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おうみ【近江・淡海】アフミ(地名)🔗⭐🔉
おうみ【近江・淡海】アフミ
(アハウミの転。淡水湖の意で琵琶湖を指す)旧国名。今の滋賀県。江州。
⇒おうみ‐あきんど【近江商人】
⇒おうみ‐おんな【近江女】
⇒おうみ‐げんじ【近江源氏】
⇒おうみげんじ‐せんじんやかた【近江源氏先陣館】
⇒おうみ‐さるがく【近江猿楽】
⇒おうみ‐しょうにん【近江商人】
⇒おうみ‐じんぐう【近江神宮】
⇒おうみ‐せいじん【近江聖人】
⇒おうみ‐の‐うみ【近江の海】
⇒おうみ‐の‐おおつ‐の‐みや【近江大津宮】
⇒おうみ‐の‐おかね【近江のお兼】
⇒おうみ‐はちまん【近江八幡】
⇒おうみ‐はっけい【近江八景】
⇒おうみ‐ぶし【近江節】
⇒おうみ‐ぶな【近江鮒】
⇒おうみ‐ぼんち【近江盆地】
⇒おうみ‐りょう【近江令】
⇒近江泥棒伊勢乞食
おうみ‐あきんど【近江商人】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐あきんど【近江商人】アフミ‥
近江出身の商人。室町時代に東海・北陸方面と京都を結ぶ商業活動を中心に発祥し、江戸時代には伊勢商人と共に多くの成功者を出した。江商ごうしょう。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐おんな【近江女】アフミヲンナ🔗⭐🔉
おうみ‐おんな【近江女】アフミヲンナ
能面。やや卑俗であだっぽい女面。
近江女
撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門)
⇒おうみ【近江・淡海】

おうみ‐げんじ【近江源氏】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐げんじ【近江源氏】アフミ‥
宇多天皇から4代目の鎮守府将軍源成頼の子孫。近江国蒲生郡佐々木荘を本拠とした。佐々木高綱が最も有名。六角氏・京極氏もこの流。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみげんじ‐せんじんやかた【近江源氏先陣館】アフミ‥ヂン‥🔗⭐🔉
おうみげんじ‐せんじんやかた【近江源氏先陣館】アフミ‥ヂン‥
浄瑠璃。近松半二ほか合作の時代物。1769年(明和6)初演。大坂冬の陣を鎌倉時代に仮託し、大坂城を近江城、真田信幸を佐々木盛綱、同幸村を高綱、千姫を時姫、秀頼を頼家に擬して脚色。8段目「盛綱陣屋」が有名。後に歌舞伎化。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐さるがく【近江猿楽】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐さるがく【近江猿楽】アフミ‥
南北朝・室町時代に、近江の日吉神社に奉仕した6座の猿楽。山階・下坂・日吉の上3座、敏満寺みまじ・大森・酒人さかうどの下3座から成る。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐しょうにん【近江商人】アフミシヤウ‥🔗⭐🔉
おうみ‐しょうにん【近江商人】アフミシヤウ‥
⇒おうみあきんど。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐じんぐう【近江神宮】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐じんぐう【近江神宮】アフミ‥
滋賀県大津市にある元官幣大社。祭神は天智天皇。1940年(昭和15)の創建。
近江神宮
撮影:的場 啓
⇒おうみ【近江・淡海】

おうみ‐せいじん【近江聖人】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐せいじん【近江聖人】アフミ‥
中江藤樹の敬称。
⇒おうみ【近江・淡海】
○近江泥棒伊勢乞食おうみどろぼういせこじき
近江・伊勢の商人が江戸に入って、商魂たくましく勤勉・倹約に努めて財産を築き各方面の商権を握ったのに対し、江戸っ子がやっかみ半分にののしって言ったことば。
⇒おうみ【近江・淡海】
○近江泥棒伊勢乞食おうみどろぼういせこじき🔗⭐🔉
○近江泥棒伊勢乞食おうみどろぼういせこじき
近江・伊勢の商人が江戸に入って、商魂たくましく勤勉・倹約に努めて財産を築き各方面の商権を握ったのに対し、江戸っ子がやっかみ半分にののしって言ったことば。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐うみ【近江の海】アフミ‥
琵琶湖。万葉集3「―夕浪千鳥汝なが鳴けば」
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐おおつ‐の‐みや【近江大津宮】アフミ‥オホ‥
⇒おおつのみや(大津宮)。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐おかね【近江のお兼】アフミ‥
①鎌倉時代の初め、近江国海津にいたという大力無双の遊女の名。「お金」とも。
②歌舞伎舞踊「晒女さらしめ」の通称。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐みふね【淡海三船】アフミ‥
奈良時代の貴族・文人。大友皇子の曾孫。大学頭・文章博士・刑部卿を歴任。神武天皇から光仁天皇までの漢風諡号を撰定したともいわれる。著「唐大和上東征伝」。一説に「懐風藻」の編者。(722〜785)
→文献資料[懐風藻]
⇒おうみ【淡海】
おうみ‐はちまん【近江八幡】アフミ‥
滋賀県中部、琵琶湖に臨む市。豊臣秀次の城下町として建設。のち近江商人を中心とする商業都市へ発展。人口6万9千。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐はっけい【近江八景】アフミ‥
琵琶湖の南部にある八勝景。中国の瀟湘しょうしょう八景に擬して定めた。比良の暮雪、矢橋やばせの帰帆、石山の秋月、瀬田の夕照、三井みいの晩鐘、堅田の落雁、粟津の晴嵐、唐崎の夜雨。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぶし【近江節】アフミ‥
①中世歌謡。近江猿楽の歌謡で、たっぷりとした風情本位に謡ったもの。
②古浄瑠璃の一派。万治・寛文(1658〜1673)の頃、杉山丹後掾たんごのじょう門下の近江大掾岡島語斎が江戸で語った。語斎節ごさいぶし。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぶな【近江鮒】アフミ‥
琵琶湖産の源五郎鮒。狂言、勧進聖「美物の数は多けれど、中に異なる―の」
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぼんち【近江盆地】アフミ‥
滋賀県中央部の盆地。中心部には日本最大の湖、琵琶湖があり、東岸の湖東平野のほか、湖西・湖北の平野から成る地溝性の盆地。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐やど【苧績宿】ヲ‥
娘などが集まって苧績みをする宿。
⇒お‐うみ【苧績み】
おう‐みょうぶ【王命婦】ワウミヤウ‥
皇族で命婦である人。源氏物語須磨「―を御かはりとて侍はせ給へば」
おうみ‐りょう【近江令】アフミリヤウ
天智天皇の時に藤原鎌足らが編纂した法典。律が完成しなかったことは確実だが、令も完成しなかったともいう。近江朝廷之令。
⇒おうみ【近江・淡海】
おう‐みん【王民】ワウ‥
国王の治める民。
おう‐む【鸚鵡】アウ‥
①オウム目オウム科の、インコ類を除く鳥の総称。大形で、嘴くちばしが太く厚く、著しく湾曲し、脚は前後にそれぞれ2趾ずつ。頭に羽冠があり、尾は短く、白色の種類が多い。主に森林にすみ、樹の洞や岩の隙間に産卵。南アメリカ・アフリカ・南アジア・オーストラリアに分布。口まねが巧みで、飼鳥とされる。オオバタン・タイハクオウム・クロオウムなど。孝徳紀「―一隻ひとつを献る」
オオバタン
撮影:小宮輝之
キバタン
撮影:小宮輝之
コキサカオウム
撮影:小宮輝之
ヤシオウム
撮影:小宮輝之
ヨウム
撮影:小宮輝之
②歌舞伎で、道化役が主要な役のせりふや演技を直後にまねる演出をいう。
⇒おうむ‐いし【鸚鵡石】
⇒おうむ‐がい【鸚鵡貝】
⇒おうむ‐がえし【鸚鵡返し】
⇒おうむ‐せき【鸚鵡石】
⇒おうむ‐の‐さかずき【鸚鵡の杯】
⇒おうむ‐びょう【鸚鵡病】
⇒鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず
おうむ‐いし【鸚鵡石】アウ‥
岩石の露頭などの付近の地形が反響を起こし易く、言葉や音をよく反射するもの。言葉石。ひびきいし。
⇒おう‐む【鸚鵡】
おうむ‐がい【鸚鵡貝】アウ‥ガヒ
オウムガイ科の原始的な頭足類。巻貝のような殻をもち、貝殻を側面から見るとオウムの頭部に似るので、この名がある。殻内部は30個内外の小室に分けられ、動物体は最後の室(住房)に収まる。頭部には多数の短い触手がある。フィリピンからミクロネシア海域の深海に生息し、日本には死殻が流れ着くことがある。オウムガイ類は古生代後期から中生代前期にかけて繁栄した古い形の動物で、同属で現存するのはインド洋・太平洋の熱帯域に7種だけ。「生きた化石」と呼ばれる。
おうむがい
オウムガイ
提供:東京動物園協会
⇒おう‐む【鸚鵡】
おうむ‐がえし【鸚鵡返し】アウ‥ガヘシ
①和歌で、他人のいいかけた和歌を一部だけ変えてすぐさま返歌とすること。八雲御抄「又―といふ物あり。本歌の心詞をかへずして同事をいへる也」
②人から言いかけられた言葉を、そっくりそのまま返答すること。
⇒おう‐む【鸚鵡】
おうむこまち【鸚鵡小町】アウ‥
能。老女物。老いて零落した小野小町が帝に鸚鵡返しの返歌を奉る。
オウム‐しんりきょう【オウム真理教】‥ケウ
麻原彰晃あさはらしょうこうが1980年代に創始したカルト宗教教団。95年の地下鉄サリン事件をはじめ、数々の社会的事件を起こした。
おうむ‐せき【鸚鵡石】アウ‥
歌舞伎の名せりふを書きぬいた書物。俳優の声色こわいろをまねるのに使う。
⇒おう‐む【鸚鵡】
おうむ‐の‐さかずき【鸚鵡の杯】アウ‥サカヅキ
オウムガイなどの殻でつくった杯。「おうむのつき」とも。
⇒おう‐む【鸚鵡】
おうむ‐びょう【鸚鵡病】アウ‥ビヤウ
オウム・カナリア・ハトなど鳥類の病気であるが、人にも感染して高熱・頭痛・筋肉痛を伴う気管支肺炎をおこす。病原体はオウム病クラミジア。
⇒おう‐む【鸚鵡】







おうみ‐の‐うみ【近江の海】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐の‐うみ【近江の海】アフミ‥
琵琶湖。万葉集3「―夕浪千鳥汝なが鳴けば」
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐おおつ‐の‐みや【近江大津宮】アフミ‥オホ‥🔗⭐🔉
おうみ‐の‐おおつ‐の‐みや【近江大津宮】アフミ‥オホ‥
⇒おおつのみや(大津宮)。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐の‐おかね【近江のお兼】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐の‐おかね【近江のお兼】アフミ‥
①鎌倉時代の初め、近江国海津にいたという大力無双の遊女の名。「お金」とも。
②歌舞伎舞踊「晒女さらしめ」の通称。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐はちまん【近江八幡】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐はちまん【近江八幡】アフミ‥
滋賀県中部、琵琶湖に臨む市。豊臣秀次の城下町として建設。のち近江商人を中心とする商業都市へ発展。人口6万9千。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐はっけい【近江八景】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐はっけい【近江八景】アフミ‥
琵琶湖の南部にある八勝景。中国の瀟湘しょうしょう八景に擬して定めた。比良の暮雪、矢橋やばせの帰帆、石山の秋月、瀬田の夕照、三井みいの晩鐘、堅田の落雁、粟津の晴嵐、唐崎の夜雨。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぶし【近江節】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐ぶし【近江節】アフミ‥
①中世歌謡。近江猿楽の歌謡で、たっぷりとした風情本位に謡ったもの。
②古浄瑠璃の一派。万治・寛文(1658〜1673)の頃、杉山丹後掾たんごのじょう門下の近江大掾岡島語斎が江戸で語った。語斎節ごさいぶし。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぶな【近江鮒】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐ぶな【近江鮒】アフミ‥
琵琶湖産の源五郎鮒。狂言、勧進聖「美物の数は多けれど、中に異なる―の」
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐ぼんち【近江盆地】アフミ‥🔗⭐🔉
おうみ‐ぼんち【近江盆地】アフミ‥
滋賀県中央部の盆地。中心部には日本最大の湖、琵琶湖があり、東岸の湖東平野のほか、湖西・湖北の平野から成る地溝性の盆地。
⇒おうみ【近江・淡海】
おうみ‐りょう【近江令】アフミリヤウ🔗⭐🔉
おうみ‐りょう【近江令】アフミリヤウ
天智天皇の時に藤原鎌足らが編纂した法典。律が完成しなかったことは確実だが、令も完成しなかったともいう。近江朝廷之令。
⇒おうみ【近江・淡海】
ちかつ‐おうみ【近つ淡海・近江】‥アフミ🔗⭐🔉
ちかつ‐おうみ【近つ淡海・近江】‥アフミ
浜名湖を「遠つ淡海」というのに対して、琵琶湖の称。また、近江おうみの古称。
広辞苑に「近江」で始まるの検索結果 1-20。