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ざん【讒】🔗🔉

ざん】 そしること。あしざまに言って人をおとしいれること。日葡辞書「サマザマノザンヲカマユル」

ざん‐かん【讒奸】🔗🔉

ざん‐かん讒奸】 人を讒言するわるもの。

ざん‐かん【讒陥】🔗🔉

ざん‐かん讒陥】 讒言を構えて人を罪に陥れること。

ざん‐かん【讒間】🔗🔉

ざん‐かん讒間】 讒言を構えて親密な間をへだてさくこと。

ざん‐き【讒毀】🔗🔉

ざん‐き讒毀】 人をあしざまに言うこと。

ざん‐げん【讒言】🔗🔉

ざん‐げん讒言】 人をおとしいれるため、事実をまげ、またいつわって、(目上の人に)その人を悪く言うこと。また、その言葉。讒口。讒説。平家物語12「頼朝、郎等共が―によつて、義経を討たんと仕候間」。「同僚に―される」

ざん‐こう【讒口】🔗🔉

ざん‐こう讒口(→)讒言ざんげんに同じ。

ざん‐こう【讒構】🔗🔉

ざん‐こう讒構】 ないことをつくり上げて人をそしること。

ざん‐しゃ【讒者】🔗🔉

ざん‐しゃ讒者】 讒言をする人。

ざん‐じゃ【讒邪】🔗🔉

ざん‐じゃ讒邪】 よこしまで人を讒言すること。

ざん‐しん【讒心】🔗🔉

ざん‐しん讒心】 讒言をしようとする心。

ざん‐しん【讒臣】🔗🔉

ざん‐しん讒臣】 讒言する臣下。

ざん‐じん【讒人】🔗🔉

ざん‐じん讒人】 うまく悪口を言って、善良な人をおとしいれる人。讒者。

ざん・する【讒する】🔗🔉

ざん・する讒する】 〔他サ変〕[文]讒す(サ変) 讒言する。源平盛衰記1「入道殿に―・せられて咎なくして多く損する者もありけり」

ざん‐せつ【讒説】🔗🔉

ざん‐せつ讒説(→)讒言に同じ。

ざん‐ぜつ【讒舌】🔗🔉

ざん‐ぜつ讒舌(→)讒言に同じ。

ざん‐そ【讒訴】🔗🔉

ざん‐そ讒訴】 ①讒言ざんげんして訴えること。 ②かげぐち。かげごと。

ざん‐そう【讒奏】🔗🔉

ざん‐そう讒奏】 天子に讒言すること。

ざん‐てん【讒諂】🔗🔉

ざん‐てん讒諂】 他人を讒言ざんげんして目上の人にとりいること。讒言と諂諛てんゆ

ざん‐ねい【讒佞】🔗🔉

ざん‐ねい讒佞】 人を讒して長上にへつらうこと。また、その人。

ざん‐ぶ【讒誣】🔗🔉

ざん‐ぶ讒誣】 他人を陥れるため、事実を曲げ悪く言うこと。

ざん‐ぼう【讒謗】‥バウ🔗🔉

ざん‐ぼう讒謗‥バウ [三国志魏志、王烈伝、注]あしざまに言って人をそしること。誹謗。今昔物語集11「これひとへに僧玄昉が―なり」。「罵詈ばり―」 ⇒ざんぼう‐りつ【讒謗律】

ざんぼう‐りつ【讒謗律】‥バウ‥🔗🔉

ざんぼう‐りつ讒謗律‥バウ‥ 1875年(明治8)新聞紙条例と共に明治政府によって公布された言論規制法令。著作類により人を讒謗する者を罰するものであったが、そのねらいは自由民権運動などの政府批判の抑圧にあった。 →文献資料[讒謗律] ⇒ざん‐ぼう【讒謗】

ざん‐ゆ【讒諛】🔗🔉

ざん‐ゆ讒諛】 他人を讒言して人にとり入ること。讒諂ざんてん

ぞう‐げん【讒言】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐げん讒言ザウ‥ ザンゲンの転。源氏物語柏木「いかなる―のありけるにかと」

よこ・す【讒す】🔗🔉

よこ・す讒す】 〔他四〕 (ヨコは横)正しくないことを言う。事実をまげて悪く言う。斉明紀「枉げて我が客まらうとを―・す」。万葉集12「人言の―・すを聞きて」

[漢]讒🔗🔉

 字形 〔言部17画/24画/7609・6C29〕 〔音〕ザン(呉) [意味] そしる。人をおとしいれようとして(目上の者に)告げ口をする。中傷。「讒せられて流謫るたくの身となる」「讒言・讒間・讒謗ざんぼう」 ▷は異体字。

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