複数辞典一括検索+

さく【爵】🔗🔉

さく⇒しゃく(爵)。源氏物語少女「心のままなる官―にのぼりぬれば」

しゃく【爵】🔗🔉

しゃく】 ①中国古代の青銅器の一種。3本足の酒器で、祭礼に用いた。殷周代に盛行。さかずき。 爵 ②中国の諸侯または臣僚の世襲的身分を表す称号。戦国時代に春秋の諸侯を公・侯・伯・子・男の五等とし、晋以降、清末まで臣僚に五等爵を授けた。 ③明治憲法下で、勅旨によって授与された栄典の一種。華族・朝鮮貴族の世襲的階級で、公・侯・伯・子・男の五等。→華族2

しゃく‐い【爵位】‥ヰ🔗🔉

しゃく‐い爵位‥ヰ ①爵と位。 ②爵の階級。福沢諭吉、福翁百話「例へば卓識独立の士と称しながら、人為の―勲章などを身に付け」→爵3

しゃく‐き【爵記】🔗🔉

しゃく‐き爵記⇒しゃっき

しゃく‐ごう【爵号】‥ガウ🔗🔉

しゃく‐ごう爵号‥ガウ 爵の称号。→爵2・3

しゃく‐ど【爵土】🔗🔉

しゃく‐ど爵土】 爵位と領土。

しゃく‐ほう【爵封】🔗🔉

しゃく‐ほう爵封】 爵位と封邑ほうゆう。身分と領地。

しゃく‐ゆう【爵邑】‥イフ🔗🔉

しゃく‐ゆう爵邑‥イフ 爵位と封邑ほうゆう。身分と領地。

しゃく‐りょう【爵料】‥レウ🔗🔉

しゃく‐りょう爵料‥レウ 平安時代以降、栄爵(五位)を得るために出した料金。栄爵料。

しゃく‐ろく【爵禄】🔗🔉

しゃく‐ろく爵禄】 爵位と俸禄。 ⇒しゃくろく‐ほうこう【爵禄封侯】

しゃくろく‐ほうこう【爵禄封侯】🔗🔉

しゃくろく‐ほうこう爵禄封侯】 (謎語画題)雀と爵、鹿と禄、蜂と封、猴と侯とが各字音の通ずるところから、これらの動物を描いて出世を祝う意をこめた絵。 ⇒しゃく‐ろく【爵禄】

しゃっ‐き【爵記】シヤク‥🔗🔉

しゃっ‐き爵記シヤク‥ 旧制で、授爵の証として受爵者に交付された辞令書。天皇親署、御璽を捺し、宮内大臣が年月日を記し副署した。

[漢]爵🔗🔉

 字形  筆順 〔爪(爫・爫)部13画/17画/常用/2863・3C5F〕 [] 字形 〔爪(爫・爫)部14画/18画〕 〔音〕シャク(漢) [意味] ①祭礼用の三本足の酒器。さかずき。「爵杯」 ②諸侯・貴族の身分上の位階、すなわち公・侯・伯・子・男の五等。「爵位・人爵・栄爵・叙爵」 [解字] 解字すずめの形をした酒器を描いた象形文字。は異体字。古代中国の宮廷で、さかずきを受けるのに身分による区別があったので、位階の意に用いた。 [下ツキ 栄爵・官爵・勲爵・侯爵・公爵・子爵・襲爵・授爵・叙爵・男爵・天爵・伯爵・班爵

広辞苑で始まるの検索結果 1-13