぬげり」。「からだを―・える」
②横にして持つ。横に帯びる。たずさえる。平家物語1「腰の刀を横だへさいて」
よこ‐だおし【横倒し】‥ダフシ
(ヨコタオシとも)横に倒すこと。横に倒れること。「―になる」
よこ‐だき【横抱き】
横にして抱くこと。小脇に抱くこと。
よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】‥ラウ
国際法学者・裁判官。愛知県生れ。東大卒、同教授。1960〜66年最高裁判所長官。文化勲章。(1896〜1993)
⇒よこた【横田】
よこ‐たづな【横手綱】
締めたふんどしの、腰にまきつけた部分。
よこ‐たて【横縦】
①横と縦。たてよこ。
②緯よこいとと経たていと。たてぬき。
よこ‐たわ・る【横たわる】‥タハル
〔自五〕
(古くは下二段にも活用)
①横になる。横にふす。源氏物語藤裏葉「―・れたる松の」。「ベッドに―・る」
②進む妨げとなって存在する。ひかえている。「目の前に危険が―・る」
よこ‐ちょう【横町】‥チヤウ
(「横丁」とも書く)表通りから横へ入った町筋。よこまち。「―のタバコ屋」
よこ‐づけ【横付け】
横ざまにつけること。側面をつけること。「門前に車を―にする」
よこ‐づち【横槌】
槌の一種。円木をけずり、柄の部分を細くし、頭部の側面で物を打つようにした槌。砧きぬたや藁わらを打つのに用いる。
よこっ‐ちょ【横っちょ】
よこ。横向き。錦之裏「かむろの前髪―に乱れ」。「帽子を―にかぶる」
よこっ‐つら【横っ面】
ヨコツラの促音化。「―を張りとばす」
よこっ‐とび【横っ跳び・横っ飛び】
ヨコトビの促音化。
よこ‐づな【横綱】
①四手しでを垂れた白麻で編んだ太い綱。大関の力士で技量・力量抜群の者が授与され、土俵入の際、化粧まわしの上にまとう。地鎮祭で地面に張る綱に由来。
②力士の最上の地位。本来は、大関のうち横綱を締めることを許された力士の称であったが、1909年(明治42)以後、地位の名となった。
③同類中の最もすぐれたもの。
⇒よこづな‐しんぎ‐いいんかい【横綱審議委員会】
⇒よこづな‐ずもう【横綱相撲】
よこづな‐しんぎ‐いいんかい【横綱審議委員会】‥ヰヰンクワイ
日本相撲協会の諮問に応じて、横綱の推薦などについて答申する機関。協会外の有識者により構成される。1950年設置。横審。
⇒よこ‐づな【横綱】
よこづな‐ずもう【横綱相撲】‥ズマフ
相手との力の差を歴然と示して勝つ、いかにも横綱らしい相撲。
⇒よこ‐づな【横綱】
よこっ‐ぱら【横っ腹】
ヨコハラの促音化。
よこ‐つら【横面】
①横顔を乱暴にいう語。よこっつら。「―を張る」
②横の方面。側面。
よこ‐て【横手】
①横に当たる方向。わき。
②旗の上部の乳ちに通すための棒。また、手長旗の横上よこがみ。
③刀身先端の切先きっさきと物打ものうちとの境にあり、鎬地しのぎじから刃にかけて横に出ている線。→刀(図)。
⇒よこて‐なげ【横手投げ】
よこて【横手】
秋田県南部の市。横手盆地の農産物の集散地。小正月の「かまくら」で知られる。人口10万4千。
⇒よこて‐じま【横手縞】
よこ‐で【横手】
横にした手。また、そうした手を打ち合わせること。
⇒横手を打つ
よこて‐じま【横手縞】
秋田県横手地方産の木綿縞。
⇒よこて【横手】
よこて‐なげ【横手投げ】
サイドスローのこと。
⇒よこ‐て【横手】
よこ‐こう【横坑】‥カウ
鉱山で、地中に水平にうがった坑道。↔立坑。→通洞
よ‐ごこち【世心地】
世にはやる病気。流行病。疫病。世の中ごこち。撰集抄「その里に―おびたたしくはやりて」
よこ‐ごと【横言】
人を中傷することば。讒言ざんげん。万葉集9「垣ほなす人の―繁みかも」
よ‐ごころ【世心】
男女間の情。いろけ。色情。春情。伊勢物語「―つける女」
よこ‐さ【横さ】
(サは接尾語。横方よこさまの意)よこの方。万葉集18「縦たたさにもかにも―も」↔たたさ
よこ‐ざ【横座】
①正面の席。上座。大饗のときの正座しょうざ。今昔物語集26「長たけ七八尺ばかりなる猿―にあり…次々の左右そうに猿百ばかり居並みて」
②(炉の奥正面の席で、敷物が正面に向かって横向きになるところからいう)主人のすわる席。亭主座。↔竪座たてざ。→いろり(図)。
③勘定吟味役の異称。
よこざ【横座】
狂言。牛主が牛をとりかえそうと、「横座よ」と牛の名を呼ぶが、牛が答えないので苦心する。
よこ‐ざい【横材】
建築で、水平方向に渡された部材の総称。梁はり・桁けた・楣まぐさなど。横架材。
よこ‐ざき【横裂き】
横に引き裂くこと。
よこ‐ざし【横挿】
髷まげの後部に横から差すかんざし。
よこ‐さび【横皺】
近世の烏帽子えぼしの皺しぼの、横に高く低く畝うねを立てたもの。
よこ‐ざま【横方・横様】
(ヨコサマとも)
①横の方。横向き。枕草子49「鼻は―なりとも」。「―に吹きつける雨」↔縦ざま。
②当然でないこと。道理にそむくこと。よこしまなこと。非道。今昔物語集20「人は心直かるべし、永く―の心の仕つかふべからず」
⇒よこざま‐あめ【横方雨】
⇒よこざま‐ぎり【横方斬り】
⇒よこざま‐の‐さいわい【横様の幸】
⇒よこざま‐の‐しに【横様の死】
よこざま‐あめ【横方雨】
(→)「よこあめ」に同じ。源氏物語野分「―いとひややかにふりいづ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐ぎり【横方斬り】
刃物を横ざまにふりまわして斬ること。狂言、髭櫓「―縦さま切りに切り立てられ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐の‐さいわい【横様の幸】‥サイハヒ
予期していなかった幸い。僥倖ぎょうこう。増鏡「いとめでたく横さまの御さいはひおはしける宮なり」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこざま‐の‐しに【横様の死】
(「横死おうし」の訓読)非業ひごうの死。犬死。源氏物語手習「これ―をすべきものにこそあめれ」
⇒よこ‐ざま【横方・横様】
よこ‐さめ【横雨】
⇒よこあめ
よこ‐さら・う【横去らふ】‥サラフ
〔自四〕
(フは接尾語)横に移動する。横にゆく。古事記中「この蟹や…―・ふいづくに至る」
よこ‐さる【横猿】
〔建〕竪框たてがまちに仕込んで横に動かして戸じまりするもの。↔竪猿。→猿(図)。
⇒よこさる‐ど【横猿戸】
よこさる‐ど【横猿戸】
横猿を装置した戸。
⇒よこ‐さる【横猿】
よこ‐ざん【横桟】
戸の上下の框かまちの間に横につける桟。
よこ‐ざん【横産】
胎児が横位おういの分娩。
よこし【脾】
脾臓ひぞうのこと。〈倭名類聚鈔3〉
よこ‐し【横し】
(→)「よこさ」に同じ。成務紀「南北を日の―とす」
⇒よこし‐の‐みち【横しの道】
よごし【汚し】
①よごすこと。また、よごれること。「面つら―」「口―」
②あえもの。歌舞伎、お染久松色読販「田螺の―よりは」。「ごま―」
よ‐ごし【夜越し】
①夜を越すこと。夜通し。散木奇歌集「君がため―に摘める七草の」
②夜、山や川などを越すこと。
よこ‐じく【横軸】‥ヂク
①横に長い軸物。
②〔数〕直交座標系において横方向にとった座標軸。普通、独立変数が動く数直線を横軸にとる。↔縦軸。
⇒よこじく‐うけ【横軸受】
よこじく‐うけ【横軸受】‥ヂク‥
荷重が軸に直角にかかる最も代表的な軸受。一般に円筒または円錐状をなす。
⇒よこ‐じく【横軸】
よこ‐しぐれ【横時雨】
横から吹きつける時雨。
よこ‐しとみ【横蔀】
(→)廊下橋2に同じ。
よこし‐の‐みち【横しの道】
よこに通っている道。東西に通った道。〈倭名類聚鈔10〉
⇒よこ‐し【横し】
よこ‐しぶき【横しぶき】
横から吹きつける雨のしぶき。
よこしほう‐がため【横四方固め】‥ハウ‥
柔道の抑え込み技の一つ。相手を仰向けにして、直角に体を交差させて、上から抑え込む。
よこ‐しま【邪・横しま】
(ヨコサマの転か)
①横の方向であること。また、そのさま。景行紀「―に山より射る」
②正しくないこと。邪悪。邪曲。横道。「―な恋」
⇒よこしま‐かぜ【横しま風】
⇒よこしま‐ごと【邪言】
よこ‐じま【横縞】
緯よこいとの方向にできた縞模様。また、その織物。↔竪縞
よこしま‐かぜ【横しま風】
横ざまに吹く風。万葉集5「―のにふぶかに覆ひ来れば」
⇒よこ‐しま【邪・横しま】
よこしま‐ごと【邪言】
邪悪なことば。また、悪口。中傷。
⇒よこ‐しま【邪・横しま】
よこ・す【讒す】
〔他四〕
(ヨコは横)正しくないことを言う。事実をまげて悪く言う。斉明紀「枉まげて我が客まらうとを―・す」。万葉集12「人言の―・すを聞きて」
よこ・す【寄越す・遣す】
〔他五〕
①こちらへ来させる。こちらへとどける。送ってくる。こちらへ渡す。「使いを―・す」
②(動詞の連用形に助詞「て」の付いた形の下に付いて)先方からこちらへ何かをしてくる意を表す。「何も言って―・さない」
よご・す【汚す】
〔他五〕
①きたなくする。けがす。大石寺本曾我「これによつて耳を―・しぬれば洗ふなり」。「どろで―・す」「空気を―・す」
②あえものをする。「ごまで―・す」
よこすか【横須賀】
神奈川県南東部の市。三浦半島の東岸、東京湾の入口に位置する。元軍港で、鎮守府・東京湾要塞司令部・造船所などがあった。現在、米海軍・自衛隊の基地、自動車工場がある。人口42万6千。
⇒よこすか‐せん【横須賀線】
よこすか‐せん【横須賀線】
JR東海道線の支線。大船から横須賀を経て久里浜くりはまに至る。全長23.9キロメートル
⇒よこすか【横須賀】
よこ‐ずき【横好き】
(上手でもないのに)むやみに好きなこと。「下手の―」
よこ‐すじ【横筋】‥スヂ
①横に引いたすじ。↔縦筋。
②横の道筋。よこみち。
よこ‐ずっぽう【横外方】‥パウ
(→)「よこぞっぽう」に同じ。
よこ‐すべり【横滑り】
①横にすべること。
②同程度の地位で他に異動すること。
③スキー技術の一つ。斜面で、スキーを平行にしたまま横ずれさせながら滑り降りる。
よこずれ‐だんそう【横ずれ断層】
断層運動において、横ずれ成分が縦ずれ成分より大きい断層。右ずれ断層と左ずれ断層の2種がある。→断層(図)
よこ‐ずわり【横座り・横坐り】
脚を横に出し、姿勢をくずしてすわること。
よこせ【横瀬】
姓氏の一つ。
⇒よこせ‐やう【横瀬夜雨】
よこせ‐やう【横瀬夜雨】
詩人。本名、虎寿。茨城県生れ。病苦に悩み、その詩は典麗で哀調を帯びる。詩集「花守」「二十八宿」など。(1878〜1934)
⇒よこせ【横瀬】
よこ‐ぜん【横膳】
木目を竪たてにして据える膳。死人に供え、生きた人に据えることを忌む。側膳そばぜん。えびす膳。左膳ひだりぜん。
よこ‐ぞっぽう【横外方】‥パウ
横つら。ほお。また、それを打つこと。歌舞伎、お染久松色読販「―張り曲げられるか」
よこ‐た【横た】
横向き。横さま。よこっちょ。尾崎紅葉、不言不語「拆ひしゃげたる学校帽子を横斜よこたに冠りて」
よこた【横田】
姓氏の一つ。
⇒よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】
よこ‐だい【横題】
詩歌の題のうちで、俳諧だけにとり上げられるやや俗なもの。ゑびす講・踊り・煤払い・角力すもう・万歳・やぶ入りなどの類。横の題。↔縦題
よこ‐た・う【横たふ】‥タフ
[一]〔自四〕
(→)「よこたわる」に同じ。奥の細道「荒海や佐渡に―・ふ天の河」
[二]〔他下二〕
⇒よこたえる(下一)
よこ‐た・える【横たえる】‥タヘル
〔他下一〕[文]よこた・ふ(下二)
(古くはヨコダフとも)
①横にする。横に伏せておく。大唐西域記長寛点「服は巾を横ヨコタヘ右に袒かたぬげり」。「からだを―・える」
②横にして持つ。横に帯びる。たずさえる。平家物語1「腰の刀を横だへさいて」
よこ‐だおし【横倒し】‥ダフシ
(ヨコタオシとも)横に倒すこと。横に倒れること。「―になる」
よこ‐だき【横抱き】
横にして抱くこと。小脇に抱くこと。
よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】‥ラウ
国際法学者・裁判官。愛知県生れ。東大卒、同教授。1960〜66年最高裁判所長官。文化勲章。(1896〜1993)
⇒よこた【横田】
よこ‐たづな【横手綱】
締めたふんどしの、腰にまきつけた部分。
よこ‐たて【横縦】
①横と縦。たてよこ。
②緯よこいとと経たていと。たてぬき。
よこ‐たわ・る【横たわる】‥タハル
〔自五〕
(古くは下二段にも活用)
①横になる。横にふす。源氏物語藤裏葉「―・れたる松の」。「ベッドに―・る」
②進む妨げとなって存在する。ひかえている。「目の前に危険が―・る」
よこ‐ちょう【横町】‥チヤウ
(「横丁」とも書く)表通りから横へ入った町筋。よこまち。「―のタバコ屋」
よこ‐づけ【横付け】
横ざまにつけること。側面をつけること。「門前に車を―にする」
よこ‐づち【横槌】
槌の一種。円木をけずり、柄の部分を細くし、頭部の側面で物を打つようにした槌。砧きぬたや藁わらを打つのに用いる。
よこっ‐ちょ【横っちょ】
よこ。横向き。錦之裏「かむろの前髪―に乱れ」。「帽子を―にかぶる」
よこっ‐つら【横っ面】
ヨコツラの促音化。「―を張りとばす」
よこっ‐とび【横っ跳び・横っ飛び】
ヨコトビの促音化。
よこ‐づな【横綱】
①四手しでを垂れた白麻で編んだ太い綱。大関の力士で技量・力量抜群の者が授与され、土俵入の際、化粧まわしの上にまとう。地鎮祭で地面に張る綱に由来。
②力士の最上の地位。本来は、大関のうち横綱を締めることを許された力士の称であったが、1909年(明治42)以後、地位の名となった。
③同類中の最もすぐれたもの。
⇒よこづな‐しんぎ‐いいんかい【横綱審議委員会】
⇒よこづな‐ずもう【横綱相撲】
よこづな‐しんぎ‐いいんかい【横綱審議委員会】‥ヰヰンクワイ
日本相撲協会の諮問に応じて、横綱の推薦などについて答申する機関。協会外の有識者により構成される。1950年設置。横審。
⇒よこ‐づな【横綱】
よこづな‐ずもう【横綱相撲】‥ズマフ
相手との力の差を歴然と示して勝つ、いかにも横綱らしい相撲。
⇒よこ‐づな【横綱】
よこっ‐ぱら【横っ腹】
ヨコハラの促音化。
よこ‐つら【横面】
①横顔を乱暴にいう語。よこっつら。「―を張る」
②横の方面。側面。
よこ‐て【横手】
①横に当たる方向。わき。
②旗の上部の乳ちに通すための棒。また、手長旗の横上よこがみ。
③刀身先端の切先きっさきと物打ものうちとの境にあり、鎬地しのぎじから刃にかけて横に出ている線。→刀(図)。
⇒よこて‐なげ【横手投げ】
よこて【横手】
秋田県南部の市。横手盆地の農産物の集散地。小正月の「かまくら」で知られる。人口10万4千。
⇒よこて‐じま【横手縞】
よこ‐で【横手】
横にした手。また、そうした手を打ち合わせること。
⇒横手を打つ
よこて‐じま【横手縞】
秋田県横手地方産の木綿縞。
⇒よこて【横手】
よこて‐なげ【横手投げ】
サイドスローのこと。
⇒よこ‐て【横手】
○横に車を押すよこにくるまをおす🔗⭐🔉
○横に車を押すよこにくるまをおす
無理おしをする。横車を押す。
⇒よこ【横】
よこ‐にしき【横錦】
(→)緯錦ぬきにしきに同じ。
広辞苑に「横車を押す」で始まるの検索結果 1-2。