複数辞典一括検索+
え‐ぎ【縁起】🔗⭐🔉
え‐ぎ【縁起】
エンギのンを表記しない形。宇津保物語蔵開下「御読経せさせ―読ませなどし給ひて」
えん‐ぎ【縁起】🔗⭐🔉
えん‐ぎ【縁起】
(因縁生起の意)
①〔仏〕一切の事物は固定的な実体をもたず、さまざまな原因(因)や条件(縁)が寄り集まって成立しているということ。仏教の根本思想。因縁。因果。
②事物の起原・沿革。由来。
③社寺などの由来または霊験などの伝説。また、それを記したもの。
④吉凶の前兆。きざし。「―がいい」
⇒えんぎ‐えまき【縁起絵巻】
⇒えんぎ‐じょう【縁起状】
⇒えんぎ‐だな【縁起棚】
⇒えんぎ‐なおし【縁起直し】
⇒えんぎ‐もの【縁起物】
⇒縁起でもない
⇒縁起を祝う
⇒縁起をかつぐ
えんぎ‐えまき【縁起絵巻】‥ヱ‥🔗⭐🔉
えんぎ‐えまき【縁起絵巻】‥ヱ‥
社寺の縁起を絵巻に描いたもの。「信貴山しぎさん―」
⇒えん‐ぎ【縁起】
えんぎ‐じょう【縁起状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
えんぎ‐じょう【縁起状】‥ジヤウ
社寺の草創・由来などを記した文書。縁起。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えんぎ‐だな【縁起棚】🔗⭐🔉
えんぎ‐だな【縁起棚】
商家や芸人・芸娼妓の家などで、吉事の到来を祝い祈るために、家の内に設けた神棚。多くは神仏混交である。
⇒えん‐ぎ【縁起】
○縁起でもないえんぎでもない🔗⭐🔉
○縁起でもないえんぎでもない
幸先さいさきが悪い。縁起が悪い。とんでもない。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えんぎ‐なおし【縁起直し】‥ナホシ
悪い前兆を吉方に変えるよう祝いなおすこと。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えんぎ‐の‐ち【延喜の治】
醍醐天皇治世の称。摂関政治や武家政治のもとで、天皇親政の古き良き時代として天暦てんりゃくの治と併称された。
⇒えんぎ【延喜】
えんぎ‐もの【縁起物】
吉事の到来を祝い祈るための品物。正月の門松や酉とりの市の熊手などの類。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えん‐きゅう【円丘】ヱンキウ
①円い小山。円い塚。
②古代中国で、天子が冬至に天を祭るため、郊外に築いた円形の壇。日本でも行われた。円壇。圜丘。
えん‐きゅう【円球】ヱンキウ
まるいたま。
えんきゅう【延久】‥キウ
[書経]平安中期、後三条・白河天皇朝の年号。治暦5年4月13日(1069年5月6日)改元、延久6年8月23日(1074年9月16日)承保に改元。
えん‐きゅう【淹久】‥キウ
久しくとどまること。淹留。
えん‐きょ【燕居】
(「燕」は、やすらう意)安らかにくつろいでいること。安居。
えん‐ぎょ【塩魚】
塩漬にした魚。
えん‐きょう【円鏡】ヱンキヤウ
①円形の鏡。
②まるい餅。狂言、餅酒「上頭へ―を大晦日ざかいに持て登り」
えんきょう【延享】‥キヤウ
[芸文類聚]江戸中期、桜町・桃園天皇朝の年号。甲子革令により、寛保4年2月21日(1744年4月3日)改元。延享5年7月12日(1748年8月5日)寛延に改元。
えんきょう【延慶】‥キヤウ
(エンギョウ・エンケイとも)[後漢書]鎌倉後期、花園天皇朝の年号。徳治3年10月9日(1308年11月22日)改元、延慶4年4月28日(1311年5月17日)応長に改元。
えん‐きょう【遠境】ヱンキヤウ
遠く離れた土地。遠国。太平記10「近代―動ややもすれば武命に随はず」
えん‐ぎょう【円教】ヱンゲウ
〔仏〕欠けるところのない円満な教え。諸宗の教判で、最も価値の高い究極の教えが円教とされる。例えば、天台宗では化法四教の最後で法華経をいい、華厳宗では五教の最後で華厳経をいう。→五時八教
えんぎょう‐じ【円教寺】ヱンゲウ‥
姫路市書写にある天台宗の寺。山号は書写山。平安中期、性空の開創。西国三十三所第27番の札所で、特色ある山上伽藍を有する。書写寺。
えん‐ぎょうどう【縁行道】‥ギヤウダウ
念仏や経文を唱えながら、仏堂の縁側を行道する法会の儀式。縁儀。源平盛衰記6「長念珠うしろでにくりて―して」→庭儀ていぎ
えん‐きょく【宴曲】
「早歌そうか」参照。
えん‐きょく【婉曲】ヱン‥
表現などの遠まわしなさま。露骨にならないように言うさま。「―に断る」「―な表現」
えん‐きょり【遠距離】ヱン‥
遠い距離。「―通勤」↔近距離
えん‐きり【縁切り】
親子・夫婦などの関係を絶って、他人の関係となること。絶縁。「―状」
⇒えんきり‐でら【縁切寺】
えんきり‐でら【縁切寺】
夫の不身持や強制結婚に苦しんで駆け込んだ女性を助け、前夫はもちろん、その他から何らの異議を言わせない特権を有する寺。鎌倉の東慶寺など。縁切尼寺。かけこみ寺。
⇒えん‐きり【縁切り】
えんぎ‐なおし【縁起直し】‥ナホシ🔗⭐🔉
えんぎ‐なおし【縁起直し】‥ナホシ
悪い前兆を吉方に変えるよう祝いなおすこと。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えんぎ‐もの【縁起物】🔗⭐🔉
えんぎ‐もの【縁起物】
吉事の到来を祝い祈るための品物。正月の門松や酉とりの市の熊手などの類。
⇒えん‐ぎ【縁起】
○縁起を祝うえんぎをいわう🔗⭐🔉
○縁起を祝うえんぎをいわう
吉事の到来するようにと祝い祈る。
⇒えん‐ぎ【縁起】
○縁起をかつぐえんぎをかつぐ🔗⭐🔉
○縁起をかつぐえんぎをかつぐ
ちょっとしたことにも縁起がいいとか悪いとか気にする。
⇒えん‐ぎ【縁起】
えん‐きん【遠近】ヱン‥
遠いことと近いこと。遠い所と近い所。おちこち。「―両用眼鏡」「―を問わず多くの信者が集まる」
⇒えんきん‐ほう【遠近法】
えんきん‐ほう【遠近法】ヱン‥ハフ
(perspective)絵画などで、自然の物象を眼に見えるのと同じような距離感で画面に描写する法。森鴎外、即興詩人「望み瞻る方嚮に従ひて無遠慮なるまで肢体の尺を縮めたる―は」
⇒えん‐きん【遠近】
えんくう【円空】ヱン‥
江戸前期の僧。美濃の人。中部地方を中心に北海道から近畿に至る各地を遍歴、多数の粗削りの木彫仏像(円空仏と称)を刻んだ。(1632〜1695)
えん‐くつ【冤屈】ヱン‥
①志を曲げること。
②無実の罪。孔雀楼筆記「是非曲直を幾度も官訴せらるるによりて―誣枉自然に少なし」
えん‐ぐみ【縁組】
夫婦・養子などの関係を結ぶこと。特に法律上は、親子の関係を結ぶこと。養子縁組。好色一代女4「―華麗を好めり」。「―が成立する」
えん‐グラフ【円グラフ】ヱン‥
中心点を要かなめとして扇状に円を区切り、区切った各部分の面積の大きさによって数量の相互関係を表したグラフ。扇形グラフ。
エンクルマ【Kwame Nkrumah】
ガーナの政治家。民族独立運動を指導。1957年首相、60年初代大統領。独裁政治を行い、66年クーデターで失脚。(1909〜1972)
エンクルマ
提供:ullstein bild/APL
エンクロージャー【enclosure】
中世末以降のヨーロッパ、特にイギリスで、領主・地主などが牧羊業や集約農業を営むため、共同放牧場などを囲い込み、土地に対する共同権を排除し、私有地であることを明示したこと。囲い込み。
えん‐ぐん【援軍】ヱン‥
救援の軍隊。加勢。「―を頼む」
えん‐げ【艶げ】
艶なさま。人の気をひくようなさま。源氏物語椎本「今やうのわか人たちのやうに―にももてなさで」
えん‐げ【嚥下・咽下】
のみくだすこと。口腔内の食塊を胃に送り込む過程をいう。主として咽頭粘膜に加えられる触刺激による反射運動で、反射の中枢は延髄にある。えんか。
⇒えんげ‐しょうがい【嚥下障害】
えん‐けい【円形】ヱン‥
まるい形。
⇒えんけい‐げきじょう【円形劇場】
⇒えんけい‐だつもうしょう【円形脱毛症】
⇒えんけい‐どうぶつ【円形動物】
えんけい【延慶】
⇒えんきょう
えん‐けい【煙景・烟景】
①霞がかかった風景。春景色。
②(唐詩「五湖烟景有誰争」の「五湖」と「五箇(500文)」の連想から京都五山の僧が名づけた)銭500文の異称。
えん‐けい【遠計】ヱン‥
①遠い将来のはかりごと。
②遠大なはかりごと。
えん‐けい【遠景】ヱン‥
遠くの景色。「―描写」↔近景
えんけい【燕京】
中国、遼・金代の北京ペキンの呼称。
⇒えんけい‐さいじき【燕京歳時記】
⇒えんけい‐だいがく【燕京大学】
えん‐げい【園芸】ヱン‥
蔬菜・果樹・庭樹・花卉かきなどの栽培。また、その技術。
⇒えんげい‐さくもつ【園芸作物】
⇒えんげい‐しょくぶつ【園芸植物】
⇒えんげい‐のう【園芸農】
⇒えんげい‐ひんしゅ【園芸品種】
えん‐げい【演芸】
公衆の前で演ずる落語・講談・漫才・演劇・舞踊などの芸。
えんけい‐げきじょう【円形劇場】ヱン‥ヂヤウ
①古代ローマの劇場形式。観覧席を円形・階段式にしたもの。主として猛獣や剣闘士の格闘・試合を見せた。円形競技場。アンフィテアトルム。→コロセウム。
②舞台上の演技と観客との一体化をはかるため、舞台を客席がとりまくように設計された現代の劇場。
⇒えん‐けい【円形】
えんけい‐さいじき【燕京歳時記】
清代北京の年中行事や名勝旧跡を述べた書。満州人敦崇撰。1899年刊。
⇒えんけい【燕京】
えんげい‐さくもつ【園芸作物】ヱン‥
園芸で栽培する作物。
⇒えん‐げい【園芸】
えんげい‐しょくぶつ【園芸植物】ヱン‥
(→)園芸作物に同じ。
⇒えん‐げい【園芸】
えんけい‐だいがく【燕京大学】
1916年、米国のキリスト教4派により北京に設立された大学。28年ハーヴァード大学と連合、哈仏燕京学社を設けた。中華人民共和国の成立後、政府に接収されて廃校。
⇒えんけい【燕京】
えんけい‐だつもうしょう【円形脱毛症】ヱン‥シヤウ
頭髪に円形の脱毛斑を生じる病気。原因は不明であるが、自律神経失調、栄養障害、自己免疫の関与などが指摘されている。
⇒えん‐けい【円形】
えんけい‐どうぶつ【円形動物】ヱン‥
線形動物の別称。
⇒えん‐けい【円形】
えんげい‐のう【園芸農】ヱン‥
園芸を主とする農業。
⇒えん‐げい【園芸】
えんげい‐ひんしゅ【園芸品種】ヱン‥
利用目的に合致するよう人為的に選抜された、均一で安定した特定の属性をもつ植物の一系統。栽培品種。
⇒えん‐げい【園芸】
えんけい‐ほうたい【剡渓訪戴】‥ハウ‥
⇒せんけいほうたい
エンゲージ【engage】
婚約すること。
⇒エンゲージ‐リング
エンゲージメント【engagement】
婚約。
エンゲージ‐リング
(engagement ring)婚約のしるしに贈る指輪。
⇒エンゲージ【engage】
えん‐げき【掩撃】
小部隊で敵の不意に乗じて襲いうつこと。ふいうち。掩襲。
えん‐げき【演劇】
作者の仕組んだ筋書(戯曲・台本)にもとづき、俳優(演者)が舞台の上で言葉(台詞)・動作によって物語・人物また思想・感情などを表現して観客に見せる総合芸術。多く演出者が一定の劇作術の下に指導し、舞台装置・照明・音楽などにより効果をあげる。芝居。狂言。演戯。劇。プレー。ドラマ。
⇒えんげき‐はくぶつかん【演劇博物館】
⇒えんげき‐ろん【演劇論】
えんげき‐はくぶつかん【演劇博物館】‥クワン
演劇に関する各種の文献・資料を蒐集・研究・陳列する博物館。日本では、1928年、坪内逍遥の古稀の賀とシェークスピア全集40巻翻訳完成を記念して、早稲田大学構内に創設。
⇒えん‐げき【演劇】
えんげき‐ろん【演劇論】
演劇に関する理論。また、演劇に関する議論。
⇒えん‐げき【演劇】
えんげ‐しょうがい【嚥下障害】‥シヤウ‥
水分や固形物を飲み込む機能の障害。口腔から咽頭・食道の病気や、脳疾患・神経筋疾患などで生じる。
⇒えん‐げ【嚥下・咽下】
えん‐げた【縁桁】
縁側の棰たるきを受けるために縁先の柱上に取りつけた横木。
えん‐げつ【円月】ヱン‥
①満月。
②琵琶の胴にある響孔。〈日葡辞書〉
えん‐げつ【烟月】
かすんだ月。
えん‐げつ【偃月】
(「偃」は臥せる意)
①半月。弓張月。また、円弧の形。浄瑠璃、国性爺合戦「―の戟ほこ会釈もなく振り回し」
②ひたいの骨が中高で、1の形をしたもの。貴女の相という。
③1の形の陣立て。甲陽軍鑑9「一手二手にて分けて、あとを―と遊ばし」
⇒えんげつ‐じょう【偃月城】
⇒えんげつ‐とう【偃月刀】
えんげつ‐じょう【偃月城】‥ジヤウ
偃月の形につくった出丸でまる。
⇒えん‐げつ【偃月】
えんげつ‐とう【偃月刀】‥タウ
中国古代の武器。偃月の形をした刀。
⇒えん‐げつ【偃月】
エンケファリン【enkephalin】
5個のアミノ酸から成るペプチドで、メチオニン‐エンケファリンとロイシン‐エンケファリンとがある。共に脳内に広く分布、消化管・副腎髄質にも見出される。モルヒネ受容体と結合し中枢でモルヒネ様作用を発現する。
エンゲル【Ernst Engel】
ドイツの統計学者・経済学者。「エンゲルの法則」で有名。(1821〜1896)
⇒エンゲル‐けいすう【エンゲル係数】
⇒エンゲル‐の‐ほうそく【エンゲルの法則】
エンゲル‐けいすう【エンゲル係数】
生計費中に占める食費の割合。一般にこの係数が高いほど生活水準は低いとされる。
⇒エンゲル【Ernst Engel】
エンゲルス【Friedrich Engels】
ドイツの思想家・革命家。マルクスとともにマルクス主義の創始者。ロンドンを拠点にマルクスと協力し、その死後も「資本論」2・3巻を刊行した。著「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」(以上マルクスと共著)、「反デューリング論」「空想から科学への社会主義の発展」、遺稿「自然弁証法」など。(1820〜1895)
エンゲル‐の‐ほうそく【エンゲルの法則】‥ハフ‥
所得の増加につれてエンゲル係数が逓減ていげんするという法則。
⇒エンゲル【Ernst Engel】
えん‐けん【延見】
呼び寄せて面会すること。引見。
えん‐けん【偃蹇】
(「偃」は物のさま)
①高いさま。高くそびえるさま。
②おごりたかぶるさま。
③物が多くて盛んなさま。
④舞うさま。
えん‐けん【遠見】ヱン‥
①遠くを見渡すこと。とおみ。平家物語5「漫々たる海上を―して」
②能楽で、動作によって広い遠景を想像させるような演技効果。また間接的な効果。申楽談儀「申楽は、―を本にして、ゆくやかにたぶたぶとあるべし」
えん‐けん【厭倦】
あきていやになること。
えん‐けん【鳶肩】
鳶とびに似たかどだった肩。あがりがた。いかりがた。「―豺目さいもく」
えんげん【延元】
[梁書]南北朝時代の南朝、後醍醐ごだいご・後村上天皇朝の年号。建武3年2月29日(1336年4月11日)改元、延元5年4月28日(1340年5月25日)興国に改元。
えん‐げん【延言】
(江戸時代の国学者の用語)元来1音のものを2音以上に延べ言うと説いたもの。「呼ぶ」が「呼ばふ」(ハ行延言)となり、「老ゆ」の名詞形が「老いらく」(カ行延言)となるなどをいう。現在では助動詞・接尾語の付いた語形と説明する。延。延音。
えん‐げん【怨言】ヱン‥
うらみの言葉。
えん‐げん【淵源】ヱン‥
物事のよってきたるもと。みなもと。根源。
えん‐げん【艶言】
男女間のなまめいた言葉。あだめいた言葉。海道記「月卿、光を争ひ、雲客、色を重ねて―をつくし」
えん‐げんどう【袁彦道】ヱン‥ダウ
①中国、東晋の人。名は耽。彦道は字。博奕ばくちに巧みであった。
②転じて、博奕のことをいう。南総里見八犬伝「―の技に耽り」
えんこ
①(幼児語)尻をつき、足を投げ出してすわること。
②(比喩的に)乗物などが故障して途中で動かなくなること。
えん‐こ【円弧】ヱン‥
〔数〕円周の一部分。円周上の2点で円周を二つの部分にわけたとき、長さが全円周の半分より大きい方を優弧、小さい方を劣弧という。弧。
えん‐こ【塩湖】
塩分を含んだ湖。湖水中の塩分が1リットル中に0.5グラム以上のもの。大陸内部の乾燥地に多く発達。カスピ海・死海の類。鹹湖かんこ。↔淡水湖
えん‐こ【縁故】
①血縁・姻戚などのえんつづき。つづきあい。
②人と人とのかかわりあい。故あっての人のつながり。つて。「―採用」
③理由。根拠。
⇒えんこ‐そかい【縁故疎開】
⇒えんこ‐ち【縁故地】
⇒えんこ‐まい【縁故米】
えん‐ご【婉語】ヱン‥
遠まわしに言う語。露骨でないように言う言葉。
えん‐ご【掩護】
①おおい守ること。
②(「援護」とも書く)味方の行動または拠点を相手の攻撃から守ること。
⇒えんご‐しゃげき【掩護射撃】
えん‐ご【援護】ヱン‥
たすけまもること。「被爆者を―する」
えん‐ご【縁語】
歌文中で、ある言葉との照応により表現効果を増すために使う、その言葉と意味上の縁のある言葉。例えば「白雪の降りてつもれる山里は住む人さへや思ひ消ゆらむ」の「雪」に対する「消ゆ」の類。
えん‐こう【円光】ヱンクワウ
仏・菩薩の頭上から放つ円輪の光明。後光ごこう。
えん‐こう【猿猴】ヱン‥
①サル類の総称。
②人形浄瑠璃界の隠語で、手のこと。
③月経の隠語。
⇒えんこう‐すぎ【猿猴杉】
⇒えんこう‐そう【猿猴草】
⇒猿猴が月
⇒猿猴捉月
えん‐こう【遠行】ヱンカウ
①遠くへ行くこと。
②死ぬこと。遠逝えんせい。
えん‐こう【遠郊】ヱンカウ
都市からやや遠くへだたった土地。中国では、都城から50里以上100里以内の地。
えん‐こう【遠候】ヱン‥
(→)「とおものみ(遠物見)」に同じ。
えん‐ごう【掩壕】‥ガウ
待機中の守兵を敵弾から掩護するために掘り開いた壕。
えんこう‐いた【縁甲板】‥カフ‥
長手方向の両側面をさねつぎにした小幅の床板。

広辞苑に「縁起」で始まるの検索結果 1-10。