複数辞典一括検索+

び‐おん【琵音】🔗🔉

び‐おん琵音】 〔音〕アルペッジョのこと。

びやぼん【琵琶笛・口琴】🔗🔉

びやぼん琵琶笛・口琴】 玩具楽器。細長い鋼をかんざしのように二股にし、間に針のような鉄を先へ余るほどに付けたもの。もとを口にくわえ、鉄の先を指で弾きながら吹き鳴らす。1824年(文政7)頃江戸で子供の間に流行した。きやこん。くちびわ。

び‐わ【琵琶】ビハ🔗🔉

び‐わ琵琶ビハ 中国・朝鮮・日本の弦楽器。木製の胴の上部に短い頸があり、4弦(または5弦)。胴はなすび形で平たく、日本では主に撥ばち、朝鮮・中国などでは義甲または爪でひく。起源はペルシア・アラビアとされ、インド・西域・中国を経て、奈良時代に日本に伝来。時代・用法・形状その他によって楽琵琶がくびわ・盲僧琵琶・平家琵琶・薩摩琵琶・筑前琵琶などがある。よつのお。胡琴。 琵琶

びわ‐あわせ【琵琶合せ】ビハアハセ🔗🔉

びわ‐あわせ琵琶合せビハアハセ 琵琶を合わせて楽器の優劣を競う会。平安時代より禁中などで行われた。

びわ‐うた【琵琶歌】ビハ‥🔗🔉

びわ‐うた琵琶歌ビハ‥ 琵琶を伴奏とする歌。明治時代に興隆した薩摩琵琶・筑前琵琶とその分派を指すが、平家(平曲)を含めていうこともある。夏目漱石、それから「主人の留守を幸ひと、大きな声で―をうたつてゐた」

びわ‐うち【琵琶打】ビハ‥🔗🔉

びわ‐うち琵琶打ビハ‥ ①琵琶の弾奏者。 ②琵琶をつくる人。

びわき【琵琶記】ビハ‥🔗🔉

びわき琵琶記ビハ‥ 元末の戯曲。作者は高明。42齣せきにわたる長編で、後漢の蔡邕さいようとその妻の趙五娘を主人公にした貞節の物語。南曲(伝奇)の祖といわれる。

びわ‐こ【琵琶湖】ビハ‥🔗🔉

びわ‐こ琵琶湖ビハ‥ 滋賀県中央部にある断層湖。面積670.3平方キロメートルで、日本第一。湖面標高85メートル。最大深度104メートル。風光明媚。受水区域が広く、上水道・灌漑・交通・発電・水産などに利用価値大。湖中に沖島・竹生島・多景島・沖の白石などの島がある。近江の海。鳰におの海。 竹生島 撮影:山梨勝弘 琵琶湖 撮影:的場 啓 ⇒びわこ‐そすい【琵琶湖疏水】

びわこう【琵琶行】ビハカウ🔗🔉

びわこう琵琶行ビハカウ 唐の白居易の歌行体の詩。七言古詩で88句から成り、江州司馬に左遷された翌816年の秋の作。もと長安の名妓であった女が、舟中で琵琶をひき身の上を語るのに同情し、左遷の悲しみを託したもの。「長恨歌」と併称。

びわこ‐そすい【琵琶湖疏水】ビハ‥🔗🔉

びわこ‐そすい琵琶湖疏水ビハ‥ 大津・京都間を結ぶ運河。京都の総合開発を目的に、1885年(明治18)に着工し、90年完成。その水力発電は日本の営業用水力発電の嚆矢。 ⇒びわ‐こ【琵琶湖】

びわ‐の‐こと【琵琶の琴】ビハ‥🔗🔉

びわ‐の‐こと琵琶の琴ビハ‥ (「琴」は弦楽器の総称)(→)「びわ」に同じ。

びわ‐ほうし【琵琶法師】ビハホフ‥🔗🔉

びわ‐ほうし琵琶法師ビハホフ‥ 琵琶を弾ずる法師。平安時代から巷間の盲人芸能者で、僧体で琵琶を弾ずるものがあった。鎌倉時代、平家物語を琵琶に合わせて語る平家(平曲)を始め、座を組織して活動。そのうちの当道座は近世初期に全国に拡大、幕府公認となったが、これに加わらない九州の一部の琵琶法師が18世紀に盲僧座を形成、琵琶を弾いて地神経じしんきょうを読誦し、余興に物語を歌った。これを盲僧琵琶といい、薩摩琵琶・筑前琵琶の母体となった。徒然草「―の物語を聞かむとて琵琶を召し寄せたるに」→平家3 琵琶法師

びわ‐ます【琵琶鱒】ビハ‥🔗🔉

びわ‐ます琵琶鱒ビハ‥ サケ科の淡水産硬骨魚。全長約50センチメートル。サクラマスによく似た琵琶湖固有亜種。秋に産卵のため琵琶湖へ注ぐ川へさかのぼる。アメノウオ。

[漢]琵🔗🔉

 〔比部8画〕 ⇒玉部

[漢]琵🔗🔉

 字形 〔玉(王)部8画/12画/4092・487C〕 〔音〕ビ(呉)

広辞苑で始まるの検索結果 1-15