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きん‐が【謹賀】🔗⭐🔉
きん‐が【謹賀】
つつしんでよろこびを申し上げること。
⇒きんが‐しんねん【謹賀新年】
きんが‐しんねん【謹賀新年】🔗⭐🔉
きんが‐しんねん【謹賀新年】
つつしんで新年のよろこびを申し上げますの意。書状に用いる新年の挨拶のことば。
⇒きん‐が【謹賀】
きん‐ぐ【謹具】🔗⭐🔉
きん‐ぐ【謹具】
(「つつしんで申し上げる」意)書簡文の終りに用いる語。
きん‐くう【謹空】🔗⭐🔉
きん‐くう【謹空】
(古代中国の上奏文で、天子の裁可を記すために紙の終りに空白をおいたことから)手紙の末尾に添えて敬意を表す語。
きん‐けい【謹啓】🔗⭐🔉
きん‐けい【謹啓】
(「つつしんで申し上げる」の意)手紙の起筆に用いる挨拶の語。拝啓。「―先生にはますます御清栄の段」
きん‐げん【謹言】🔗⭐🔉
きん‐げん【謹言】
(「つつしんで申し上げる」の意)手紙の末尾に用いて、敬意を表す語。古くは冒頭にも用いた。「恐惶きょうこう―」
きん‐げん【謹厳】🔗⭐🔉
きん‐げん【謹厳】
つつしみ深くて厳格なこと。
⇒きんげん‐じっちょく【謹厳実直】
きんげん‐じっちょく【謹厳実直】🔗⭐🔉
きんげん‐じっちょく【謹厳実直】
人柄が、慎み深くまじめであること。「―な勤めぶり」
⇒きん‐げん【謹厳】
きん‐こう【謹厚】🔗⭐🔉
きん‐こう【謹厚】
つつしみ深くて温厚なこと。枕草子8「いと―なるものを」
きん‐こく【謹告】🔗⭐🔉
きん‐こく【謹告】
(「つつしんでお知らせする」の意)公示の文章などの冒頭に用いる語。
きん‐しょ【謹書】🔗⭐🔉
きん‐しょ【謹書】
心をこめ、つつしんで書くこと。
きん‐じょう【謹上】‥ジヤウ🔗⭐🔉
きん‐じょう【謹上】‥ジヤウ
(謹んで奉る意)書状の名宛に添える語。
⇒きんじょう‐がき【謹上書】
⇒きんじょう‐さいはい【謹上再拝】
きんじょう‐がき【謹上書】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
きんじょう‐がき【謹上書】‥ジヤウ‥
正式の書簡で、先方の名宛の上にさらに「謹上某殿」と記した方式。同輩に用い、貴人には「進上」と記した。
⇒きん‐じょう【謹上】
きんじょう‐さいはい【謹上再拝】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
きんじょう‐さいはい【謹上再拝】‥ジヤウ‥
①神を拝むときにいう語。謡曲、蟻通「―、敬つて白す」
②書状の末尾に添える語。
⇒きん‐じょう【謹上】
きん‐しん【謹慎】🔗⭐🔉
きん‐しん【謹慎】
①言行をつつしむこと。特に、悪行の罰として、またそのつぐないとして行う。「自宅で―する」
②学校が学生・生徒に対して行う、停学に準ずる処分。
③江戸時代の刑罰の一種。士分以上に科し、一定の住所を定め、門戸を閉鎖し、公用のほかには外出を許さないもの。つつしみ。
きん‐せい【謹製】🔗⭐🔉
きん‐せい【謹製】
つつしんで製造すること。また、その製品。「弊店―の銘菓」
きん‐ぜい【謹請・謹誓】🔗⭐🔉
きん‐ぜい【謹請・謹誓】
つつしんで勧請かんじょうすること。謡曲、道成寺「―東方、青竜清浄」
きん‐せん【謹撰】🔗⭐🔉
きん‐せん【謹撰】
歌集・書物などを謹んで撰述すること。
きん‐せん【謹選】🔗⭐🔉
きん‐せん【謹選】
謹んで選択すること。
きん‐そう【謹奏】🔗⭐🔉
きん‐そう【謹奏】
つつしんで奏聞すること。
きん‐ちょう【謹聴】‥チヤウ🔗⭐🔉
きん‐ちょう【謹聴】‥チヤウ
①つつしんでよく聞くこと。「法話を―する」
②演説などで、「よく聞け」という意味で、聴衆の中から発することば。
きん‐ちょく【謹直】🔗⭐🔉
きん‐ちょく【謹直】
つつしみ深くて正直なこと。きまじめ。「―な人物」
きん‐ちょく【謹飭】🔗⭐🔉
きん‐ちょく【謹飭】
謹みいましめること。言動をつつしむこと。
きん‐てい【謹呈】🔗⭐🔉
きん‐てい【謹呈】
つつしんでさしあげること。物品などを贈る時に用いる語。
きん‐ぱく【謹白】🔗⭐🔉
きん‐ぱく【謹白】
(「つつしんで申しのべる」の意)手紙の結びに用いて、相手に敬意を表す語。
つつし・む【慎む・謹む】🔗⭐🔉
つつし・む【慎む・謹む】
〔他五〕
(「包む」と同源。自分の身を包み引きしめる意)
①用心する。あやまちがないようにする。枕草子119「まうづる程のありさま、いかならんなど―・みおぢたるに平らかにまうで着きたるこそ」。玉塵抄18「おごらず―・んだ者なり」。「言行を―・む」
②うやうやしくかしこまる。欽明紀「今願はくは帰りて以て―・みて」。平家物語10「―・んで以て承る所件の如し」。「―・んで弔意を表する」
③物忌みする。謹慎する。源氏物語若菜下「さるべき御祈りなど常よりも取り分きて、今年は―・み給へ」。玉塵抄20「斉、ものいみすとよむぞ。心を―・む心ぞ」
④度を越さないように控え目にする。「暴飲暴食を―・む」
◇1・4には「慎」、2には「謹」を使う。
つつしん‐で【謹んで】🔗⭐🔉
つつしん‐で【謹んで】
(ツツシミテの音便)恭敬の意を表して。うやうやしく。
[漢]謹🔗⭐🔉
謹 字形
筆順
〔言部10画/17画/常用/2264・3660〕
[
] 字形
〔言部11画/18画〕
〔音〕キン(漢)
〔訓〕つつしむ
[意味]
つつしむ。慎重にする。注意深く気をひきしめる。つつしみ。「謹慎・謹告・謹厳・細謹」
[解字]
形声。「言」+音符「
」(=わずか。細かい)。言葉に細かく気をくばる意。
筆順
〔言部10画/17画/常用/2264・3660〕
[
] 字形
〔言部11画/18画〕
〔音〕キン(漢)
〔訓〕つつしむ
[意味]
つつしむ。慎重にする。注意深く気をひきしめる。つつしみ。「謹慎・謹告・謹厳・細謹」
[解字]
形声。「言」+音符「
」(=わずか。細かい)。言葉に細かく気をくばる意。
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