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ヴェーダ【Veda 梵・吠陀】🔗🔉

ヴェーダVeda 梵・吠陀】 (明・文・知などと訳す)インド最古の宗教文献。バラモン教の根本聖典。インドの宗教・哲学・文学の源流をなすもので、その起源は前1500年頃インドの北西方に移住したアーリア人が多数の自然神に捧げた賛美に発し、以来1000年の間に成立。最古のリグ(Ṛg)、それに次ぐサーマ(Sāma)・ヤジュル(Yajur)および異系統のアタルヴァ(Atharva)を四ヴェーダという。韋陀。

ヴェーダーンタ【Vedānta 梵】🔗🔉

ヴェーダーンタVedānta 梵】 (吠檀多と音写。ヴェーダの終りの意) ①ヴェーダ聖典終結部のウパニシャッドを指す。 ②インド六派哲学の一派。ブラフマ‐スートラを根本経典とする。ブラフマン(梵)を宇宙の唯一絶対の究極原因とし、アートマン(個人の自我)とは終局的に一致するという梵我一如を理論的に追究。8世紀のシャンカラが大成し、11世紀のラーマーヌジャがさらに発展させ、ヒンドゥー教の基礎となる。

ヴェール【veil】🔗🔉

ヴェールveil⇒ベール

ヴェガ【Vega】🔗🔉

ヴェガVega】 〔天〕 ⇒ベガ

ヴェニス【Venice】🔗🔉

ヴェニスVenice】 ヴェネツィアの英語名。 ⇒ヴェニス‐の‐しょうにん【ヴェニスの商人】

ヴェネツィア【Venezia】🔗🔉

ヴェネツィアVenezia】 イタリア北東部、ヴェネツィア湾に臨む港湾都市。町は120近くの小島から成り、170余の運河と400を超える橋で結ばれ、サン‐マルコ寺院・宮殿・博物館などがある。商工業が盛んで、中世を通じてヴェネツィア共和国として繁栄。人口27万1千(2004)。英語名ヴェニス。 ⇒ヴェネツィア‐えいがさい【ヴェネツィア映画祭】 ⇒ヴェネツィア‐ガラス ⇒ヴェネツィア‐は【ヴェネツィア派】

ヴェネツィア‐ガラス🔗🔉

ヴェネツィア‐ガラス (和製語Venezia glass)ヴェネツィア地方特産のガラス製品。 ⇒ヴェネツィア【Venezia】

さいしょく‐しゅぎ【菜食主義】🔗🔉

さいしょく‐しゅぎ菜食主義】 (vegetarianism)食生活を菜食で貫こうとする生き方。「―者」 ⇒さい‐しょく【菜食】

じゅ【受】🔗🔉

じゅ】 (呉音はズ)〔仏〕(梵語vedanā)感覚器官をもって外界の対象を感受し、苦楽などを感ずること。感覚・知覚にあたる。五蘊ごうんの一つ。また、十二因縁の第7支。

しょく‐せい【植生】🔗🔉

しょく‐せい植生】 (vegetation)植物を、生育する場所と一体化していう言葉。地球表層をさす植物学上の用語。植被。 ⇒しょくせい‐ず【植生図】 ⇒しょくせい‐たい【植生帯】

しょくせい‐たい【植生帯】🔗🔉

しょくせい‐たい植生帯】 (vegetation zone)帯状に配列する性質を用いた植生の分類。植物の生育に影響する温度と降水量が、緯度や海からの距離に沿い並行的に減少することが、群落の帯状配列をもたらす。植生の垂直分布では主に温度による相観の違いが表われ、下方から上方に丘陵帯・低山帯・山地帯・亜高山帯・高山帯のように植生帯の区分ができる。 植生帯(本州中部太平洋岸の垂直分布) 垂直分布 高山帯 亜高山帯 山地帯 ⇒しょく‐せい【植生】

そく‐ど【速度】🔗🔉

そく‐ど速度】 ①進み行くはやさ。 ②〔理〕(velocity)物体の運動を表す量の一つ。大きさと向きとをもち、大きさは単位時間に通過する距離に等しく、向きは経路の接線と一致する。 ⇒そくど‐きごう【速度記号】 ⇒そくど‐けい【速度計】 ⇒そくど‐ひょうご【速度標語】 ⇒そくど‐へんちょう‐かん【速度変調管】

つうふう‐き【通風機】🔗🔉

つうふう‐き通風機】 (ventilator)室内の換気を行う装置。換気装置。 ⇒つう‐ふう【通風】

なんこうがい‐おん【軟口蓋音】🔗🔉

なんこうがい‐おん軟口蓋音】 〔言〕(velar)舌の後方と軟口蓋とで妨げ(閉鎖・狭めなど)を作り、息がそこを通過する際に発せられる子音。破裂音の〔k〕〔g〕、鼻音の〔ŋ〕など。 ⇒なん‐こうがい【軟口蓋】

ビックス【VICS】🔗🔉

ビックスVICS】 (Vehicle Information and Communication System)道路交通情報通信システム。渋滞などの情報をカー‐ナビゲーション‐システムに配信する。

ビロード【天鵞絨】🔗🔉

ビロード天鵞絨】 (veludo ポルトガルまたはvelludo スペインの訛)もと西洋から舶来したパイル織物の一つ。経たてまたは緯よこに針金を織り込み、織り上げたあと抜き取るとき、輪奈わなを切り放って毛を立たせたもの。絹製のを本天・本ビロードといい、毛房がやや長くて光沢に富み、ショール・マント・袋物などに用いるのをシール天という。ベルベット。小杉天外、初すがた「擬緞子まがいどんすの夜着蒲団、転落ちてる括枕くくりまくらは―の房付」 ⇒ビロード‐きんくろ【天鵞絨金黒】 ⇒ビロード‐しだ【天鵞絨羊歯】 ⇒ビロード‐ゆうぜん【天鵞絨友禅】 ⇒ビロード‐らん【天鵞絨蘭】

フレーブニコフ【Velimir V. Khlebnikov】🔗🔉

フレーブニコフVelimir V. Khlebnikov】 ロシア(ソ連)の詩人。ロシア未来派の指導者の一人。新造語や「ザーウミ」と呼ばれる「超意味言語」を駆使した実験的作品を書いた。代表作に、詩「笑いの呪文」「鶴」、劇詩「ザンゲジ」など。(1885〜1922)

ベール【veil】🔗🔉

ベールveil】 ①女性の顔をおおうネットまたは透けた布。面紗。 ②転じて、おおって見えなくするもの。「真相は秘密の―に包まれた」

ベガ【Vega ラテン】🔗🔉

ベガVega ラテン】 (「落ちる鷲」の意のアラビア語から)琴座ことざの首星。白色で光度0.0等。古来有名な七夕の星の一つ。晩夏の夕暮に南中。糸織姫。漢名、織女星。

ベクター【vector】🔗🔉

ベクターvector】 (媒介者の意) ①感染症の病原体を媒介する動物の総称。マラリアにおける蚊、植物のモザイク病におけるアブラムシや線虫、ツツガムシなど。媒介動物。 ②遺伝子をクローニングする際、制限酵素などによって切断されたDNA断片をつないで増殖させるために用いる、自律的な増殖能力をもつ小形のDNA分子のこと。通常、プラスミドあるいはウイルスのDNAが用いられる。クローニング‐ベクター。 ③クローニングした遺伝子を細胞に導入し、蛋白質を合成させるためのプラスミドやウイルス。発現ベクター。

ベクトル【Vektor ドイツ】🔗🔉

ベクトルVektor ドイツ】 大きさと向きを有する量。力・速度・加速度などはベクトルとして表される。数学的には、平面または空間の二つの点の順序対(A,B)を、有向線分または束縛ベクトルという。二つの有向線分(A,B),(C,D)は、ACDBが平行四辺形をなすとき同値といい、(A,B)に同値な有向線分全体を一つの(自由)ベクトルといい、(AB)と表す。→スカラー⇒ベクトル‐くうかん【ベクトル空間】 ⇒ベクトル‐せいぎょ【ベクトル制御】 ⇒ベクトル‐せき【ベクトル積】 ⇒ベクトル‐りょう【ベクトル量】

ベジタブル【vegetable】🔗🔉

ベジタブルvegetable】 野菜。

ベジタリアン【vegetarian】🔗🔉

ベジタリアンvegetarian】 菜食主義者。

ベニス【Venice】🔗🔉

ベニスVenice⇒ヴェニス

ベニヤ‐いた【ベニヤ板】🔗🔉

ベニヤ‐いたベニヤ板】 (veneer)本来は材木を薄い板にしたもの(単板)。普通には、これを貼り合わせた合板ごうはんをいう。 ○紅をさすべにをさす ①頬紅・口紅をつけて化粧する。 ②頬が赤みを帯びる。 ⇒べに【紅】

ベネシャン【venetian】🔗🔉

ベネシャンvenetian】 (ヴェネツィア風の意)綿糸・梳毛糸そもうしなどで織った綾織あやおり風の繻子しゅす織物。洋服地などに用いる。洋繻子。 ⇒ベネシャン‐ブラインド【Venetian blind】

ベネズエラ【Venezuela】🔗🔉

ベネズエラVenezuela】 南米北部、カリブ海に面する共和国。15世紀末コロンブスが来航。1811年スペインから独立。住民は欧米系や混血が多く、言語はスペイン語。世界有数の産油国。面積91万平方キロメートル。人口2613万(2004)。首都カラカス。スペイン語音ベネスエラ。正称、ベネズエラ‐ボリバル共和国。→南アメリカ(図)

ベネチア【Venezia】🔗🔉

ベネチアVenezia⇒ヴェネツィア

ベネチアン‐ブラインド【Venetian blind】🔗🔉

ベネチアン‐ブラインドVenetian blind】 (ベネシャン‐ブラインドとも)窓の室内側に用いる可動水平ルーバー。板すだれ。

ベラム【vellum】🔗🔉

ベラムvellum】 ①子牛・子羊・子山羊などの皮を薄く剥いで鞣なめし、筆記用としたもの。本来は子牛の皮を用いた、高級羊皮紙。装本材料にも用いる。→羊皮紙。 ②1に似せて作った紙。

ベルベット【velvet】🔗🔉

ベルベットvelvet⇒ビロード

ベロア【velours】🔗🔉

ベロアvelours】 梳毛糸そもうしと紡毛糸とを交織にし毳けば立てた織物。毛足が長く光沢に富む。コートなどに用いる。

ベロキラプトル【Velociraptor ラテン】🔗🔉

ベロキラプトルVelociraptor ラテン】 小型肉食恐竜の一つ。白亜紀後期のモンゴルに生息。鳥類に似た骨格を持ち、体長約2メートル。足の人差指にある大きなかぎ爪で、植物食恐竜の腹部などを引き裂いたと想像される。

ベン‐ず【ベン図】‥ヅ🔗🔉

ベン‐ずベン図‥ヅ 〔数〕(Venn diagram)(→)「オイラーの図」に同じ。

ベンチャー‐ビジネス🔗🔉

ベンチャー‐ビジネス (和製語venture business)創造力・開発力をもとに、新製品・新技術や新しい業態などの新機軸を実施するために創設される中小企業。 ⇒ベンチャー【venture】

ベンチレーター【ventilator】🔗🔉

ベンチレーターventilator】 通風機。送風機。換気装置。 ○ベンチを温めるベンチをあたためる 野球などで、選手が試合に出場できず、ベンチに控えている。 ⇒ベンチ【bench】

ベンツ【vent】🔗🔉

ベンツvent】 ジャケット・コートなどの両脇または後ろの裾の部分に入れた切れ込み。馬乗り。

ベンド‐せいぶつ【ベンド生物】🔗🔉

ベンド‐せいぶつベンド生物】 (Vendobionta ドイツ)エディアカラ化石群の主な種類を構成する生物の総称。体は扁平で小部屋が集合したような構造をもち、摂食器・消化器・循環器などが見られない。ディキンソニアなど。

ほ‐ざ【帆座】🔗🔉

ほ‐ざ帆座】 (Vela ラテン)南天の星座。大犬座の南東方にある。4月上旬の夕刻に南中。

🄰VE🔗🔉

VE [video engineer]映像の撮影や編集に携わる技術者.

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